記事一覧:週刊ダイヤモンドの見どころ432

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記者の目

  • 編集部 永吉泰貴

    「卒業後 悪夢 留年」と検索すると同様の被害者が大勢

     先日、「2単位足りず卒業できない」夢を見ました。大学を卒業してから3年以上たちますが、度々この悪夢に襲われます。
     ネットで「卒業後 悪夢 留年」と検索すると、同様の被害者が大勢いました。中には留年で悩んだ経験がない人も。授業をサボって留年スレスレだった私に原因があるのか、留年の恐怖自体が一部の人間の本能に根付いているのか、謎は深まるばかりです。
     今号の大学特集は、大学選びに役立つ情報を提供しています。ただし、わが子が大学に合格しても、企業から内定が出ても、安心してはいけません。かつての私のように、怠惰な学生はごまんといます。どうか「大学卒業」が確定するまで、慢心せずに目を光らせていてください。

  • 編集長 山口圭介

    成長戦略なき日本だけが低賃金の袋小路

     久しぶりにのんびりした週末、痛飲しながらBNPパリバ証券の河野龍太郎氏が上梓した『成長の臨界』を通読しました。
     アベノミクス以降、都合の良い解釈で財政や金融政策を語る識者が増える中、冷徹な仮説と客観データに基づく分析は示唆に富んでいます。
     河野氏は本書で成長期待を持てない日本企業はもうかってもため込むため、賃上げが進まず、個人消費が低迷する──という悪循環が日本を長期低迷させたと喝破します。
     主要国の中で成長戦略なき日本だけが、低賃金の袋小路に迷い込んだままです。
     新型コロナも同様。主要国ではもはや終わった問題なのに、覚悟も戦略もない日本は今もコロナ禍の悪循環から抜け出せずにいます。

最新号の案内2022年8月6日・13日合併特大号

表紙

特集入試 序列 就職 激変! 大学

2020年以降、コロナ禍で大揺れしてきた大学が、ようやく平常化に向けて動きだした。しかし、およそ半年後に迫った23年の大学入試では、前回難化した大学入学共通テストの見直しや、私立大学難化の原因である私大定員厳格化の緩和など、激変が確実視され…

特集2号砲! 量子レース

「夢の計算機」を最初に使いこなすのは誰か──。将来の市場規模は110兆円超とも期待される量子産業。一番乗りを実現すれば利益の〝総取り〟も夢ではない。岸田政権は「新しい資本主義」実現に向け、量子技術を重点投資分野に選んだ。号砲が鳴った量子コン…