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2022年10月1日号
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今週の週刊ダイヤモンド2022年10月1日号[730円]

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特集 沈むゼネコン
踊る不動産
バブル崩壊前夜

ゼネコン業界は建設ラッシュが一巡し、激しい受注競争に再び突入した。そこへ急激な物価上昇が加わり、ゼネコンは沈没危機にひんしている。これに対し、金融緩和を追い風に好調だった不動産業界にも、金融引き締めによるマネーの逆回転で異変が生じている。ゼネコンと不動産業界に迫る「バブル崩壊前夜」の今を追った。

ココが見どころ

沈むゼネコンと踊る不動産に迫る“バブル崩壊前夜”

週刊ダイヤモンド10月1日号の第一特集は「沈むゼネコン 踊る不動産」です。東京オリンピックなどの建設ラッシュで絶好調だったゼネコン業界をインフレが襲い、業績を苦しめています。これに対し、金融緩和を追い風に不動産業界は好調を維持しています。このままゼネコン業界は沈み、不動産業界は踊り続けるのでしょうか。ゼネコンと不動産の業界に迫りつつある“バブル崩壊前夜”の今を追いました。

目次

特集沈むゼネコン 踊る不動産 バブル崩壊前夜

  • 《大図解》 バブル崩壊前夜のリアル 「ゼネコン・不動産に迫る四つの危機」
  •  
  • 【Part 1】沈むゼネコン赤字地獄
  • 日本一高いビル受注に王手も 清水建設社内「お通夜ムード」
  • 洋上風力「巨額赤字」のコスト負担 三菱商事と鹿島押し付け合い
  • ゼネコン工事損失、不動産は含み益増 「インフレ格差」の残酷
  • 〈Column〉倒産予備軍2万6000社! ゼネコン下請けの悲鳴
  • 〈インタビュー〉宮本洋一(日本建設業連合会会長、清水建設会長)
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  • 【Part 2】踊る! 不動産マネー
  • 買い手有力候補が外資勢から一転 4000億円ビル入札の内幕
  • 買い手の主役になり得るのは誰? 外資ファンドは銀座を攻めず
  • ダークサイドにはまる懸念も 私募REIT参入ラッシュ!
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  • 【Part 3】止まらない再開発バトル
  • 「東京ドーム再開発」受注への布石 大林組が三井不動産に急接近
  • 「君子は危うきに近寄らず」 大阪万博工事は赤字必至
  • ゼネコン、鉄道、不動産デべが集う 新宿駅再開発の意外な顔触れ
  • 竹中は関西系でも受注しているのに… 大林組が銀座に弱い理由
  • 北海道で2年連続の売上高トップ 大成建設が地方爆食い
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  • 【Part 4】ゼネコン・不動産の乱戦
  • 資材高とほぼ無縁になる調達モデル 三菱地所と竹中が7社連合
  • ゼネコンと住宅メーカーに歴然の差 大和ハウスは10年で2倍成長
  • 〈インタビュー〉清水琢三(五洋建設代表取締役社長)
  • 〈インタビュー〉岐部一誠(インフロニア・ホールディングス代表執行役社長)
  •  
  • 【Part 5】ゼネコン・不動産・住宅メーカー ランキング
  • 「インフレ影響度」ワーストランキング 「麻布3兄弟」がワースト10
  • 不動産・住宅メーカー「負け組」は ワースト1位はLeTech

News

  • 【Close Up】ついに電力小売子会社が債務超過 東京電力「次なる解体」の足音
  • 【Close Up】米インフレに鈍化見えず当面円安継続も 日本の苦境は円高反転時から
  •  
  • 【オフの役員】伊藤清香(unerry執行役員)

ウォール・ストリート・ジャーナル発

  • 世界的干ばつで水力発電ピンチ 再エネ推進に打撃

政策マーケットラボ

  • 不動産不況で日本化が始まった? 「中国リスク」の深刻度
  • 倉都康行(リサーチアンドプライシングテクノロジー代表)

データ

  • 【数字は語る】
  • 3540万人 新型コロナウイルス感染拡大や水際対策によって抑制された2021年のインバウンドの人数(神田慶司)

連載・コラム

  • 深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
  • 藤井啓祐/大人のための最先端理科
  • 井手ゆきえ/カラダご医見番
  • 牧野 洋/Key Wordで世界を読む
  • 山本洋子/新日本酒紀行
  • Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書
  • Book Reviews/オフタイムの楽しみ
  • Book Reviews/目利きのお気に入り
  • Book Reviews/ビジネス書ベストセラー
  • 後藤謙次/永田町ライヴ!
  • From Readers From Editors
  • 世界遺産を撮る

次号予告

2022年10月8日号

特集役職定年の悲哀 中高年の給料激減! 主要企業のデータ初公開! 大企業の5割導入!

特集2老後も安心! 定年後のお金入門

特集32023年新卒 就活戦線総括

※特集タイトルや内容は、変わることがあります。

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記者の目

  • 編集部 堀内 亮

    印象に残った「赤字受注の現場はすさむ」の本音

    「赤字受注の現場はすさむ」。あるゼネコン首脳が漏らした言葉が、特集を通じて最も印象に残っています。とても人ごととは思えなかったからです。
     赤字受注の現場は、少ない予算でやりくりしなければなりません。下請けに支払う金額も限られています。下請けは反発し、作業員が集まらずに現場の事務所は大荒れ。それでも工期は守らなければならず、土日もなく働き続けます。「あんな思いはもうしたくないし、させたくない」と漏らしたのは本音でしょう。
     われわれメディアも似ています。タイトな日程でも締め切りを守り、質の高いコンテンツを提供しなければなりません。今回の特集で、建設業の方々の苦しみが少し分かった気がします。

  • 副編集長 杉本りうこ

    旧知の台湾人記者が「日本の産業界の復活が間近いはず」

     旧知の台湾人記者から、荒い鼻息が聞こえそうな勢いのメッセージが届きました。「日本の産業界の復活が間近いはずだ!」。え、何事ですか?
     いわく、日本は米国の最重要同盟国としてこれから大きな役割を担わされる。特に半導体のような産業の政策では、日本は核心的な立ち位置だ。実際、設備投資はすでに高い伸びを示している。世界株安の中で日経平均株価の下げ幅が比較的小さいのも、復活の兆しを示す指標だ──。
     日本人としてはそんな兆しは感じず、思わず「有点離譜」(あり得ない)と返信。しかし経済は期待がつくるものでもあります。小さな変化を復活の証左と信じる人が国内外に増えれば、〝ワンチャン〟あるやも?

先週号の案内2022年9月17日・24日合併特大号

表紙

特集40歳50歳60歳からの 儲かる資格 今から始める副業 役立つ学び直し

季節は学びの秋──。「リスキル」にせよ、「リカレント教育(学び直し)」にせよ、「学び」は若者だけの特権ではない。人生100年時代といわれる今、40歳、50歳、60歳は人生のまだ中盤だ。学びによって自分の価値を高め、それを生かす時間は十分にあ…

特集23メガバンク 最終決戦

「健全経営」に過度にとらわれ、リスクを取ることを忘れていった上に、世界的なカネ余りなどによって借り入れ需要も低下。銀行の国内大企業営業部隊は〝凋落〟して久しい。足元では非金融業者にビジネス領域を侵されつつあり銀行自体の存在意義まで揺らぐが、…