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10月7日・14日合併特大号
[880円]

今週の週刊ダイヤモンド2023年10月7日・14日合併特大号[880円]

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特集 次の解散はどの教団か? 
巨大宗教「連鎖没落」 
創価学会 神社 旧統一教会 

宗教界に炎上の火種が投下されようとしている。政府が検討に入った、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令請求である。裁判所に認められれば、宗教法人が初めて民法の不法行為のみで法人格をはく奪されることになる。ダイヤモンド編集部は信者数の多さや社会的認知度の高さなどを総合的に判断し、「主要10教団」を選定。解散命令の影響や没落の危機にひんする巨大宗教の今を追った。

ココが見どころ

創価学会、神社、旧統一教会…連鎖没落の危機にひんする「巨大宗教」の今

『週刊ダイヤモンド』10月7日・14日合併号の第1特集は『創価学会・神社・旧統一教会 巨大宗教「連鎖没落」』です。金銭トラブルが問題化した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡り、政府が10月中旬にも解散命令請求を行う検討に入りました。宗教界で今、何が起きているのか。ダイヤモンド編集部が選定した「主要10教団」の今を追いました。

目次

特集次の解散はどの教団か? 巨大宗教「連鎖没落」 創価学会 神社 旧統一教会

  • 【Prologue】旧統一教会へ解散命令秒読み 政治・経済・布教の「逆回転」が始まる!
  • 〈インタビュー〉鈴木エイト(ジャーナリスト)
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  • 【Part 1】常勝の終焉
  • 独自試算! 公明比例票が600万割れの現実味 創価「常勝関西」が風前の灯
  • 創価学会がSNS投稿者を提訴 批判分子”狙い撃ち”の最新手口
  • 親が教団大幹部だった2世激白! 「宗教と政治」のリアル
  • 〈インタビュー〉正木伸城(文筆家)
  • 〈インタビュー〉宏洋(映画監督、俳優)
  • 神社本庁 安倍氏喪失で名実共に政治力衰退か 神政連会長親戚が巨額横領
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  • 【Part 2】巨大経済圏の瓦解
  • 不動産拡大も関連企業は苦戦 赤字続発! 創価マネーに死角
  • 〈Column〉旧統一教会への解散命令で宗教の「地下化」が始まる!
  • 明治神宮外苑再開発と東京五輪を巡る神社&政官財の深い関係 神社界と政官財の組織・人脈図
  • 米大物アクティビストも登場! 軍神祭る神社にマネー乱流
  • ワールドメイト 〈インタビュー〉深見東州(本名・半田晴久/ワールドメイト 代表)
  • 立正佼成会 核家族化と共働き増加で信者激減!? アンチ創価の雄に試練の逆風
  • 生長の家 極右から自然志向のリベラルへ 親子3代「思想転向」の激変
  • 天理教 寄付金急減で「宗教文化都市」に暗雲 天理教”信者半減”の苦境
  • パーフェクト リバティー(PL)教団 名門野球部より深刻な教団運営 教主不在で新宗連は「休止」
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  • 【Part 3】布教の限界
  • 真如苑 若年層の女性信者をとりこにする 「接心」の中身を大解剖
  • 〈Column〉創価大のライバルは早稲田? ”創慶戦”実現を目指すわけ
  • 学会活動よりも就職活動を優先? 「普通化」する創大生の未来
  • 〈Column〉学会2世の婚活事情は? (秘)マッチングアプリ潜入
  • 対談 福島原発処理水の海洋放出の陰でトンデモ説を布教する伝統宗教の”大罪” 開沼 博(東京大学大学院准教授)×林 智裕(ジャーナリスト)
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  • 【Epilogue】学生狙う新たな勧誘手口も 巨大宗教は没落でもカルトは不滅!?

特集2「早期化」「売り手市場」が鮮明に 2024年 新卒就活戦線 総括

News

  • 【Close Up】景気堅調で米高金利長期化観測 円高反転は早くとも23年末か
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  • 【Close Up】NTT法は自民党vs総務省の攻防激化 競合は「ドコモ・東西統合」に警戒

ウォール・ストリート・ジャーナル発

  • 米経済のソフトランディング、阻むものとは
  • FRBの金利見通し、真に受けるな

政策マーケットラボ

  • 中国の「日本化」避けられない 習近平体制の大きなジレンマ
  • 野木森 稔(日本総合研究所主任研究員)
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  • インフレがもたらしかけた日本株と景気の”自律性”
  • 田中泰輔(楽天証券グローバルマクロ・アドバイザー、TTR代表)

データ

  • 【数字は語る】
  • 6兆円 2022年度下期における修正経常収支(定義2)の赤字幅(小黒一正)

ダイヤモンド・オンライン発

  • 「健康寿命は思ったより短い」と焦る人に考えてほしい”定年退職”の後のこと

連載・コラム

  • 牧野 洋/Key Wordで世界を読む
  • 藤井啓祐/大人のための最先端理科
  • 佐藤 優/次世代リーダーの教養
  • 山本洋子/新日本酒紀行
  • 井手ゆきえ/カラダご医見番
  • 深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
  • Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書
  • Book Reviews/オフタイムの楽しみ
  • Book Reviews/目利きのお気に入り
  • Book Reviews/ビジネス書ベストセラー
  • 後藤謙次/永田町ライヴ!
  • From Readers From Editors
  • 世界遺産を撮る

次号予告

2023年10月21日号

特集中学生からの地政学 受験・ビジネス・投資に役立つ!

特集2半導体の地政学

※特集タイトルや内容は、変わることがあります。

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記者の目

  • 編集部 本誌取材班

    「癒しフェア」で目にしたのは宗教か、単なるぼったくり商売か

     去年、東京ビッグサイトで「癒しフェア」に潜入。妖精を〝降ろせる〟セラピストのセミナーに参加しました。講師いわく、「妖精は見えると思う人には見える」とのこと。幸せを開花させるには、また別の有料イベントに行く必要があるそうです。
     他にも、会場では「マイナスイオンが出て空気がきれいになる」聖母マリア像キャンドルや運気が上がる石など、霊験あらたかなグッズがたくさん売られていました。
     これらの出展者が宗教団体とは無関係だったとしても、手法はカルトの手口と大差ありません。何だか、宗教と悪徳商売の違いが分からなくなりました。この苦悩から脱却するには、私もどこかに入信するしかないのかもしれません。

  • 副編集長 千本木啓文

    実家の庭仕事で大けがの一歩手前“週末にわか作業者”の憂鬱

     電動の生け垣バリカンで、誤ってももを切ってしまいました。作業ズボンはすっぱり切れていたので肝を冷やしましたが、幸いかすり傷で済みました。田舎の実家の庭で、生け垣や雑草と格闘していた最中の出来事です。
     近年、電動の生け垣バリカンや草刈機、ノコギリがバッテリーで動くようになって手軽になり、私のような〝週末にわか作業者〟が使うケースが増えているようです。消費者庁によれば、草刈機で手指を切断するなどの事故が2015~19年度の5年間に計88件あったそうです。
     地方の売れない古家を〝負動産〟などと呼びますが、それを管理する庭仕事で大けがをしては本当に割に合いません。次回から細心の注意を払おうと思います。

先週号の案内2023年9月30日号

表紙

特集10月から本番! 大混乱がはじまる インボイス&改正電帳法 最新対策マニュアル

2023年10月1日か本格的にスタートするインボイス制度。消費税の新ルールに伴い、普段の請求書や領収書の様式が大きく変わることになるため、フリーランスなどの免税事業者だけでなく、大企業から中小企業の会社員に至るまで多大な影響を及ぼすことにな…

特集2中央銀行vsインフレ  ”新常態”時代の闘い

インフレ退治の最終局面を迎えても、欧米の中央銀行は金融引き締めの手を緩めない。一方、2%目標を超えるインフレが続いても金融緩和を継続する日本銀行。新型コロナウイルスの感染拡大がもたらした〝新常態"において、中央銀行はインフレに勝利できるのか…