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2024年6月1日号
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今週の週刊ダイヤモンド2024年6月1日号[900円]

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特集 大再編 キャリア新序列 薬学部淘汰 薬局・薬剤師 勢力激変

何年にもわたって薬局は、淘汰・再編が叫ばれてきた。安定した利益を得られる調剤ビジネスを拡大しようと薬局が乱立し、コンビニエンスストアを上回る6万店にまで膨れ上がった。出店余地がなくなってくると、買収合戦がヒートアップした。そして今、局面は変わった。医療財政が危機的な状況になる中、調剤報酬にメスが入り、買いまくった側の薬局・ドラッグストアが息切れを起こした。彼らが身売りする側に回り、買い手のメンツは様変わりする。勢力が激変するのは薬局だけではない。32万人に及ぶ薬剤師のキャリアにおいて従来の序列が崩れる。激増した薬学部では負け組の撤退が始まった。経営、キャリアのどちらとも、時代とともに変化できる者だけが生き残る。

ココが見どころ

薬局・ドラッグストア業界地図【超・大図解】を大公開!総合商社、ファンド、さらに保険会社も参戦!?

『週刊ダイヤモンド』6月1日号の第1特集は「薬局・薬剤師 勢力激変」です。薬局・ドラッグストア大再編の「最終章」、薬剤師キャリアの序列異変、薬学部大淘汰に迫ります。

目次

24年6月1日号

  • 【特集】

  • 大再編 キャリア新序列 薬学部淘汰
  • 薬局・薬剤師
  • 勢力激変

  • 「Prologue」ウエルシア&ツルハ連合に続くのは? 再編「最終章」に突入!

  • 「Part 1」薬局再編「最終章」

  • 調剤最大手アインを買収する5候補 買い手はセブンかイオンか?
  • アマゾンが襲来するオンライン市場 通信大手が経済圏バトル
  • 調剤2強に"のっぴきならない"事情 日本調剤も身売り側に回り得る
  • 5位日本調剤、2位サツドラ、1位は? 「身売り危険度」ランキング
  • アクティビストの標的になるのは? 「狙われる」薬局ランキング
  • 大阪の特区で今夏にスタート 「外部委託」は中小を潰すのか
  • (Column)なじみのブランド薬が「全額自己負担」になる日

  • 「Part 2」薬剤師キャリアの新序列

  • 調剤の時給2000円切り時代到来? 薬剤師序列に異変あり
  • 調剤薬局経営者座談会 報酬改定に踊らされる薬局は生き残れない

  • 「Part 3」渦中の人事の裏側

  • 紅麹サプリ事件で揺れる消費者庁に 薬系技官の最高位ポスト新設
  • (Column)「サプリは食品だからクスリよりも安全」の嘘
  • 小林製薬がガバナンスと経営責任検証 同族企業で不祥事ラッシュ
  • 武田薬品の次期社長レースに新顔 新・女性幹部は候補か右腕か

  • 「Part 4」薬学部大淘汰

  • 新・薬学部淘汰危険度ランキング ワースト1は千葉科学大学

  • 【特集2】

  • エネルギー動乱

  • 【News】

  • (Close Up)農中が7800億円の赤字見通し 1.2兆円の増資要請の難路
  • (Close Up)上場4社唯一の営業赤字で「独り負け」 清水建設の新中計が超弱気な理由

  • 「ウォール・ストリート・ジャーナル発」

  • 米インフレ鈍化、投資家とFRBは一安心
  • 【社説】バイデン氏が仕掛けるグリーン貿易戦争

  • 「政策マーケットラボ」

  • 日欧のアップル、グーグル規制 バイデン政権が「放置」する理由
  • 安井明彦●みずほリサーチ&テクノロジーズ調査部長
  • 景気への不安の中、設備投資主導の回復が期待されるワケ
  • 鹿野達史●三菱UFJモルガン・スタンレー証券 シニアエコノミスト

  • 「Data」

  • (数字は語る)
  • 3万8915.87円 バブル絶頂期の日経平均株価(終値ベース)●小林俊介

  • 「ダイヤモンド・オンライン発」

  • セブンの「本格カフェラテ」とスタバの「コーヒー牛乳」どちらを買うのが正解なのか?

  • 「連載・コラム」

  • 牧野 洋/Key Wordで世界を読む
  • 菅 義偉/官邸の決断
  • 池上彰と増田ユリヤの世界最前線
  • 加藤文元/大人のための最先端理科
  • 井手ゆきえ/カラダご医見番
  • 深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
  • Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書
  • Book Reviews/オフタイムの楽しみ
  • Book Reviews/目利きのお気に入り
  • Book Reviews/ビジネス書ベストセラー
  • 山本洋子/新日本酒紀行
  • 後藤謙次/永田町ライヴ!
  • From Readers From Editors
  • 世界遺産を撮る

  • This is.(キューピーコーワ)

次号予告

6/8・15合併号

特集賃上げの噓! 本当の給料と出世

※特集タイトルや内容は、変わることがあります。

定期購読のご案内

記者の目

  • 編集部 野村聖子

    6年制移行で医師と同等になるはずが結果は薬学部の「Fラン化」

     本誌が2021年に史上初めて世に送り出した「薬学部淘汰危険度ランキング」。今回は初めて財務指標を加味した形にリニューアルしました。
     薬剤師はもともと医師・歯科医師と並んで「三師」と呼ばれ、医療業界の中でも上位に位置する資格です。06年に薬学部が6年制に移行したのも、本来は現場で医師と肩を並べるための施策でした。
     ところが20年近くが経過した今、当初の志とは裏腹に、薬学部は半ば「Fラン大学」の代名詞になりつつあり、医師と同等など到底望むべくもない体たらくです。町おこし目的で薬学部を誘致した自治体にとってすら今やお荷物と化している現状、薬学部6年制が何かプラスに働いた要素はあるのでしょうか。

  • 編集部 片田江康男

    記者1年目に経験を積ませてくれたドラッグストア業界

     記者になった2006年、初めて担当したのが小売り専門店の業界。人生初のインタビューは、当時マツモトキヨシ社長で、現在はマツキヨココカラ&カンパニー会長の松本南海雄氏でした。大量出店を続けるアグレッシブな姿勢とは正反対の穏やかな口調や、応接室のソファの感触など、その日のことは今でも鮮明に覚えています。
     書いた記事に対する初めての意見(お𠮟り)も、大手ドラッグストアの社長からでした。「教えてやるから会社に来い」と言われてビクビクしながら訪問すると、入り口で「よく来たね」と満面の笑みで迎えてくださいました。
     私にとって〝初めて〟が詰まったドラッグストア業界。その動向を注目せずにはいられません。

先週号の案内2024年5月25日号

表紙

特集億万長者 カネを生む知恵

日本国民の実質賃金がマイナスとなる中、純金融資産1億円以上の富裕層は約150万世帯に達するとされ、拡大を続けている。歴史的な円安や金利上昇局面において、彼らは資産をいかに生み出し、守っているのか。億万長者のお金事情に迫る。

特集2石油ムラ 大異変

2代続けてのセクハラでENEOSホールディングスは、旧日本石油出身者から旧東燃出身者へトップが代わった。出光興産のトップ人事では非主流派の起用も取り沙汰される。コスモエネルギーホールディングスは、異例の資本提携に踏み切った。石油元売り業界は…