最新号

最新号表紙

2022年5月28日号
[750円]

今週の週刊ダイヤモンド2022年5月28日号[750円]

最新号表紙

特集 儲かる農業2022

肥料などの価格高騰により、農家の大離農時代がやって来た。だが、ピンチをチャンスに変える"経営力" がある農業法人は売上高100億円以上を視野に"豪農化" を進めている。他方、農協職員877人が「JA共済の闇」を告発してくれた。本業の農業振興そっちのけで不適切な保険販売を行う"堕ちた農協" の実態を明らかにする。

ココが見どころ

農協が赤字転落!危機尻目にJA共済での「自爆営業」「不適切販売」職員877人が告発

『週刊ダイヤモンド』5月28日号の第1特集は「儲かる農業2022」です。肥料などの価格高騰により、農家の大離農時代がやってきました。ピンチをチャンスに変える経営力ある農業法人は売上高100億円超を視野に“豪農化”を進めています。他方、農協は本業の農業振興をおざなりにしたまま衰退の道を突き進んでいます。ダイヤモンド編集部の独自試算で118農協が赤字に転落することが分かりました。本特集では、多くの農協が不適切な保険販売を行っていることも明らかにします。

目次

特集儲かる農業2022

  • 【Part 1】大離農時代後
  • 畜産インテグレーター構築で鮮明になった 三菱商事とJA全農との格差
  • 肥料高騰で農家「赤字転落」の衝撃 ”豪農”企業による買収加速 ネックは農地の所有規制
  •  
  • 【Part 2】群がるアグリビジネス企業
  • 農業版プラットフォーマーを格付け 三菱商事、NTTがJA包囲網
  • パナソニック、トヨタ、NTTも参戦 沸き立つ「畜産DX」の巨大市場
  • 使える農業ツール総選挙 ポテト収穫量1.6倍の成功例が起爆剤 ソフトバンクが「農業DX」に参戦
  •  
  • 【Part 3】突き抜けた豪農たち
  • 農家投票と財務データの評価共に首位 野菜くらぶ代表が語る経営危機からの復活劇
  • 《豪農の秘訣》 アイリス、セブンのDNAを”農”で再現 日本最大級レタス工場で経常10%へ
  • 《豪農の秘訣》 高騰する飼料生産に大胆転換 歌手出身”門外漢”の柔軟性に強み
  • 《豪農の秘訣》 建設・葬祭業の異業種ノウハウ活用 新規参入で500ヘクタール視野
  • 《豪農の秘訣》 自給飼料が高騰下の頼れる武器 北海道の常識覆す名門酪農家
  • 中小キラリ1位は三井不出身36歳の”新星” 有機農業で、ファンドから15億円を調達した剛腕
  • 《豪農の秘訣》 IT駆使して熟練技コピーに成功 ソフトバンク元SEの一足飛び経営
  • 《豪農の秘訣》 大口顧客と「1年後の出荷量」共有 3代目が挑む「再現性の高い」農業
  • 「食べチョク」強し! 産直アプリの序列が大逆転 儲かる・儲からない農産物の販路ランキング
  •  
  • 【Part 4】農協の大淘汰
  • 首位石川かほくの農家支持率は100% 格差鮮明! 支持率ランキング
  • 第二のかんぽ生命!? 不正の手口が酷似 職員877人が告発「JA共済の闇」
  • 共済”不適切販売”の実態を職員が暴露 人材使い捨ての「絶望職場」
  • 食料危機を目の前に”人材枯渇”の悲劇 次期農水省次官は保守本流に先祖返り
  •  
  • 【Part 5】全国510農協 JA赤字危険度ランキング
  • 新試算では共済事業”大撃沈”で順位激変! 118農協が赤字転落の衝撃

特集2日本の食卓が危ない 食料争奪戦

News

  • 【Close Up】洋上風力コンペで「価格破壊」の内幕 三菱商事”秘策”の全貌を解明!
  • 【Close Up】日産車体に「天下り禁止」の株主提案 東証も親子上場の実態把握へ

ウォール・ストリート・ジャーナル発

  • 商品ETFに資金殺到、インフレ・ウクライナ戦争で
  • ディズニー、決算では見えないドラマ
  • インド半導体大国の野望、険しい道のり

政策マーケットラボ

  • 日本銀行が利上げしても円安を止められない理由
  • 野地 慎(SMBC日興証券チーフ為替・外債ストラテジスト)
  •  
  • 「130円」突破のドル円相場、日米円買い協調介入はあるか
  • 山本雅文(みずほ証券チーフ為替ストラテジスト)

データ

  • 【数字は語る】
  • 1.1%ポイント 2022年度に見込まれる日本の消費者物価指数の上昇率のうち、資源高による押し上げ分(神田慶司)

連載・コラム

  • 長谷川眞理子/大人のための最先端理科
  • 井手ゆきえ/カラダご医見番
  • 深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
  • 牧野 洋/Key Wordで世界を読む
  • 山本洋子/新日本酒紀行
  • Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書
  • Book Reviews/オフタイムの楽しみ
  • Book Reviews/目利きのお気に入り
  • Book Reviews/ビジネス書ベストセラー
  • 後藤謙次/永田町ライヴ!
  • From Readers From Editors
  • 世界遺産を撮る

次号予告

2022年6月4日号

特集マンション管理 国の格付け新制度で「資産価値」が変動

特集2東レの背信

※特集タイトルや内容は、変わることがあります。

定期購読のご案内

記者の目

  • 編集部 千本木啓文

    組織で生きていくために〝自己暗示〟をかける農協職員

     農協職員は組織で生きていくためにさまざまな〝自己暗示〟をかけます。
     ノルマをこなすため本来不要な保険を自分に掛ける自爆の費用は農協で働くのに不可欠な年会費だと思い込みます。そうやって自爆に対する違和感を中和するのです。罪悪感を紛らわそうとして笑いに変えるパターンもあります。視力の低下で本を読めなくなった高齢者に機関誌を定期購読させた職員はそれをネタに同僚と自虐的に笑うそうです。
     ナチスの収容所でユダヤ人たちが生きるためにユーモアを大事にしたことを思い出しましたが、農協職員と被収容者とでは全く違います。今回、暗示の欺瞞性に耐えかねた職員が実態を告発してくれました。組織を変えるチャンスはまだあるようです。

  • 副編集長 鈴木崇久

    妻の会社のトマトも「儲かる農業」の仲間入りしてほしい

     妻が、仕事でトマト作りの事業をサポートしています。勤務先は農業と縁遠かったのですが、新規ビジネスの一つとして数年前に立ち上がったそうです。
     作っているのは糖度が高いフルーツトマト。今まで私は食べたことがなく、「本当に甘いんだ!」と驚きました。娘は喜んで食べていますが、普通のトマトが食べられなくなるのではないかと心配です。
     農業の現場は先進的で、栽培施設は無理なく作業ができるように高床式。水やりもITで管理しているそうです。
     数々の苦労を乗り越えたのだと思いますが、数年でこれほどおいしいトマトが作れるなんて!妻の会社のトマトも「儲かる農業」の仲間入りができることを願っています。

先週号の案内2022年5月21日号

表紙

特集ニッポンの「国力」低下危機 円安の善と悪

急激な円安が日本経済を激しく揺さぶっている。円が急落した背景には、日本と米国の金利差拡大や資源高による経常収支の悪化という構造的な要因がある。これまで円安は日本経済への恩恵が大きいとされてきたが、足元では「悪い円安」が強く意識されている。円…

特集2丸井 レッドカード

丸井グループ(G)のカード「エポスカード」。この発明対価を巡り、「育ての親」の元役員が古巣に対して訴えを起こし、 "レッドカード"を突き付けた。異例の法廷闘争の裏には、丸井Gの特異なビジネスモデルや創業家支配といった構造的な問題も横たわる。…