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2021年10月2日号
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今週の週刊ダイヤモンド2021年10月2日号[730円]

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特集 日立財閥
最強グループの真贋

リーマンショック後の巨額赤字転落からV字回復を果たした日立製作所は、220兆円規模の経済圏を有する日本最大級の企業グループだ。近年、子会社865社を巻き込んでグループの事業ポートフォリオを大胆に転換、1兆円の営業利益の達成を視野に入れている。かつて「総合電機」を名乗っていたパナソニックや東芝に比べて、頭一つ抜けた存在になった。

だが、本当の正念場はこれからだ。1兆円規模のM&A(合併・買収)を繰り返したことで巨額減損リスクを抱えている上、中核に据えたデジタル事業でつまずけば、グループの全体戦略が立ち行かなくなってしまう。6月末に、デジタル事業の切り札である「ルマーダ」を立ち上げた小島啓二氏が新社長に就任。新体制の下で、グループ総出の“デジタルシフト”に挑む。脱製造業化を加速させる日立グループの真価に迫る。

ココが見どころ

日立「脱製造業」改革の真贋、新社長の“初仕事”は日立ハイテク操縦術

『週刊ダイヤモンド』10月2日号の第1特集は「日立財閥 最強グループの真贋」です。東芝、三菱電機、パナソニックなど日系電機メーカーが凋落する中、唯一気を吐いているのが日立製作所だ。デジタル化を軸にした同社の改革は本物だったのか、本当に世界で勝てる実力が付いたのか――。脱製造業のモデル、日立の真贋に迫ります。

目次

特集日立財閥 最強グループの真贋

  • 【Part 1】「脱・製造業」の先駆者
  • 新社長がもくろむ「グループ再編」最終形 事業構造改革の次なる一手
  • 本体に吸収した“虎の子”日立ハイテクで 商社部門を大幅リストラへ
  • 《クチコミ》日立化成、建機、金属… 売り飛ばされる子会社社員の悲痛な叫び…
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  • 【Part 2】レガシー断絶
  • DXで先行する独シーメンスを追撃 日立の一発逆転戦略とは
  • 〈インタビュー〉德永俊昭(日立製作所執行役副社長)
  • 日立・東芝が海外企業に勝てないのは 東電・JRの自前主義が元凶
  • AI人材4000万、外国人4.6億円 「年収格差」拡大人事の裏側
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  • 【Part 3】日立財閥の真贋
  • 七大企業グループの経済圏 日立がトヨタより重要な国内製造業「最後のとりで」
  • 早くも“次の社長”レースが勃発! 「日本人vs外国人」の手柄争い
  • 〈インタビュー〉東原敏昭(日立製作所 代表執行役 執行役会長兼CEO兼取締役)
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  • 【Part 4】総合電機6社の明暗
  • 日立vsパナソニックで勝算があるのは? IT企業巨額買収の大博打
  • 〈インタビュー〉堀田邦彦(シーメンス日本法人代表取締役社長兼CEO)
  • 電機6社「年収1億円以上」役員ランキング 上位のソニー、占拠率の日立
  • 日立・ソニーvs敗者4社の明暗くっきり 電機6社の「社長の通信簿」

特集2コロナで進んだオンライン就活 2022年新卒就活戦線総括

News

  • 【Close Up】SBIに対する買収防衛策を導入 新生銀、独立経営への正念場
  • 【Close Up】厳格体制の現場でも感染を止められず 中外製薬の施設工事でコロナ問題
  • 【Close Up】関電、九電を窮地に陥れる 自民党総裁選「最恐」シナリオ
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  • 【オフの役員】木南陽介(レノバ代表取締役社長CEO)

ウォール・ストリート・ジャーナル発

  • 中国恒大危機、当局締め付けで「宴」終了
  • 中国の富裕層締め付け、香港の不動産王も逃れられず

政策マーケットラボ

  • 自民党新総裁が反対されても取り組むべき四つの重要政策
  • 八代尚宏(昭和女子大学副学長・現代ビジネス研究所長)
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  • アフガニスタン、ミャンマー…地政学リスク増大下の投資戦略
  • 藤田 勉(一橋大学大学院経営管理研究科特任教授)

データ

  • 【数字は語る】2.06% 米国の長期の予想インフレ率(公表開始〈1999年3月末〉から今年6月末までのCIEの平均値) 須田美矢子

ダイヤモンド・オンライン発

  • この冬こそコロナ・インフル「恐怖の同時流行」を警戒すべき5つの理由

連載・コラム

  • 井手ゆきえ/カラダご医見番
  • 深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
  • 山本洋子/新日本酒紀行
  • 渡部潤一/大人のための最先端理科
  • Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書
  • Book Reviews/オフタイムの楽しみ
  • Book Reviews/目利きのお気に入り
  • Book Reviews/ビジネス書ベストセラー
  • 牧野 洋/Key Wordで世界を読む
  • 校條 浩/シリコンバレーの流儀
  • 後藤謙次/永田町ライヴ!
  • From Readers From Editors
  • 世界遺産を撮る

次号予告

2021年10月9日号

特集医学部&医者 2021

特集2スーツ 消滅と混沌

※特集タイトルや内容は、変わることがあります。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集部 千本木啓文

    負の衝撃ではなく読者が増えるうれしいサプライズが欲しい

     日立製作所の改革が成功したのは2008年度の巨額赤字という「ショック」と、デジタル技術で社会を変革するという「ビジョン」があったからです。ショックの記憶が薄れ、ビジョンの提唱者だった中西宏明氏が亡くなった今、改革をいかに続けていくかが課題といえます。
     ところで、「続ける」といえば、ダイヤモンドオンラインで半年にわたり配信する連載『農協の大悪党 野中広務を倒した男』がこれから佳境に入るのですが、この記事を書き続けるのは正直、息が切れます。何を書くかというビジョンは明確なのですがショックが足りない。できれば、ある日訴状が届くような負の衝撃ではなく、読者が増えるといううれしいサプライズが欲しいのですが……。

  • 編集委員 名古屋和希

    9月に編集部に加入、アラフォーながら1年前は学生の立場

     9月に編集部に加入しました。新聞記者を10年超経験しましたが、雑誌は初めてとなります。実は、わずか1年前はアラフォーながら立場は学生でした。前職を退いた後に渡英し、政治とメディアについて学んでいました。
     ある程度キャリアを積んでからの留学は、日本ではそう多くないかもしれません。ただ、現地では社会人経験のある外国人学生が目立ちました。次のキャリアを見据え、柔軟に動くことは彼らにとって当然のことのようです。
     最近、ある経営者の「45歳定年」発言が波紋を呼びました。真意はさておき、日本型雇用が揺らいでいるのは確かです。社会でキャリアの見直しや学び直しという考え方がもっと議論されてもいいのではないでしょうか。

先週号の案内2021年9月25日号

表紙

特集大手・個別・家庭教師・アプリ 我が子にピッタリ!がわかる 塾・予備校

小中高の各学校で新学期が始まった。実は、9〜10月は塾選びの絶好のタイミング。なぜなら高2の2学期は進路や志望大学を具体的に考える時期。難関大志望なら今から受験勉強を本格的に始める必要がある。また、中学受験塾の多くは、来年2月からの新年度の…

特集2悪質? 使えない? FP(ファイナンシャルプランナー)&税理士の見分け方!

われわれがお金について考えたいとき相談相手として挙げられる税理士とFP(ファイナンシャルプランナー)。どちらもお金の専門家だが、本来、専門分野はかなり違う。有資格者の数も多く、玉石混交なのが実態だ。現役で活躍する税理士、FPそれぞれのリアル…