記事一覧:週刊ダイヤモンドの見どころ528件
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週刊ダイヤモンドの見どころ
あなたの預金が危ない! 資産を減らさない「守り」の運用術
2013年11月23日号じわじわと物価が上昇し始め、来年4月の消費増税も決まった。デフレ時代には、預金は持っているだけで実質価値が増えた。今後インフレが進むとすれば、預金は逆に目減りするリスク資産となる。だからといって、いきなり預金を投資に振り向けるのも、元本が減ってしまいそうで怖い。そんな読者のために、資産を減らさないことに重点を置いた、下ブレしにくい「守り」の資産運用術を伝授する。
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独占公開! サムスンが呑み込んだ日本の技術
2013年11月16日号徹底した「二番手商法」によって、日本メーカーのみならず米アップルまでもしのぐ存在にまで成長した韓国サムスン。しかし、その栄華の裏では、負う立場から追われる立場に変わったことで、次なる一手に悩んでもいる。知られざるサムスンの「真の姿」と、直面する課題をあぶり出した。
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団塊経営者の大量引退が始まった! 世代交代への備えは万全か?
2013年11月9日号昨年の12月、PR業会大手、プラップジャパンの創業者で、日本のPR業界の礎を築いた矢島尚会長が69歳の若さで急逝した。危機管理や不祥事対策に造詣が深かった名物創業者の突然の死が、皮肉にも同社に混乱を招いている。今年7月下旬、同社と資本提携する英大手広告代理店のWPPグループが、杉田敏社長ら役員2人の解任を求める株主提案をしたことで、同社のガバナンス(企業統治の仕組み)にひずみが生じていることが露見したのだ。
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すべての悲劇はここから始まった みずほ銀行の歯車を狂わせた 統合前の首脳9人総退陣劇
2013年11月2日号みずほでかつて、首脳9人総退陣という“政変”があった。みずほホールディングス(HD)にぶら下がっていた日本興業銀行、富士銀行、第一勧業銀行の旧3行が統合する直前の2001年11月末のことだ。この人事こそが、みずほという巨大銀行の歯車を狂わせ、今日に至る混乱の歴史の幕を開けたといっても過言ではない。さらにいえば、今、国民的な関心事となっているみずほ銀行による暴力団への融資問題の遠因になったともいえる。今、その内幕を初めて明かす──。
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医療格差時代に広がる病院格差 あなたの街の頼れる病院はここだ!
2013年10月26日号「やっぱり胃がんでした」。青森県在住の町田一郎さん(50歳、仮名)は医師の言葉に耳を疑った。1年前、勤務先の健康診断で「胃に影のようなものがある」と言われ、県内の病院で胃内部の組織を採取して病理組織検査を行った。その結果、「悪性(がん)ではない」と診断され、安堵した。ところが最近、胃にむかつきや違和感を覚えるようになり、念のためにと再び検査を受けてみた。その判定が「黒」だったのである。わずか1年で診断結果がひっくり返ったことに町田さんは納得がいかなかった。医療業界で働く友人から「病理診断を担当した病理医から説明を受けてはどうか」とアドバイスを受けた。病院で病理医との面会を頼んだところ、主治医は困惑した表情を浮かべて少し沈黙した。そして「うちの病院に病理医はいません」と明かした。
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国の借金が1000兆円でも 国債が暴落しなかった本当のわけ
2013年10月19日号2012年の立春のころ、中央官庁がひしめく東京・霞が関に、三菱東京UFJ銀行で国債運用責任者を務める鈴木人司・市場部門長(当時。現副頭取)の姿があった。その少し前のこと。日本の国債市場では、とある“事件”が起きていた。2月2日、「朝日新聞」朝刊1面に「日本国債の急落を想定、三菱UFJ銀が危機対策」という衝撃的な文字が躍ったのだ。その内容は、「三菱UFJが、国債急落のシミュレーションを内々に行っている」というもの。三菱UFJといえば、国債発行残高の約4割を保有する国内銀行の中でも、ゆうちょ銀行を除いて最大の42兆円を抱える、いわば国債市場の“巨人”だ。市場における売買量でいえば「最大の投資家」(国債トレーダー)である。
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就職戦線に異変ありで 選ばれる大学に地殻変動 就職に強い大学はここだ!
2013年10月12日号大学卒業後、どういった企業に進むことができるのか。今や、大学を受験する段階でほぼ決定づけられているといっても過言ではない。そこで、大学の就職の現状について見ててみることにしよう。製造業で、東京証券取引所1部に上場している大手企業の人事担当者は、昨年来、ある悩みを抱えていた。「もっと採用しなければならないのに、接触さえできない……」この担当者は、全国の大学に出張しては学生対象のセミナーを開くなどしているが、なかなかお目当ての学生に巡り合えないと嘆く。狙っている学生とは、理系の女子学生、通称「理系女(リケジョ)」。普段は、実験室や研究室にこもりっ放し、就職も大学の推薦枠で決めてしまうから、採用にこぎ着けられずにいるという。
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スマホの“限界”が見えてきた ウェアラブル時代の幕開け
2013年10月5日号「下を向いて、のっぺりとしたガラスの画面をこすって歩く姿が、はたして最終形なのだろうか?」グーグルの共同創業者で技術部門担当社長を務めるセルゲイ・ブリン氏は、今年2月に開かれたプレゼンテーションイベント「TED2013」の壇上で、自分のスマートフォン(スマホ)の画面をのぞき込みながらこう話した。「この姿勢が『グーグルグラス』のプロジェクトを始める理由の一つとなった」グーグルグラスというのは、グーグルが開発を進めているメガネ型の情報機器。実際に目で見ている風景にコンピュータ情報を重ね合わせる「拡張現実(AR)」と呼ばれる技術を活用して、ウェブ検索やカメラ撮影、通話やチャットといったスマホでできる機能を、完全ハンズフリーで操作できる。