記事一覧:後藤謙次 永田町ライヴ!310

  • いよいよ始まるTPP承認審議試される与野党幹事長の力量

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    いよいよ始まるTPP承認審議 試される与野党幹事長の力量

    2016年10月15日号  

    東京都知事の小池百合子が次々と投げ込む“爆弾”がさく裂する「小池劇場」。そして東京工業大学栄誉教授、大隅良典のノーベル生理学・医学賞の受賞。その陰に隠れて存在感を失ったかに見える臨時国会。いつの間にか第2次補正予算案が衆院を通過し、予算成立が事実上確定した。いよいよ主役である環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案件と関連法案の審議が始まる。

  • 永田町で囁かれる1月解散説と総裁任期延長問題を結ぶ点と線

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    永田町で囁かれる1月解散説と 総裁任期延長問題を結ぶ点と線

    2016年10月08日号  

    「理屈は後から貨車で来る」──。永田町でしばしば使われる“政界用語”の一つ。政界には絶えず政治家や政党の思惑が渦巻く。根拠のない話にも屁理屈も含めて出所不明、真偽不明のさまざまな理由付けが行われ、やがて現実のものになることがある。

  • 北方領土が安倍外交の総仕上げ問題の核心は国内の取りまとめ

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    北方領土が安倍外交の総仕上げ 問題の核心は国内の取りまとめ

    2016年10月01日号  

    首相の安倍晋三が自民党総裁に返り咲きを果たしてから満4年を迎えた。政権復帰を果たしてから今年7月の参院選まで衆参2回ずつ計4回の国政選挙を戦った。戦績は4戦全勝。9月15日夜、ホテルオークラで行った講演で安倍は胸を張った。

  • 終わらない小池百合子劇場の裏で二階幹事長が老獪な「標的外し」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    終わらない小池百合子劇場の裏で 二階幹事長が老獪な「標的外し」

    2016年09月24日号  

    月31日の東京都知事選から始まった「小池百合子劇場」が終わらない。それどころか小池の「独り舞台」はさらに勢いを増す。新聞は連日1面で報じ、テレビのニュース番組で小池の映像を目にしない日がない。その大きなきっかけになったのが、築地市場の移転先である豊洲新市場で土壌汚染対策のために行われるはずだった「盛り土」がされておらず、新市場の主要施設の地下が大きな空洞になっていたのが発覚したことだ。

  • 築地市場の移転延期の決断が小池都知事の手足を縛るリスク

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    築地市場の移転延期の決断が 小池都知事の手足を縛るリスク

    2016年09月10日号  

    「豊洲への移転については延期します。11月2日に予定されております築地市場の閉鎖、解体工事も延期とさせていただきます」東京都知事選で圧勝してからちょうど1カ月の8月31日。東京都知事の小池百合子が最初の政治決断を下した。賛否両論が渦巻く築地市場の江東区豊洲への移転を延期する方針を表明した。

  • 実現できた首相は歴代2人だけどうなる安倍マリオの任期延長

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    実現できた首相は歴代2人だけ どうなる安倍マリオの任期延長

    2016年09月03日号  

    日本人選手のメダルラッシュに沸いたリオ五輪。その最終日に行われた閉会式に出席した首相、安倍晋三のパフォーマンスには驚かされた。人気ゲームキャラクターのマリオに扮した安倍がゲームに出てくる土管の中をくぐって、ワープして登場したからだ。

  • 尖閣沖で事故、竹島に議員上陸霧の中で神経戦が続く近隣外交

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    尖閣沖で事故、竹島に議員上陸 霧の中で神経戦が続く近隣外交

    2016年08月27日号  

    日本列島がリオ五輪での日本人選手のメダルラッシュに沸き返る中で迎えた戦後71年目の8月15日。しかし、いったん外に目を転じると、リオ五輪の熱狂の陰で、日米中韓4カ国による熾烈な外交戦が展開されるという厳しい現実があった。

  • 人事に透ける長期政権への意欲隠れたテーマは総裁任期延長論

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    人事に透ける長期政権への意欲 隠れたテーマは総裁任期延長論

    2016年08月13日号  

    「来年のことを言うと鬼が笑う」といわれるが、政界は再来年、つまり2018年9月の自民党総裁選をにらんで動きだした。東京都知事選で小池百合子の圧勝が決まった7月31日深夜、自民党総務会長(当時)の二階俊博の携帯電話が鳴った。声の主は首相の安倍晋三だった。

  • 「中規模で地味」な安倍人事新布陣で分かる衆院選の時期

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    「中規模で地味」な安倍人事 新布陣で分かる衆院選の時期

    2016年08月06日号  

    人事の季節を迎えたというのに、自民党内には不思議な空気が漂う。理由は言うまでもなく、「人事の要」である幹事長の谷垣禎一(71)の自転車転倒事故の影響。谷垣の処遇が全ての人事の出発点とみられていたが、そこがはっきりしない。事故後、初めて谷垣の容体に触れた幹事長代行、細田博之(72)の記者会見がかえって臆測、混乱を招いた。細田の会見が行われたのは事故から10日もたった26日だった。

  • 幹事長の転倒事故が人事に波及「ポスト安倍」めぐり早くも火花

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    幹事長の転倒事故が人事に波及 「ポスト安倍」めぐり早くも火花

    2016年07月30日号  

    東京都選出の国会議員にとって今年の7月は「炎熱地獄」かもしれない。参院選が終わって一息ついたのもつかの間、14日には東京都知事選が告示され、投票日は31日。約40日間、声を張り上げて走りっ放しだ。東京都選出の自民党衆院議員の大西英男は「参院選を全力で2回分やるような気分です」と語る。

  • 参院選を上回る注目の都知事選出馬表明した小池百合子の野心

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    参院選を上回る注目の都知事選 出馬表明した小池百合子の野心

    2016年07月16日号  

    政界に「杭の論理」という耳慣れない言葉がある。「池の杭」は水位が下がれば水面に姿を見せる。逆に水位が上がれば水没して見えなくなる。これと同じような現象が選挙でも起こることを意味する。組織票に支えられた政党は投票率が低ければ低いほど相対的に有利になる。こうした政党を「杭の政党」と呼ぶ。具体的には自民、公明、共産の3党がこれに当たる。6月22日に公示された参院選は盛り上がりを欠き、選挙戦は低調のまま投票日を迎えた。いわば「杭の政党」にとって追い風になった。

  • 予期せぬ英EU離脱で顕在化日本が直面する「ABCリスク」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    予期せぬ英EU離脱で顕在化 日本が直面する「ABCリスク」

    2016年07月09日号  

    「ブレグジットが今やリグレジットになった」(日本政府関係者)「ブレグジット」は「Britain(英国)」と「Exit(退出)」を組み合わせた造語で、英国の欧州連合(EU)からの離脱を意味した。投票の結果はまさしく「離脱」。しかし、英国内には「こんなはずじゃなかった」との大きな失望感が広がっている。

  • 参院選の裏で混沌とする東京都知事選の候補者選び

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    参院選の裏で混沌とする 東京都知事選の候補者選び

    2016年07月02日号  

    第24回参院選が6月22日に公示され、7月10日の投開票日に向けて舌戦が始まった。消費増税の再延期をめぐって首相の安倍晋三が異例の「参院で信を問う」と宣言した選挙だが、一向に盛り上がらない。要因は幾つもあるが、中でも大きいのが衆参同日選挙の見送りだろう。安倍自身が「やりたい気持ちもあった」と振り返るほど、6月1日の通常国会会期末をにらんで政界の緊張感はピークに達していた。

  • 都知事選の候補者選びで与野党が前代未聞の神経戦

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    都知事選の候補者選びで 与野党が前代未聞の神経戦

    2016年06月25日号  

    「就任以来、東京を世界一の都市にするため全力を尽くしてきた。反省と心残りの念は尽きないが、全て自らの不徳の致すところ。これ以上都政の停滞を長引かせるのは耐え難く、私が身を引くことが一番と考えた」東京都知事、舛添要一の公私混同をめぐる問題は、舛添の辞任にまで突き進んだ。ささいないざこざに見えていたが、ボタンの掛け違いから大立ち回りに発展、6月22日公示の参院選がかすんでしまうほどのトラブルになった。政治はしばしば関係者の思惑や描いたシナリオをはるかに超えたエネルギーを生み出す。

  • 増幅する舛添責任論それでも自民党が辞めさせたくない訳

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    増幅する舛添責任論 それでも自民党が辞めさせたくない訳

    2016年06月18日号  

    「違法性はないが不適切」──。このフレーズが何度登場しただろうか。6日に行われた東京都知事、舛添要一の政治資金の「公私混同問題」をめぐる記者会見。舛添に調査を依頼された2人の弁護士の指摘はこの言い回しの繰り返しだった。

  • 自民党総裁の任期延長という消費増税先送りに隠された意図

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    自民党総裁の任期延長という 消費増税先送りに隠された意図

    2016年06月11日号  

    「蛇が出そうで蚊も出ない」とはこのことをいうのだろう。衆参同日選をめぐる攻防が最終局面を迎えた5月29日。副総理兼財務相の麻生太郎が富山市でほえた。「(2014年衆院選で)消費税を1年半後の17年4月から上げますと言って当選したのだから、再び延ばすなら1回選挙をして信を問わねばならない」この前日の土曜日の夜、首相の安倍晋三が首相公邸に麻生を筆頭に自民党幹事長の谷垣禎一、官房長官の菅義偉という政府、自民党の最高幹部を集めて通告した。

  • 消えては浮かんだ衆参同日選説見送りの決定打は沖縄軍属事件

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    消えては浮かんだ衆参同日選説 見送りの決定打は沖縄軍属事件

    2016年06月04日号  

    「猫の目政局」とはまさにこのことだ。年初から浮かんでは消え、消えては浮かんできた衆参同日選挙が突然のように終息を迎えた。首相の安倍晋三は5月24日昼、公明党代表の山口那津男を首相官邸に呼び、「同日選見送り」を伝えた。理由は二つ。(1)なぜ解散するのか大義がない、(2)熊本地震の余震が続いており、国民世論の支持が得られない──。そしてその数日前に明らかになった元米海兵隊員の軍属(32)による沖縄の女性会社員(20)死体遺棄事件も、同日選見送りに大きく影響したことは間違いない。

  • 衆参同日選挙の見立てが再浮上首相が解散にこだわる裏事情

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    衆参同日選挙の見立てが再浮上 首相が解散にこだわる裏事情

    2016年05月28日号  

    5月18日午後、国会議事堂3階の衆院第1委員会室は不思議な空気に覆われていた。この国会で初めて、そして最後の党首討論。その空気を生み出した背景には、6月1日の会期末まで残すところ2週間というタイミングで、首相の安倍晋三が二つの重大決断を表明するかもしれないとの見方が飛び交っていたことがあった。

  • オバマ米大統領の広島訪問は首相にも大きな政局的効果

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    オバマ米大統領の広島訪問は 首相にも大きな政局的効果

    2016年05月21日号  

    米大統領、バラク・オバマの広島訪問が決まった。5月10日午後9時すぎ、首相の安倍晋三が突然、記者団の前に現れた。 「今月27日、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)終了後、オバマ大統領と共に被爆地、広島を訪問することを決定した。オバマ大統領の広島訪問を心から歓迎する」広島への原子爆弾投下から実に71年。米国の大統領が広島に足を踏み入れたことは一度もない。日本の政府高官の一人もオバマの広島訪問が決まった後、こう語った。

  • 首相の解散意欲は消えていない依然としてくすぶる衆参同日選

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    首相の解散意欲は消えていない 依然としてくすぶる衆参同日選

    2016年05月14日号  

    通常国会は会期末の6月1日まで約20日を残すだけになった。毎年1月に召集される通常国会には二つの節目がある。まず政府の最優先課題である本予算の成立時。そして4月29日の昭和の日から5月5日のこどもの日までの大型連休だ。この時期は国会が事実上休会となり、国会議員は永田町から姿を消す。一見すると政治の流れは止まったように思える。

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記者の目

  • 編集部 鈴木崇久

    社長の仕事と自分の仕事の共通点

     誰も知らない重要な情報を届けたい。そんな仕事なので、公表資料にはあまり興味がそそられません。
     ただ、今回はランキングの作成に当たって、投資家向けの社長メッセージを読み込みました。「そこに社長の力量がにじみ出る」という取材先の助言があったからです。
     確かに個性が出ていて面白い。特に印象に残ったのは丸井グループの青井浩社長。冒頭から「小売・金融一体の独自のビジネスモデル」がなかなか投資家に納得してもらえないと打ち明けて引き付け、動物でも植物でもあるミドリムシと同様、小売・金融両方あっての丸井だと力説します。
     分かりやすく、面白く要点を伝えることが重要なのは自分の仕事も同じ。勉強になりました。

  • 編集長 深澤 献

    一番難しいのは正しく褒める記事

    「良い社長」といっても、誰にとってなのかで結果は変わってきます。相手は株主・投資家なのか、従業員なのか、あるいは顧客・取引先か。また、アンケート方式なら回答者の属性に左右されるでしょうし、複数の指標の積み上げならその〝設計〟がものをいいます。
     今回は株主総会シーズンに合わせ、対投資家、つまり株式市場における最優秀社長をランキングしてみました。
     新人記者時代、上司に「企業記事というのは、粗を探して批判するのは簡単で、それでいて賢そうに見える。でも一番難しいのは正しく褒める記事なんだ」と教えられました。本誌にしては珍しく(?)、“良い順”のランキング。上位の方々に気味悪がられなければいいのですが。

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