記事一覧:後藤謙次 永田町ライヴ!283

  • 誤算続きの米大統領選で膨らむ日本政府の懸念

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    誤算続きの米大統領選で膨らむ日本政府の懸念

    2016年03月12日号  

    米大統領選が大変な盛り上がりを見せている。これほど強い関心を集めた大統領選は記憶にない。言うまでもなく政治経験の全くない不動産王、ドナルト・トランプ(69)が共和党の指名を争う予備選で、他を圧する強さを発揮しているからだ。差別用語乱発の過激発言など、型破りなトランプに対する選挙戦前の日本政府の評価は「泡沫候補」。ところが、いざ予備選が始まると快進撃が止まらない。

  • 3桁あれば逆転可能が経験則政権奪取へ民主・維新が新党結成

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    3桁あれば逆転可能が経験則 政権奪取へ民主・維新が新党結成

    2016年03月05日号  

    「民・維、来月にも合流」(朝日新聞)、「民主・維新 来月新党」(毎日新聞)、「反安保法 野党連携が加速」(東京新聞)。2月24日、東京で発行される一般紙6紙のうち3紙が、民主党と維新の党が新党結成で基本合意したニュースを朝刊1面のトップ記事に据えた。政治記事の中でもいわゆる「野党モノ」が1面トップに載ったのは久しぶりだ。

  • 不祥事、問題発言、政策不信で自民党に吹く参院選の「逆風」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    不祥事、問題発言、政策不信で自民党に吹く参院選の「逆風」

    2016年02月27日号  

    3年に1度必ず巡ってくる参院選はノルディックスキーのジャンプ競技に似ている。どんなに実力があってもジャンプの瞬間の風向きや強弱で、結果が大きく左右されるからだ。

  • 沸騰する北朝鮮の地政学リスク瀬戸際外交に苦慮する安倍政権

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    沸騰する北朝鮮の地政学リスク 瀬戸際外交に苦慮する安倍政権

    2016年02月20日号  

    オレンジ色の飛翔体が白煙を引きながら青空に向かって上昇する。2月7日午前9時半すぎ。テレビ朝日のカメラが捉えた映像が事態の深刻さを浮き彫りにした。北朝鮮が発射した事実上の長距離弾道ミサイル。1月6日の核実験に続き北朝鮮の軍事技術の進展を誇示しているかのようだった。

  • 甘利氏辞任劇めぐる二つのなぜ後任人事と直後のマイナス金利

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    甘利氏辞任劇めぐる二つのなぜ 後任人事と直後のマイナス金利

    2016年02月13日号  

    「紙袋に入った菓子折りとのし袋」──。ほとんど忘れていた古典的な政治家への金品の受け渡し。それも大臣室でというのだから驚きだ。自他共に認める「アベノミクス」の司令塔だった甘利明は、自らの事務所の「政治とカネ」の問題をめぐる調査結果を明らかにした上で、経済再生担当相の辞任を表明、首相の安倍晋三に辞表を提出した。

  • 衆院解散と密接に絡み合う甘利経済相の辞任と選挙改革

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    衆院解散と密接に絡み合う 甘利経済相の辞任と選挙改革

    2016年02月06日号  

    経済再生担当相、甘利明の「政治とカネ」をめぐる「週刊文春」報道をきっかけに国会の様相が一変した。衆参両院で開かれた代表質問は甘利の進退問題に集中。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉をけん引してきた甘利の進退は首相、安倍晋三の任命責任にも直結するからだ。このため、1月28日に発売された文春の続報には強い関心が集まった。発売前日の午前中には最新号のコピーが永田町に出回ったほどだ。それを読んだのだろうか。安倍は27日午前の参院代表質問の答弁で強気に転じた。

  • 自民の足すくう「甘利ショック」通常国会は一転、視界不良に

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    自民の足すくう「甘利ショック」 通常国会は一転、視界不良に

    2016年01月30日号  

    永田町に妙な風が吹き始めた。まだ風力も風向きも不明だが、いつ猛烈な突風になるかも分からない。そのきっかけは1月21日発売の「週刊文春」が報じた、経済再生担当相の甘利明をめぐる「政治とカネ」の問題だ。文春によると、甘利と秘書が建設会社への口利きで多額の金を受け取ったというもの。

  • 国際情勢で株式市場が乱高下急浮上する政権の不安定要因

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    国際情勢で株式市場が乱高下 急浮上する政権の不安定要因

    2016年01月23日号  

    安倍晋三内閣は「株価連動内閣」といわれる。確かに安倍復活の契機となった2012年11月16日の衆院解散時点の、東京株式市場の日経平均株価は9024円。ドル円相場は1ドル81円。それが政権発足3年後の昨年末の大納会では、終値が1万9033円。満3年で株価は約1万円上昇した計算だ。

  • 軽減税率と慰安婦の問題決着で完成した「官邸主導型政権」の形

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    軽減税率と慰安婦の問題決着で完成した「官邸主導型政権」の形

    2016年01月16日号  

    「地域や世界の平和と繁栄のためにグローバルな視点に立って将来を見据え、最も適切な道筋を示すことにより世界をリードしていきたい」

  • 安倍と橋下の会談で浮上する自公+大阪維新という参院選戦略

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    安倍と橋下の会談で浮上する 自公+大阪維新という参院選戦略

    2016年01月09日号  

    2016(平成28)年は選挙の年だ。とりわけ首相の安倍晋三にとって夏に予定される参院選をどう乗り切るかが将来の自民党総裁としての任期延長問題に直結する。しかし、安倍にとって参院選は“鬼門”といってもいい過去がある。

  • 軽減税率のドタバタ劇で浮かぶ「官邸・公明」vs「谷垣・財務省」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    軽減税率のドタバタ劇で浮かぶ 「官邸・公明」vs「谷垣・財務省」

    2015年12月19日号  

  • 「衆参同日選挙論」が急浮上露骨に透ける政治的な思惑

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    「衆参同日選挙論」が急浮上 露骨に透ける政治的な思惑

    2015年12月12日号  

    永田町に季節外れの“お化け”が出没している。来年夏の「衆参同日選挙論」のことだ。事の発端は自民党国会対策委員長の発言。11月28日、秋田県大仙市で行った講演で佐藤勉が話した。 「甘く見ないで、来年ダブル選挙があるかもしれない。皆さんのご協力をお願いしたい」 国対副委員長の御法川信英が主催した会合だけに、単なるリップサービスと見なされてもおかしくはない程度の話だった。現に新聞各紙は翌日の朝刊でベタ記事として小さく扱っただけ。ところが、幹事長の谷垣禎一が佐藤に追随したため騒ぎが大きくなった。

  • 大阪ダブル選で大阪維新が圧勝姿消す橋下の早晩復帰は確実か

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    大阪ダブル選で大阪維新が圧勝 姿消す橋下の早晩復帰は確実か

    2015年12月05日号  

    「市長選の方は何とかいけるのではないか」──。大阪府知事、大阪市長のいわゆる「大阪ダブル選」を控えて自民党本部には「1勝1敗」という楽観的な空気が流れていた。1勝でもすれば、大阪市長の橋下徹が執念を燃やす「大阪都構想」はその時点で頓挫する。しかし、結果は想定をはるかに超える票差で橋下が率いる大阪維新の会の圧勝に終わった。

  • 異例日程の「安倍カレンダー」に欠かせないプーチン大統領来日

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    異例日程の「安倍カレンダー」に 欠かせないプーチン大統領来日

    2015年11月28日号  

    「来年のことを言うと鬼が笑う」──。来年のことを予測しても何が起こるか分からないから意味がないという例えだ。とりわけ政治の流れは「一寸先は闇」の言葉がある通り、予測不能。その来年のことをいち早く口にしたのが、ほかならぬ首相の安倍晋三だ。20カ国・地域首脳会議(G20)が開かれたトルコで同行記者団に来年の政治スケジュールを明確に語った。

  • 軽減税率の線引きをめぐって自民と公明の税調が腕力勝負

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    軽減税率の線引きをめぐって 自民と公明の税調が腕力勝負

    2015年11月21日号  

    「軽減税率を入れるのは面倒くさい」──。かつて副総理兼財務相の麻生太郎が語った本音が現実のものになりつつある。2017年4月1日、消費税率を現行の8%から10%に引き上げる際に軽減税率を導入する方針は決まったものの、具体的な制度設計に入ってからは堂々巡りが続く。早くも「本当に導入できるのか」(自民党幹部)という声すら漏れてくる。

  • ベタ記事に透ける民主党の苦悩細野政調会長は公然と代表批判

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    ベタ記事に透ける民主党の苦悩 細野政調会長は公然と代表批判

    2015年11月14日号  

     11月1日付「読売新聞」の政治面のベタ記事に目が引き寄せられた。 「参院合区 広田氏不出馬」こんな見出しが付いた記事はわずか12行。掲載を見送った新聞もあったが、この記事は奥が深い。野党第1党の地位を占めながら一向に主導権を握れないままズルズルと時間を空費する民主党の苦悩が凝縮されている。広田氏とは参院高知選挙区で2回連続当選し、来年夏に改選を迎える広田一(47)のこと。民主党参院議員の若手のホープとされるだけに党内に広がった衝撃は小さくなかった。

  • 南シナ海で米中が一触即発安倍もシルクロード外交で応戦

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    南シナ海で米中が一触即発 安倍もシルクロード外交で応戦

    2015年11月07日号  

    2000年に公開されたハリウッド映画のシーンがよみがえる。「Thirteen Days-A Memoir of the Cuban Missile Crisis」(邦題=「13デイズ」)映画のタイトル通り1962年、米ソ冷戦構造下で起こったキューバ危機に直面した米大統領、ジョン・F・ケネディと弟の司法長官、ロバート・ケネディの苦悩を描いた作品だ。社会主義国家のキューバにソ連がミサイル基地を建設していることが発覚。大統領ケネディは海と空から海上封鎖することを宣言した。ソ連の艦船はすでにミサイル基地建設のための機材を載せてキューバに向けて航行中。待ち受ける米艦船と一触即発の事態になった。

  • TPPシフトで安倍が自信満々農政に最強の4人組を投入

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    TPPシフトで安倍が自信満々 農政に最強の4人組を投入

    2015年10月31日号  

    「全国津々浦々に景気の好循環を届けていく」。首相の安倍晋三が自ら掲げるアベノミクスについて語るとき、必ずといっていいほど口にする常とう句。しかし、今や津々浦々に広がるのは活気というには程遠い荒涼とした光景だ。地方都市を訪ねれば、目に入るのは「シャッター街」と呼ばれる寂れた商店街。ひとたび市街地の外に出れば国道沿いに量販店や、ファストフード店が並ぶ。全国どこに行っても景観はほぼ同じ。少子高齢化の波が押し寄せ担い手が激減した限界集落。思わずこう叫びたくなる。

  • 第3次安倍内閣の“隠し味”に透ける「ポスト安倍」の片りん

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    第3次安倍内閣の“隠し味”に 透ける「ポスト安倍」の片りん

    2015年10月24日号  

    第3次安倍晋三内閣が発足したが、代わり映えがしない。自民党執行部は幹事長の谷垣禎一(70)以下全員が再任。閣僚人事も「骨格は維持する」という首相安倍の方針通り、副総理兼財務相の麻生太郎(75)、官房長官の菅義偉(66)、外相の岸田文雄(58)ら主要閣僚はほぼ留任、初入閣は全閣僚のほぼ半数に当たる8人だけ。安全第一の守りの布陣であるのは間違いない。

  • 懸案のTPP交渉が大筋合意背後にちらつく中国の存在

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    懸案のTPP交渉が大筋合意 背後にちらつく中国の存在

    2015年10月17日号  

    「TPP」という耳慣れない言葉がメディアに頻繁に登場するようになったのは今から5年前。当時の首相、菅直人が「平成の開国」の言葉と共に政権の消長にも直結する重要テーマとして急浮上した。正式名称は環太平洋経済連携協定。その名が示す通り、太平洋をぐるりと取り囲む12カ国による新たな自由貿易圏を創設するという試みだ。究極のゴールである域内の「関税ゼロ」を目指す野心的な多国間交渉が、難航しないはずはなかった。

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記者の目

  • 編集長 深澤 献

    バブル入社でもヒラ社員にはおこぼれなし

     1989年入社組なので、「バブル世代」と呼ばれるクチです。でも、確かに就職は超売り手市場だったものの、バブル景気を謳歌していたのは、もっと上の世代。ペーペー社員の私はほぼ、おこぼれにあずかっていません。
     思えば、不動産でも株でも、バブルに踊っていた主役は「個人」より「企業」でした。夜の街でどんちゃん騒ぎしていたのもタクシーチケットをばらまいていたのも「社用族」。個人の財布ではなかったからこそ無茶ができたのかもしれません。その意味でも非常識で無責任な時代でした。
     その後の20年で、株主や世間の目は厳しくなり、コンプライアンス順守は必須に。でも、最近また日本全体が緩んできている?と感じるのは私だけでしょうか。

  • 編集部 千本木啓文

    特集取材と結婚式準備を同時にこなしたA記者に脱帽

     今回の特集では、編集部の働き方改革に一石を投じる事件がありました。
     取材班のA記者が原稿の締め切り間際に結婚式を催したのです。自ら編集したムービーを流したり、ピアノを弾いたりと手間暇を掛けた素晴らしい式だったそうです。
     結婚式の準備はやるべきことが多く、夫婦がピリピリすることも多いものです。A記者はこれと、特集準備の仕事を同時にこなす〝離れ業〟をやってのけたわけです。
     ただ、さすがに全てはやり切れませんでした。彼はバブル期の銀行員らがどんなお酒の飲み方をしていたのか体験取材したいと言っていました。最終的には断念したようですが、今回はそれが正しい判断だったような気がします。末永くお幸せに!

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