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2017年1月28日号
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記者の目

  • 副編集長 山口圭介

    合理主義者と現実主義者どっちの見立てが正解?

     私にとっては、中国が覇権国への野心を明確にし始めた2015年4月に続く、2度目の地政学特集でした。
     外交官、安全保障関係者、地政学研究者、米政府関係者への取材は、普段、金融市場関係者との情報交換が多い身としては、非常に興味深いものでした。
     前回取材でも感じたのですが、金融関係者と外交安保関係者の思考回路の違いにはいつも驚かされます。さまざまなリスクイベントについて、合理主義者の前者は「あり得ない」と言い、現実主義者の後者は「十分あり得る」と語ります。
     米トランプ政権誕生などを見る限り、猜疑と怒りが渦巻く今の世界を知る上では、現実主義者の見立てが有用なのかもしれません。

  • 編集長 田中 博

    「自由貿易は善」の裏で管理貿易が跳梁跋扈

     湾岸戦争直後、米国で学んだ貿易論で「自由貿易は善」とたたき込まれました。列強がブロック経済化し第2次世界大戦に至った反省の弁にも、自国の繁栄の礎に対する自負にも取れました。
     ところが理論と現実は別。当時のブッシュ父、クリントン両政権下では管理貿易が跳梁跋扈。巨額黒字をため込む日本が標的となりました。日本人に負けず劣らず本音と建前を使い分ける米国人も、自らが困窮すれば本音をむき出しにするのです。
     トランプ氏は、そもそもが本音を包み隠さない人物。2国間交渉でねじ伏せるつもりでしょうが、真意を探る必要がないぶん、交渉しやすいかもしれません。不透明感が強まる中で、それぐらいの達観が必要なようです。

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