記事一覧:特集 Part22827

  • 特集 Part2
    乱高下相場に踊らされる 個人投資家の悲哀

    2013年06月29日号  

    昨年11月から始まった空前の上げ相場“アベノミクス相場”に、個人投資家たちは狂喜乱舞した。しかしそれも長くは続かず、夢から覚めた個人投資家たちは、途方に暮れている。

  • 特集 Part2
    株価チャートを使いこなす!

    2013年06月29日号  

    ローソク足、移動平均線に売買高。株価チャートには一見とっつきにくそうなものが並んでいる。しかし、その意味を理解すれば投資判断に役立つ。トヨタ自動車を例にわかりやすく解説してみた。

  • 特集 Part2
    【悩み(6)】 バブル期に買って大きく下落した“塩漬け株”はどうすればいい?

    2013年06月29日号  

    日経平均株価が4万円に迫り、日本全体がバブル景気に踊った1980年代後半、ITバブルに沸きインターネット関連企業の株価がそろって上昇していった2000年前後。後から振り返って、バブルと名づけられる時期に高騰した株の場合、その当時の株価は当該企業の収益力を超えた水準にまで上昇しているケースが多い。だから、バブルが破裂すると、株価は大幅に値下がりしやすい。

  • 特集 Part2
    【悩み(5)】 長期運用したいがどう選ぶ? 途中で売っては駄目?

    2013年06月29日号  

    預金だけでは、十分な資産形成はできない。だから、株を資産に組み入れたい。今回の相場の急騰局面では、高過ぎるから買わなかったが、ここまで下がれば長期で成長する株を買いたい。将来の年金受給に対する不安もあり、老後資金を準備したいと思っている40~50代の人の中には、長期投資を検討している人もいるだろう。

  • 特集 Part2
    【悩み(4)】 相場に乗り遅れた。 今から買っても大丈夫か?

    2013年06月29日号  

    少し下がったら買おうと考えていたが、休む間もなく株価が上昇したので、買うタイミングを逸した。ようやく下がったかと思えば今度は下落のスピードが速過ぎるから、怖くて買えない。そんな人はどうすればいいのだろうか。後述するように、景気は上向きつつあり、企業業績は回復している。ここからさらに大きく株価が下落するとの予想は少なく、年末にかけて再び上昇するという見方は多い。だから、今は買いの好機とみることもできる。

  • 特集 Part2
    【悩み(3)】 暴落前に売りそびれたが、まだ含み益がある。今から売るべきか

    2013年06月29日号  

    投資の成功のポイントは、まず“安く買う”ことだ。安値で買えていれば、売り方の自由度が増す。急落で目減りしたとしても、含み益がまだある場合は、焦る必要はない。今後の株価上昇を想定しているのなら、そのまま持っておくのが基本だ。「調整局面で一度手放すと、その後の買い場をつかめずに次の上昇に乗り遅れる」(山崎氏)こともある。もしさらに下落が続いた場合も、最悪でも含み益がゼロになった時点で売れば損にはならない。図1‐6、大成建設の例で見ると、仮に上昇トレンドの初期、275円のときに買っていたとすれば、その水準になるまでまだ猶予がある。そこまでに判断を下せばよい。

  • 特集 Part2
    【悩み(2)】 株価が暴落した後、底値と思って買ったがさらに下落、含み損を抱えた

    2013年06月29日号  

    絶好の押し目買い(株価が上昇傾向の銘柄が少し下がった時点で買うこと)のチャンスだと思って買ったら、さらに株価が下がってしまった──。5月下旬以降の乱高下相場では、そんな悩みを抱えている人も多いだろう。悩み(3)の場合のようにまだ含み益があるなら、いったん売却してとりあえず様子を見る手もある。だが、含み損を抱えている場合は、売れば損失が確定してしまう。だからといって損切りせず持ち続ければ、株価がさらに下がって損失が膨らむ可能性もある。どうすればいいのか。

  • 特集 Part2
    【悩み(1)】 暴落前に高値で買ってしまった。 損切りすべき?

    2013年06月29日号  

    5月22日まで、株価は予想を超える急上昇を見せた。そこで“高値つかみ”してしまい、直後に暴落。そんな憂き目に遭った投資家は少なくないだろう。はっきり言って、今になって焦っても遅い。投資は“安く買って高く売る”のが基本だが、下手をすると、“高値で買って底値で売る”という最悪の選択になりかねない。ではどうすべきか。これは再度の株価上昇という見通しを持つか否かで異なる。

  • 特集 Part2
    今は売るべき? 買うべき? 乱高下相場への正しい対処法

    2013年06月29日号  

    現在の相場で投資家が陥りやすい悩みのパターン別に、対処法とその基礎となる“考え方”を解説する。なおここでの解説は数カ月単位の中期投資と数年以上の長期投資を前提としている。

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    【ドキュメント盛和塾】 “魂”で結ばれた結束力 中小企業経営者の熱き勉強会

    2013年06月22日号  

    稲盛経営を学び合う中小企業経営者の勉強会「盛和塾」。30年の歴史を重ねるその学びの場は、実に熱い。月に1度、塾長の稲盛氏を招いて開かれる「塾長例会」の様子をお伝えする。

  • 特集 Part2
    【Column】 西郷隆盛に大久保利通 稲盛哲学に生きる薩摩の偉人

    2013年06月22日号  

    「初めて会ったときは、背も小さく、普通の鼻垂れ小僧だった。まさか、あそこまで偉くなるなんて」稲盛和夫氏の小学校時代の同級生、岩重和義さん(81歳)は、感慨深そうに振り返る。1938年4月、鹿児島市立西田小学校に入学し、初めて足を踏み入れた1年2組の教室で隣の席に座っていたのが稲盛氏だった。稲盛氏とは小学4年生まで同じクラス。岩重さんの兄と、稲盛氏の実家が共に印刷屋だったことから共通の話題が生まれ、よく会話していたという。

  • 特集 Part2
    原則は「人としての正しさ」 稲盛和夫の来し方行く末

    2013年06月22日号  

    鹿児島生まれのガキ大将は、人生の節目で何を考え、いかにして名経営者への階段を上っていったのか。そして、日本航空の再建を成し遂げ、次には何をやろうとしているのか。

  • 特集 Part2
    【Column】 母校の鹿児島大学で 受け継がれる稲盛経営

    2013年06月22日号  

    「経営者は自らを高め、社員に尊敬されなければならない」教室のスクリーンに映し出された稲盛和夫氏の言葉を、受講生は真剣な顔つきでノートに取っていく。稲盛氏の母校の鹿児島大学で、地元の社会人向けに稲盛経営を教える講座が今年から始まった。稲盛氏を研究する奥健一郎教授や吉田健一准教授らが講師を務め、若手経営者など約30人が週末に集う。

  • 特集 Part2
    【「稲盛哲学」はいかにして形成されたか】 働くことで「魂を磨く」 人々の共感を得た“稲盛教”

    2013年06月22日号  

    すべての判断基準は「人間として何が正しいか」──。多分に宗教色を帯びた稲盛氏の経営哲学はどこから来たのか。松下幸之助氏や稲盛氏などの経営思想を研究する専門家が分析する。

  • 特集 Part2
    【Column】 「社員をほれさせんかい!」で 変身した“チンピラ社長”

    2013年06月22日号  

    「よくぞここまでやりました。私だったらもっと最初のころにつぶされていたかもしれません」。稲盛氏がそうコメントするほど、壮絶なエピソードだった。岡山での塾長例会で経営発表をした三和デンタル(東京都大田区)の菅沼佳一郎社長。入れ歯などの歯科技工品を製造している。7人兄弟の4男として北海道稚内に生まれる。日雇い仕事に従事し、毎日飲んだくれて暴力的だった父親は石炭小屋で自殺。第1発見者は中学1年だった菅沼社長だった。残された母親は、凍った魚を加工する過酷な仕事で、子どもたちを育てた。母親に楽をさせようと、中卒で札幌に働きに出たが、若さ故に誘惑に負け、時には警察の世話になるほどの自堕落な生活に浸ってしまう。

  • 特集 Part2
    患者争奪で値下げ合戦が激化 歯医者過剰で荒れる医療現場

    2013年06月15日号  

    保険診療だけでは食えない歯医者たちが保険外の自由診療で患者争奪を繰り広げている。単価の高さが自由診療のうまみだったはずが、競争激化の中で今や値引き合戦に陥っている。

  • 特集 Part2
    【株式】 ヘッジファンドが演出する 上げ相場の「脆さ」と「強気」

    2013年06月08日号  

    外国人が中心となって上げ相場を演じてきた株式市場。そうした構造故に脆さもあるが、当面、市場の上昇基調は変わりそうにない。

  • 特集 Part2
    国債市場の支配に苦戦する 日銀「大実験」の前途多難

    2013年06月08日号  

    早くも興味深い実験結果が表れている。これまで世界に類を見ない日本銀行の異次元緩和策によって、金利が乱高下しているのだ。日銀が国債市場の“公的管理”に苦戦する現状を追った。

  • 特集 Part2
    【生保】 外債への投資もヘッジ付き リスク取れない業界事情

    2013年06月08日号  

    生命保険会社が国債を買えなくなり、外債に走るのでは──。日本銀行の異次元緩和により、市場ではそんな観測が広まったが、生保はそう簡単には変われない。その実情を追った。

  • 特集 Part2
    平野信行(三菱UFJフィナンシャル・グループ社長)インタビュー

    2013年06月08日号  

    中小企業はコアの取引基盤であることは間違いない。われわれは金融円滑化法の取り組み以外にも、最近では、東南アジア各国の企業誘致局などに来てもらって、中小企業の海外進出に向けたきっかけをつくることもやっている。にもかかわらず、貸出残高が減っているのは、基本的に資金需要の問題だ。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…