記事一覧:新社長 Who's Who68

  • 井上 治(いのうえ・おさむ)/住友電気工業

    新社長 Who's Who
    井上 治(いのうえ・おさむ)/住友電気工業

    2017年09月02日号  

    「俺の次、おまえやれ」。2016年6月、住友電気工業の大阪工場で開かれていた品質管理発表会後の懇親会で、子会社の住友電装社長の任にあった井上治は、住友電気工業社長の松本正義(当時。現会長)から唐突にそう告げられた。

  • 五嶋 祐治朗(ごとう・ゆうじろう)/日本触媒

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    五嶋 祐治朗(ごとう・ゆうじろう)/日本触媒

    2017年08月12日号  

    研究所の解体──。4月1日、五嶋祐治朗社長が就任と同時に打ち出した新方針に社内は騒然となった。社員の約25%、500人の研究者に影響を及ぼす大改革だったからだ。日本に数ある化学メーカーの中で、日本触媒は国産の技術開発にこだわり続けてきた。それにもかかわらず、なぜ「聖域」だった研究所の解体に踏み切るのか。逆説的な言い方だが、五嶋は、研究所を解体することによって技術開発力を強化しようとしている。

  • 齋藤 充(さいとう・みつる)/日本通運

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    齋藤 充(さいとう・みつる)/日本通運

    2017年07月15日号  

    2016年の秋、現会長の渡邉健二から次期社長を告げられ、齋藤充は心底驚いた。というのも日本通運の社長は代々、労務畑出身。齋藤は財務畑で特に海外赴任が長く、いわば“傍流”であるからだ。一方で、そんな自分が指名されたのは、「会社が変わろうとするメッセージだと受け止めた」。

  • 森川 宏平(もりかわ・こうへい)/昭和電工

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    森川 宏平(もりかわ・こうへい)/昭和電工

    2017年06月03日号  

    「君たちには会社を変える研究をしてほしい」。30年以上前、昭和電工の当時の研究所長が若手研究者を集めて語った言葉に、20代だった森川宏平は人一倍、感じ入った。それまで「会社を変える」ことなど頭に浮かびもしなかったが、ふと、「一介の研究者の一つの研究でも、会社っていうのは変えられるんだ」ということに思い至ったのだという。

  • 髙柳 浩二(たかやなぎ・こうじ)/ユニー・ファミリーマートホールディングス

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    髙柳 浩二(たかやなぎ・こうじ)/ユニー・ファミリーマートホールディングス

    2017年05月13日号  

    伊藤忠商事副会長──。1月19日に発表された“幻”の人事に、髙柳浩二(たかやなぎ・こうじ)はひそかに喜んでいた。「副会長の『副』は幸福の『福』だ。本当に良いポジションだ」。

  • 三枝 富博(さえぐさ・とみひろ)/イトーヨーカ堂

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    三枝 富博(さえぐさ・とみひろ)/イトーヨーカ堂

    2017年04月08日号  

    「日本に戻ってこないか」。2016年12月、セブン&アイ・ホールディングス(HD)社長の井阪隆一らから打診があった。ところが、「日本で仕事する気はありません」と、三枝富博はいったん固辞する。イトーヨーカ堂が中国・成都市に進出した1997年から現地で働き、「日本より舞台が巨大な中国で人生を全うしたい」と考えていたからだ。

  • 此本 臣吾(このもと・しんご)/野村総合研究所

    新社長 Who's Who
    此本 臣吾(このもと・しんご)/野村総合研究所

    2016年11月12日号  

    昨年9月、前社長の嶋本正(現会長)から社長就任を打診されたとき、此本臣吾にはすでに覚悟ができていた。「中期経営計画を中心になって作った。それを(社長として)遂行しない選択肢はなかった」のだ。

  • 来島 達夫(きじま・たつお)/西日本旅客鉄道(JR西日本) 

    新社長 Who's Who
    来島 達夫(きじま・たつお)/西日本旅客鉄道(JR西日本) 

    2016年10月22日号  

    2005年4月25日を境に、来島達夫を取り巻く環境はガラリと変わった。死亡者107人、負傷者562人という大惨事となったJR福知山線脱線事故が発生したからだ。当時、広報室長だった来島は、発生直後からマスコミ対応に追われた。しかし、事実関係や事故原因について警察や事故調査委員会が調査していたため、得られる情報は極めて断片的だった。

  • 金花 芳則(かねはな・よしのり)/川崎重工業

    新社長 Who's Who
    金花 芳則(かねはな・よしのり)/川崎重工業

    2016年08月27日号  

    川崎重工業社長の金花芳則(かねはな・よしのり)は、就任早々、あるミッションを掲げた。「川崎重工の“縦割り”を打破し、世界的な認知度を高める」こと。金花自身が縦割り風土の中、鉄道車両事業一筋でキャリアを築いた“鉄道のプロ”なのだが、矢継ぎ早に組織の壁を壊す施策に着手している。

  • 丹保 人重(三井住友海上あいおい生命保険)

    新社長 Who's Who
    丹保 人重(三井住友海上あいおい生命保険)

    2016年08月06日号  

    今年2月下旬、持ち株会社のトップである柄澤康喜らに呼ばれた丹保人重は、「あいおい生命の社長をやってもらう」と告げられた。役員に就任してから3年を中部地区の営業の最前線で過ごし、また、これまでの会社員人生の大半を営業部門で過ごしてきた丹保にとって、まさに「頭の中が真っ白になる」事態だった。だが、すぐにそのやりがいの大きさを感じた丹保は、即座に「全力を尽くして頑張ります」と返答した。

  • 竹増 貞信(ローソン)

    新社長 Who's Who
    竹増 貞信(ローソン)

    2016年06月11日号  

    3月中旬、東京・大崎のローソン本社の社長室。前社長の玉塚元一(現会長)に呼ばれ、「社長をやってもらいたい」と単刀直入に告げられた。玉塚は返事を待たず、「国内のコンビニエンスストアの競争は激しく、一瞬たりとも気が抜けない。ローソングループ拡大のために、2人で一緒にやっていこう」と熱弁を振るい、右手を真っすぐ差し出した。

  • 満岡 次郎(IHI)

    新社長 Who's Who
    満岡 次郎(IHI)

    2016年04月23日号  

    2月に行った社長就任の発表会見直後、海外出張に向かう満岡次郎のカバンには、田中角栄元首相の評伝が入っていた。IHIのトップに立つに当たり、「宰相の考え方と実行力の秘訣を参考にしようと思った」。

  • ジェローム・ブリュア(日本ロレアル)

    新社長 Who's Who
    ジェローム・ブリュア(日本ロレアル)

    2016年03月05日号  

    日本の地を踏んだのは、2度目になる。前回、ジェローム・ブリュアが日本ロレアル・コンシューマー プロダクツ事業本部副社長として来日したのは、2008年のリーマンショック直前だった。「これまで訪れた中で、最もユニークな国。前回赴任したときと比べ、人生を楽しもうとしている日本人が増えたと感じる」

  • 栗原 博(富士ゼロックス)

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    栗原 博(富士ゼロックス)

    2015年08月29日号  

    1980年代の初頭。富士ゼロックスに78年に入社したばかりの栗原博は、“終電”に乗って客先へ営業に出掛ける日々を送っていた。ジャンパーを羽織り長靴を履き、目指すのは夜明けの築地市場。深夜から仕事を開始し、午前中には終える倉庫業者が顧客だ。開口一番「何しに来たの」と容赦ない相手に複合機の飛び込み営業を繰り返す、それが栗原の原点だ。

  • 田口 三昭(バンダイナムコホールディングス)

    新社長 Who's Who
    田口 三昭(バンダイナムコホールディングス)

    2015年08月22日号  

    「まさか私が!?」。6月にバンダイナムコホールディングスの社長に就任した田口三昭は、現会長の石川祝男に打診されたとき、心底驚いたという。「自分は、本流とは違う分野で長く働いてきたアウトサイダー」だからだ。

  • 工藤 英之(新生銀行)

    新社長 Who's Who
    工藤 英之(新生銀行)

    2015年07月04日号  

    「よく引き受けたな」──。2010年、新生銀行の新社長に旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)の先輩、当麻茂樹が就任すると聞き、工藤英之は正直そう思った。当時、新生銀は2期連続の赤字に沈んでおり、かじ取りは困難が予想されたからだ。そのとき、工藤はまさか自分が当麻に誘われて新生銀の経営陣に加わるとは、ましてや5年後にその後を継いで社長になるとは夢にも思っていなかった。

  • 林田 英治(JFEホールディングス)

    新社長 Who's Who
    林田 英治(JFEホールディングス)

    2015年06月27日号  

    連結売上高の8割を稼ぐJFEスチール社長から持ち株会社社長への昇格。下馬評通りの大本命の登板に、社内の驚きはない。すでに覚悟ができていたのだろう。当の本人、林田英治にも一切の気負いはない。前社長の馬田一からトップ交代を告げられたときも、「(馬田の)引き際を感じていたし、かねて次期の経営がどうあるべきなのか、よく相談もしていた。驚きはなかった」と、自然体で受け止めた。

  • 佐古 則男(ユニーグループ・ホールディングス)

    新社長 Who's Who
    佐古 則男(ユニーグループ・ホールディングス)

    2015年03月07日号  

    2014年秋。当時会長兼CEO(最高経営責任者)の前村哲路が、ひそかに辞任の意向を打ち明けた。「俺は辞めるから、社長をやってくれ」。業績不振とはいえ、前村は13年のホールディングス体制移行の立役者。当面、続投すると思っていたので「本当にびっくりした」。「分かりました」と即答し、覚悟を決めた。

  • 喜多村 円(TOTO)

    新社長 Who's Who
    喜多村 円(TOTO)

    2014年12月27日号  

    自らを動物に例えると、「地道という意味でカメかな。いや、かみついたら離さない。我慢強いということでは、スッポンかな」と形容する。2014年4月に水まわり住宅総合機器メーカーのTOTO社長に就任した喜多村円は、最初の配属先が経理部だった。事なかれ主義でやり過ごすことを良しとしない“物言う経理マン”として、数々の難題に向き合ってきた。

  • 大久保 昇(内田洋行)

    新社長 Who's Who
    大久保 昇(内田洋行)

    2014年11月29日号  

    「企業経営者が、学生時代に勉強しなかったという話をするのは、決して良いことではないと思うのだが……」と言いながら、懐かしそうに40年前を振り返る。高校時代はラグビーに没頭し、真面目に授業を受けた記憶はない。ところが、浪人するつもりで1校だけ受験した京都大学工学部に現役合格。なのに「これで人生狂ったね」と笑う。

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記者の目

  • 編集長 深澤 献

    個別株は禁止だけど、仮想通貨は?

    当編集部の部員は社内規定で個別株の売買を禁止されています。株価を左右するようなスクープネタをつかんだ場合、“インサイダー”になりうるからです。
     一方、一記者の力ではどうにも操作できない外国為替取引などは禁止していません。その意味では、仮想通貨についても対象外なのですが、ちょっとした情報でも急騰を招く今の過熱ぶりを見て、扱いに迷っています(校了直前に↓の原稿を読み苦笑しました)。
     もっとも、誰も知らないネタがあるなら、それを基に私腹を肥やそうとたくらむ前に、とっとと記事にして世に知らしめたいと考えるのが記者という生き物。ルールで縛るのも必要ですが、「何に喜びを感じる集団であるか」が一番大事だったりします。

  • 編集部 田上貴大

    〝爆騰〟ビットコインには手を出せずじまい

    「田上さんも買ってみてはどうですか?」
     今年9月、特集に向けて動き始めたころの話です。ある仮想通貨取引所の役員にビットコインを勧められました。
     当時は1ビットコイン=約45万円。すでに「これはバブルですよ」という声もチラホラと耳にしていたので「30万円台まで下がったら買おうか」と皮算用をしていました。
     残念ながら、その後の3カ月で価格は右肩上がり。時々で「70万円まで戻ったら買おう」「90万円まで戻ったら、そのときこそ……」と淡い期待を寄せるも思いは届かず。結局、幾つか通貨は買えども本丸の〝爆騰〟ビットコインには手を出せずじまいでした。
     バブルか否かの議論はさておき、私は投資そのものに不向きなようです。

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