記事一覧:新日本酒紀行130

  • 安東水軍(ANDOUSUIGUN)/青森県西津軽郡鯵ヶ沢町漁師町

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    安東水軍(ANDOUSUIGUN)/青森県西津軽郡鯵ヶ沢町漁師町

    2019年09月28日号  

    安東水軍は中世期、海上交易で一時代を築いた豪族の安東氏が率いた鯵ヶ沢地域の軍勢だ。その名を冠する酒を醸すのが鯵ヶ沢唯一の酒蔵、尾崎酒造。

  • 辨天娘(BENTENMUSUME)/鳥取県八頭郡若桜町

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    辨天娘(BENTENMUSUME)/鳥取県八頭郡若桜町

    2019年09月21日号  

    鳥取県八頭郡若桜町は因幡街道沿いの宿場町で奈良時代から開け、近畿と山陰を結ぶ交通の要衝だった。この町唯一の酒蔵が「辨天娘」を醸す太田酒造場。

  • 陸奥八仙(MUTSUHASSEN)/青森県八戸市

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    陸奥八仙(MUTSUHASSEN)/青森県八戸市

    2019年09月14日号  

    八戸酒造は八戸漁港につながる新井田川の岸辺に立つ。明治時代に建てられたモダンなれんが造りで、文化庁の登録有形文化財の認定を受ける。

  • 大典白菊(TAITENSHIRAGIKU)/岡山県高梁市成羽町

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    大典白菊(TAITENSHIRAGIKU)/岡山県高梁市成羽町

    2019年09月07日号  

    白菊酒造の名は日本酒が熟成する秋に咲く「白菊」から命名。銘柄は昭和天皇即位の御大典の年に全国清酒品評会で優等賞を受賞したことにあやかり、「大典」を冠して「大典白菊」になった。

  • 姿(SUGATA)/栃木県栃木市西方町

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    姿(SUGATA)/栃木県栃木市西方町

    2019年08月31日号  

    江戸時代、西方五千石と呼ばれた米どころ栃木の西方町で唯一の酒蔵が飯沼銘醸だ。9代目の飯沼徹典さんが杜氏を務め、町内産の酒米を主に、米の品種を変えて同じ精米歩合で少量ずつ醸す酒、それが「姿」だ。

  • 武勇(BUYU)/茨城県結城市結城

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    武勇(BUYU)/茨城県結城市結城

    2019年08月24日号  

    筑波山を望む北関東の要衝、結城の町は2000年前の崇神天皇の時代から続く結城紬で知られる。真綿を手で紡いだ糸を手織りする絹織物の原型で、重要無形文化財とユネスコ無形文化遺産の指定を受ける。その結城で、米のうま味を味わう酒を得意とする酒蔵が武勇だ。

  • 新政 No.6(ARAMASA NUMBER6)/秋田県秋田市

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    新政 No.6(ARAMASA NUMBER6)/秋田県秋田市

    2019年08月10日号  

    最高の酒とは何か? 賞を取った酒か価格か? 持続可能な開発目標SDGsが提唱され、商品には味以外の価値も求められるようになった。秋田市の酒蔵、新政酒造の8代目、佐藤祐輔さんが蔵に戻った2007年、製造量はピーク時の2万5000石から6000石へ落ち、倒産寸前。

  • 山和(YAMAWA)/宮城県加美郡加美町

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    山和(YAMAWA)/宮城県加美郡加美町

    2019年08月03日号  

    近年、経済酒といわれる安価な酒の醸造量の下落が止まらない。宮城県北部、加美町の酒蔵、山和酒造店はかつて4000石を醸造した大きな蔵だったが、15年前、500石までに下がった。そのどん底のときに、7代目の伊藤大祐さんは24歳で蔵に帰った。

  • 墨廼江(SUMINOE)/宮城県石巻市

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    墨廼江(SUMINOE)/宮城県石巻市

    2019年07月27日号  

    一口飲んでなんてきれいで切れのある酒だと驚いた。墨廼江酒造は漁港の石巻にある酒蔵で、1845年に、海産物と穀物問屋を営んでいた澤口家の2代目が酒造りを開始。水を司(つかさど)る神様を祭った墨廼江神社が銘柄の由来だ。

  • 若竹(WAKATAKE)/静岡県島田市

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    若竹(WAKATAKE)/静岡県島田市

    2019年07月20日号  

    「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と歌われた大河。その川岸に位置する島田宿は、昔、大雨で川止めになると旅人で溢れにぎわった。最盛期に7軒あった酒蔵は、昭和の終わりに1軒を残すのみに。それが1832年に創業した大村屋酒造場だ。

  • セトイチ(SETOICHI)/神奈川県足柄上郡開成町

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    セトイチ(SETOICHI)/神奈川県足柄上郡開成町

    2019年07月13日号  

    酒を造るには酒類製造免許が必要だが、ビールやワインの免許に比べ、日本酒は新規参入が困難だ。約50年もの間、新規の免許は下りておらず、蔵元になるには蔵元と縁を結ぶか、免許を譲り受けるしかない。

  • 花の舞(HANANOMAI)/静岡県浜松市

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    花の舞(HANANOMAI)/静岡県浜松市

    2019年07月06日号  

    地元の米と水で醸す地酒を造る酒蔵が増えつつあるが、20年前から地元の農家と共に酒米作りに取り組み、全量を静岡県産米で醸しているのが花の舞酒造だ。

  • 天穏(TENON)/島根県出雲市

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    天穏(TENON)/島根県出雲市

    2019年06月29日号  

    日本酒の歴史が神話まで遡る島根県出雲地方。八岐大蛇(やまたのおろち)の伝説で八塩折(やしおり)の酒を大蛇に飲ませて退治したと記紀に残る。その出雲で「天穏」を醸す板倉酒造。酒銘は日蓮宗の仏典にある「無窮天穏」から命名され、飲んで穏やかになる酒という。

  • 神雷(SHINRAI)/広島県神石郡神石高原町

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    神雷(SHINRAI)/広島県神石郡神石高原町

    2019年06月22日号  

    温暖なイメージの広島だが、年間平均気温が約11℃と東北並みで、リンゴが栽培される寒冷地域が神石高原町だ。この地で1716年に創業した三輪酒造は、冷涼な気候と軟水を生かした低温長期発酵を得意とし、風味豊かな清涼感のある酒を醸す。

  • 鷹来屋(TAKAKIYA)/大分県豊後大野市緒方町

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    鷹来屋(TAKAKIYA)/大分県豊後大野市緒方町

    2019年06月15日号  

    磨崖仏が全国の7割を占める大分県。中でも阿蘇山東麓の豊後大野市には日本最大の磨崖仏がある。

  • 奥播磨(OKUHARIMA)/兵庫県姫路市

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    奥播磨(OKUHARIMA)/兵庫県姫路市

    2019年06月08日号  

    兵庫県西部の播磨地方にあり、初詣に人気がある安志加茂神社は、稲藁(わら)で編まれた巨大なえとで有名。地元の酒米、兵庫夢錦1反分の稲藁でなう見事なものだ。その神社の参道沿いに立つ酒蔵が下村酒造店。

  • 貴(TAKA)/山口県宇部市

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    貴(TAKA)/山口県宇部市

    2019年06月01日号  

    日本屈指の鍾乳洞の秋芳洞とカルスト台地の秋吉台。雨が石灰岩を潜り、ミネラルを含んだ中硬水を生み出す。その水で酒造りをするのが永山本家酒造場だ。1888年に創業し、旧山陽道に面して立つ。石造りの建屋は、蔵元2代目が町長を務めた時の役場庁舎を土地ごと買い取った。

  • ちえびじん(CHIEBIJIN)/大分県杵築市

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    ちえびじん(CHIEBIJIN)/大分県杵築市

    2019年05月25日号  

    麦焼酎の製造量が全国1位の大分県は日本酒から焼酎に変更した蔵が多い。中野酒造6代目の中野淳之さんが蔵に帰った10年前は、焼酎ブームが去って価格競争が激化していた。「このままでは蔵がつぶれる」と高品質の日本酒へシフトする。

  • 賀茂泉(KAMOIZUMI)/広島県東広島市西条

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    賀茂泉(KAMOIZUMI)/広島県東広島市西条

    2019年05月18日号  

    戦時中、米不足の折、酒販店が酒に水を加えて金魚が泳ぐような薄い酒を販売し、金魚酒と呼ばれた。その後、アルコール度数に基づく級別と課税を制定した日本酒級別制度ができたが、品質との相違もあった。さらにアルコールを増量した三倍増醸清酒が許可され、小さな蔵と大手蔵で格差が広がり、酒の個性も薄れていく。

  • 秀よし(HIDEYOSHI)/秋田県大仙市

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    秀よし(HIDEYOSHI)/秋田県大仙市

    2019年05月11日号  

    1750年頃、秋田藩主の佐竹侯が藩内の酒を集め、品評会を行った。その会で優勝したのが鈴木酒造店。酒質に優れたことから、佐竹侯が当時の銘柄「清正」を、加藤清正の主「豊臣秀吉」と「秀でて良し」を掛けて「秀よし」と命名。

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記者の目

  • 編集長 山口圭介

    残念ながら直感力の右脳に偏っている

    今週号の特集は「ビジネスフレームワーク集」です。サブタイトルは「論理と創造」「左脳と右脳」。経済誌は両者のはざまで生み出されているといえます。  数字やファクトを積み重ねていく企業取材には論理的思考が求められるし、特集の想定読者数や市場規模の把握など、ロジカルな事前分析も重要です。一方でヒットした特集の多くには独創的な発想に基づくコンテンツやテーマ設定、パッケージングが盛り込まれています。  論理的な取材・分析力と独創的な企画力。双方を兼ね備えた記者・編集者でありたいとは思うのですが、残念ながら私自身は直感力の右脳に偏っているそうです。特集を熟読して脳内を少しでも補正できたらと思います。

  • 子供たちのブリコラぶり

    道端などで見つけたよく分からないモノを集め、後にそれらをうまく使って危機を乗り越えたり、欠かすことのできない日常品を生み出したりと、野性の直感を基に手元の素材で何かをつくり上げることを「ブリコラージュ」 という。  よく、理論などに基づいて設計する「エンジニアリング」との対比で用いられる概念ですが、今回の特集を通じて、編集もまたブリコラージュでありエンジニアリングでもあり、論理と感性の両輪が必要であることを痛感。同時に、道端でよく分からないモノを拾ってくる、わが家の子供たちのブリコラぶりを見習わなければと思いました。本特集を下版した日は気が付くと誕生日。楽しい取材の多い特集でした。

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