記事一覧:特集 Part22827

  • 特集 Part2
    坂井辰史(みずほフィナンシャルグループ社長)インタビュー

    2018年07月28日号  

    私は持ち株会社(みずほFG)の企画部長として、佐藤(康博前社長)体制をずっと支えてきましたし、グループ横断の投資銀行部門や国際部門のヘッドをやってきた。ですから、銀行や信託銀行、証券の立場を離れて、持ち株会社の立場に徹することで見えてくること、できることがあるというのは、今まで体感してきました。

  • 特集 Part2
    【Column】 裏を返せば前社長への批判 ウェバーに二つの同情論

    2018年07月21日号  

    2015年から武田薬品工業の社長CEO(最高経営責任者)になり、世界的なR&D(研究開発)体制の見直し、今回のシャイアー買収合意などと大胆な経営判断を続けるクリストフ・ウェバーに対し、二つの同情論が湧き起こっている。

  • 特集 Part2
    【Column】 巨額買収はとばっちり シャイアーMRの悲劇

    2018年07月21日号  

    「ショックを受けている社員は少なくない」武田薬品工業に買収されるシャイアーの日本法人「シャイアー・ジャパン」に勤務するMR(医薬情報担当者)の表情は暗い。武田薬品は国内製薬のトップ。さらに買収完了後はメガファーマ(巨大製薬会社)になるのだから、買収される側とはいえ意気揚々かと思いきや、そうではないらしい。

  • 特集 Part2
    【スクープ】 5年前と同じく実質は指名解雇か 大量首切りの“絶望”研究所

    2018年07月21日号  

    武田薬品工業の湘南研究所(現湘南ヘルスイノベーションパーク)で2016~17年に2度目の大規模なリストラがあったことが本誌の取材で分かった。知られざる全貌を明らかにする。

  • 特集 Part2
    タケダは何者を目指すのか 一部創業家筋とOBは買収反対

    2018年07月21日号  

    超大型買収の末、武田薬品工業は何を目指すのか。そもそも臨時株主総会で、まさかの買収案否決はあり得ないのか。業界有名アナリストらへの取材を基に武田薬品の未来を大胆予想した。

  • 特集 Part2
    綱場一成(ノバルティス ファーマ社長)インタビュー

    2018年07月21日号  

    一般に、短期的な収益にこだわらなければいけない会社ってすごく多いですね。だから収益性のある企業を丸ごと買って、それで短期的な業績を確保する。そうすると何が起きてくるか。今年はうまくいきました、来年もうまくいきました、再来年もうまくいきました──。でもその後はどうするの、となります。収益性を求められるから、また買収しなければいけなくなる。

  • 特集 Part2
    リスクを取って臨む、 武田薬品の巨額買収後の姿

    2018年07月21日号  

    武田薬品工業の創業家筋で同社OBでもある原雄次郎は5月末、神戸市東灘区で暮らす創業家本家に電話をかけた。同月に合意がなされたアイルランドのバイオ医薬大手シャイアーの巨額買収には財務悪化などが懸念され、大反対。居ても立ってもいられず本家の姿勢を確かめたかった。

  • 特集 Part2
    どうやって会社を 買えばいいのか

    2018年07月14日号  

    個人によるM&Aに興味を持った人が次に考えるのは、「本当に会社が買えるのか」だろう。そもそもどうやって“会社を売りたがっている”社長を見つければいいのか。

  • 特集 Part2
    親友の会社を立て直し MBOでオーナーに

    2018年07月14日号  

    地方銀行に勤めて30年の山口勉さんに「助けてほしい」と声が掛かったのは、55歳を間近に控えた2014年のこと。相手はオーダーメードの家の建築設計事務所「パパママハウス」を経営する小学校時代からの親友だった。「体調が悪く全力で働けない。財務状態も悪い。うちに来て立て直してくれないか」と請われた。

  • 特集 Part2
    家業の経営をしつつ やりたい事業を買収

    2018年07月14日号  

    広島県のJR三原駅前で創業25年を迎えるビジネスホテル。10年前、前経営者であった義父の逝去により、ホテル経営を引き継いだ。夫は別の仕事をしている。

  • 特集 Part2
    ゆるキャラビジネスで 人生を楽しみたい

    2018年07月14日号  

    経理職として企業勤めをしてきた鷹松歴史観さんは40歳を過ぎたころ、自分で会社を経営することを考え始めた。そして選択肢を模索する中で、M&A情報サイトをチェックするようになった。「当時はあまりぴんとくる会社がなかった」と鷹松さんは振り返る。

  • 特集 Part2
    自分の知見の高い業界 ×ニッチ市場で勝負

    2018年07月14日号  

    「探したのは、『ブランド消費財×隙間ビジネス』。ヒールクローズはまさにそうした商品だった」と池末昌博さんは言う。それは「ヒールの服」という商品名の通り、ハイヒールの先端に装着する着せ替え式のアクセサリー。カラフルで、スワロフスキーのクリスタルガラスなどの装飾もあり、アクセントにかわいいと、最近ファッション誌やネットで紹介され、徐々に知名度が上がってきている。

  • 特集 Part2
    <1>中小企業・事業を買収して経営者になる

    2018年07月14日号  

    長年会社勤めをしてきた世の中のほとんどの人は、自分が社長になることなど考えたこともないに違いない。しかしこの選択肢は、決して実現不可能な夢物語ではない。今、個人でも会社を買収できる環境が整ってきているからだ。

  • 特集 Part2
    多様化する定年後の稼ぎ方の選択肢 あなたに合った働き方は?

    2018年07月14日号  

    日本では、定年まで同じ会社で働き、転職をしない人が多い。しかし、定年後も働き続けるには、誰もが何らかの形でキャリアチェンジをしなければならない。どんな選択肢があるのか。

  • 特集 Part2
    【Column】 人手不足による定年延長で 日本企業の働き方が変わる

    2018年07月14日号  

    定年を延長する企業が少しずつ増えている。それと同時に、人材育成や働き方そのものを改めようとするケースもあり、日本企業の雇用と賃金、人材育成が大きく変わろうとしている。

  • 特集 Part2
    <4>定年後再雇用制度を利用する

    2018年07月14日号  

    なるべくリスクは避けたい。そう考えて定年後再雇用制度を利用する人は多いだろう。厚生年金の受給年齢の引き下げと、それに伴う高年齢者雇用安定法の改正をきっかけに、ほとんどの企業が60歳の定年以降、1年ごとに契約を更新する再雇用制度を導入した。

  • 特集 Part2
    【Column】 人手不足で活況の転職市場 シニアの選択肢も広がるか

    2018年07月14日号  

    空前の人手不足で大活況の転職市場。転職サイトのビズリーチと就職・転職支援のリクルートキャリアの協力の下、求人数が増えている人気職種や、シニアの転職実態をまとめた。

  • 特集 Part2
    <3>定年前後に転職する

    2018年07月14日号  

    自分が身に付けたスキルに自信がある人には、定年前後に転職して働き続けるという選択肢もある。その場合、確認すべきことが二つある。まず、転職先の仕事が自分が好きな仕事であるかどうかということだ。

  • 特集 Part2
    <2>独立して個人事業主になる

    2018年07月14日号  

    長年、会社員として働いてきた人にとって、独立や起業という選択肢は非常にハードルが高く感じられるかもしれない。しかし、シニア専門ライフデザインアドバイザーの木村勝氏は、「実はシニアにとっては独立が一番リスクは小さい」と言い切る。なぜか。

  • 特集 Part2
    【Column】 中国人に買収されたホテル 離職騒動の“その後”

    2018年07月07日号  

    「ブラック企業だ!」。SNSにこうしたコメントが溢れ、“大炎上”したNHKのドキュメント番組がある。2016年に放映された「中国人社長がやってきた 伊豆修善寺“温泉ホテル”の9カ月」だ。

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記者の目

  • 編集部 重石岳史

    東証改革に見る「ルーズとタイト」の文化の違い

     東京証券取引所の幹部との雑談で「ルーズカルチャー」と「タイトカルチャー」が話題になりました。いわく日本はタイトカルチャーの国で、規律を重んじる。だから強制力を伴わずとも、東証が資本コストや株価を意識した経営を「要請」すれば上場企業がおのずと動いてくれる。確かに東証の市場改革は、大枠では狙い通りに進んでいるようです。
     一方、米国などはルーズカルチャーの国で、個人の自由を重んじるため強制力がなければ物事が動かない。タイトな文化の方が、日本人に向いている気はしますが、横並び主義や同調圧力が弊害を生むケースもあります。ルーズでありながらタイトさも併せ持つ。自分自身はそうありたいと思います。

  • 編集長 浅島亮子

    『週刊ダイヤモンド2025年2月22日号』発売中止のお詫び

     前号のフジテレビ特集におきまして、アンケート結果を記載した一覧表で誤記が判明いたしました。そのため市販を中止しましたが、定期購読分については発送停止の措置が間に合わなかったため、定期購読者の皆様には修正した記事をお送りいたします。読者の皆様ならびに関係者の皆様には、多大なご迷惑をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
     創刊111年の歴史に泥を塗る事態を招いてしまったことを、責任者として猛省しております。今後このようなことがないよう、チェック体制の強化など再発防止を徹底する所存です。今後とも弊誌を末長くご愛顧いただけましたら幸いに存じます。
    『ダイヤモンド編集部』編集長 浅島亮子

最新号の案内25年3月1・8日号

表紙

特集上場廃止ラッシュ

東京証券取引所の経過措置期間が2025年3月に終了し、新たな上場維持基準が適用される。さらに政策保有株式や親子上場の解消も進み、安定株主を失った企業は同意なき買収を容赦なく突き付けられる。あらゆる上場企業が安穏としていられない、淘汰の時代が…

特集2狙え! 不動産リッチ企業

不動産含み益をたっぷり抱える"不動産リッチ企業"への注目度が高まっている。アクティビストらの売却圧力も強まる一方だ。そこで、不動産の含み益が大きい企業の投資妙味を徹底分析。含み益を反映した修正PBRや時価総額に対する含み益の比率から、割安な…