記事一覧:人事天命352件
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人事天命
【日本銀行】 総裁任期満了まであとわずか 注目されるのは副総裁ポスト
2017年10月14日号約半年後の2018年4月8日に任期を迎える黒田東彦・日本銀行総裁(72歳。写真)。その後任人事をめぐり数多くの候補者の名が挙がっている。キーワードは、「政治主導」と「出口戦略」だ。
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【東芝】 東芝半導体売却の“バッドガイ” 副社長退任、新会社かじ取りへ
2017年10月7日号東芝の成毛康雄副社長(62歳。写真)が10月に取締役を退任する。成毛氏は絶好調の半導体部門のエース。前回2016年の社長人事では綱川智氏と共に有力候補に挙がった。
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【サムスン電子】 有罪判決でささやかれる“脱創業家” 外部から経営者招聘の動きも
2017年9月30日号韓国サムスングループの事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン)・サムスン電子副会長(49歳。写真)に贈賄などの罪状で懲役5年の有罪判決が下った。李副会長は父親の李健煕(イ・ゴンヒ)会長が倒れた2014年以来、グループを実質的に率いてきた。
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【ホンダ】 軽自動車から古巣のF1へ出戻り 背水の陣を敷く“エンジン屋”
2017年9月23日号9月1日、その人事はひっそりと発令された。ホンダの開発子会社、本田技術研究所でスモールカーを担当していた浅木泰昭執行役員(59歳。写真)が、自動車レースの最高峰「フォーミュラ・ワン(F1)」の開発チームへ異動したのだ。
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【住友化学】 誤算続きのラービグ計画に好転の兆し 十倉社長の続投で長期政権となるか
2017年9月16日号中国やアジア経済の発展を背景に、石油化学会社の業績は絶好調が続く。社長在任7年目に入った住友化学の十倉雅和社長(67歳。写真)の後任をめぐって、周辺が騒がしくなっている。
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【新日鐵住金】 中計が“大穴社長”交代のタイミング? 会長が鍵握る三つ巴レースの行方
2017年9月9日号他に大本命がいたことから、社長就任時には“大穴”とまでいわれた新日鐵住金の進藤孝生社長(67歳。写真)も、就任4年目に入った。来期は新中期経営計画が始まるタイミングということもあり、社内では交代観測がそろりと持ち上がっている。
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【アサヒグループホールディングス】 順当な次期社長候補はビール社長ら 会長の信頼厚いホープも急浮上
2017年9月2日号アサヒグループホールディングス(HD)の小路明善社長(65歳)が就任して1年半。早くも次期社長の予想が社内外で始まっている。「年次的に順当」(HD幹部)なのが、HDの奥田好秀専務(61歳)と事業会社であるアサヒビールの平野伸一社長(61歳)だ。
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【ソフトバンクグループ】 ヤフーですら主要メンバー外 投資会社に邁進する孫社長
2017年8月26日号「ヤフージャパンは国内に閉じた事業体。孫正義社長らと話し合い、『ソフトバンクの国内事業との連携をより深めていきたい』ということになった」ソフトバンクグループは6月の株主総会で取締役を刷新。グループの取締役から事業会社ソフトバンクの取締役へと“降格”する形になったヤフー社長の宮坂学氏(写真)は、理由をこう説明した。
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【大林組】 後継候補の1人が“突然”の退任 在任10年の節目で花道となるか…
2017年8月12日号近年、その勇退が話題となりながらも、社長在任10年目に突入した大林組の白石達社長(70歳。写真)。その去就にこれまで以上に注目が集まっている。というのは、「どちらが先に辞めるか、意地の張り合い」と業界でささやかれてきた、東京大学工学部建築学科の同級生で、同じ年齢、そして社長就任の時期も同じという、清水建設の宮本洋一社長が昨年、先に勇退を決め、会長に就任したからだ。
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【J.フロント リテイリング】 他社に先駆け相談役を廃止も功労者2人は任期満了まで留任
2017年8月5日号ガバナンス改革の一環で、相談役ポストを廃止する企業が出てきた。高齢で経営の一線を退いており、役割や責任は不明確だが、現役幹部の経営判断に影響を与える恐れがあると、主に外国人投資家から問題視されているためだ。
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【日本航空】 8.10ペーパーの足かせが外れても植木社長続投で“慎重路線”を継続
2017年7月29日号日本航空ではこの春、トップ交代の可能性があった。というのも通称「8.10ペーパー」と呼ばれる、新規投資を制限する指針の効力が切れる節目を迎えたからだ。経営破綻以降、公的支援を仰ぐ代わりに、新規路線開設や大型投資に制約を課せられてきた。
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【田辺三菱製薬】 田辺出身会長の退任で三菱色強まる グループ連携で相乗効果を出せるか
2017年7月22日号ルーツのたなべや薬から数えて創業339年。薬の街である大阪・道修町に本社を構え、医療用医薬品中心の上場企業で最も歴史がある準大手、田辺三菱製薬の土屋裕弘取締役会長(70歳。写真)が6月に相談役へ退いた。
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【経済産業省】 “豪腕”に託された東電改革 安倍政権失速が唯一の障壁か
2017年7月15日号経済産業省の事務次官に、前通商政策局長の嶋田隆氏(57歳。写真)が就任した。嶋田氏は東日本大震災後、東京電力ホールディングス立て直しの陣頭指揮を執った人物。実際、2012年6月に取締役兼執行役として東電に乗り込み、今につながる改革の下地を幾つも整備してきた。
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【住友商事】 新社長就任は来春に前倒しも 金属部門への“大政奉還”なるか
2017年7月8日号住友商事の中村邦晴社長(66歳。写真)が任期6年目に入った。社長任期は内規で最長6年と決められており、来年6月末までに退任するのは確実だ。来秋には大手町へ本社を移転、翌2019年12月には創業100周年を迎える。大きな節目となるだけに、次期社長の人選に注目が集まる。
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【ノバルティス ファーマ】 東京地検の控訴直後に新体制 信頼回復へ日本人で組織固め
2017年7月1日号外資製薬大手ノバルティス ファーマが高血圧治療薬「ディオバン」の論文データを改ざんした事件で、東京地方検察庁は3月29日、薬事法(現医薬品医療機器等法)違反を問われた元社員と会社を無罪とした一審判決を不服として控訴した。3日後の4月1日、綱場一成氏(46歳。写真)が予定通り社長に就任した。
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【ゼネラル・エレクトリック(GE)】 ダークホースが新天地で託された製造業とデジタルの融合加速
2017年6月24日号16年間にわたって米ゼネラル・エレクトリック(GE)の最高経営責任者(CEO)を務めてきたジェフ・イメルト氏(61歳)の後任に、医療部門トップのジョン・フラナリー氏(55歳。写真)が決まった。イメルト氏は「デジタル・インダストリアル・カンパニー」への変革を掲げ、製造業回帰を推進。
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【財務省】 財務次官人事に透ける最強官庁復権への思い
2017年6月17日号「官庁の中の官庁」として強大な権限を握る財務省で、次期次官候補の本命とされるのが、主計局長の福田淳一氏(57歳、昭和57〈1982〉年入省。写真)だ。財務省では昨年、国税を所管する主税局から35年ぶりに次官を出し話題を集めたものの、今年はこれまでの慣例通り、予算編成を統括する主計局長を、順当に昇格させようとしている。
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【フォード・モーター】 米老舗自動車メーカーの試練 電撃トップ交代に透ける焦燥
2017年6月10日号突然の交代劇だった。米フォード・モーター創業家のビル・フォード会長は5月22日、マーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)の退任を発表。かつてフォード傘下にあったマツダでも社長を務めたフィールズ氏は、わずか3年でトップの座を降りることになった。
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【日本生命保険】 社長就任から丸6年が経過 人材の宝庫故に後継候補が乱立
2017年6月3日号生命保険業界のガリバーこと日本生命保険の筒井義信社長(63歳。写真)は、社長就任から丸6年が経過し、再来年には後進に道を譲るとの観測が強まっている。
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【千代田化工建設】 どん底からの復活、主導なるか ラテン系の三菱商事出身トップ
2017年5月27日号非常事態に見舞われている石油・天然ガスなどのプラント建設大手の千代田化工建設は6月、資本提携先の三菱商事から執行役員の山東理二氏(59歳。写真)を社長に迎える。長引く原油安でプラント建設案件が減り、千代田化工の業績が低迷する中、役員体制の刷新で経営の立て直しを目指す。