記事一覧:人事天命352件
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人事天命
【パナソニック】 外部人材を代取に異例の抜てき 変革託されたのは泥くさい現場派
2017年5月20日号異例中の異例である。パナソニックの代表取締役専務に、25年前に同社を退社した日本マイクロソフト前会長の樋口泰行氏(59歳。写真)が就任した。外部人材をいきなり代表権付きの役員に登用する人事は、パナソニック史上、ほぼない。
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【三菱自動車】 三菱商事の縄張りにエースを配置 日産ゴーン流の容赦ない攻勢
2017年5月13日号三菱自動車の燃費不正問題の発覚から1年。昨年10月に三菱自を傘下に収めた日産自動車が人事で攻勢をかけている。
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【TOTO】 “創業100周年”の特別行事は行わず 社長就任4年目に突入で新たな動き
2017年4月29日号5月15日、国内の衛生陶器市場で首位のTOTOは、創業100周年を迎える。TOTOでは、これまで表舞台に出ることを好まなかった喜多村円社長(59歳。写真)が、就任4年目に突入した。
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【三菱ケミカル】 化学最大手に新中核事業会社が誕生 次期社長候補に挙がる3人衆の評判
2017年4月22日号4月1日、国内化学ナンバーワンの三菱ケミカルホールディングス(HD)傘下の三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの3社が統合し、三菱ケミカルが誕生した。売上高3兆円規模の新会社を率いるのは、三菱ケミカルHDの越智仁社長(64歳。写真)だ。「しばらくは越智さんがやるんじゃないか」と競合の大手化学役員は予想する。
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【ダイハツ工業】 トヨタ出身社長に逆戻りでも期待のかかる新興国戦略
2017年4月15日号この6月、ダイハツ工業の新社長にトヨタ自動車の奥平総一郎専務(60歳。写真)が就任する。現社長の三井正則氏は、実に21年ぶりに誕生した生え抜きの社長。「昨年8月にトヨタの完全子会社となった時点で、交代は既定路線だった」(業界関係者)というが、再びトヨタ出身の社長に戻ることに、諦念をにじませる社員も多い。
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【ファンケル】 「COOだと甘えが出る」 名物創業者がCEO職を委譲
2017年4月8日号化粧品・健康食品大手、ファンケルの後継者が決まった。島田和幸専務(61歳。写真)が4月1日、創業者の池森賢二会長兼CEO(最高経営責任者。79歳)からCEO職を譲られ、社長兼CEOに昇格。
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【安藤ハザマ】 旧安藤による“救済”も今は昔 合併から4年で強まるハザマ色
2017年4月1日号2013年の合併から4月で丸4年を迎える準大手ゼネコンの安藤ハザマ。野村俊明社長(67歳。写真)は、11年から旧安藤建設の社長を務め、合併とともに社長に就任、07年から旧ハザマの社長だった小野俊雄氏(69歳)は会長となったが、いよいよ両名の交代が近そうだ。
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【セブン&アイ・ホールディングス】 社長交代はロゴ復活と引き換えか ヨーカ堂人事の裏に隠された思惑
2017年3月25日号「あれはバーターだったのか」。セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下のイトーヨーカ堂の幹部は、新年初売りのチラシについてこのように語る。
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【ANAホールディングス】 事業会社の社長交代の裏で進む 片野坂HD社長への一極体制
2017年3月18日号ANAホールディングス(HD)の中核会社、全日本空輸の社長人事が発表され、4月1日付で篠辺修氏(64歳)から取締役の平子裕志氏(59歳)に社長をバトンタッチする。
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【東京電力ホールディングス】 福島廃炉に原発再編と難題山積 廣瀬体制は継続の公算が大
2017年3月11日号エネルギー業界の顔である東京電力ホールディングスの社長人事が揺れている。そもそも社長人事をめぐっては、改革案を議論するための「東京電力改革・1F問題委員会」(東電委員会)が終わった昨年末以降、今年で在任5年となる廣瀬直己社長(64歳。写真)の交代が取り沙汰されてきた。
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【参天製薬】 黒川体制は変更のタイミング 後継の有力候補に元商社マン
2017年3月4日号「買収したいと思える日本の会社は?」。M&A(企業の合併・買収)の対象を物色する製薬世界大手にそう問うと、魅力のある企業としてよく名前が挙がるのが参天製薬だ。眼科領域で国内首位、世界でもトップクラス。眼科に特化して製品の種をそろえ、グローバル化を進めている。
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【ユニー・ファミリーマートホールディングス】 「伊藤忠に貢献する流通会社に」“防波堤”退任で強まる商社支配
2017年2月18日号2016年9月の経営統合で発足したユニー・ファミリーマートホールディングスの上田準二社長(70歳)が2月末に退き、後任に伊藤忠商事の髙柳浩二副社長(65歳。写真)が就任することが決まった。「年末年始に、『17年3月1日に社長交代したい』と伊藤忠の岡藤正広社長に相談していた」
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【みずほ銀行】 銀行・信託のトップ交代の陰で直面 「銀行人事」打破の理想と現実のジレンマ
2017年2月11日号1月31日、みずほフィナンシャルグループ(FG)は傘下子会社における4月1日付の首脳人事を発表した。みずほ銀行では林信秀頭取(59歳)から藤原弘治常務取締役(55歳。写真)に、みずほ信託銀行では中野武夫社長(60歳)から飯盛徹夫FG常務執行役員(56歳)にトップが交代する。
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【第一三共】 次期社長は“たすき掛け”通りか 若返りに反し不満続出の可能性も
2017年2月4日号三共と第一製薬が2005年に合併してできた製薬大手、第一三共。以降出身会社間で会長、社長職のたすき掛け人事が続く。中山讓治社長(66歳)の就任から6年余りが過ぎ、次期社長レースに注目が集まる。
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【三井住友トラスト・ホールディングス】 金融庁との暗闘続く三井住友トラスト 影響力保持したい常陰銀行社長の去就は
2017年1月28日号三井住友信託銀行を傘下に持つ三井住友トラスト・ホールディングス(HD)の首脳人事が最終局面を迎えている。
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【サッポロホールディングス】 大本命のプリンスが社長就任 食品企業への変革が焦点
2017年1月21日号サッポロホールディングス(HD)の社長が今年1月に代わった。社長には、サッポロビール社長の尾賀真城氏(58歳。写真)が昇格し、上條努HD社長(63歳)は代表権のある会長に。ビールの社長には、ポッカサッポロフード&ビバレッジの高島英也(57歳)取締役が就任した。
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【ソニー】 新経営陣の大きな重荷になる 高リスク低収益のスマホ事業
2017年1月14日号連結営業利益5000億円以上を掲げた、ソニーの第2次中期経営計画の終了が来春に迫ってきた。目標達成の可否に加えて、ポスト平井体制にも注目が集まる中、次期社長候補との呼び声が最も高いのが、ソニーモバイルコミュニケーションズ社長の十時裕樹氏(52歳。写真)だ。
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【伊藤忠商事】 岡藤社長は来年度も続投の公算 “引き際”定まらず任期8年目へ
2016年12月24日号総合商社で最も社長在任期間が長い伊藤忠商事の岡藤正広社長(67歳。写真)が、慣例の6年間を超え、7年目続投を宣言したのは今年1月。続投表明から間もなく1年となり、去就に注目が集まるが、8年目も続投することが確実視されている。
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【証券取引等監視委員会】 剛腕委員長の後任は“保守派”検事 注目集まる東芝不正問題の采配
2016年12月17日号「市場の番人」の証券取引等監視委員会のトップが約10年ぶりに交代する。過去最長の3期務めた佐渡賢一委員長(70歳)が12日に退任し、後任には、13日付で、元広島高等検察庁検事長の長谷川充弘氏(63歳。写真)が就く。
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【富士フイルムホールディングス】 次期CEOは助野社長が最右翼 交代時期は2018年ごろか
2016年12月10日号社長就任後16年がたつ富士フイルムホールディングスの古森重隆会長兼CEO(77歳。写真)。実力会長の後継レースに業界の注目が集まっている。最右翼は今年6月、前社長の中嶋成博氏の健康問題により、新たに社長として登板した助野健児氏。