記事一覧:人事天命352件
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人事天命
【JA全農(全国農業協同組合連合会)】 “身を切る”改革を実行する次期リーダーに問われる指導力
2016年12月3日号JAグループの中核であるJA全農が、政府から求められる大改革を前に幹部人事を刷新しようとしている。折しも政府の規制改革推進会議は11月11日、全農改革を提言。飼料や肥料などを農家に売るドル箱事業を売却し、農産物の販売に注力することを全農に迫った。
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【第一生命ホールディングス】 金融業界の慣習を打ち破る 平成4年入社の役員が誕生
2016年11月12日号役所と同じく出世において、入社年次に縛られるのは金融機関も同様だが、その慣習を大きく打ち破り、話題となっているのが大手生命保険会社の第一生命ホールディングスだ。
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【日産自動車】 カムフラージュに使われた三菱自 「共同CEO」職を設置する狙い
2016年11月5日号三菱自動車を支配下に置いた10月20日、日産自動車のカルロス・ゴーン会長兼社長兼CEO(最高経営責任者、62歳)は、西川廣人副会長(63歳。写真)を共同CEOとして起用すると発表した。大企業でCEO職を二つ設置するのは珍しい。
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【ダイキン工業】 井上礼之会長の完全引退は当面なし 次の時代を担うのは米国組との観測
2016年10月29日号急進的なグローバル展開で、6期連続の増収増益を続けるダイキン工業では、十河政則代表取締役社長兼CEO(67歳。写真)が就任6年目に入った。
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【三菱製紙】 現政権の長期化が目される一方で 後継候補に経歴光る取締役が浮上
2016年10月22日号紙離れが進み、逆風が吹きすさぶ製紙業界。三菱製紙は生き残りを懸け、業界最大手の「王子グループとのアライアンス強化」の文字を中期経営計画へ盛り込むことに成功した。
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【J.フロント リテイリング】 百貨店・経営改革の総仕上げ 来春開業の銀座再開発が花道か
2016年10月15日号銀座再開発プロジェクトが大詰めを迎えるJ.フロント リテイリング。ここにきて業界関係者の間でささやかれているのは、2013年からトップを務める山本良一社長(65歳。写真)が、この大型事業を“花道”に、後継にバトンタッチするという観測だ。
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【ベネッセホールディングス】 これでついに3人目! 問われる“プロ経営者”の実力
2016年10月8日号前任の社長はわずか3カ月で交代、次の社長に就任したのはまたしても“プロ経営者”だった。10月1日付でベネッセホールディングスの社長に就任したのは、社外取締役を務めてきた安達保氏(62歳。写真)。米投資法人カーライルの日本代表を務める傍ら、ベネッセの社外取締役を通算11年間も務めてきた。
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【ポーラ】 訪問販売から来店型にかじを切り マーケティング力に定評の若手抜てき
2016年10月1日号「激震だった前回の社長人事以来の驚きだった」──。売上高で化粧品3番手の座を争う、ポーラ・オルビスホールディングス(HD)。その基幹であるポーラの経営陣の顔触れが今年、大きく変わった。創業家以外から社長になった前任の鈴木弘樹氏が顧問に退き、マーケティング担当の執行役員、横手喜一氏(49歳。写真)を後任に抜てき。同時に、40代の若手3人を執行役員へ昇格させたのだ。
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【日本建設業連合会】 経団連副会長狙う? 大成の山内会長 見通し不透明な日建連会長の後継人事
2016年9月24日号ゼネコンの業界団体である日本建設業連合会。中村満義会長(鹿島会長)は2017年4月で2期4年の任期満了を迎え、交代する可能性が濃厚だ。日建連会長ポストは従来、東京を地盤とする大手ゼネコン3社の会長、社長が務めてきた。前任は清水建設で社長、会長を務めた故・野村哲也氏なので、次期会長は順当にいけば、大成建設の山内隆司会長(70歳。写真)が有力だ。
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【三井住友銀行】 ガバナンス改革と旧住友支配を両立する 新たな“たすき掛け”人事案が映す苦悩
2016年9月17日号三井住友銀行(SMBC)の頭取人事が最終局面を迎えている。背景には、グループの主導権を銀行から持ち株会社へ移すという決断がある。現トップの國部毅頭取(62歳。写真)は来年4月で就任から6年が経過するため、頭取交代が予想される。従来は実権を握る旧住友銀行出身者から頭取を選出。
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【新潟県知事】 泉田・新潟県知事が4選出馬を撤回 東京電力社内に広がる期待と不安
2016年9月10日号東京電力ホールディングスの命運を左右する秋の新潟県知事選挙に、大きな動きがあった。新潟県は東電柏崎刈羽原子力発電所の立地自治体。原発が稼働すれば巨額の利益が見込めるため、早期の経営改善を目指す国と東電は、柏崎刈羽原発の再稼働を申請している。
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KDDI 「非通信事業」成功の立役者 ミスターauが副社長に昇格
2016年9月3日号直近の決算で過去最高益を達成したKDDI。その好調を田中孝司社長の下で支えてきた髙橋誠専務(54歳。写真)がこの夏に副社長へ昇格した。
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【東急百貨店】 提携解消に加えて古巣の役員も退任 退路断たれて覚悟決め、会長に就任か
2016年8月27日号トップ人事において無風といわれる百貨店業界の中で、唯一、交代観測が流れている社長がいる。東急百貨店の二橋千裕社長(62歳。写真)だ。
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【アステラス製薬】 後継候補2人は山之内出身 「たすき掛け」なき人事の焦点
2016年8月13日号山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して2005年に誕生した国内製薬2位のアステラス製薬。統合十余年後におけるトップ人事の焦点は「YかFかではない」と業界関係者は口をそろえる。
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【SMBC日興証券】 2強の後継トップを凌駕できるか 銀行出身の“鬼軍曹”の鼻息
2016年8月6日号証券業界でにわかに存在感を増しているのが、銀行出身の剛腕、SMBC日興証券の清水喜彦社長(60歳。写真)だ。親会社である三井住友銀行の元副頭取で、法人部門を長く率い、営業の“鬼軍曹”として恐れられた。
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【ネスレ】 95年ぶりに社外出身CEO 抜てきの裏に“脱食品”の本気
2016年7月23日号1922年以来、実に95年ぶりに、スイスのネスレが社外からCEO(最高経営責任者)を招聘する。6月27日、ネスレは来年1月1日付で、独医療大手フレゼニウスのウルフ・マーク・シュナイダーCEO(50歳。写真)がCEOに就任すると発表。現CEOのポール・ブルケ氏(61歳)は来年4月に株主総会での承認を経て取締役会長に就任する。
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【東芝】 WHから電力部門トップに 原発新設45基計画の急先鋒
2016年7月16日号不正会計問題を受けて経営再建中の東芝。6月22日の株主総会後、綱川智社長ら新経営体制が発足し、「コア事業」に位置付けたエネルギー部門(カンパニー)トップに、米原子力子会社、ウエスチングハウス(WH)社長兼最高経営責任者(CEO)だったダニー・ロデリック氏(55歳。写真)が昇格した。
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【シャープ】 鴻海会長の特別補佐が担う 新型パネル開発と技術者確保
2016年7月9日号台湾の受託製造会社、鴻海精密工業(ホンハイ)の傘下に入ることを決めたシャープ。6月の株主総会を経て、新たな取締役の陣容が固まったが、その中で今後の経営のカギを握っているのが、郭台銘会長の特別補佐として、グループ会社の会長も務めている劉揚偉氏(60歳。写真)だ。
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【第一生命保険】 持ち株会社化が節目となるか 後継と目される“ど本命”
2016年7月2日号今年10月1日に持ち株会社に移行する、大手生命保険会社の第一生命保険。第一は、2010年に大手生保としては唯一、相互会社から株式会社に転じ、また、14年には米プロテクティブ生命保険を約5800億円で買収するなど、大手生保らしからぬ大胆な手を次々と繰り出してきた。
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【LIXILグループ】 国内流通の近代化に踏み込めるか? メタボ経営体質と戦う虎ノ門旋風児
2016年6月25日号6月15日の株主総会での承認を経て、LIXILグループの社長に瀬戸欣哉氏(55歳。写真)が就任した。この7月1日以降は、新経営体制に移行する。