記事一覧:人事天命352件
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人事天命
【三菱商事】 食料畑のエースが次期社長に 非資源強化の路線を継承
2016年1月9日号三菱商事の新社長に、食料や生活消費財などを統括する生活産業グループCEOの垣内威彦常務執行役員(60歳。写真)が4月1日付で就任する。
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【西友】 親会社ウォルマートの不振で揺れる 4年ぶりに誕生した日本人トップの去就
2015年12月26日号小売り世界最大手の米ウォルマート・ストアーズが苦境に立っている。米アマゾンなどインターネット通販の攻勢に押されて既存店の売上高は伸び悩んでおり、2015年8~10月期決算は減収減益となった。
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【日本電産】 後継最右翼の副社長が辞任で 元シャープの片山氏が“本命”か
2015年12月19日号精密モーター最大手の日本電産。創業者である永守重信会長兼社長(71歳。写真)が自らけん引してきたことで知られるが、その後継者レースに異変があった。日産自動車系の自動車部品会社、カルソニックカンセイから2013年に三顧の礼で迎えられた呉文精副社長が、9月末に「一身上の都合」で退社したのだ。
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【サムスン電子ジャパン】 スマホ事業の“生存”懸けて サービス重視の人材登用
2015年12月12日号韓国のサムスン電子は12月1日付の最高幹部人事で、スマートフォン事業を統括する無線事業部のトップ交代を発表した。米アップルに対抗するため「Galaxy」シリーズを掲げて、世界首位の座を築いてきた立役者の申宗均(シン・チョンギュン)氏(59歳)に代わり、研究開発部門出身の高東真(コ・ドンジン)氏(54歳)が新たにかじ取りを任されることになった。
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【LIXILグループ】 “不正会計問題”は乗り切ったが 今度は経営手腕の証明が焦点に
2015年12月5日号「問題に区切りをつけ、将来への取り組みにばく進する」。まい進ではなく、ばく進というのが象徴的だった。11月16日、LIXILグループを率いる藤森義明社長兼CEO(64歳。写真)は、ドイツの元子会社ジョウユウで発覚した不正会計問題について、不正を働いた創業者のツァイ親子に対して訴訟手続きを開始したことを明かした。
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【武田薬品工業】 前任者の電撃退任で続くCFO不在 情報開示姿勢に高まる不満の声
2015年11月28日号財務の最高責任者であるCFOの不在が続くこと4カ月。10月末、製薬大手である武田薬品工業の第2四半期決算説明会で説明を任されたのは、ルドルフ・ファン・ハウテンCFO代行(50歳。写真)だった。フランソワ・ロジェ前CFOは6月末の株主総会直前に電撃退任を明らかにし、スイス食品大手ネスレへ移った。
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【ファミリーマート】 ユニーと経営統合で基本合意 悲願実現で表舞台に復帰か
2015年11月21日号ユニーグループ・ホールディングスとの経営統合に基本合意したファミリーマート。来年9月にユニーを吸収合併し、ファミマを存続会社とする持ち株会社体制に移行するが、そのトップに立つと目されているのが上田準二会長(68歳。写真)である。
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【東芝】 転がり込んできた社長就任 終わらぬ会計問題の後始末
2015年11月14日号不正会計問題に揺れる東芝で、歴代3社長の辞任を受けて7月に就任した室町正志社長(65歳。写真)。自身の任期について、「3年以内ぐらいを考えている」としている。
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【東日本旅客鉄道】 新社長には深澤副社長が当確 その次の候補もすでに確定!?
2015年11月7日号東日本旅客鉄道(JR東日本)の次期社長に、深澤祐二副社長(61歳。写真)が有力視されている。
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【資生堂】 聖域に魚谷改革のメス 生え抜きポストに“黒船”
2015年10月31日号「グローバル展開のための人材と組織強化が重要だ」──。10月5日、グローバルブランド「SHISEIDO」の一新を発表した資生堂。魚谷雅彦社長はこう語り1人の外国人女性を壇上に招いた。
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【厚生労働省】 旧厚生vs旧労働の縄張り争いが再燃 「村木次官」退任後も残る副作用
2015年10月24日号労働者派遣法の成立などで遅れていた、厚生労働省の幹部人事が10月1日に発令された。村木厚子前・事務次官(59歳。写真)の後任には、旧厚生省系の二川一男前・医政局長が昇格した。
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【スカイマーク】 ANAの資本注入に備え発足させた 独立性を守るための執行役員制度
2015年10月17日号経営再建中のスカイマークは、9月29日に新経営体制となり、会長には佐山展生・インテグラル代表が、社長には日本政策投資銀行出身の市江正彦氏(55歳。写真)が就任した。
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【清水建設】 就任8年超の花道となるか 執念燃やすリニアトンネル工事
2015年10月10日号社長就任から8年を超え、勇退が近いとうわさされる清水建設の宮本洋一社長(68歳。写真)。代々、建築部門が社長を輩出し、後任候補には建築事業本部長の寺田修副社長(62歳)や、同副本部長の今木繁行専務(60歳)のほか、今年常務から専務に昇格した井上和幸名古屋支店長(59歳)の名前が浮上する。
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【金融庁】 早くも話題集まる次期長官人事 「任期1年の差」で揺れる本命と大穴
2015年10月3日号「任期2年」の通例は生きているのか──。今年7月、金融庁のトップに森信親長官(58歳)が就任したが、金融界では早くもその任期に注目が集まる。ほぼ決着がついた次期長官人事に、“運命のいたずら”が起きる要因になるかもしれないという見方があるからだ。
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【SBIホールディングス/マネックスグループ】 ネット証券で一時代を築いた 大物2人に退任観測が浮上
2015年9月26日号ネット証券の大物、SBIホールディングスの北尾吉孝・代表取締役執行役員社長(64歳)と、マネックスグループの松本大・取締役会長兼代表執行役社長(51歳)にそろって退任観測が浮上している。
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【伊藤忠商事】 中国戦略に「後顧の憂い」? 岡藤社長の続投論浮上
2015年9月19日号今年度がトップ就任6年目となる伊藤忠商事の岡藤正広社長(65歳)。同社では先々代の丹羽宇一郎社長時代から6年間の社長任期が慣例化しており、岡藤社長も今年度限りで社長職を退くとみられている。しかし、残り任期が半年になろうとするこの時期、岡藤社長の続投論が急浮上している。
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【米グーグル】 新体制、アルファベットに移行 “ムーンショット”加速へ
2015年9月12日号米グーグルは8月10日、アルファベットというグループ持ち株会社を設立した。収益の上がっている中核事業と、ベンチャー事業とを分離するのが目的だ。
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【公文教育研究会】 10年ぶりに交代、初のプロパー社長 教育の「質」を高め、海外展開を加速
2015年9月5日号全国に1万6400の公文教室を展開する公文教育研究会が10年ぶりに新体制へ移行した。6月、初のプロパー出身社長となったのは池上秀徳氏(59歳。写真)。池上氏の社長就任には二つの狙いがある。
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【大正製薬ホールディングス】 3巨頭体制から完全に世代交代 オーナー家長男が率いて次男が支える
2015年8月29日号大衆薬の雄、大正製薬が今夏をもって完全に代替わりした。オーナー家の上原明氏(74歳)を中心とした3巨頭体制から、明氏の長男である上原茂氏(39歳)を筆頭とする兄弟体制へシフトしたのである。創業100周年を迎えた2012年には、茂氏がグループ中核会社である大正製薬の代表取締役社長に昇格し、第1段階の代替わり人事が行われた。
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【財務省】 財務官と政投銀の人事に透ける 首相官邸による霞が関支配の深層
2015年8月22日号7月の財務省幹部人事で、山崎達雄財務官(57歳)が退任した。財務官は通貨外交を統括する次官級ポストで、後任に浅川雅嗣国際局長が昇格した。わずか1年での交代となったが、その背景には、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)をめぐる失態があるとされる。