記事一覧:人事天命352件
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人事天命
【東急不動産ホールディングス】 成長フェーズでトップ若返り それでも現体制に変わりなし
2015年3月14日号新社長は果たしてどこまでリーダーシップを発揮できるのか──。東急不動産ホールディングスは2月25日、大隈郁仁取締役専務執行役員(56歳)が4月1日付で社長に昇格すると発表した。
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【鹿島】 10年ぶり新社長も非創業家 建築部門の立て直しが急務
2015年3月7日号ゼネコン業界の盟主である鹿島は2月24日、中村満義社長(71歳)の後任に、押味至一専務執行役員関西支店長(66歳)が昇格すると発表した。中村氏は代表権のある会長に就く。押味氏は建築管理本部長などを務めた建築畑出身。建築部門の今中間期は赤字で、第3四半期で黒字化したものの採算悪化の恐れは残るため立て直しが急務だ。
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【大日本住友製薬】 住友化学出身の2人に絞られた 次期社長レースの大本命
2015年2月28日号今年6月で社長就任から丸7年となる大日本住友製薬の多田正世社長(70歳)。同社の役員の任期は1年だが、日本製薬工業協会会長の任期が1年残されているため、少なくとも1年は社長を続ける可能性が高い。
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【JFEホールディングス】 中計策定をめどに本命登板か 次々期社長レースは混戦模様
2015年2月21日号JFEホールディングスの社長交代が確実視されている。馬田一社長(66歳)はこの4月で就任5年を迎える。その前任の數土文夫前社長(73歳。現東京電力会長)の在任期間も5年だった。2015年3月期の連結純利益を1300億円と上方修正したばかりで、業績回復と新中期経営計画の策定をめどに、2月末に発表される役員人事でのトップ交代となりそうだ。
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【ユニーグループ・ホールディングス】 「他社上回る商品、提供できず」 業績悪化で2トップが引責辞任
2015年2月14日号「3年連続で減益。結果が出せなかった責任を取る」──。流通大手のユニーグループ・ホールディングス(GHD)は、今年3月に経営体制を刷新する。 前村哲路会長兼CEO(最高経営責任者。65歳)と中村元彦社長兼COO(最高執行責任者。55歳)が3月1日付で相談役へと退き、事業子会社ユニーの社長を務めていた佐古則男取締役(57歳。写真)がバトンを受け継ぐ。
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【日本郵船】 社長交代果たすも大きな痛手 カルテルで有力候補2人退任
2015年2月7日号自動車輸送船の運賃をめぐるカルテルで2014年に日米で計約200億円の課徴金および罰金支払いが決まった海運最大手の日本郵船。同社幹部は「うちは金銭以上の痛手を負ってしまった」と吐露する。カルテル問題という巨大な嵐が社長候補2人をのみ込む悲劇を生んだのである。
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【三井物産】 32人抜き10歳若返りのサプライズ人事 “次の次の大本命”が早くも登板
2015年1月31日号社内外で「次の次の大本命」とみられていたが、まさかこのタイミングで32人抜き、10歳若返りのサプライズ人事になるとは、誰も予想していなかった。三井物産は、4月1日付で安永竜夫執行役員(54歳。写真)が社長に就任すると発表した。三井物産でエリートとされる化学プラントの出身で、2010年7月に経営企画部長になった時点で、「将来の幹部候補」と認識されていた。
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【ヤマトホールディングス】 外部出身の社長が料金適正化の改革 現場をよく知るプロパー幹部に禅譲
2015年1月24日号「外部出身だからこそできる改革に道筋を付けた後、きちんとプロパーに禅譲したのだから立派だ」(物流業界関係者)。2015年4月に社長を退くヤマトホールディングスの木川眞社長を評価する声は多い。木川氏は、みずほコーポレート銀行の常務取締役から、05年にヤマト運輸に転じた。
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【ソニーモバイルコミュニケーションズ】 スマホ事業の再建を託された 十時社長に降りかかる苦悩
2015年1月17日号スマートフォン事業の不振を受け、異例の更迭人事に踏み切ったソニー。子会社のソニーモバイルコミュニケーションズの社長として、白羽の矢が立ったのは、業務執行役員としてソニー本体に『出戻って』から、わずか10カ月余りしかたっていない十時裕樹氏(50歳)だった。
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【キリンホールディングス】 国内市場での復活なるか 社運が懸かる磯崎氏の手腕
2015年1月10日号凋落した王者を立て直せるか──。飲料大手のキリンホールディングス(HD)の社長が3月末に交代する。ビールのシェアでアサヒビールに抜かれ、売上高でサントリーHDに肉迫されるなど、独り負けのキリンの再生を一身に背負うことになるのが、中間持ち株会社であるキリン(KC)の磯崎功典社長(61歳。写真)である。
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【アサヒグループホールディングス】 小路氏の社長昇格が濃厚 “次々期”後継レースは混戦必至
2014年12月27日号ビール業界の王者として君臨するアサヒビール。現在、業界内では持ち株会社であるアサヒグループホールディングス(HD)の社長人事が注目されている。泉谷直木社長(66歳)は、2010年にアサヒビールの社長に就任し、11年7月のアサヒグループHDの発足に伴い、HDの社長に就任。15年3月で、グループのかじ取りを任せられて丸5年となり長期政権を築いている。
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【タカラトミー】 創業90周年の老舗玩具企業が 外国人COO登用で大改革に挑む
2014年12月20日号「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」などベストセラー玩具を生んできたタカラトミー。創業家一族の3代目に当たる富山幹太郎社長兼CEO(60歳)はかねて後継者問題に頭を悩ませてきた。「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」などベストセラー玩具を生んできたタカラトミー。創業家一族の3代目に当たる富山幹太郎社長兼CEO(60歳)はかねて後継者問題に頭を悩ませてきた。そんな富山社長が6月、社内外を驚かせる“劇薬”を投じた。人材紹介会社を通じて、ハロルド・ジョージ・メイ氏(51歳。写真)を副社長兼COOに登用したのだ。
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【NEC】 海外事業拡大の悲願達成に 常務クラスからの社長登用が濃厚
2014年12月13日号2010年にNEC史上まれに見る“15人抜き”で抜てきされた遠藤信博社長(写真)が、来年4月で就任から丸5年を迎える。ちょうど16年3月期は中期経営計画の最終年度でもあり、このタイミングに社長を交代するのでは、と業界ではささやかれている。
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【川崎重工業】 クーデター解任騒動から1年半 頭角を現し始めた次期後継者
2014年12月6日号世間を騒がせた川崎重工業のクーデター解任劇から1年半。三井造船との経営統合交渉を推進した長谷川聰前社長ら3役員が取締役会で解任されるという緊急事態のさなかで登板した、村山滋社長(64歳。写真)体制が平静を取り戻している。2015年3月期の第2四半期決算では、航空宇宙事業などがけん引し、通期業績を上方修正したばかりだ。
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【ソフトバンク】 M&A戦略を加速する 孫社長の最強の“相棒”
2014年11月29日号「さあ、インドでの超多忙な1週間が始まりそうだ」 10月27日、現在ソフトバンクの孫正義社長の傍らを一時も離れない男はそう呟くと、インドのオンライン通販最大手のスナップチャット社に677億円、最先端のタクシー配車サービスのOLA社に227億円と、矢継ぎ早に大型出資を決めた。
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【森トラスト・ホールディングス】 後継社長は長女でほぼ確定 黄金株握る森氏は会長就任か
2014年11月22日号今夏以降、目黒雅叙園の買収や、旧虎ノ門パストラル跡地の再開発計画の発表など、攻勢をかける森トラスト・ホールディングス。同社を率いる森章社長(写真)は今夏で78歳を迎えており、その去就が注目されている。
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【日本板硝子】 グローバル企業への変身を進める 経営再建途上での社長交代はなし
2014年11月15日号「小が大をのんだ」といわれた日本板硝子による英ピルキントンの買収から8年──。2006年6月、日本板硝子は売り上げ規模で約2倍だった老舗のピルキントンをM&Aで完全子会社化したが、経営を託した英国人の社長も、次の次の米国人の社長も、相次いで2年未満で辞任した。
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【三菱ケミカルホールディングス】 次期社長の本命候補がささやかれても否定できない小林流サプライズ人事
2014年11月8日号就任8年目の三菱ケミカルホールディングス(HD)の小林喜光社長。その後任人事が注目を浴びている。というのも、財界の論客として知られる小林社長は、2015年春に交代する経済同友会の次期代表幹事の本命と目されているからだ。これを機に、三菱ケミカルHDでは会長に就任するのでは、とささやかれている。
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【ファーストリテイリング】 大物クリエーターを一本釣り 世界ブランドへの足掛かりに
2014年11月1日号大物クリエーターの招聘で、グローバルブランドへの足掛かりに──。ファーストリテイリングは、米国の大物クリエーター、ジョン・C・ジェイ氏を、新設するグローバルクリエイティブ統括に充てる人事を決めた。ユニクロやGUなど、グループ全体の商品や店舗のデザイン、ブランド戦略などを指揮する責任者となる。
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【電気事業連合会】 関電退き、中部電トップか 崩れゆく電力10社体制
2014年10月25日号電力会社の業界団体、電気事業連合会の会長観測が業界内で話題になり始めた。八木誠会長(関西電力社長、65歳。写真)の在任期間が来年で4年を迎えようとしているためだ。