記事一覧:人事天命352件
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人事天命
【年金積立金管理運用独立行政法人】 抵抗続けるなら理事長更迭も 政府に狙われる慎重派トップ
2014年5月24日号128兆円と年金基金では世界最大の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)。三谷隆博理事長(65歳)の任期は来年3月までだが、更迭の有無が取り沙汰されている。
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【商船三井】 構造改革に一区切りで浮上する 3人の社長候補の名前
2014年5月17日号来る6月24日の株主総会で、芦田昭充会長が退任することになった商船三井。2010年に就任した武藤光一社長(写真)は5年目に突入する。同社の社長在任期間は、通常5~6年であることから、社長交代も射程圏内に入ってきた。
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【東京電力】 數土新体制で守旧派一掃も 隠された“原発改革”の意図
2014年5月3日号月31日に発表された東京電力の役員人事では、改革派を登用する數土文夫新会長(写真)の方針が明確に打ち出された。取締役兼執行役に、燃料・火力部門の佐野敏弘常務、原子力部門の姉川尚史常務が就任する他、佐野常務は副社長に就任する。「社内は完全に改革方向にかじを切った」と東電関係者は話す。
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【NTTコミュニケーションズ】 過去の慣習を破ってでも 根強く残る社長留任の可能性
2014年4月26日号NTTコミュニケーションズの後継者争いが意外な展開を見せている。NTTの慣習に従えば、4年に1度の社長交代の時期はこの6月。グループ持ち株会社から送られた庄司哲也副社長(60歳)と、経営企画を束ねてきた澤田純副社長(58歳)による一騎打ちだとみられてきた。
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【金融庁】 後任人事よりも注目を集める 畑中金融庁長官の天下り先
2014年4月19日号毎年7月に発令される中央官庁の幹部人事をめぐって、早くも金融界がざわつき始めている。2011年8月から3年間にわたる長期政権を敷いた、金融庁の畑中龍太郎長官(1976年入省、61歳。写真)が、今夏で退官する見通しのためだ。
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【JTB】 旅行業協会トップの改選を控え 社長交代の可能性が高まる
2014年4月12日号日本旅行業協会(JATA)の菊間潤吾会長(ワールド航空サービス社長)が今年6月、1期2年の任期を終える。業界内には東京五輪に向けて旅行業界が観光立国にもっと声を上げるべきだと、現在副会長を務めるJTBの田川博己社長(66歳)を推す声が強まっている。それに伴い、JTBの社長交代が取り沙汰されている。
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【三井住友海上火災保険】 中核損保の次期社長は 旧三井海上出身者が濃厚
2014年4月5日号損害保険最大手のMS&ADインシュアランスグループホールディングスは2月28日、社長に柄澤康喜氏(昭和50年入社、63歳)が就任し、新設する会長職に鈴木久仁氏(同48年入社、63歳)が就くことを決めた。それぞれ持ち株会社傘下の三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険による2トップ体制となり、引き続き、柄澤氏と鈴木氏が傘下の2損保の社長を兼任する。
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【ローソン】 12年ぶりのトップ交代で 新しいコンビニづくりを加速
2014年3月29日号ローソンの経営トップが12年ぶりに交代する。5月1日付で玉塚元一最高執行責任者(COO。写真)が社長兼最高経営責任者(CEO)に就任、新浪剛史CEOは会長となる。これまで代表権は新浪氏が持っていたが、今後は両氏が持つ。
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【キリンビバレッジ】 “ヒットメーカー”を社長に抜擢 就任早々担うシェア奪還の重荷
2014年3月22日号キリンビバレッジの社長に3月27日の株主総会の承認を経て佐藤章・キリンビールマーケティング執行役員九州統括本部長が就任する。「清涼飲料業界では伝説の人物」(業界関係者)として知られる経営者の登板となる。
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【住友化学】 新設CEO職に米倉会長就任で 問われるラービグ計画の成果
2014年3月15日号6月で日本経済団体連合会(経団連)の会長職が任期満了となる住友化学の米倉弘昌会長(76歳。写真)。同社は2月末、最高経営責任者(CEO)および最高執行責任者(COO)のポストを新設した。4月1日付で米倉会長がCEOに、十倉雅和社長がCOOに就任する。
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【三菱電機】 経験と闘争心を買われた次期社長 “攻撃力”で次の成長を実現できるか
2014年3月8日号4年前の社長就任時に掲げた売上高4兆円、海外売上高比率40%の達成が視野に入ったことを花道に、三菱電機の山西健一郎社長が後進に道を譲る。後継者には柵山正樹副社長が指名された。
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【三井住友信託銀行】 常陰政権の長期化観測の裏で 囁かれ始めた後任候補の名前
2014年3月1日号旧住友信託銀行、旧中央三井信託銀行、旧中央三井アセット信託銀行の3行が合併し、「メガ信託」と呼ばれる三井住友信託銀行が誕生してからもうすぐ丸2年。この2年を短いと見るか長いと見るかで、常陰均氏(昭和52年、旧住信入社、59歳)の社長職の引き継ぎ時期が変わるとされている。
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【クアルコム】 突然の交代劇は引き留めか? スマホ向け半導体王者の決断
2014年2月22日号スマートフォン向けの半導体で世界シェア首位をひた走る米半導体大手クアルコムのCEOが3月4日に交代する。ポール・ジェイコブズCEOが会長に就き、スティーブ・モレンコフCOO(最高執行責任者。写真)が新CEOに昇格する。
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【三菱自動車】 生え抜き登板で再建総仕上げ 三菱グループ3社の絶妙人事
2014年2月15日号懸案の資本政策にめどがついたことで、三菱自動車は6月末に、三菱商事出身の益子修社長(64歳。写真)が会長兼最高経営責任者(CEO)へ就き、相川哲郎常務(59歳)が社長兼最高執行責任者(COO)へ昇格する人事を発表した。
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【高島屋】 下馬評を覆すサプライズ人事 2頭体制でグループ経営を強化
2014年2月8日号「サプライズ人事」(百貨店関係者)。高島屋が2月1日付での木本茂常務(57歳)の社長昇格を発表したことへの業界評価だ。前社長の鈴木弘治氏(68歳)は代表権を持ったまま会長に就任し、海外事業を含めたグループ全体を統括する。木本氏は国内の百貨店事業を中心に執行責任を負う。業界関係者を驚かせたのは、木本氏という人選だ。
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【新日鉄住金】 統合時の役員比率から決別 社長交代で強まる“旧新日鐵色”
2014年2月1日号おおかたの予想通り、新日鉄住金の新社長には、進藤孝生(こうせい)副社長(64歳)が昇格することに決まった。
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【日本経済団体連合会】 OBから登用する異例の会長人事 中国、韓国との関係修復を期待
2014年1月25日号日本経済団体連合会は、米倉弘昌会長(76歳)の後任として、榊原定征・東レ会長(70歳)を起用する人事を内定した。6月3日の定時総会で正式に就任する。会長人事は、本命の川村隆・日立製作所会長が固辞することで混迷し、最終的には経団連OBを起用する異例の人事となった。榊原氏は緊張が高まる中国、韓国との関係修復への寄与が期待されそうだ。
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【東京電力】 コスト管理と業界再編に強み 新会長が目指す改革の絵姿
2014年1月18日号東京電力の新会長に4月1日付で就任する數土文夫・JFEホールディングス相談役(72歳)。2012年の実質国有化後から社外取締役として東電改革を下支えしていたが、今後は名実共に経営トップの1人として再建を切り盛りする。
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【東海旅客鉄道(JR東海)】 代表権を持つ名誉会長が誕生 異例の年内発表で飛び交う観測
2014年1月11日号東海旅客鉄道(JR東海)が4月1日付で行う新トップ人事が波紋を広げている。新体制は、葛西敬之会長(73歳)が新設の名誉会長に、山田佳臣社長が会長に、柘植康英副社長が社長になるが、葛西氏が代表権を持ったままだからだ。名誉会長が代表権を持つのは極めて珍しい。
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【東京都】 次なる東京の顔は誰? 急ピッチで進む都知事選準備
2013年12月28日号「アマチュアの政治家だった。石原前知事から『ここで辞職を』と」──。 首都、東京都の“顔”のすげ替えが本格化する。医療法人徳洲会グループからの5000万円受領問題で、辞任を表明した猪瀬直樹知事(67歳)の後釜選びだ。