記事一覧:人事天命352件
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【ジュピターテレコム(JCOM)】 KDDI出身の社長就任で 業界に立ち込める警戒感
2013年12月21日号ケーブルテレビ最大手のジュピターテレコム(JCOM)。11月に業界2位のジャパンケーブルネットとの統合を発表し、売上高5000億円規模、市場シェアの半分を占める一大メディアとなった。
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【セゾングループ】 80年代の消費文化を牽引した 創業者の堤清二氏が残した足跡
2013年12月14日号「納得がいかないと灰皿が飛んできた」「会議で出した提案書がつまらないといって、紙飛行機にして飛ばされた」 セゾングループの創業者である堤清二氏には、厳しい企業家と詩人・小説家、辻井喬の二つの顔があった。
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【資生堂】 第2次前田体制は早期終了も 2人に絞られた次期トップ候補
2013年12月7日号4月に社長としてリリーフ登板したばかりの前田新造・資生堂会長兼社長(66歳)が、早ければ来春にも社長を交代する可能性が出てきた。
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【証券取引等監視委員会】 佐渡体制が異例の3期目に突入 “特捜化”に身構える証券業界
2013年11月30日号国会の同意人事によって佐渡賢一・証券取引等監視委員会(SESC)委員長(67歳)が初めての3期目に入る。畑中龍太郎・金融庁長官の“3年目突入”に続く異例の人事に証券業界は身構えている。
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【ソフトバンク】 後継者問題に一筋の光 存在感増すヤフー新社長
2013年11月23日号60代で事業を次世代に継承すると公言しているソフトバンクの孫正義社長(56歳)。同社最大のリスクが後継者問題とされる中、頭角を現し始めたのが、今年6月にソフトバンクの取締役に就任した宮坂学・ヤフー社長(46歳)である。
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【清水建設】 東京オリンピックで環境好転 次期社長も建築部隊から選出か
2013年11月16日号スーパーゼネコン5社の一角を占める清水建設。都心の高層ビルやマンションから出雲大社(島根県)の社殿保存修理まで、建築事業に強みを持つことで知られている。
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【日本政策金融公庫】 天下り人事を容認し始めた 安倍首相の変節と深謀遠慮
2013年11月9日号天下り人事の復活か──。10月に実施された日本政策金融公庫のトップ交代をめぐって、そうした批判が渦巻いている。
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【東燃ゼネラル石油】 武藤社長初の大型人事は 三井石油買収の布石か
2013年11月2日号石油元売り4位の東燃ゼネラル石油が今秋行った役員人事が、「業界7位の三井石油を買収・合併するための布石では」と業界内でうわさが広まっている。
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【金融庁】 元財務省キャリアが復帰 異例の“天上がり”人事
2013年10月26日号このたび金融庁が矢継ぎ早に行った異例の人事が、財務省や金融庁内、金融業界でも話題となっている。
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【日立製作所】 日立と英国の“蜜月”の裏に見える元駐日英国大使のキーマンの姿
2013年10月19日号「また“彼”が動いたのか?」。日立製作所と英国──。両者の蜜月ぶりに競合メーカー幹部が神経をとがらせている。
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【キリンホールディングス】 2015年度末に三宅社長交代か ビール営業畑と国際畑の三つどもえ
2013年10月12日号来年3月で就任後4年がたつキリンホールディングス(HD)の三宅占二社長の後継人事についてさまざまな観測が飛び交っている。有力なのは経理・企画畑の長いキリンHD常務の小林弘武氏、営業畑が長くメルシャン社長も経験したキリンHD常務の鈴木徹氏、中間持ち株会社キリンとキリンビール社長を兼務する磯崎功典氏の3人だ。
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【任天堂】 中興の祖が残した山内イズムの 原点に戻り岩田体制での復活模索
2013年10月5日号任天堂の中興の祖であり、家庭用ゲームの市場をつくり上げた山内溥・前社長が9月19日に85歳で亡くなった。早稲田大学を中退し、家業のかるたメーカーを継いだ山内氏は、食品やタクシー会社などの多角化に失敗もしながら、独特の嗅覚で米国で登場したテレビゲームに目をつけ、1983年にファミリーコンピュータ(ファミコン)という独自のゲーム機を作り上げた。
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【フォルクスワーゲン】 ピエヒ実力会長の退任観測は 係争中スズキへの揺さぶりか?
2013年9月28日号欧州自動車最大手、独フォルクスワーゲン(VW)のフェルディナント・ピエヒ監査役会会長(76歳)が健康問題を理由に退任する、との現地報道があった。ピエヒ会長は、伝説の名車「ビートル」を生んだ設計者、フェルディナント・ポルシェの孫。M&A(企業の合併・買収)を駆使して、VWを世界有数の自動車メーカーへと成長させた立役者だ。
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【ダイエー】 イオンのGMS改革の立役者が 乗り出すダイエー再建の前途
2013年9月14日号株式公開買い付け(TOB)によって今年8月下旬、ダイエーを連結子会社化したイオン。そのイオンが今年5月に、兼務でダイエー社長として送り込んだのが、イオンリテール会長(イオン専務執行役員)の村井正平氏(63歳)だ。TOB終了翌日の8月22日には早速、イオンとダイエーの約1000店舗で合同セールを行い、9月からはイオンのプライベートブランド「トップバリュ」を大幅に拡充するなど、両社のシナジー発揮に取り組み始めた。
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【日本マクドナルド】 10年に及ぶ原田体制に訪れた転換点 外国人トップで強まる米国の影響力
2013年9月7日号日本マクドナルドホールディングス(HD)傘下の事業会社、日本マクドナルドの原田泳幸社長が退任し、後任にはカナダ法人のサラ・カサノバ氏が就く。2004年から事業会社を率いてきた原田氏は、HDの会長、社長も兼任していたが、今後はHD会長兼社長に専念する。
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【エンジニアリング協会】 「専業3社」以外で初の理事長が誕生 あらためて問われる協会の存在意義
2013年8月31日号7月1日、国内152社が加盟する業界団体のエンジニアリング協会の理事長に、新日鉄住金エンジニアリングの高橋誠社長(64歳)が就任した。創立35年目にして、「専業3社」(日揮、千代田化工建設、東洋エンジニアリング)以外から、理事長が誕生したのである。1978年設立のエンジニアリング協会は、2年前まで“振興協会”と名乗っていたように、業界の利益を追求すべく活動を続けてきた。だが、組織としては決して一枚岩とはいえなかった。
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【ルネサスエレクトロニクス】 課題は「意思決定のスピード」 新天地で“作田流”を貫き通せるか
2013年8月24日号「自分がベストとは思っていないが、誰かがやらなければ」──。 半導体大手、ルネサスエレクトロニクスの会長兼CEOに就いた作田久男・前オムロン会長(68歳)。お披露目となった8月2日の第1四半期決算説明会で、会長を引き受けた心境をこう表現した。昨年12月に官民支援が決まったルネサスだが、産業革新機構が早期に決めるべきトップ人事は迷走を極めた。有力候補に断られ、外国人経営者の案は経済産業省から横やりが入った。結局、「革新機構の能見公一社長と“仲よし”で、クルマに詳しい」(経産省関係者)作田会長に白羽の矢が立ち、能見社長が直接口説いたという。
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【資源エネルギー庁】 原発、東電再建に汚染水処理 前途多難のエネ政策担う重責
2013年8月17日号6月末から7月初旬にかけて発令された経済産業省の大異動。通例では、経済産業政策局長から昇格する場合の多い事務次官に、立岡恒良前官房長(55歳)が就いたのを筆頭にサプライズが多かったが、要職の資源エネルギー庁長官に就いた上田隆之前通商政策局長(56歳)には、「順当」との声が上がっている。
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【三井物産】 次期社長レースで若返り論が浮上 本命3専務に対抗する3常務の名前
2013年8月3日号三井物産の飯島彰己社長(62歳)が任期5年目に突入し、にわかに次期社長レースが騒がれ始めた。先頭を走るのは、経営企画などを統括する木下雅之専務(59歳)。飯島社長と金属資源本部時代からの上司・部下の関係にあり、まさに社長の「右腕」といえる人物だ。人事総務を管掌した雑賀大介専務(58歳)、プロジェクト本部などを統括する安部慎太郎専務(60歳)の名前も挙がる。
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【国土交通省】 参院選後をにらみ遅れる次官人事 有力候補は旧運輸の本田国交審議官
2013年7月27日号国土交通省の事務次官人事が遅れている。例年、7月1日前後に発令されるが、いまだに決まっていない。背景には、7月21日に参議院選挙が控えていることがある。自公連立政権で、ここしばらく国土交通大臣は公明党のポストとして定着している。太田昭宏・国土交通大臣は、現内閣で唯一の公明党大臣だ。次官人事は21日の参院選後、組閣で公明党のポストが確定した後になるとみられている。