記事一覧:人事天命352件
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人事天命
【三菱重工・日立の火力発電システム事業合弁会社】 三菱重工本体との表裏一体人事 “火力”合弁会社トップに原動機エース案
2013年2月16日号三菱重工業が社長交代人事を、2月6日に発表。4月に大宮英明社長から、宮永俊一副社長へバトンが渡される予定だ。この発表を境に、もう一つの企業のトップ人事案が急速に現実味を帯びてきた。その企業というのが、昨年末に話題をさらった三菱重工と日立製作所による、火力発電システム事業の合弁会社だ。
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【日本建設業連合会】 任期満了で会長選定時期に 大成建設の山内社長が有力か
2013年2月9日号2009年5月に野村哲也氏(清水建設会長)を会長に選任した日本建設業連合会。今年は2期4年の任期が満了になる年であることから、次期会長レースに関心が集まっている。とはいえ、候補者は絞られている。
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【公正取引委員会】 「市場の番人」に起こった異常事態 過去最長の委員長の不在
2013年2月2日号公正取引委員会の人事をめぐり、異常事態が続いている。委員長は政府が候補を挙げ、国会が同意して任命される。ところが、民主党政権末期の混乱のあおりを受け人事案は提出されず、委員長の座が空白になっているのだ。竹島一彦前委員長は9月26日に退任しているから、1959年の不在最長期間80日を上回っている。委員長と委員は本来、5人が在籍していて、そのうち最低3人が出席しないと委員会は開催できない。しかし、竹島委員長の退任に加えて、別の委員も急逝したために、現在の委員はぎりぎりの3人。
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【三菱UFJフィナンシャル・グループ】 銀行と持ち株会社の「1トップ」視野 求心力向上もFG形骸化の懸念
2013年1月26日号三菱東京UFJ銀行の平野信行頭取が、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)の社長を兼務し、永易克典FG社長が銀行の会長職に専念するという人事の流れが強まってきた。三菱はもともと、銀行とFGのトップ兼務というのが原則だ。ただ、畔柳信雄元頭取(現相談役)が永易氏にバトンを渡した2008年、旧行のシステム統合が山場を迎えていたため、畔柳氏がその後FG社長だけを2年間続投した経緯がある。
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【日本取引所グループ(JPX)】 斉藤社長の“花道勇退論”が浮上 後継人事の調整難航は必至
2013年1月19日号今年1月1日、東京証券取引所グループと大阪証券取引所が経営統合し、日本取引所グループ(JPX)が発足した。JPXの最高経営責任者に就任したのは東証社長の斉藤惇氏だが、就任して早々の今年6月の株主総会を機に「花道勇退論」が浮上しそうだ。東証社長として在任6年目を数え、すでに73歳の斉藤氏は、「周辺に早期退任をほのめかし始めた」(東証関係者)という。
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【三菱ケミカルホールディングス】 驚きのトップ総入れ替えから1年 HDは小林社長の続投も
2013年1月5日号化学最大手の三菱ケミカルホールディングスを率いる小林喜光社長(66歳)は、2013年4月で就任7年目に突入する。経済同友会の副代表幹事のほか、12年夏から東京電力の社外取締役も務めるなど、活動の域は広がっている。そのため業界では「後継者選びをそろそろ本格化するのではないか」という観測が流れている。
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【バンダイナムコホールディングス】 海外展開の加速を狙い上野副社長が社長就任か
2012年12月22日号就任4年目のバンダイナムコホールディングス(バンナムHD)の石川祝男社長(57歳)が2013年に代表権のある会長となり、上野和典副社長(59歳)が社長に昇格するのではないかという見方が業界で流れている。
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【サントリーホールディングス】 売上高2兆円達成する2014年に鳥井専務に社長交代か
2012年12月15日号社長就任後12年が経過するサントリーホールディングスの佐治信忠会長兼社長。ここ数年「あと2年ほどで社長を次世代に譲りたい」という発言を繰り返している。オーナー企業のサントリーは、社長の在任期間がこれまでもかなり長い。1899年の創業から今までたった4人の社長しか出していないことからも、それはわかる。それでも、11年間社長を務めた先代の故・鳥井信一郎氏の例を見ても、12年という在任期間を数えた佐治社長は、後継指名のタイミングに差しかかっていると見ていい。
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【東京海上ホールディングス】 隅社長に来年6月の勇退説 会長の経団連副会長就任で不透明感も
2012年12月1日号就任丸6年となる来年6月の勇退説が浮上する東京海上ホールディングス(HD)の隅修三社長(65歳)の後継者に、業界の注目が集まっている。社内の下馬評では、玉井孝明副社長(62歳)ら複数の名前が飛び交う。「中でもよく名前が挙がる」(同社幹部)のが、東京海上日動火災保険の出世コースで、トヨタ自動車グループを担当する名古屋営業第三部長などを歴任した永野毅副社長(60歳)だ。
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【スズキ】 バトンタッチの時期は近い? 鈴木会長の長男が後継者の最右翼
2012年11月24日号米国の四輪車販売からの撤退を決断したり、タイで四輪車生産を開始したりするなど、スズキの将来を左右する重要な意思決定が相次いでいる。「いよいよ、鈴木修会長兼社長が次期体制に向けて、事業の“最終整理”をしている」(スズキ関係者)との観測が広がっている。
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【アップル】 “ミニジョブズ”を更迭した クック時代の人事刷新
2012年11月17日号昨年10月にカリスマ的な存在感を放った創業者のスティーブ・ジョブズ氏が亡くなってから約1年が経過したアップル。後継者として、驚異的な成長を保ち続けているティム・クックCEOが10月29日、2人の経営幹部の退任を含む、大きな体制刷新を図った。
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【西友】 前CEOの突然の退任から1年半 業績改善で注目されるM&A戦略
2012年11月10日号米ウォルマート・ストアーズの傘下に入って10年を迎えた西友の業績が改善している。 「個人的な理由」により突然、退任した野田亨前CEOに代わり、2011年6月にCEOに就任したのがスティーブ・デイカス氏。
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【FRB】 ロムニー勝利ならハバード議長誕生か オバマ再選でもバーナンキは退任の見込み
2012年11月3日号11月6日の投開票日を控え、攻防が激化する米大統領選挙。そうした中、金融市場で注目を集めつつあるのがFRB(米連邦準備制度理事会)の議長人事だ。FRBウオッチャーのルー・クランドル氏(米ライトソンICAPチーフエコノミスト)は、2014年1月に2期目(1期4年)の任期を終えるバーナンキ議長は「続投しないだろう」と指摘する。
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【みずほ信託銀行】 銀・信・証の連携強化が加速 野中氏の長期政権の可能性も
2012年10月27日号他の信託銀行とは異なり、グループ傘下の商業銀行などとの連携が急速に進められてきたみずほ信託銀行の野中隆史社長の後任人事が注目を集めている。
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【三菱重工業】 社長交代が確実視される状況で 誰もが名前を挙げる2人の候補
2012年10月20日号三菱重工業で今年、社長交代が起こりそうだ。2008年に就任した大宮英明社長(66歳)は、トップ就任5年目に突入し、「続投する大義名分がない以上、今年は交代するはず」との見方が趨勢を占める。その背景には、大宮社長が牽引してきた構造改革が軌道に乗ってきたことがある。
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【消費者庁】 消費者団体から初の長官が誕生 健康食品業界などが戦々恐々
2012年10月13日号発足から3年を経た消費者庁が8月、驚きの人事を行った。3代目の長官に、全国消費者団体連絡会の阿南久事務局長(62歳)を抜擢したのだ。初の消費者団体出身者だ。同庁のトップである内閣府特命担当大臣は3年で8人も就任しているだけに、それを支える長官の役割は大きく、その一挙手一投足が注目されている。
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【カシオ計算機】 創業家一族に世代交代の波 業績の回復が後押し
2012年10月6日号カシオ計算機の世代交代の時期が近づいている。今年で設立55周年を迎えたカシオは樫尾家の四兄弟が設立した。三男の樫尾和雄社長(83歳)と四男の幸雄副社長(81歳)は今も経営の中核を担う。
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【原子力規制委員会】 混迷する原発規制のトップ選び 9月中旬までに首相任命の方針
2012年9月15日号原子力発電所の規制を一元的に担う原子力規制委員会の人事が混迷している。7月、政府は委員長に前内閣府原子力委員長代理の田中俊一氏を充てる人事案を国会へ提示したが、民主党内からも異論が噴出し、今国会での採決は見送る流れとなった。
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【日本郵船】 総合路線の計画を描いた 内藤専務が筆頭候補に
2012年9月8日号海運バブルに乗り遅れ、経常利益で、2003年度以降9期連続でライバルの商船三井の後塵を拝してきた日本郵船。それが、この12年度第1四半期にようやく逆転、今期は優位に立てそうだ。
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【丸紅】 朝田社長は今期で勇退か 注目される次期社長の出身部門
2012年8月25日号在任5年目を迎えた丸紅の朝田照男社長(63歳)の後任人事が、社内外で話題だ。自らが策定した3カ年の中期経営計画が満了する来年3月に、後継者にバトンタッチするのではないかとみられているからだ。