記事一覧:人事天命352件
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人事天命
【三井物産】 来年1月にも次期社長発表へ 本命視される2人の専務
2014年10月18日号6年サイクルで社長が交代してきた三井物産。2009年4月に就任した飯島彰己社長(64歳)が6年目となり、がぜん、次期社長レースに注目が集まっている。来年1月にも新社長発表の運びとなりそうだ。
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【第一三共】 小が大を食うとなるか 派閥争いを占う次期社長人事
2014年10月11日号2005年の合併から9年を経てなお、出身会社間で抗争が続く製薬大手、第一三共。その結末を占う次期社長レースが、注目を浴びている。
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【東燃ゼネラル石油】 業績悪化といまだ燻る内紛 現経営陣の責任問題となるか
2014年10月4日号石油元売り4位の東燃ゼネラル石油の社内人事がざわついている。武藤潤社長(55歳)をはじめとする経営陣の責任問題が取り沙汰されているのだ。原因はひとえに収益の悪化にある。東燃ゼネラルが8月に発表した2014年6月中間期の連結決算は石油マージン悪化の影響で営業損益が前年同期の309億円から一変、164億円の赤字に転落。国内市況は改善しているものの、海外市況の悪化による影響を挽回するまでには至らないとして、通期の連結経常利益見通しも前期比92%減の40億円に下方修正した。
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【鹿島】 就任10年目で交代説出るも 後継者候補乏しく混迷が続く
2014年9月27日号さすがにもう代わるだろうか──。ゼネコン業界関係者の間でこう語られるのが、鹿島の中村満義社長(71歳)だ。中村社長は非創業一族で、就任10年目。3代前の鹿島昭一相談役(84歳)以来、非創業一族出身者が社長に就いており「次こそ一族への大政奉還か」との臆測は従来あるが、そう簡単ではない。
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【金融庁】 “替えの利かない”国際交渉担当 新設の次官級ポストに就任
2014年9月20日号8月29日、金融庁に長官と並ぶ次官級ポスト、金融国際審議官が新設された。その初代となったのが、河野正道氏(58歳)だ。2008年のリーマンショック以降、金融危機を繰り返さないために国際的な金融規制の枠組みづくりが進められてきた。その中で河野氏は、09年に「国際担当」になって以降、一貫して交渉の現場に立ってきた。
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【日産自動車】 またも高級車トップが離脱 漂流する「インフィニティ」
2014年9月13日号日産自動車の経営人事がやけに騒々しい。9月2日、アンディ・パーマー副社長(51歳。写真)が英高級車メーカー、アストン・マーチンのトップに転身することが明らかになった。
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【そごう・西武】 中興の祖にして破綻の首魁 拡大主義のカリスマ逝く
2014年9月6日号そごう(現そごう・西武)でトップを務めた水島廣雄氏が7月28日、102歳で亡くなった。日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)を経て、1958年に業績不振に陥っていたそごうの副社長に転身。4年後に社長となり、以降40年近くトップに君臨した。社長就任当時のわずか3店舗から、91年には30店舗にまで拡大、日本最大の百貨店チェーンに育て上げた。
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【日本取引所グループ】 斉藤CEOの続投によって ますます混沌とする次期レース
2014年8月30日号証券業界において去就が注目されているのが、日本取引所グループ(JPX)の斉藤惇・取締役兼代表執行役グループCEO(74歳)である。斉藤氏は、野村證券出身で2007年に東京証券取引所の社長に就任。東証と大阪証券取引所との経営統合を主導するなど「東証改革」を進めてきた。統合を終え、在任7年を経たことから、“花道勇退説”が浮上し、実際に周囲に辞意も漏らしていた。
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【日本電産】 シャープ元社長を役員に招請 社内に広がる期待と動揺の声
2014年8月23日号日本電産が発表した役員人事が、社内で動揺を広げている。取引先となるシャープの片山幹雄元社長(56歳)を、10月に副会長執行役員として招くという内容だったからだ。最高技術責任者として、永守重信社長を技術面でサポートする役割を担い、来年には株主総会を経て、代表権を付与することも検討されているという。
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【メットライフ生命保険】 社名変更とともに社長退任も間近か 後任には新任専務の名が浮上
2014年8月9日号7月1日にメットライフアリコ生命保険はメットライフ生命保険に名称を変更した。米AIG傘下のアリコジャパンを米メットライフが買収してから4年余り、日本人になじみの深いアリコの文字は、ついに社名から消えることとなった。
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【サンリオ】 創業家の長男が急逝で番狂わせ 後ろ盾失った社長候補の去就に注目
2014年8月2日号「ハローキティ」の誕生40周年に当たる今年、サンリオは後継者問題に大揺れだ。創業者で54年もの間トップに君臨してきた辻信太郎社長(86歳。写真)の長男、辻邦彦副社長が昨年11月に急逝したのだ。辻社長は今期の株主総会で、邦彦氏にいよいよバトンを渡そうと水面下で準備を進めていただけに、社内外に大きな衝撃が走った。不測の事態に株式市場は容赦ない。一時は6000円台に付けていた株価が、2000円台に暴落したほどだ。
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【日産自動車】 高級車トップが米GMへ転身 ゴーンCEOを襲う人材流出
2014年7月26日号日産自動車の高級車ブランド「インフィニティ」を統括していたヨハン・ダ・ネイシン専務執行役員(54歳)が、8月1日、米ゼネラル・モーターズ(GM)副社長へ転身することになった。
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【NTT(持ち株会社)】 海外ビジネスの加速なるか 試される後継者候補の手腕
2014年7月19日号売上高約11兆円を誇るNTT(持ち株会社)では、鵜浦博夫社長が2期4年の“折り返し地点”を回ったため、後継者の動向に注目が集まっている。
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【ローソン】 カリスマトップ退任で正念場 成長止まれば三菱商事の介入も
2014年7月12日号新浪剛史氏(55歳)が7月末でローソン会長を退任し、サントリーホールディングスの顧問となる。すでに今年5月には玉塚元一氏(52歳。写真)がローソン社長に就任し、新浪氏は会長となり代表権も返上していたが、今後は名実共に玉塚体制となる。
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【クボタ】 社長急死で当面は副社長が「代行」 正式人事は遅くとも9月までに決定
2014年7月5日号6月20日、農機メーカー大手クボタの株主総会が大阪市内で開かれた。その約2週間前、6月4日に出張先の東京都内のホテルで益本康男会長兼社長(享年67。写真)が急死。議長は社長代行を務める木股昌俊副社長が担ったが、正式な後任の社長人事までは手が回らなかった。
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【三菱UFJフィナンシャル・グループ】 金融庁がバランス人事に苦言 今後の幹部人事が見もの
2014年6月28日号6月下旬、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)において、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)の社長と、三菱UFJニコスの社長に、それぞれ長岡孝・三菱東京UFJ銀行副頭取(旧三菱銀行出身。写真)、井上治夫・同行常務が就任する。
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【ゼンショーホールディングス】 外食企業では珍しい女性取締役誕生 政府の方針背景に追随急増は必至
2014年6月21日号ゼンショーホールディングスが、取締役に女性を登用する方針を固めた。女性が取締役に就任するケースは日本ではまだ珍しい。上場企業においては1%程度にすぎず、外食業界大手では、ほとんど居ないというのが現状だ。
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【資生堂】 創立140年で初の“外様”社長 社風にもメスが入る改革の成算
2014年6月14日号「闘う集団に変えたい」──。4月1日に資生堂の新社長に就任した魚谷雅彦氏(60歳。写真)。対外デビューは、同社142回目の創立日、同月8日にぶつけた「SHISEIDO」ブランドの新美容液の発表会だった。その壇上、魚谷氏は、社員の意識改革にメスを入れる方針を打ち出した。
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【三菱商事】 定款変更で執行役員から抜てき濃厚 食料部隊からの選出なるか
2014年6月7日号商社でも混戦を極めることで知られる三菱商事の社長人事。小林健社長(65歳)が任期5年目に突入し、にわかに次期社長レースが騒がれ始めている。5月には定款の規定を変え、取締役を兼任していない執行役員からも社長を選べるようになった。それだけに、執行役員からの抜てきが濃厚だ。
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【ニコン】 M&Aも活用し医療事業を育成 「タフ」な男が挑む“脱カメラ依存”
2014年5月31日号ニコンの社長に牛田一雄副社長(61歳。写真)が6月27日付で昇格、木村眞琴社長(66歳)は会長に退く。牛田氏は1975年に東大工学部を卒業し、日本光学工業(現ニコン)に入社。光学系の技術者として半導体露光装置畑を歩んできた。