記事一覧:人事天命352件
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人事天命
【キリンホールディングス】 次期トップはビール子会社社長が濃厚 "次の次"の候補者の探り合いも
2018年8月11日号国内酒類事業などで好調ぶりを見せるキリンホールディングス。2015年に磯崎功典社長(64歳。写真)が就任してから3年が経過した。歴代トップは5年前後でバトンタッチしたことを考えると、“折り返し地点”を過ぎたころだろう。
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【農水省】 異例の経産省出向から返り咲き 新次官を待ち受ける農林族の抵抗
2018年8月4日号政府は農水省の事務次官に、経産省の産業技術環境局長を務めていた末松広行氏(59歳。写真)を起用した。農水省から経産省への出向者を次官に昇格させる異例の人事だった。
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【NTTドコモ】 持ち株会社は経営体制刷新 生え抜き社長を維持できるのか
2018年7月28日号6年ぶりにトップが澤田純社長(62歳)へと交代した日本電信電話(NTT)。NTTグループの経営体制が刷新される中で、NTTドコモの吉澤和弘社長(63歳)は株主総会で続投が決まったものの、次期社長をめぐるレースが本格化してきた。
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【大京】 長期在任のプロパー社長が勇退 名実共にオリックスの傘下へ
2018年7月21日号マンション大手、大京グループが6月下旬、経営体制を刷新した。大京観光(現大京)入社のプロパーで、2010年から大京本体の社長を務める山口陽氏が上席顧問に退き、親会社のオリックスから同社取締役兼代表執行役副社長・グループCFOの小島一雄氏(62歳。写真)が、新たなトップとして送り込まれた。
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【中部電力】 “傍流”出身社長の誕生なるか 最右翼は営業エースの林専務
2018年7月14日号東京電力ホールディングスや大阪ガスとアライアンスを組むなど、“業界の風見鶏”として知られる中部電力。この6月末、勝野哲社長(64歳。写真)が就任4年目に入った。勝野氏は電気事業連合会会長を務めるほか、電力・ガス完全自由化で営業攻勢を強め、電力販売量で関西電力を抜き2位に浮上させた実績がある。
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【三越伊勢丹ホールディングス】 現場に強い営業部門のトップに 社内外から落胆の声が上がる理由
2018年7月7日号「竹内さんは一体どうしてしまったのか」──。杉江俊彦社長(57歳)の下、経費削減にまい進している三越伊勢丹ホールディングス(HD)。百貨店事業全般の責任者である竹内徹取締役(58歳。写真)について、業界で落胆する声が出ている。
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【新日本プロレスリング】 目指すは米WWE超え! 超異色の外国人社長が誕生
2018年6月30日号プロレスファンはもちろん、ゲーム、エンターテインメント業界の関係者も仰天の“電撃移籍”である。玩具大手タカラトミーの社長兼CEOを務めたハロルド・ジョージ・メイ氏(54歳。写真)が6月、プロレス団体最大手の新日本プロレスリングの社長兼CEOに就任したのだ。
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【ライオン】 大政奉還の可能性もあるが 4代連続で非創業家社長が濃厚
2018年6月23日号4期連続で過去最高益を更新中の日用品大手ライオンは今春、3カ年の中期経営計画を発表した。就任7年目の濱逸夫社長(64歳。写真)は本中計の最終年である2020年をめどに社長を交代するとの観測が出ている。
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【川崎重工業】 台車問題の幕引きと縦割り撲滅が狙い 異例の取締役退任と副社長復帰のワケ
2018年6月16日号昨年12月、西日本旅客鉄道に納品したN700系新幹線の台車枠に亀裂が生じ、あわや大事故を起こすところだった川崎重工業。5月22日、同社は、小河原誠取締役(63歳。写真)を6月下旬で顧問に退ける人事を発表した。事実上の引責とみられる。
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【丸紅】 社長交代は来春が濃厚 電力部門初の社長は誕生するか
2018年6月9日号丸紅の國分文也社長(65歳。写真)が任期6年目に入った。前の社長は2代続けて5年で退任したため、今年4月に交代するとの観測もあったが続投を決めた。現行の中期経営計画の最終年度である今年度を最後に、社長を退任する可能性が高い。
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【コナミデジタルエンタテインメント】 eスポーツで成功体験を狙い 創業家社長が表舞台登場か
2018年6月2日号来年の国民体育大会に初めてゲーム対戦の「eスポーツ」が採用され、コナミデジタルエンタテインメント(以下コナミDE)のサッカーゲーム「ウイニングイレブン」が競技として選ばれた。
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【日本取引所グループ】 現行中計期間の終了で一区切りも 注目されるのはレガシーづくり
2018年5月26日号2013年に東京証券取引所と旧大阪証券取引所が合併して誕生した日本取引所グループ(JPX)。合併から2年後、清田瞭CEO(73歳。写真)が前任の斉藤惇氏(現日本野球機構会長)からバトンを引き継いで、もうすぐ丸3年がたつ。現行の中期経営計画を終えて一区切りがつく来年にも、清田氏が後任に道を譲るのではとの観測が浮上している。
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【三菱UFJフィナンシャル・グループ】 異例の頭取交代劇から1年 次なる波紋は社長ポストの“定石”崩壊か
2018年5月19日号昨年5月、三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)の小山田隆前頭取が、健康上の理由から就任後わずか1年で退任し、三毛兼承現頭取にバトンタッチする事態が起きた。
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【中央大学】 異例の次期学長選「再」実施も 否決された候補者が「再」当選
2018年5月12日号教職員サイドの意志は固かった──。中央大学は4月22日に教職員による学長選挙を実施し、元学長で法務研究科の福原紀彦教授(64歳。写真)が「再」当選した。
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【経済産業省】 加計問題で柳瀬唯夫審議官が失脚 「59年組」事務次官レースが決着
2018年4月28日号経済産業省の事務次官レースで、優勝劣敗がはっきりしてきた。きっかけは首相秘書官を務めた柳瀬唯夫経済産業審議官(56歳、1984〈昭和59〉年入省。写真)が、加計学園問題の再燃で窮地に立たされたことだ。
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【住友生命保険】 大型新商品の成否が 次期社長レースに影響
2018年4月21日号大手の生命保険会社で第一生命保険、日本生命保険と社長交代が続く中、次のトップ人事で注目されているのが住友生命保険だ。橋本雅博社長(62歳。写真)が就任したのは2014年。歴代トップの在任期間を見ると、6年前後が通例という中で、橋本氏が6年目を終える20年は新たな中期経営計画をスタートさせる年でもあり、人事を断行する絶好のタイミングだろう。
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【ルノー】 ゴーンCEOは4年続投へ 後継候補はミシュランの“後輩”
2018年4月14日号仏ルノーの最高経営責任者(CEO)を務めるカルロス・ゴーン氏(64歳)が曲折の末、続投する見通しとなった。ルノーの主要株主である仏政府の意向を受けて一時は退任観測まで浮上したゴーン氏だったが、2月のルノー取締役会で続投が決定。6月の株主総会を経て、会長職を兼任するルノー、日産自動車、三菱自動車との連合深化を任期4年で担う。
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【東芝】 車谷体制のキーマンが子会社社長に 米WH処理に続く課題は国内原発再編か
2018年4月7日号東芝で、米ウエスチングハウス(WH)の破綻処理を担当した畠澤守氏(59歳)が、4月1日付で電力事業子会社、東芝エネルギーシステムズの社長に昇格した。
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【MS&ADインシュアランスグループホールディングス】 持ち株会社のトップ人事は順当 注目は中核損保2社の次期社長
2018年3月31日号2016年4月に大手損害保険会社4社のトップが一斉に交代して約2年が経過、次は持ち株会社のトップ交代が視野に入り始めた。先頭を切りそうなのが、3メガ損保の中でトップ在任期間がすでに約8年、最長となるMS&ADインシュアランスグループホールディングスの柄澤康喜社長(67歳。写真)と鈴木久仁会長(67歳)だ。
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【三菱電機】 本命が社長就任の“鉄板”人事 新社長が挑むIoT時代への対応
2018年3月24日号今期の売上高、利益共に過去最高を見込む三菱電機が前例から全くぶれない“鉄板”のトップ人事を行う。踏襲された人事の慣習とは、社長は旧帝大卒業の技術系出身で、4年ごとに交代することだ。