記事一覧:人事天命352件
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【新日鐵住金】 修羅場も踏んだ国際派"熱血漢" 「日本製鉄」初代社長の横顔
2019年1月26日号新日鐵住金の進藤孝生社長の後継者が、グローバル事業推進本部長を務める橋本英二副社長(63歳)に決まった。4月1日に商号変更して発足する日本製鉄の初代社長として、鉄鋼業界で総合力世界首位の地位を盤石にするのが狙いだ。
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【三菱重工業】 宮永氏による長期政権は続行か 後任社長の筆頭は異例の出戻り常務
2019年1月19日号在任期間が異例の6年と長期に及んでいる三菱重工業の宮永俊一社長(70歳)の進退について、社内外で臆測が飛び交っている。
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【イオン】 ポスト岡田レース、GMS社長脱落か デジタル担当は成功すれば後継の道も
2018年12月22日号国内小売業で最大手のイオン。岡田元也社長(67歳)は1997年の旧ジャスコ社長就任以来20年を超え、後任選びが注目される。
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【神奈川県立病院機構】 がんセンター総長など3ポスト公募 改革リーダー採用が難しい自業自得
2018年12月15日号県立5病院を運営する神奈川県立病院機構は今秋、県立がんセンター総長、県立こども医療センター総長、県立精神医療センター所長の3ポストを公募で募った。来年4月の採用に向け、予定では年内に内定者を発表する。
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【インテル】 更迭された元ソニー幹部を抜てき 三度目の正直となるか
2018年12月8日号ソニーファンにとって、“まさか”の人事といっていいだろう。米半導体大手、インテル日本法人の社長に、ソニー生命保険理事の鈴木国正氏(58歳)が11月1日付で就任した。
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【SGホールディングス】 外部出身社長の有力後継に急便トップ 異例の出戻り人材にも注目
2018年12月1日号佐川急便を中核子会社に持つSGホールディングス(HD)が岐路に立っている。3PL(企業物流の包括請負)大手の日立物流と資本・業務提携を結んだのが2016年春。かねて「3年をめどに経営統合を目指したい」(町田公志・SGHD社長)と公言しており、その期日が迫っているのだ。
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【出光興産】 昭シェルとの経営統合に手痛い代償 社長候補の実力幹部が降格
2018年11月24日号創業家側との約3年にわたる泥沼バトルの末、ようやく昭和シェル石油との経営統合にこぎ着けた出光興産。来年4月に発足する統合新会社の社長に出光の木藤俊一社長(62歳)が就任する。
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【ファーストリテイリング】 ジュニア2人の取締役昇格で いよいよ近づく社長退任の日
2018年11月17日号ファーストリテイリング(以下、ファストリ)の柳井正会長兼社長(69歳)が後継体制に向けて動き始めた。今年11月末、柳井氏の長男の一海氏と次男の康治氏の2人が執行役員から取締役に昇格する。
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【欧州中央銀行】 前フィンランド中銀総裁が有力視 待ち受けるのは利上げ実行の難題
2018年11月10日号時に意表を突く発言で市場を動かし、「ドラギマジック」などともてはやされた欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁(71歳)。来年10月で任期8年が満了のため、市場では今後の金融政策を占う上で次期総裁の行方に関心が集まっている。
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【エイチ・アイ・エス】 社内で後継者育成が遅れる中 次期社長候補として長男が急浮上
2018年11月3日号市場関係者の間で、エイチ・アイ・エスの澤田秀雄会長兼社長(67歳。写真)の後継者として、長男の澤田秀太・ベストワンドットコム社長を有力視する向きが浮上している。
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【みずほフィナンシャルグループ】 次の興銀人事が左右する 3番手脱却と投資銀行モデルの確立
2018年10月27日号今年4月、坂井辰史氏(59歳。写真)がみずほフィナンシャルグループ(FG)の社長となり、旧日本興業銀行出身者のトップ就任が2代続いた。今、収益力の底上げという観点から次の興銀人事がにわかに注目されている。
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【武田薬品工業】 大物研究ヘッドの退任で業界に衝撃 国内研究体制がさらに変わる
2018年10月20日号国内製薬トップである武田薬品工業の出雲正剛・再生医療ユニットグローバルヘッドが近く退任することが本誌の取材で分かった。米ハーバード大学医学部内科教授などを経て、鳴り物入りで武田薬品に入社した人物だ。
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【東京海上ホールディングス】 観測強まる来春のトップ交代 専務3人が横一線で並ぶ
2018年10月13日号持ち株会社のトップ就任から5年が経過した、東京海上ホールディングスの永野毅社長(65歳。写真)。早ければ来春のトップ交代がささやかれる中で、東京海上日動火災保険の北沢利文社長がそのまま昇格したとしても、年次バランスの観点から在任は一時的との見方が大勢だ。
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【アイシン精機】 2代続けてトヨタ出身者が社長に 系列サプライヤーに迫る「破壊と創造」
2018年10月6日号トヨタ自動車の系列サプライヤーであるアイシン精機の社長に今年6月、元トヨタ専務役員の伊勢清貴氏(63歳。写真)が就いた。アイシン社長は近年、豊田幹司郎氏(アイシン)、山内康仁氏(トヨタ)、藤森文雄氏(アイシン)、伊原保守氏(トヨタ)と、トヨタ系とアイシン系のたすき掛け人事が慣例だったが、今回は伊原氏から2代続けてトヨタ出身者となる。その狙いは何か。
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【ルネサスエレクトロニクス】 巨額買収の立役者が最有力 脱・革新機構で始まる後継者争い
2018年9月29日号米IDTの買収で大勝負に出たルネサスエレクトロニクス。米インターシルの買収と合わせ1兆円の巨額買収を主導した立役者が常務兼最高財務責任者(CFO)の柴田英利氏(45歳。写真)で、次期社長の筆頭候補としてにわかに浮上してきた。
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【産業革新投資機構】 官民ファンドが衣替えして間もなく船出 運用のカギ握るヘッジファンド経験者
2018年9月22日号9月下旬、経済産業省が管掌する官民ファンドの産業革新機構を改組し、産業革新投資機構(JIC)が誕生する。今年5月に改正産業競争力強化法が成立し、設置期限を2034年まで延長するのに伴い、経営トップを含めて体制を一新する。
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【読売新聞グループ本社】 主筆の入院で意識されるポストナベツネ 浮上する政治部系エースの社長就任
2018年9月15日号読売新聞グループ本社の代表取締役主筆として長年、経営と論説を一体運営してきた渡邉恒雄氏(92歳。写真)が、8月半ばに頸椎の一部骨折で病院に搬送された。幸い命に別条はなかったが、高齢であることもあり、グループ内では権力移譲の「Xデー」があらためて意識されている。
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【ソニー】 工場に続き幹部もルネサスから引き抜き "カメラの次"の車載事業の切り札となるか
2018年9月8日号4月に就任したソニーの吉田憲一郎社長(58歳。写真)の“懐刀”となる人材かもしれない。この9月1日からルネサスエレクトロニクスで常務まで務めた大村隆司氏がソニー入りする。当面は執行役員半導体担当常務補佐を務める。
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【三井化学】 淡輪社長は業界の顔として改革を継続中 次期社長レースで下馬評に上がる"4人"
2018年9月1日号今年で5年目に突入した三井化学の淡輪敏社長(66歳。写真)は、2014年の就任だが、12年から田中稔一社長(当時。現相談役)と共に大規模構造改革を進めてきた。事実上、7年越しで先頭を走っていることになる。
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【厚生労働省】 3代続けて厚生省出身者が次官昇格 次期最右翼は「旧労働系」女性幹部
2018年8月25日号働き方改革や社会保障制度など難題を抱える厚生労働省。7月末の幹部人事では、保険局長から鈴木俊彦氏(1983年入省)が事務次官に昇格。3代続けて旧厚生省出身者が次官に就いた。だが、冷や飯を食った旧労働省サイドからですら、「同期入省の宮川晃厚生労働審議官では対抗馬になり得なかった。順当な人事だ」(厚労省幹部)との声が漏れる。