記事一覧:Close Up709件
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シャープ、JDI、鴻海まで! 液晶メーカー総崩れの悲惨
2016年8月27日号液晶パネルメーカーが総崩れの状況に陥っている。国内大手のシャープやジャパンディスプレイだけでなく、シャープの親会社になった台湾・鴻海精密工業(ホンハイ)の傘下企業など海外勢も価格下落による赤字に苦しみ始めた。 本誌・中村正毅
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東電システム問題はまだ序章 来春に危惧される第2のヤマ
2016年8月13日号5月に表面化した東京電力のシステム不具合問題。混乱に巻き込まれた新電力は頭を抱えている状況だが、実は早くも混乱の第2のヤマが危惧され始めている。
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小堀秀毅(旭化成社長)特別インタビュー
2016年8月13日号2015年10月に子会社で杭工事の施工データ改ざん問題が発覚した旭化成。同社は約30年続く“院政経営”から卒業し、社長に権限を集中させようという経営改革のただ中にあったが、改革の象徴だった浅野敏雄前社長は騒動に区切りを付けるべく辞任した。
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吉澤和弘(NTTドコモ社長)特別インタビュー
2016年8月13日号2016年度第1四半期が増収増益となり、中期の利益目標達成の1年前倒しが見えてきたNTTドコモ。さらなる成長に向けた次の一手について吉澤和弘社長に聞いた。
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バーバリーなき三陽商会で 強まる経営陣刷新の待望論
2016年8月6日号昨年6月末で英バーバリー社とのライセンス契約が切れ、稼ぎ頭を失った三陽商会がいよいよ苦境に立たされている。後継ブランドの不調などで、6月24日には2016年1~6月期の営業赤字額を2.5倍に引き上げたほか、250人の希望退職者の募集を発表した。社内の一部からは経営陣の刷新を望む声まで出始めている。
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【特別インタビュー】石黒成直(TDK社長)
2016年7月23日号スマートフォン(スマホ)市場の飽和を前に、TDKが主力事業の転換を迫られている。次に目指す姿は何か。6月28日付で就任した、石黒成直社長(58歳)に聞いた。
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【特別インタビュー】重光宏之(ロッテホールディングス元副会長)
2016年7月9日号創業家の間で経営権争いが繰り広げられるさなか、韓国で裏金疑惑まで浮上し、創業来最大の危機にひんしているロッテ。創業者の長男であり、対立する次男からの主導権奪還を図る重光宏之・ロッテホールディングス元副会長が“騒動”を語った。
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初のLGBT指標で企業を評価 国内の特殊事情で定着に時間
2016年7月2日号この7月1日より、日本IBMやパナソニック、ソニーなどが参画する任意団体work with Prideは、LGBTなどの“性的マイノリティ”に対する企業の取り組み姿勢などを絶対評価で採点する「LGBT指標」への自由応募の受け付けを開始する。日本初の試みには注目が集まるが、課題もまた浮かび上がる。
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ゲーム大手が新型機で激突 VR普及で激化する性能競争
2016年6月25日号米ロサンゼルスで、6月14~16日の日程で開催された世界最大級のゲーム見本市「E3」では、仮想現実(バーチャルリアリティ、VR)ゲームが注目を集めた一方で、ソニーとマイクロソフトが新型ゲーム機の開発に入ったことが明らかになった。家庭用ゲーム機は高性能化が加速し、各社は新しい競争のステージに入ろうとしている。
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三菱東京UFJ銀の真意に臆測 国債市場の“VIP待遇”返上
2016年6月18日号1000兆円を超える日本の借金。その資金繰りのために、メガバンクと日本銀行、財務省の三者は、あうんの呼吸で国債の発行と購入を繰り返してきた。ところが、日銀が導入した異次元金融緩和政策とマイナス金利政策によって、メガバンク最大手が“鉄のトライアングル”から離れる決意をした。
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世界を巻き込む3大対策で 課税逃れを追い詰める
2016年6月18日号世紀のスクープといわれる「パナマ文書」は、世界の富裕層や多国籍企業が課税から逃れている姿をあぶり出した。経済活動のグローバル化に、国際課税ルールが追い付いていないのだ。2011年6月からOECD租税委員会の議長を務める財務省の浅川雅嗣財務官が、課税逃れ対策のいまとこれからを語る。
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燃費不正で露見した理不尽試験 新たに「慣らし係数」問題が浮上
2016年6月11日号三菱自動車、スズキによる相次ぐ燃費不正問題。両社や国土交通省は、早くも事態の幕引きに入っているかのように見える。だが、不公平な燃費競争は、結果的に日本の国際競争力を削ぐことにもなりかねない。自動車の排ガス・燃費試験は「公平性」がしっかりと確保されるように見直されるべきだ。
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三菱自動車で暫定政権が発足 日産“遠隔統治”のもくろみ
2016年6月4日号日産自動車が燃費不正問題で窮地に陥っている三菱自動車への資本参加を表明してから2週間。両社は正式に資本業務提携の契約を結び、6月末に発足する新たな経営体制の布陣を固めた。その背景には、買収者である日産の狙いが透けて見える。
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“勝ち組”日立の成長失速 道半ばの事業構造転換
2016年6月4日号「電機勝ち組」とされてきた日立製作所の成長が踊り場に差し掛かっている。かねて「世界企業に伍していくための水準」として掲げていた売上高営業利益率10%の目標は棚上げされた。大胆に事業構造を転換して再成長の姿を描けなければ、先行する欧米勢の背中は遠のく一方だ。
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シャープ新経営陣に透ける ホンハイ流再建策の焦りと稚拙
2016年5月28日号シャープの次期社長に、鴻海精密工業(ホンハイ)の戴正呉副総裁が就く人事が内定した。社外取締役候補にはソニー出身者を充てるなどその布陣には、ホンハイの焦りと再建策の稚拙さが浮かび上がってくる。
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三菱重が“盟友”日立に巨額請求 なおも膨らむ追加損失リスク
2016年5月28日号三菱重工業と日立製作所が、合弁会社による南アフリカでのプロジェクトの事業評価損失をめぐり対立している。三菱重工は約3800億円を請求したが、日立は支払いを拒否した。両社の主張が平行線をたどっているばかりか、損失金額がさらに膨らむリスクすら浮上しており、事態は泥沼の様相を呈している。 本誌・千本木啓文
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窮地の三菱自に手を差し伸べる日産のしたたかな権謀術数
2016年5月21日号燃費不正問題に揺れる三菱自動車を支援したのは、不正が発覚した軽自動車で提携関係にある日産自動車だった。三菱自が経営危機に陥るのは3度目のこと。あえて、日産が火中のクリを拾いにいったのはなぜなのか。そこには、したたかな日産の戦略があった。
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最新の耐震基準でも倒壊 木造住宅を揺るがす“想定外”
2016年5月21日号5月12日現在で49人が亡くなった熊本地震。震度7が2度繰り返されるという前代未聞の災害は、最新の耐震基準に基づく木造住宅さえも倒壊させた。「備えあれば憂いなし」とはいえない自然の脅威に、取るべき対策はあるか。
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指名獲得が確実で高まる 「トランプリスク」の警戒感
2016年5月21日号米国の大統領選挙で、当初は泡沫候補と呼ばれていたドナルド・トランプ氏が、ライバルの撤退で共和党の指名獲得をほぼ確実にした。片や民主党はヒラリー・クリントン氏が指名獲得を確実にしているものの、本選挙での圧勝には程遠いといわれる。金融市場では早くも「トランプリスク」を警戒する声が上がってきた。
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まるでバブル!? 活況を呈する タイムシェア&リゾート会員権
2016年5月14日号今年の春の大型連休は最大10連休となる日並びの良さから、国内外に旅行する人が昨年より増えた。格安航空の増便や宿泊施設のスマホ予約など旅行スタイルが多様化する中で、タイムシェアやリゾート会員権が注目を集めている。