記事一覧:Close Up709件
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新興企業がSBIの対抗馬に名乗り 地銀の市場運用巡る争奪戦激化
MARCH 関関同立SBIホールディングスが地方銀行との広域連合に向け動いている。SBIが示した地銀改革策の一つが、有価証券の外部運用だ。SBIの対抗馬として、新興企業が地銀に対する運用助言事業に名乗りを上げた。
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GUも特許侵害で取引先が提訴した ユニクロ、セルフレジ訴訟「泥沼化」
MARCH 関関同立ユニクロに設置したセルフレジの特許侵害で取引先から訴えられているファーストリテイリングだが、今度はGUでも同型のレジを全国で設置し始めた。いったい何が起こっているのか。
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ノーベル賞本庶氏との特許闘争で 小野薬品が示す「対価」の根拠
2020年6月27日号がん免疫治療薬「オプジーボ」の特許の対価を巡り、ノーベル賞受賞者の本庶佑氏が小野薬品工業を提訴すると表明した。シーズを生むアカデミアと製品化し販売する企業で、価値観が対立している。
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デリバリー参入で脱・店内飲食主義 サイゼリヤ、出前館を実験導入へ
2020年6月27日号ファミリーレストラン大手のサイゼリヤが、7月からデリバリー大手、出前館のサービスを一部の店舗で実験導入することがダイヤモンド編集部の調べで分かった。店内飲食に強いこだわりを持っていたサイゼリヤ。デリバリー事業は、消費者に受け入れられるのだろうか。
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“京都のドン”が共済連会長に出馬 JA選挙で高まる「老害リスク」
2020年6月20日号JA共済連の会長に、JA京都中央会トップを25年間務める中川泰宏氏が立候補する。中川氏は長老支配を進めるJA全中の会長に急接近している。両氏が実権を握れば組織の老衰危機は決定的になる。
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“倫理的”とは名ばかりのセブン値下げルール nanaco水増し発覚で狙いは不純
2020年6月13日号今年の株主総会で、本部社員の無断発注を告発されたセブン-イレブン・ジャパン(SEJ)。コロナ禍の中、廃棄ロス削減を目指す「エシカルプロジェクト」を始めたものの、加盟店からは廃棄が増える逆効果を指摘する声が上がっている。本部のエシカル(倫理的)な言い分と実態との乖離は広がるばかりだ。
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トヨタの下請け選別と地銀過剰がトリガー 自動車部品の「大再編」に号砲
2020年6月13日号これまで、十把ひとからげに「成長期待企業」とくくられることの多かった自動車部品業界。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を機に、自動車メーカーのサプライヤーへの接し方にも変化が生じそうだ。金融機関の再編観測なども広がっており、ここにきて一気に集約・淘汰の機運が高まっている。
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ホンダとの自動車部品統合が最大懸念 日立を襲う「三つの損失リスク」
2020年6月13日号日立製作所が揺れている。脱・ものづくりに向け事業売却を進めてきたが、本体に残した自動車機器事業がコロナショックで大打撃を受けているのだ。ホンダ傘下のサプライヤーとの統合で売上高が倍増する同事業は、日立の新たなリスクになる。
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国有地8割値引き&直後に価値10倍 「森友問題」不動産鑑定トリック
2020年6月6日号学校法人「森友学園」に国有地が大幅値引きで売却された問題で、大阪府不動産鑑定士協会は第三者委員会による調査報告書を公表。鑑定評価のトリックが解き明かされた。
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米国がファーウェイに追加制裁 経営トップが語った苦境
2020年6月6日号米国が中国のファーウェイに対する追加制裁を発表した。中核部品である半導体の調達が至難になる制裁内容だ。5月20日まで開かれたファーウェイの年次イベントでは経営トップが、事態がいかに深刻かを吐露した。
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「第二のレナウン」への道を避けられるか 株総勝利も三陽商会の遠い「再生」
2020年6月6日号三陽商会と大株主のRMBキャピタルが経営陣の刷新を巡って争った委任状争奪戦は、会社側の勝利に終わった。しかし、新型コロナによる傷は深く、三陽には喜びに酔っている余裕はまったくないようだ。
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会長残留でトロイカ体制か院政か 大成建設「けじめ」で社長交代
2020年5月30日号大手ゼネコンの大成建設が社長交代を発表した。2020年3月期は増収増益だが、21年3月期に最終年度を迎える3カ年の中期経営計画は、目標未達が明らかになったため「けじめ」をつけるかたちだ。現社長は副会長に就き、会長は留任という新体制の全容に迫る。
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料金値下げでドコモ「独り負け」 コロナ特需生かせぬ携帯3社
2020年5月30日号携帯電話大手3社の2020年3月期決算は、携帯料金値下げの対応で明暗が分かれた。新型コロナウイルスの感染拡大でリモートワークが普及しているが、3社とも通信需要拡大のチャンスをつかめていない。
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新型コロナが分けたメガ銀の明暗 三井住友が最終利益で首位奪取
2020年5月30日号前期決算において、三井住友フィナンシャルグループ(FG)が最大手の三菱UFJFGを初めて最終利益で上回った。新型コロナウイルスの感染拡大の影響が、3メガバンクの業界地図も塗り替えている。
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得する電力会社と損する商社はどこ? 原油暴落で石炭からLNG大転換
2020年5月23日号原油価格の暴落に引きずられて液化天然ガス(LNG)の価格も下落した。これにより「安価な発電燃料」は石炭からLNGへ代わるかもしれない。
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なぜ大本命を口説けなかったのか 東電会長職「空席」二つの誤算
2020年5月23日号東京電力ホールディングス(HD)の川村隆会長が今年6月に退任し、会長職が空席になる。東電HDとしては、次期会長にと願う大本命がいた。しかし、誤算が重なり、口説き落とせなかったのである。
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三菱商事が純利益の王座死守 伊藤忠を退けた「隠し玉」とは
2020年5月23日号こんな「隠し玉」を持っていたのか。連結純利益を巡る首位争いは三菱商事に軍配が上がった。「奪首」目前で敗れた伊藤忠商事の社員からは、そんな切歯扼腕の声が上がる。業界トップの座を死守すべく、王者が放った「隠し玉」とは一体何か。
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年収3500万! コロナ禍中に技術者争奪 中台韓半導体会社が爆採用
2020年5月2日号中国や台湾、韓国の半導体メーカーが日本での技術者の採用活動を活発化させている。「DRAM国産化計画」の遅れを取り戻そうと、3500万円もの年収を提示して人材獲得に躍起になっている中国の紫光集団の戦略に迫る。
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花王がついに通常の20倍の大増産へ 消毒液が店頭に並ばない理由
2020年5月2日号新型コロナウイルスの感染予防に万全を期したい気持ちはあれども、マスクと同じく、いまだになかなか手にできないのがアルコール消毒液だ。消毒液の流通を阻む“意外な犯人”とは。
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コロナを楽観した建設業界で死亡者 工事中止を巡るチキンレース
2020年5月2日号新型コロナウイルスについて「屋外の風通しの良い所で工事しているんだから、感染の心配はない」などという建設業界の楽観論は、清水建設の社員が亡くなったことによって打ち砕かれた。