記事一覧:ウォール・ストリート・ジャーナル発126件
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
貯蓄と倹約が最優先: 40歳引退を狙う米国の若者
2018年11月24日号シアトルに住む弁護士のシルビア・ホールさん(38)は、40歳で引退したいと考えている。ただ、その夢には代償を伴う。例えば「茶色くなったバナナ」がそうだ。ホールさんは家計を徹底的に切り詰めている。2020年までに200万ドル(約2億2600万円)を貯めるためだ。これは、税引き後所得の約70%を貯蓄に回し、生活のあらゆる分野に厳格な支出上限を設けることを意味する。食費を月75ドル前後に抑えるため、ホールさんは果物や野菜の店では茶色く変色したバナナなど廃棄寸前の食品を探す。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
折り畳み式スマホ競争に各社参戦、 起爆剤なるか
2018年11月17日号携帯電話メーカーは販売減速に対処するための策はあると考えている。本のように折り畳める大型ディスプレーを備えたスマートフォンだ。アップルをはじめ少なくとも世界の大手スマホメーカー5社が折り畳み式モデルの特許取得に取り組んでいる。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
IT大手「デジタル税」、 アジアや中南米でも検討
2018年11月10日号経済活動の多くがオンラインへと移行する中、アルファベット傘下のグーグルや、フェイスブックといった大手IT(情報技術)企業への新たな課税を十数カ国の政府が検討している。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
ディズニーワールドの秘密: 繰り返される散骨
2018年11月10日号フロリダ州オーランドやカリフォルニア州アナハイムにあるウォルト・ディズニーのテーマパークで働く清掃員は、夢の国らしくない側面をゲストに感じさせないよう隠語を使っている。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
中国の巨額投資、 たどり着いたのは「先のない道」
2018年11月3日号中国政府は今、巨額のインフラ投資で経済成長を促進するというこれまでの習慣を断ち切ろうとしている。空室ばかりの高層ビルや利用者の少ない高速道路で飾られた多くの都市を生んだ従来型成長モデルからの転換点となる。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
【社説】バーナンキ時代の後始末
2018年10月27日号金融パニックから10年が経過し、当時、救済策の策定に当たった人々は勝利を祝っている。緊急対応の一部を支持したわれわれとしては、今になってあれこれ言うつもりはない。しかし連邦準備制度理事会(FRB)が10年近く続けてきたゼロ金利と債券買い入れという前代未聞の政策は、今になっても成果がはっきりしない。10日に株価が3%下落するなど今月に入ってからの株価の調整は、この政策のつけを払うときが近づいていることを示しているのだろうか。