記事一覧:WEB限定記事793件
-
倒産から2年!JAL再生“奮闘”記
【その5】機長・小川良の場合 「会社の数字が“見える化”されて、 会社人としての意識が強くなった」
2012年3月2日JALが会社更生法を申請してから丸2年が経った。JALの人々は、どのような思いを抱きながら、企業再建に取り組んでいるのか。インタビューを軸に、再建に取り組むその姿を追う。第5回目はベテラン機長。会社の数字が「見える化」された効果は大きいと語る。
-
Web Special Articles
もし日本が経常赤字になったら経済はどうなる? ドイツに学ぶビジネス振興策のススメ ――第一生命経済研究所主席エコノミスト 永濱利廣
2012年3月2日貿易収支が1963年以来の赤字となり、2010年半ばには経常収支も赤字に陥るとの見方もある。ここではまず、もし経常収支が赤字なったら、経済にどのような影響が出るかを試算。次に、同じ黒字国であるドイツの経常黒字の中身に検証し、日本は何を学ぶべきか論じてみたい。
-
山田厚史の「世界かわら版」
日本の「貿易赤字」は怖くない 困るのは「魔法の財布」失う米国
2012年3月1日2011年の貿易収支が赤字になり、日本衰退論が盛んに議論されている。だが、貿易や経常収支の「赤字」「黒字」という表現が誤解を招く。日本の経常黒字が減っていくことで本当に困るのはアメリカなのだ。
-
エコカー大戦争!
電気自動車の充電方式標準化で世界大戦争勃発! 牙をむく欧米メーカーvs迎え撃つ日産・三菱連合軍 トヨタは援護射撃するのか、しないのか?
2012年3月1日2月下旬に開催された米自動車技術会SAE主催のシンポジウムで、電動車両の規格標準化に関する講演が行われた。だがそのなかで、日本が推奨し、現時点で世界で最も認知されている急速充電方式「CHA de MO(チャデモ)」について、一切触れられることはなかった。
-
ビジネスモデルの破壊者たち
会議ビジネス、定額購読制・電子書籍で大成功! 未来型出版社「オライリー・メディア」の先駆性
2012年2月29日オライリー・メディアは、コンピュータプログラミング言語の専門書を長らく出版してきた会社で、刻々変化するテクノロジーも同社の本を読めば把握できるくらい信頼が厚い存在だ。そのオライリーは、未来の出版社の姿を想像させる活動をここ最近増やしている。
-
Web Special Articles
輸入車販売が前年比3割増の伸び ユーロ安を生かした販促戦略で日本市場を席巻
2012年2月29日日本市場で輸入車が飛ぶように売れている。1月の輸入乗用車の新車登録台数は前年同期比29.4%増となった。好調の理由は三つある。
-
Web Special Articles
過去の清算と人心一新が必要不可欠 学者より民間エンジニアの活用を ――4月発足「原子力規制庁」のあり方と課題 大前研一・ビジネス・ブレークスルー大学学長× 平智之・民主党衆議院議員 特別対談【後編】
2012年2月29日4月に環境省の外局として「原子力規制庁」を設置する政府案がまとまった。新組織は原子力安全・保安院が抱えていた問題点を解決できるのか。同庁設立に尽力した民主党衆議院議員・平智之氏と、原子力開発のエンジニア経験を持つ大前研一氏が徹底的に語り合う対談、後編。
-
西沢和彦の「税と社会保障抜本改革」入門
同じ収入でも現役世代の負担が重い 健康保険料と窓口負担の現状と問題点
2012年2月28日収入が同じ場合、後期高齢者よりも現役世代の方が健康保険料の負担は重い。この不公平の是正は世代間の公平性を確保するためにも必要なのだが、「社会保障・税一体改革大綱」は、負担をどう分かち合っていくかに関して、真正面から向き合っていない。
-
今週のキーワード 真壁昭夫
歴史的な円高傾向の“転換期”は本当に始まったのか? 貿易収支大幅赤字と米国経済回復に募る期待の信憑性
2012年2月28日日銀による追加緩和策の実施もあり、足もとの為替市場で円高傾向に歯止めがかかりつつある。その背景には、日本の貿易収支が大幅赤字に陥ったことや、米国経済の回復観測が強まっていることもある。円高傾向の転換見通しは、本当なのか。
-
出口治明の提言:日本の優先順位
年金2000億円消失問題の本質は何か
2012年2月28日先日、AIJ投資顧問会社が運用受託していた約2000億円の資金が消失していることが判明した。AIJの顧客の大半は、地域の中小企業が作る厚生年金基金とされ、直接の被害者は中小企業の従業員だ。なぜこのような事件が起きたのか。そして、再発を防ぐには何をすればいいのだろうか。
-
World Voiceプレミアム
繰り返される日中の衝突 日本政府はどう対処すべきか ――ブルッキングス研究所・外交政策上級研究員 リチャード・ブッシュ氏インタビュー
2012年2月27日一昨年の尖閣事件、中国の対日歴史観、今後の日中関係の障害と展望、そして北朝鮮問題――日中間の懸案について、『日中危機はなぜ起こるのか』を上梓した米ブルッキングス研究所・外交政策上級研究員リチャード・ブッシュ氏に聞く。
-
森信茂樹の目覚めよ!納税者
消費増税議論(その7) トヨタをも圧倒する高い純資産比率 社会福祉法人と宗教法人課税の問題点
2012年2月27日社会福祉法人と宗教法人に対する課税が甘い。民間と競合する事業を行っているのに税率が優遇されていたり、収益事業・非収益事業の区分が難しいからだ。その是正の道を考えてみよう。
-
Web Special Articles
ソフトバンクの発電性能公表で 戦々恐々の太陽電池メーカー
2012年2月24日ソフトバンクが昨年10月に設立した電力事業の子会社「SBエナジー」が早速、太陽電池業界に波紋を投げかけている。
-
倒産から2年!JAL再生“奮闘”記
【その4】執行役員・菊山英樹、米澤章の場合 「数字へのどん欲さ、再建への強い決意、 そしてスピード感が大きく変わった」
2012年2月24日JALが会社更生法を申請してから丸2年が経った。JALの人々は、どのような思いを抱きながら、企業再建に取り組んでいるのか。インタビューを軸に、再建に取り組むその姿を追う。第4回目は路線統括本部の二人の役員に「部門別採算制度」の核心について聞く。
-
財部誠一の現代日本私観
家電メーカー全滅決算の読み方
2012年2月24日巨額赤字や大規模な人員合理化など、エレクトロニクス業界の本年度決算説明会は惨憺たるものとなった。しかし、ソニー、シャープ、パナソニックが巨額赤字に苦悶する一方で、じつは日立は2000億円もの黒字を計上する。その差はいったいどこにあったのか。
-
高橋洋一の俗論を撃つ!
日本の貿易収支が赤字転落で 本当に国債は暴落するのか
2012年2月23日日本の貿易収支が31年ぶりに赤字となった。「お先真っ暗」と感じた人も多いだろうが、経常収支(貿易収支)の黒字・赤字と、GDP成長率や金利との間には一義的な関係はない。経常赤字危機説を煽る人たちの狙いは別のところにある。
-
山崎元のマルチスコープ
橋下徹氏が手に入れた 「ベーシックインカム」という新兵器
2012年2月22日橋下徹氏率いる維新の会が、「維新八策」を発表した。その中の一つである「ベーシックインカム」は、橋本氏の強力な新兵器になるにちがいない。なぜ新兵器となりうるのか、その理由を論じてみよう。
-
Web Special Articles
有事対応の体制に問題点、判断機能と権限が焦点 ――4月発足「原子力規制庁」のあり方と課題 大前研一・ビジネス・ブレークスルー大学学長× 平智之・民主党衆議院議員 特別対談【前編】
2012年2月22日4月に環境省の外局として「原子力規制庁」を設置する政府案がまとまった。新組織は原子力安全・保安院が抱えていた問題点を解決できるのか。同庁設立に尽力した民主党衆議院議員・平智之氏と、原子力開発のエンジニア経験を持つ大前研一氏が徹底的に語り合う対談、前編。
-
シリコンバレーで考える 安藤茂彌
東大9月入学論議はコップの中の嵐 問われるべきは教育の密度だ
2012年2月22日先月シリコンバレーで、日米の大学関係者による「国際化に向けた大学経営」と題する会合が開かれた。このなかでスタンフォード大の教授から、大学院のある学科の入学願書の国別応募比率について、衝撃的な発表があった。
-
今週のキーワード 真壁昭夫
SNSが国家体制に与える影響、企業所有と経営の分離――フェイスブックのIPOが提起する2つの問い
2012年2月21日2月1日、世界最大のSNS企業であるフェイスブックが、IPOの申請を提出した。これに関連して、二つのことを考えてみたい。一つは、SNSという機能が果たすべき社会的な意味。もう一つは、フェイスブックの上場企業としての経営体制だ。