記事一覧:WEB限定記事793件
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ビジネスモデルの破壊者たち
第2のグーグルになるか、期待はずれで終わるか 膨れ上がったIPO後に問われるフェイスブックの真価
2012年2月8日フェイスブックが先週、IPO申請を行った。2004年のグーグルによるIPOは、市場から熱狂的に迎え入れられたが、フェイスブックもそうなれるか。同社は50~100億ドルを調達する計画とされるが、このIPOはそれを問うことになる。
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安東泰志の真・金融立国論
会社法制の見直しで ガバナンスは強化されるか 経団連が頑強に抵抗を続ける理由
2012年2月8日昨年12月に、法務大臣の諮問機関が「会社法制の見直しに関する中間試案」を公表した。この試案の主要ポイントに検討を加えてみると、コーポレートガバナンスの強化に頑強に抵抗する勢力の姿が浮かび上がってくる。
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今週のキーワード 真壁昭夫
御手洗氏の社長再登板はキヤノンを救えるか? “ベテラン力”依存の日本企業に見る世代交代の危機
2012年2月7日キヤノンは、内田恒二社長が相談役に退き、経団連会長まで要職を務めた御手洗冨士夫・会長兼CEOが社長を兼任する人事を発表した。“ベテラン力”は苦境の日本企業を救えるのか。今回のケースには、「世代交代の危機」も見え隠れする。
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出口治明の提言:日本の優先順位
データを見れば人口減少の深刻さは自明。 なぜ人口を増やす政策を総動員しないのか
2012年2月7日今回発表された「日本の将来人口推計」の結果を見ても明らかだが、日本はこれから人口半減社会を迎える。このような状況で、なぜ人口を増やす政策を総動員しないのか。現実を直視すれば、これは議論の余地はない。
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Web Special Articles
難航するギリシャ債務減免交渉 2月13日がデッドライン
2012年2月6日ギリシャの債務問題をめぐる民間債権者との債務減免交渉(PSI:Private Sector Involvement)が難航している。当初1月半ばにも妥結するとされていた交渉だが、いまだに着地点を見い出せずにいる。
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Web Special Articles
2012年度の新介護制度で火がついた!! 老人ホーム大手メッセージによる在宅介護のTOB
2012年2月6日1月下旬、有料老人ホーム大手のメッセージが、在宅介護大手のジャパンケアサービスグループに対して、TOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社すると発表した。「これを機に、業界再編が一気に進むのではないか」――。
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旬を楽しみ、身体が喜ぶ 江戸料理
江戸時代、高級品だった「卵」は、 ほぼ完璧な栄養バランスの“完全食品”
2012年2月3日大トロや松茸のように、江戸時代は安価だったものが、現在では高級食材になってしまったものもあれば、今回のテーマ「卵」はその真逆。仮に、かけそば一杯を400円とすれば、当時のゆで卵一個は500円相当!
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Web Special Articles
給食の放射能検査に予算計上 それでも不十分な内部被曝対策
2012年2月3日文部科学省は、平成24年度予算に学校給食の放射能検査費用を計上することを決めた。検査を希望する自治体に費用の一部を補助する。予算枠は概算要求ベースで3億円ほどになる見込みという。
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Web Special Articles
日本の電機各社は アップル、サムスンと同じ土俵で競争するな ――若林秀樹・フィノウェイブ インベストメンツ社長兼CIOインタビュー
2012年2月3日日本の電機業界が苦境に立たされている。果たして浮上はできるのか。20年以上にわたって業界を見続けているフィノウェイブ インベストメンツ社長兼CIOの若林秀樹氏に見解を聞いた。
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倒産から2年!JAL再生“奮闘”記
【その1】大西賢社長の場合 「我々はもう過去とは決別します」と 2年間がむしゃらに走ってきた
2012年2月3日JALが会社更生法を申請してから丸2年が経った。再建は予想を上回るペースで進んでいるが、JALの人々は、倒産をどう受け止め、どのような思いを抱きながら、企業再建に取り組んでいるのか。インタビューを軸に、再建に取り組むその姿を追う。トップバッターは、倒産後の初代社長である大西賢氏。
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オヤジの幸福論
年金逃げ水世代の老後サバイバル術
2012年2月2日当コラムは、一般に「オヤジ」と呼ばれる40代後半から50代前半の働き盛りの男性を念頭に置いたものです。年金については若者に比べ恵まれていると見られているオヤジ世代ですが、残念ながら、ハッピー・リタイアメントはもはやこの世代の人にとってさえも当たり前のことではなくなっています。
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田中秀征 政権ウォッチ
「第三極」への高まる期待は “与党ぼけ”自民党への失望感から生まれている
2012年2月2日自民党が実にふがいない。“与党ぼけ”なのか、未だ野党としての腰が定まっていない。民主党と仲良く支持率が低迷しており、両党が道連れに滅ぶことにもなりかねない。おそらく自民党は「2つの立場」を同時に貫こうと苦悩しているのだろう。
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現場力を伸ばす先端IT活用の鉄則
ビジネスの現場で「かめはめ波」が炸裂する日
2012年2月1日「リアルタイム・ビジネス」を実現する、先端ITの代表的な武器の一つであるAR(拡張現実)の先進事例を紹介。ARが、「リアルタイム・ビジネス」の進化に、大きく貢献するのは間違いない! しかしながら、幸か不幸か、「これだ!!」という活用形態はまだ登場していない。
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Web Special Articles
従業員自らが“大使”となってPR 日産「リーフ」普及プロジェクト
2012年1月31日日産自動車が電気自動車「リーフ」の普及を目的として、一風変わった従業員向けプロジェクトを実施している。その名も「リーフアンバサダー(大使)プログラム」だ。
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Web Special Articles
50年前の『週刊ダイヤモンド』から読み解く ソニーの“本質”とアップルになれなかった理由
2012年1月31日かつては誰もが憧れたソニー。しかし、その魅力も過去のものになってしまった。なぜソニーは色あせてしまったのか。過去の資料や創業者である井深大氏、盛田昭夫氏が週刊ダイヤモンドに語った言葉から、その理由を探ってみた。
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今週のキーワード 真壁昭夫
今の民主主義では経済危機を止められない? ユーロ不安は金融市場によるポピュリズムへの警鐘か
2012年1月31日民主主義政治の基本原理は多数決だが、そのシステムゆえに、ポピュリズムによって国が誤った方向へ進むことはままある。今のユーロ危機がまさによい例だ。それに警鐘を鳴らして軌道修正を促すのが、他ならぬ金融市場の役割とも言える。
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2012年の論点を読む
【テーマ14】 中国ニューリーダーの誕生は日本に何をもたらすか? 大国の次世代戦略と日本がとるべき対中政策の要諦 ――朱 建栄・東洋学園大学人文学部教授
2012年1月31日日本にとって最も重要なパートナーとなった中国では、今年新しい指導者が決まる。指導者の交代によって、日中関係にはどんな変化が生じるのだろうか。中国の政治事情に精通する朱建栄・東洋学園大学人文学部教授が、2012年の見通しを解説する。
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Web Special Articles
景気浮揚に金融政策総動員 追加緩和に舵を切ったFRB
2012年1月30日1月24・25日に開催されたFOMCの結果は、米国の中央銀行、FRBの積極姿勢を見せつけるものとなった。市場関係者を驚かせたのが、まず超低金利政策の延長だ。FRBは昨年8月、2013年半ばまで「異例の低金利政策」を続けると発表したが、今回これが「14年終盤まで」に延長された。
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論争!日本のアジェンダ
社会保障と税の一体改革批判(2) はしなくも露呈した現政権の 「増税の無間地獄」路線 ――駒澤大学准教授 飯田泰之氏
2012年1月30日政府は「社会保障と税の一体改革」の地方説明行脚を開始した。一方、岡田副総理のテレビ発言を合わせると、現政権の財政運営は「繰り返し増税」路線であることがわかる。一体改革の名に値するのは、現役世代の負担によって支えられている制度そのものの見直しである。
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元「広告批評」編集長・河尻亨一の「月刊マーケティング時評」
口コミ不信をあおる「ステマ」は どこまで拡がるのか
2012年1月27日「食べログやらせ問題」で大きな問題となった「ステルス・マーケティング(ステマ)」は、マーケティングにおける口コミ情報の信頼性を揺るがすにとどまらない。これにどう対処すべきかを考えてみよう。