記事一覧:WEB限定記事793件
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Web Special Articles
ボーナスカットで“止血”しても 綱渡りが続く日本郵便の前途多難
2012年4月9日郵政民営化法の改正案が国会に提出された3月30日、総務省は日本郵政と、日本郵政傘下の郵便事業会社、日本郵便の2012年度事業計画を認可した。11年3月期に1034億円もの営業赤字となった日本郵便は12年3月期にも374億円の営業赤字となる見込みだ。
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経営の“肝”あなたの会社が成長しない理由は?
[アキバレポート1]世界はOTAKUをCOOLと言う! アキバ文化は日本をリードする最先端トレンドだ
2012年4月9日大手コンサルティング会社、船井総合研究所の第一線で活躍するのコンサルタント4人がリレーで執筆する新連載。第1回目は消費動向をウォッチし、百貨店などの小売り業界、アパレルメーカーのコンサルティングに従事している岩崎剛幸氏だ。世界から注目を浴びるアキバの動向をレポートする。
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加藤嘉一の「だったら、お前がやれ!」 思考停止のニッポンをぶった切る
己の“グローバル化”を見せろ!
2012年4月9日入社式関連の報道を見ていて気になったのは、多くの企業の社長が訓示のなかで“グローバル化”を新入社員に求めていたことだ。しかし、当の社長はどうなのか。新人に求める前に、社長や幹部たちのグローバル度をデモンストレーションしてほしい。
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岸博幸のクリエイティブ国富論
東電を矢面に立てる経産省の姑息さ
2012年4月6日4月1日から東電の企業向け電気料金が値上げされ、当然ながらメディア上では東電への批判が目立ちます。値上げに至るまでの東電の対応のずさんさを考えると当然ですが、ある意味で東電以上に批判されるべきは経産省であることも忘れてはいけません。
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次世代に引き継ぐ大震災の教訓
震災であぶり出された 小売チェーンの底力とアキレス腱
2012年4月6日東日本大震災直後、生活のインフラ機能を担う事業者は1年前のあの日、どのように動いたのか。各社の被災状況と復旧方法を改めて振り返るとともに、今後来るべき首都圏など他地域での災害への備えを考える。
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莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見
外国人観光客もやっぱり夜の街が好き
2012年4月5日2月末札幌を訪れた。夜のすすきのを歩くと、楽しげに歩く外国人観光客を目にした。地方都市の場合、外国人観光客たちから、日本の夜が長くて退屈だという不満を聞かされる。昼間だけでなく、楽しい夜をどう演出するかという地道な努力も欠かせない。
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田中秀征 政権ウォッチ
消費税増税問題でさらに強まった 民主、自民、小沢グループ「三すくみの構図」
2012年4月5日今回の民主党内の抗争は、消費税増税に賛成か反対かという政策的側面と、親小沢か反小沢という権力抗争の側面の二面性がある。しかし、実際は権力抗争が優先されていると見る人が意外に多く、民主、自民、小沢グループ三すくみの流れが強まっている。
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経済分析の哲人が斬る!市場トピックの深層
日銀の国債引受けは、なぜ「悪魔的手法」なのか ――熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト
2012年4月4日日銀の金融政策の中で、「究極の禁じ手」とされる日銀の国債引受けについて考えてみたい。消費税増税をせずに、日銀が国債発行分を全て引き受けて、税収不足を補えばよいのではないかと言われたら、その可否をどう考えるべきか。
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シリコンバレーで考える 安藤茂彌
日本の家電にはまだまだ未来がある 「頭脳」を使って成長路線を模索せよ
2012年4月4日日本の家電メーカー3社が大幅な赤字を出していることが、アメリカで大きく報道されている。そしてこのニュースはアップルの好調な業績と対照的に報道されることが多い。パナソニック、シャープ、ソニー3社の赤字額を合計すると、ほぼアップルの黒字額に匹敵するとNYタイムズは報じた。
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Web Special Articles
前代未聞の市の命名権販売 前途多難が確実な泉佐野市
2012年4月3日財政破綻の危機に瀕した自治体が税外収入を得るべく、自治体の名前から道路、公共施設まで、企業にネーミングライツ(命名権)を売り出す話が浮上し、話題を集めている。
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出口治明の提言:日本の優先順位
新社会人の君へ。 まずは家を出ること!
2012年4月3日桜の季節が巡ってきた。今年もたくさんの新社会人が誕生する。ところで、社会人になるとはどういうことなのだろうか。原点に戻って考えてみよう。
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今週のキーワード 真壁昭夫
シャープまで飲み込んだアップルのサプライチェーン 絶望の淵にいる日本企業へ贈る「世界戦略」の心得
2012年4月3日経営不振が懸念されていたシャープは、世界最大のEMSである鴻海精密工業との業務提携を発表した。事実上、競合であるアップルのサプライチェーンに組み込まれた形だ。米国や新興国の「世界戦略」に、日本企業はもう勝てないのか?
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Web Special Articles
パンケーキ人気の火付け役「bills」が原宿に登場 キーマンに聞く、「トレンドが生まれる瞬間」
2012年4月2日日本でのパンケーキ人気が盛り上がってきたのはこの2年程度。もともとブランド力がある2つのレストランが相次いで日本に上陸したことで話題となった。
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Web Special Articles
アップルにあって民生電機3社にないもの 「ロマン」「ソロバン」「ガマン」 藤森裕司 バークレイズ・キャピタル証券マネージング・ディレクター
2012年4月2日悲劇的な決算を迎えるパナソニック、シャープ、ソニーの民生電機3社。なぜ3社はアップルになれなかったのか。スティーブ・ジョブズのようなカリスマがいなかったというのはその答えの1つだが、キャッシュ化速度の違いも、注目すべき点だ。
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次世代に引き継ぐ大震災の教訓
行政は民間の邪魔をするな 医療の立て直しが福島を救う ――上昌広・東京大学医科学研究所特任教授インタビュー
2012年3月30日放射能汚染に苦しむ福島県は、放射能を恐れて医師たちが逃げたことで、医師不足に拍車がかかっている。行政の対応も遅い。そんななか、気概のある医師が福島を勤務地に選ぶ動きも出て来た。福島で活動を続けてきた上昌広氏に現状と今後の展望を聞いた。
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安東泰志の真・金融立国論
AIJ事件の本質を語りあった 独立系金融ベンチャーの挑戦
2012年3月30日AIJ投資顧問事件が世間の注目を集めるなか、独立系の資産運用会社によるシンポジウムが開かれた。巷では単純な規制強化論が盛り上がるなか、我が国の資産運用に関する本質的な問題を突く議論が戦わされた。
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ビジネスモデルの破壊者たち
“ソーシャル疲れ”に一石を投じる画像投稿サイト 「ピンタレスト」が秘めた驚くべき可能性と危険性
2012年3月29日もうソーシャルは出尽くしたかと思っていたところへ新手のソーシャルサイトが登場した。それがユーザーが画像投稿SNSサイト「ピンタレスト」だ。今後、注目なのは、ピンタレストの収入モデルだが、先には大きな可能性と危険性を秘めている。
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山田厚史の「世界かわら版」
刻々と迫るミサイル発射 北朝鮮を変える日本の役割は何か
2012年3月29日北朝鮮のサイル発射の時が近づいている。本当に厄介な隣人だが、拉致問題の解決失敗以来、情報が一切絶えてしまった。いま我が国は「日本型太陽政策」へと転換し、北に対して内側からの変化を徐々に促す時ではないか。それができる位置にいるのが日本である。
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経済分析の哲人が斬る!市場トピックの深層
「草食系日本」に逆転シナリオはあるか “日本化”先進国の日本は“日本化脱却”でも先進国に? ――高田創・みずほ総合研究所チーフエコノミスト
2012年3月28日2011年の日本から米国への債券投資は、さながら米国へ日本株購入資金を供給するようなものだった。2012年、「日本化先進国」である草食系の日本は、「日本化脱却」においても世界の先駆けとなることができるだろうか。
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弁護士界の憂鬱 バブルと改革に揺れた10年
いまの法曹養成制度は社会のニーズとミスマッチ 「リーガルサービスインダストリー」の自覚を持て ――川村明 アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー弁護士 国際法曹協会会長インタビュー
2012年3月28日最近の弁護士過剰問題の原因は、司法修習生の人数よりも、司法研修制度の裁判教育偏重にあると話す川村明・アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー弁護士。今後、日本の弁護士界はどうあるべきなのか。国際法曹協会(IBA)会長も務める川村明弁護士に話を聞いた。