記事一覧:WEB限定記事793件
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Web Special Articles
開発初期の薬はすべて効果を予測する診断薬付き 「がんは個別化医療が当たり前になる」 ――ノバルティス・がん事業部門プレジデント アーヴェ・オプノー氏インタビュー
2012年8月8日「分子標的薬」と呼ばれる薬の登場から10年。以来、製薬産業の戦略はどう変化しているのか、薬物治療の革新はさらに続くのか。がん治療薬市場で世界2位(売上高ベース)に君臨する製薬大手ノバルティス(スイス)のがん事業部門プレジデント、アーヴェ・オプノー氏に聞いた。
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経済分析の哲人が斬る!市場トピックの深層
穀物先物価格の急騰と消費者物価への影響 国際市況と政府売渡価格の「時差」に注意! ――森田京平・バークレイズ証券 チーフエコノミスト
2012年8月8日米国での大干ばつや黒海沿岸の穀物産地での高温・乾燥などから、大豆、トウモロコシ、小麦の先物価格が急上昇している。消費者物価への影響が懸念されるなか、それを読み解くキーワードは国際市況と政府売渡価格の「時差」である。
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Web Special Articles
ソフトバンク戦略転換の節目か LTE「月額5985円」宣言
2012年8月7日ソフトバンクが今秋スタートさせる次世代高速無線通信「LTE」のサービス。7月31日の2012年度第1四半期決算で改めて強調された価格設定が業界を驚かせている。先行しているNTTドコモが月額4935円の定額プランよりも1000円高い「強気」の価格を打ち出した。
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今週のキーワード 真壁昭夫
努力して起死回生を図るか、違う物差しを持つか 逃れようのない“格差”に負けず、強く生きる考え方
2012年8月7日信じたくないことだが、日本の相対貧困率はOECD加盟30ヵ国の中で、下から4番目となっている。一億総中流意識も昔の話。日本人の経済的格差が広がり続けることは確実だ。そんな今、格差に負けず、強く生きるための指針を考えたい。
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Web Special Articles
ファッションサイトがなぜリアルイベントを開催? ZOZOTOWNが提案する、新たな成長戦略
2012年8月6日ファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」は、ネット上のファッション販売サイトで日本トップであり、利用したことがある人も多いだろう。そのZOZOTOWNが9月15、16日に初のリアルイベントを開催。ネットショップが、なぜリアルイベントを行うのか。
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伊藤元重の日本経済「創造的破壊」論
欧州危機から何を学ぶか(1) 国債暴落が招く「危機の伝染効果」
2012年8月6日欧州で起きている財政危機から、私たちは多くの教訓を得ることができる。欧州危機を対岸の火事として見るのではなく、日本に置き換えて考える必要があるのだ。最大の教訓は、起きてしまった財政危機を止めるのは難しいとういうことだ。
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Web Special Articles
トラブル多発した電子書籍端末 コボタッチに対する楽天の言い分
2012年8月3日楽天が7月19日に発売した電子書籍端末「コボタッチ」の売れ行きが好調。7980円という安さもあり、端末は1週間で10万台弱を出荷し、年内に100万台を目標にすえている。一方、ユーザーの間では、初期設定ができない、コンテンツをダウンロードできないといったトラブルが多発した。
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生活保護のリアル みわよしこ
餓死・孤立死が頻発する現在の日本で、 生活保護制度を改悪してもよいのか?
2012年8月3日本連載では、生活保護を受給する資格があるのに受給できていない人々が多数存在する「漏給」の問題については充分に紹介できていない。今回は、シンポジウム『生活保護バッシングの陰で頻発する餓死・孤立死事件』を通じて、漏給問題について考えたい。
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Web Special Articles
湧き上がるJAL批判は的を射ているか? ――早稲田大学アジア研究機構教授 戸崎 肇
2012年8月2日劇的な再建を果たしたJALが株式の再上場を発表すると、支援は過剰だった、公的支援を受けていないANAと比べて、不平等だという批判が巻き起こっている。こうした批判は的を射ているのか。日本経済への効果、個々のJAL批判の二つの視点で検証してみよう。
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山田厚史の「世界かわら版」
悪者は野村だけか 主犯は外資で法の外
2012年8月2日「インサイダー増資」で野村HDの渡部賢一グループCEOが引責辞任した。だが、本当に甘い汁を吸ったのは外資系のヘッジファンドだ。東京市場は、金融当局の監督・支配が彼らに及ばないといういびつな構造になっている。
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山田久の「市場主義3.0」
「市場主義2.0」=欧州モデルの知られざる側面 競争促進と人々の適応支援を組み合わせる
2012年8月1日EU統合後の欧州諸国が目指してきた経済社会システムが「市場主義2.0」。その原型となった北欧諸国のモデルは、実は我々の常識と違い競争促進的だ。一方、低生産性部門から吐き出されてくる人々を、新たな職にシフトさせることを強力に支援する点に特徴がある。
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Web Special Articles
減速感強まる世界経済 日米欧中の景気はどうなる 第一生命経済研究所主席エコノミスト 永濱利廣
2012年8月1日世界経済は減速感を強めている。欧州では債務問題が再燃し、米国経済も「財政の崖」問題を巡る懸念が高まっている。中国経済も、欧米向け輸出の減速等により成長率は鈍化。果たして、今年から来年にかけて日米欧中の景気はどうなるのか。
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Web Special Articles
高いポテンシャルも宝の持ち腐れ 大規模風力発電施設の建設に“逆風”
2012年7月31日「大規模な風力発電施設の建設は夢に終わるのか」。風力発電業界関係者のあいだで頭痛の種になっているのが、今年10月から始まる環境影響評価だ。
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財部誠一の現代日本私観
なぜ日本語で歌いながら世界でブレイクできたのか 「由紀さおり」というイノベーション
2012年7月31日由紀さおりが米国のジャズオーケストラ“ピンク・マルティーニ”とコラボレーションしたアルバム『1969』が昨年、世界で大ヒットした。時ならぬ「由紀さおり」の大ブレイクに多くの日本人は驚き、心を躍らせたが、なぜ彼女は突如として世界でブレイクしたのだろうか。
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Web Special Articles
国内タイヤ市場で万年2位の住友ゴムが 国内首位ブリヂストンを中国で凌ぐ勝算
2012年7月30日中国湖南省長沙市。田畑も交じる新興工業団地に、2012年夏、真新しい工場が姿を現した。住友ゴム工業が3億ドルを投じて建設したこのタイヤ工場の竣工式が盛大に催され一帯は賑々しい祝賀ムードに包まれた。
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伊藤元重の日本経済「創造的破壊」論
ユーロ危機の深層 「最適通貨圏」を形成できない欧州のジレンマ
2012年7月30日依然としてユーロ危機は終息していない。危機が発生した本質的な原因は何か。一言で表せば、欧州諸国が「最適通貨圏」の条件を満たしていないことにある。果たして、欧州は条件を満たす方向に向かうことができるだろうか。
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コンテンツ業界キャッチアップ
コンプガチャ騒動で再確認した ユーザーとの長期的な信頼関係構築の重要性 ――カプコン・一井克彦専務インタビュー
2012年7月30日「モンスターハンター」などの人気シリーズを持つ一方で、今年の5月には「ドラゴンズドグマ」を発売、新規タイトルにもかかわらず100万本以上を売り上げ業界人を驚かせたカプコン。同社はなぜ売れるソフトを作る開発力を持続できるのか。一井克彦専務に聞いた。
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士業・個人事業主必見!売り込まずに集客する方法
地域に特化した若き税理士の パーソナルブランド構築方法
2012年7月27日売り込まなくても、集客できるひとはどんな人でしょう? 確実に言えることは、「他の人ではだめ、この人でなくては」と思っているファンを沢山、持っている人です。 では、経営者が、この「ファンを持つ」にはどうすればよいのでしょうか。
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生活保護のリアル みわよしこ
働き盛りの生活保護は本当に許されないのか 急増する稼働年齢層受給者を待ち構える「高い壁」
2012年7月27日この数年、世帯主が稼働年齢で、障害者・傷病者・ひとり親世帯のどれにも該当しない生活保護受給世帯が増加している。「働けるのに働かない」「仕事を選びすぎ」などと批判されがちな彼らだが、その批判は当たっているのだろうか?
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職あれば食あり
古本店の店主がいつもおなかをすかせている理由とは?
2012年7月26日「onakasuita」という店名の古本屋を見つけた。その名のとおり料理専門書を取り扱う古本屋のため、おいしそうな食べ物の写真に囲まれて仕事をしなければならない。しかし、店主の小川さんは「くいしんぼう」にもかかわらず、いつもおなかをすかせていた。