記事一覧:WEB限定記事793件
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Web Special Articles
J&Jが大衆薬の国内販売から事実上撤退 事業を引き継ぐ武田薬品の“リベンジ”
2012年9月4日国内製薬最大手の武田薬品工業は8月、米ジョンソン・エンド・ジョンソン社と大衆薬の独占販売契約を締結。以前から禁煙補助剤「ニコレット」で販売契約を結んでいるが、今回さらに7ブランドを追加。この契約が、10年前の業界事情を知る関係者たちのあいだで大きな話題となっている。
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エコカー大戦争!
セグウェイが「走れない」のは先進国で日本だけ 立ち乗り型ロボットの本格普及はいつになるのか?
2012年9月4日お盆真っ只中の、茨城県つくば市。「セグウェイツアー」が珍しく、2日間連続で行われた。つくば駅徒歩2分、商業施設に囲われたなかにある、「つくばサイエンスインフォメーションセンター」前の広場。一般公募された6人の参加者がセグウェイの走行講習を受けた。
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Web Special Articles
3-4ヵ月待ちの人気商品も出始めている 美食化する非常食市場
2012年9月3日災害時などに食べる非常食の需要が急増。こうした中、非常食のトレンドにも変化の兆しが現れている。「最近は“おいしい”“非常食”などのキーワードで検索する顧客が多い」(楽天)のだ。
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伊藤元重の日本経済「創造的破壊」論
中国はバブル抑制に不可欠な 「人民元の自由化」を実現できるか
2012年9月3日中国は、長期的には人民元を自由化していくことの重要性を認めつつ、当面は時間をかけた自分のペースでの自由化を進める意思を示してきた。今回は人民元を巡る動きを通して中国経済の変化について論じてみたい。
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シリコンバレーで考える 安藤茂彌
アンドロイド陣営を震撼させた「アップル全面勝訴」 日本メーカーはこれを勝機に変えられないか?
2012年8月31日米国でのアップルとサムスンの特許訴訟の判決は、アップルの「全面勝訴」であった。だが当面サムスンの営業に大きな支障はないと言われる。では、そのインパクトはどこに出てくるのだろうか?
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どうする!日本のエネルギー
「原子力20・火力60・再生可能エネルギー20」 政府は「国民的議論」で戦略策定から逃げるな ――21世紀政策研究所 研究主幹 澤昭裕氏
2012年8月31日6月末、政府の日本のエネルギー・環境会議は、2030年の電源構成として3つのエネルギー選択肢を示した。しかし、この3つの選択肢には、いずれも矛盾・問題点が多い。
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商社を支える“いまどき” ビジネス
商社の農業参入で国内自給率はアップできるか 大震災を乗り切った豊通グループ 国産パプリカの可能性
2012年8月31日農業に参入する株式会社が急増する昨今。意外な大企業も参入を果たした。それが豊田通商グループだ。しかも栽培するのは、めったにお目にかかれない国産パプリカ。なぜ同社は商社でありながら、国産パプリカ生産に参入したのだろうか。
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消費インサイド
なでしこ、寿司職人、マーメイドまで新作ラッシュ! 永久機関のように続く「リカちゃん」販売戦略の凄み
2012年8月30日この夏、「リカちゃん」の新モデルが続々発売された。発売から40年以上経ってもなお、愛され続け、色あせないリカちゃん人形の魅力とは何だろうか。その背景には、発売元のタカラトミーによる販売戦略の妙が見える。
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スマートフォンの理想と現実
ゲームのルールは変わった――アップルvsサムスン訴訟の評決が意味するもの
2012年8月30日今回のアップルvsサムスン訴訟の評決が作り出した潮流は、単に両者の関係だけではなく、日本を含めた世界中の今後のスマートフォン普及において、極めて大きな転換点となるだろう。そこで今回は、現時点で分かる限りだが、日本市場も含めた影響分析を試みる。
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田中秀征 政権ウォッチ
解散・総選挙を来年夏以降まで先送りすべき4つの理由
2012年8月30日衆議院の解散・総選挙は急ぐべきではない。来年の任期満了でもよいし、7月の参議院選挙と同日でもよい。解散・総選挙を来年の夏以降まで先送りすべき理由はいくつかある。
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井熊均の「性能神話」を打ち破れ
手中の技術は「性能限界」に達したと考え 「組み合わせ発想」に活路を見出す
2012年8月29日成功体験に根差した呪縛を解き放って、目の前にある壁を乗り越えるには、性能への期待を頭から払拭することが必要だ。そこで、「手中にある技術の性能はもう上がらない」と考えた上で、新たな「組み合わせ」の発想で戦ってはどうか。
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コンテンツ業界キャッチアップ
「安いからソニーにしよう」ではなく 「この値段でも買いたい」を目指す ――ソニー・コンピュータエンタテインメント取締役 兼ソニーマーケティング社長 河野弘氏インタビュー
2012年8月29日家電各社の業績が低迷するなか、ソニーはものづくりとデジタルエンタテインメントビジネスの両立で活路を見いだそうとしている。ソニーグループ関連会社2社のトップを兼任する河野弘氏に、ソニーのデジタルエンタテインメントビジネスとマーケティング戦略について話を聞いた。
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今週のキーワード 真壁昭夫
ここまで来てしまったら、シャープはどうすべきか? 日の丸家電が辿る「古典的な衰退」と生き残りの条件
2012年8月28日家電各社の地盤沈下が顕著になるなか、足もとでシャープの経営危機懸念が一気に高まっている。ここまで危機が高まると早急なリストラが急務となるが、それだけでは不十分だ。背景には、日の丸家電が辿る古典的な衰退の構図が見える。
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逆境を吹っ飛ばす江上“剛術”―古典に学ぶ処世訓―
其の23「合従連衡、遠交近攻」などなど(史記) 対中韓ロ外交を中国の古典に学ぶ
2012年8月28日韓国のイ・ミョンバク大統領が、竹島に上陸するは、中国人が大挙して尖閣諸島に上陸を果たすは、日本列島を囲む四海波高しという状態になってしまった。では、日本はどのような外交を展開したらよいのか。中国の古典「史記」にそのヒントがある。
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Web Special Articles
オバマの「同性婚支持」発言で大統領選はどうなる? 論争の渦中にあるチキンサンド店“チック・フィレ”で 賛成派と反対派が交わす熱いディベートの中身 ――ジャーナリスト・長野美穂
2012年8月28日オバマが同性間の結婚を支持する発言をしたことを受け、ファストフードチェーン店・チック・フィレの社長が同性婚への反対を表明。全米を巻き込む論争に発展している。この騒動は、大統領選の行方にどんな影響を与えるのか。
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Web Special Articles
「2世帯住宅」から37年目の進化は「2.5世帯住宅」 生涯未婚者と働く女性の増加が住み方を変える
2012年8月27日新商品が話題になることが少ない住宅業界では珍しく、旭化成ホームズが発表した「2.5世帯住宅」という新商品が業界内外で話題だ。 今日では一般名詞になっている「2世帯住宅」。それから37年の歳月を経て、「0.5世帯」がプラスされたのだ。
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伊藤元重の日本経済「創造的破壊」論
中国は「中所得国の罠」に陥らず 一人当たりGDP=1万ドルを実現できるか
2012年8月27日中国がこのまま成長を続けて、先進国の仲間入りをするのか、それとも「中所得国の罠」に陥って成長が鈍化するのかは、多くの人々の最大関心事だ。中国経済が輸出だけで伸びていく時代が終わったいま、同国経済がどのようなジレンマに直面しているかを検証してみよう。
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Web Special Articles
反日デモ、抗議活動の急先鋒「90后」世代は “時代のヒーロー”か“紅衛兵の再来”か
2012年8月24日中国での反日デモや抗議活動への参加者は、圧倒的に若い世代が多い。その急先鋒となっているのが、1990年代生まれの「90后(ジューリンホウ)」、今年13歳~22歳の年齢層に相当する。彼らが矛先を向けるのは、高圧的に安定維持を続ける中国共産党だ。
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エコカー大戦争!
「第三次EVバブル」は本当に崩壊するのか? EVの未来はアメリカに振り回されっぱなし
2012年8月24日「やはり、もたなかったか…」EVなど次世代車ビジネス関係者の多くが、そう漏らした。8月8日、経営不振に陥っていた米リチウムイオン二次電池ベンチャーの「A123システムズ」は、中国自動車部品大手「萬向集団」への身売りを発表した。
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高橋洋一の俗論を撃つ!
次期総選挙の争点は 維新の会が掲げる消費税の地方税化だ
2012年8月23日「近いうち」解散・総選挙という情勢の中で、台風の目は橋下徹大阪市長が率いる「大阪維新の会」である。同会の政策のセンターピンは、地方分権とその財源としての消費税の地方税化。地方分権にして国のかたちを変えるのか、それが次期総選挙で問われている。