記事一覧:WEB限定記事793件
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対中外交は、グローバリゼーションへの対応は? 指導国なき「Gゼロ」の世界で日本が取るべき針路 ――コロンビア大学教授、ユーラシア・グループ代表 イアン・ブレマー氏に聞く
2012年9月28日G7の存在感が薄くなる一方、新興国を含むG20は機能していない。米中G2体制もリーダーシップ面で問題があり、結果、現在は主導国なき世界「Gゼロ」の時代となっている――そんな国際社会の現状を説く気鋭の政治学者に、「ポストGゼロ時代」の世界と日本について聞く。
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公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略
NECと富士通を“絶対的通説”で語るべからず 人員削減や固定費削減の前にすべき大切なこと
2012年9月28日「固定費って『想定以上に』削減を進めていいものなのか?」新聞等のメディアの報道を見ていて、筆者がときどき思うことである。今回はNECと富士通のデータを用いて、その真偽を検証してみたい。
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山田厚史の「世界かわら版」
民主党は輿石氏支配 解散遠のき「衆参同日選挙」?
2012年9月27日民主党の代表選では野田総理が圧勝した。これ受け輿石東氏が党幹事長に再任されたほか、安住淳財務大臣が幹事長代理に就任する。そこには総選挙を先延ばししたい民主党と、増税路線を堅持したい財務省の思惑が渦巻いている。
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日中国交正常化40周年 どう中国と付き合うか
改革・開放後に驚異の急成長 中国経済の長期展望と日中経済の未来 ――キヤノングローバル戦略研究所研究主幹 瀬口清之氏
2012年9月27日1978年の改革・開放路線以降、中国経済は奇跡的な成長を遂げてきた。その発展経路を振り返り、同国が中所得国の罠に陥ることなく先進国入りするための課題は何か、緊張他高まる中で日中はどのような経済関係を構築していくべきかを考える。
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財部誠一の現代日本私観
「鴻海ありき」に陥ったシャープの危機的な未来
2012年9月26日巨額赤字決算を余儀なくされたシャープ。世界最大の製造専門メーカー・台湾の鴻海精密工業との資本提携を進めているが、董事長の郭台銘氏の記者会見ドタキャン事件などもあり、不安は尽きない。シャープはいったいどうなってしまうのか。
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井熊均の「性能神話」を打ち破れ
スマートハウスからスマートシティへ。 広い産業基盤が生む「組み合わせ」の連鎖を活かす
2012年9月26日今、国内では様々な業種が参画し、スマートハウスを住宅街として展開する「組み合わせ」の連鎖が始まっている。日本の広い産業基盤がこの「組み合わせ」ビジネスを可能にしている。今必要なことは、こうした状態をポジティブに捉え、世界市場を見据え成功に向けて戦力を集中することだ。
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相川俊英の地方自治“腰砕け”通信記
“底抜け”大蘇ダムの修復はきちんと進んでいるのか? 再び現地で見た“ぼったくり工事?”の迷走としわ寄せ
2012年9月25日“水漏れ”で地元を混乱させている熊本県産山村の大蘇ダムを、先日久方ぶりに訪ねてみた。現地で目の当たりにしたのは、不手際を地元に押し付ける国の無責任体質と、それに翻弄される住民たちの深刻な温度差。相も変らぬ光景である。
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出口治明の提言:日本の優先順位
地政学から領土問題を考える
2012年9月25日もうかれこれ半世紀近く前の話になるが、大学の原書購読の時間に、高坂正堯先生に、地政学を教えていただいた記憶がある。領土問題を巡る昨今の報道を眺めているうちに、先生の教えを思い出した。
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今週のキーワード 真壁昭夫
「ジョブズのおもちゃ箱」が空になれば普通の企業に iPhone5で見えたアップル社“脱カリスマ路線”の微妙
2012年9月25日アップルからiPhone5が発売され、話題を呼んでいる。しかしこの製品からは、従来のiPhoneとは異なるコンセプトが微妙に感じられる。カリスマ経営者、スティーブ・ジョブズの幻影から脱却することで、同社はさらなる成長を実現できるか。
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Web Special Articles
渋谷駅が高層ビルを軸に再開発へ 周辺店舗で交錯する不安と楽観
2012年9月24日かねてから噂のあった渋谷駅の大規模建て替えが正式に決定した。東急電鉄、JR東日本、東京メトロの3社による駅周辺の再開発で、現在の渋谷駅舎や東急百貨店東横店のある場所に地上43階建ての高層ビルを中心とした3棟のビルが建設される。
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伊藤元重の日本経済「創造的破壊」論
「企業の海外展開が増えると 日本が空洞化する」という勘違い
2012年9月24日日本企業の海外生産が進むほど、産業の空洞化が起こるという説は本当だろうか。実際には、海外生産製品に含まれる日本製品の価値比率は思ったより高いし、グローバル活動の活発な企業ほど、国内の雇用にもより貢献している。
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Web Special Articles
日本航空(JAL)再上場も 初値が暗示する三つのリスク
2012年9月21日日本航空が9月19日、経営破たんして2010年2月に上場廃止になって以来、2年7ヵ月ぶりという異例のスピード再上場を果たした。株式市場の関係者からは「想定していたほどに株価は跳ね上がらなかった」という声が出ている。
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Web Special Articles
ヨーカ堂正社員半減とセブンイレブン四国進出 グループの大改革に乗り出すセブン&アイ
2012年9月20日セブン&アイ・ホールディングスが、「総合スーパーの一大改革」に乗り出す。今年9月、2015年度を目処に、イトーヨーカ堂従業員のパート比率を現在の75~76%から9割にまで高める方針を発表した。
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高橋洋一の俗論を撃つ!
自民党総裁選 誰が選ばれると一番株高になるか
2012年9月20日次期総選挙では、政権交代となると予想され、自民党の新しい総裁は首相になる可能性が高い。同じ党だけに政策に大きな違いはないが、金融政策については微妙な違いがある。さて、5人の候補のうち、誰が総裁になれば、株高になるかを占ってみよう。
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Web Special Articles
接待に続き売り上げ目標も廃止か 法令遵守で変わる製薬営業職
2012年9月19日大学病院などの大規模病院では、夕方になると、職員通路にスーツ姿の男女がずらりと並ぶ光景が見られる。列をなしているのは、MRと呼ばれる製薬会社の営業職だ。今年の4月からMRを取り巻く環境が大きく変わったからである。
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Web Special Articles
ゆうちょ銀からフラット35拡充へ路線変更 低所得者層のマイホーム購入への国民新党の執心
2012年9月19日今月、国土交通省は来年度の予算概算要求概要で住宅金融支援機構のフラット35Sの拡充案を正式に発表したが、ある国交省関係者は、その議論が降って湧いたようなものであったことを明かす。
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Web Special Articles
JALが国際線座席リニューアルでANAを追撃
2012年9月18日日本航空が、来年1月から、欧米向け路線の座席をリニューアルする。全面的な座席の入れ替えは、2002年10月以来、じつに10年ぶりのこと。今回リニューアルの最大の特徴は、「長年、切なる願いだった」というビジネスクラスのフルフラット化だ。
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今週のキーワード 真壁昭夫
韓国はまだしも中国との関係悪化は経済的な損失に! 振り上げた拳を下ろさせる「したたか外交」の要諦
2012年9月18日日本と中国、韓国との間で、領土をめぐる対立が深刻化している。韓国はともかく中国との関係がこれ以上悪化すれば、日本経済が被るダメージも小さくない。引くに引けなくなった彼らの拳を下ろさせるためには、どう対応すればいいか。
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伊藤元重の日本経済「創造的破壊」論
今後10年で10億人増!激増するアジアの 中間所得層こそ日本経済成長のカギ
2012年9月18日アジアの急成長で日本の主要な貿易相手国は大きく変化した。成長するアジアを日本の内需ととらえれば、日本の将来は明るい。重要なことは、アジアの成長をうまく日本経済の活力に取り込むために、日本自身が大きく変化しなくてはいけないということだ。
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加藤嘉一×開沼博トークイベントレポート 僕たちが大切にしている3つの行動規範
2012年9月14日2012年8月15日、本サイトで連載する国際コラムニストの加藤嘉一氏と、開沼博氏のトークイベントが行われた。議論のテーマは多岐にわたったが、なかでも興味深かったのは、2人が日々の活動のなかで大切にしている行動規範が、酷似しているだった。