記事一覧:WEB限定記事793件
-
今週のキーワード 真壁昭夫
頼みの綱だったBRICsの凋落で暗雲漂う世界経済 次期牽引役となるべき米中経済は本当に復活できるか
2012年10月16日つい最近まで世界経済の牽引役だったBRICsの凋落が、足もとで鮮明化している。世界経済は牽引役を失った状態だ。次期牽引役になれるのは米国と中国しか考えられないが、自国内に不安要因を抱える彼らに期待をかけられるものだろうか。
-
Web Special Articles
逆風下での韓国路線就航 エアアジアの勝算は!?
2012年10月15日LCCのエアアジア・ジャパンが、10月28日、東京―ソウル線を開通する。島など領土問題で揺れている逆風のさなかでの就航で、幸先の良いスタートとは言い難い。
-
安東泰志の真・金融立国論
来年3月いよいよ期限切れ 金融円滑化法の「正しい」出口戦略
2012年10月15日2009年12月に施行された「中小企業金融円滑化法」が、来年3月にいよいよ期限切れを迎える。だが、現在、金融庁を中心に打ち出されている期限切れ対策は、再び問題を先送りするものだ。そこで金融円滑化法の「正しい」出口戦略を提示してみたい。
-
伊藤元重の日本経済「創造的破壊」論
「農村人口の減少」という創造的破壊で 地域経済の空洞化は克服できる
2012年10月15日マクロ経済的には空洞化は起きにくくても、地方では空洞化が起きている。だが、空洞化によって農村人口が減ることが、日本の農業の活性化につながる。逆説的だが、これこそが日本農業活性化の鍵を握っている。
-
エコカー大戦争!
歴史的第一歩「LNG産消会議」の現場で感じた 米政府が描く天然ガス車戦略の“思惑”
2012年10月12日9月19日、東京でLNGに関する歴史的なカンファレンスが開催された。第1回「LNG産消会議」(資源エネルギー庁主催)である。この“産消”は、地産地消を意味するのではなく、産地者(Producer)と消費者(Consumer)を指す。
-
論争!日本のアジェンダ
「今だからもう一度言いたい。消費税が日本を救う」 くすぶる増税への疑問にトップエコノミストが提言 ――熊谷亮丸・大和総研チーフエコノミストに聞く
2012年10月12日すでに決定した消費税増税だが、国民の間には今も不安や不満がくすぶっている。この機会に増税のメリットとデメリットを改めて問い直すべく、「増税は必要」と唱える熊谷亮丸・大和総研チーフエコノミストに話を聞いた。
-
消費インサイド
大震災を経て鮮明化する子どもの“内向き”志向 「アラウンド・ゼロ世代」は友達より家族が大切?
2012年10月11日不況下の鬱屈した世相に追い討ちをかけた東日本大震災をきっかけに、2000年前後に生まれた「アラウンド・ゼロ世代」と呼ばれる子どもの“内向き”志向が鮮明化している。生活や消費のトレンドが「家族中心」へとシフトしているのだ。
-
商社を支える“いまどき” ビジネス
「ミドリムシ」の魅力を日本中に伝えたい! 伊藤忠が描く食料ビジネスの果てないストーリー
2012年10月11日あなたは「ミドリムシ」をご存知だろうか。健康食品や次世代エネルギーの原料として注目されている微生物だ。世間でミドリムシが着実に知名度を上げている背景には、伊藤忠商事の取り組みがある。同社はいったいなぜ、ミドリムシビジネスに参入したのだろうか。
-
Web Special Articles
子育て中のママたちの“プチ起業”見本市 「笑顔で働きたいママのためのフェスタ」が大盛況
2012年10月10日9月25日、六本木ヒルズは、赤ちゃんをベビーカーに乗せた女性達がひっきりなしに訪れていた。目的は、「笑顔で働きたいママのためのフェスタ2012」への参加。子育て中のママたちの“プチ起業”を応援する「PowerWomenプロジェクト」のイベントである。
-
経済分析の哲人が斬る!市場トピックの深層
財政政策は「波の高さ」と「波の拡がり」、 金融政策は「又は」と「及び」に注目 ――森田京平・バークレイズ証券チーフエコノミスト
2012年10月10日マクロ経済の先行きが見通しにくくなっている背景には、政治がある。政治家の間でも意見が分かれる財政・金融政策の行方をどう読むべきか。財政政策を「波の高さ」と「波の拡がり」、金融政策を「又は」と「及び」に注目して考えたい。
-
今週のキーワード 真壁昭夫
「どうも、中国の政治・経済の様子がおかしい」 専門家にもわからない“変調”が暗示する大国の明日
2012年10月9日どうも、中国の政治・経済の様子がおかしい――。欧米のエコノミストをはじめ、足もとで中国経済の変調を危ぶむ専門家が増えている。10年ぶりにトップが代わる中国国内で、今何が起きているのか。筆者なりに変調の背景を考察したい。
-
伊藤元重の日本経済「創造的破壊」論
日本企業にとって最大のチャンス! アジアの消費ブームを「内需」として取り込め
2012年10月9日日本の消費財メーカーにとって、アジアの消費ブームは大きなチャンスだ。 厳しい消費者の目で鍛えられた日本の消費財はアジアで競争力がある。ブームはサービスの分野にまで広がっており、日本企業の進出も活発化ししている。
-
デジライフNAVI
不動産仲介大手も注目するビジネスモデル 激安物件限定の「家賃5万以下ドットコム」が選ばれる心理学
2012年10月5日「家賃5万以下ドットコム」は、その名のとおり、家賃が5万円以下の物件のみ紹介する賃貸物件情報サイト。このご時世、月々の家賃を抑えたい人にとって、とてもうれしいサービスだ。とはいえ、いくら安くても、汚かったり、古かったりでは、敬遠されがちだが…。大手企業も注目のビジネスモデルとは?
-
人口減少 ニッポンの未来
遺産相続人がいない!? 空き家、空き地が激増する「独居老人国・日本」
2012年10月5日2010年12月、国土交通省は衝撃的なレポートを発表した。それは、2050年の日本では「現在、人が住んでいる地域の約2割は誰も住んでいない土地になる」「“所有者不明の土地”が激増する」などという、気になる予測データだ。
-
莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見
築40年を迎えた日中関係という建築物 新たな耐震補強工事の道を探る
2012年10月4日築40年を迎えた日中関係を建築物にたとえるなら、至急、新たな耐震補強工事を行うことが必要だ。その中で、トヨタ系2社が、被害を受けた同社の車の所有者に申し出たサービスは注目に値する。
-
高橋洋一の俗論を撃つ!
「フェアウェル内閣」と酷評される 野田改造内閣で面白そうな閣僚の面々
2012年10月4日野田首相が内閣改造は「フェアウェル内閣」だと、散々な言われようだが、意外と面白そうな人もいる。注目は、原発推進派の田中真紀子文科相と、デフレ脱却に強い意志を見せる前原誠司国家戦略相だ。前原氏には日銀法改正の期待もかかる。
-
山田久の「市場主義3.0」
なぜわが国再生に「市場主義3.0」が必要か
2012年10月3日わが国では「市場主義」は必ずしも人気のある考え方ではなく、その実現性についても疑問を持つ向きも多い。そこで、今回は、わが国でなぜ「市場主義3.0」が必要なのかについて改めて論じたい。
-
日中国交正常化40周年 どう中国と付き合うか
自国の論理のみ追求すれば軍事的対立に 日中両国民に理解してほしい外交とは何か ――宮本アジア研究所・宮本雄二代表に聞く
2012年10月3日尖閣列島をめぐる対立で、両国の関係は最悪とも言ってよい状況にある。日本きっての知中派である宮本雄二・宮本アジア研究所代表は、個別の領土がらみ問題で双方の国益全体まで損なうのは正しい外交のあり方ではないと説く。
-
Web Special Articles
「じゃらん」がゴルフ場予約事業への参入を検討 迎え撃つのはゴルフダイジェストと楽天GORA
2012年10月2日リクルートが運営する旅行予約サイト「じゃらんnet」が、ゴルフ場オンライン予約事業への参入を検討していることが、週刊ダイヤモンド編集部の調べで分かった。後発のじゃらんnetがどこまでシェアを獲得できるかが見ものだ。
-
今週のキーワード 真壁昭夫
日の丸製造業復活の狼煙か、存在意義の喪失か? ソニー・オリンパス「弱者連合」への期待と不安
2012年10月2日不正会計処理の発覚によって経営の屋台骨が揺れていたオリンパスと、家電不況に悩むソニーの提携が正式に発表された。「弱者連合」という声も上がるなか、提携の正否は“モノづくり”のカルチャーを取り戻せるか否かにかかっている。