記事一覧:特集22552件
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特集2
著者が語る 1 『資本主義の終焉と歴史の危機』 水野和夫
2014年12月27日号そもそもの関心は「長期金利がなぜこんなに低いのか」であった。日本では1997年に2%を割って以来、超低金利が続いている。利子率は国内企業にとってほぼ利潤率に等しく、それがゼロに近づいて17年たった。17年といえば設備投資サイクル2回分であり、不況で運が悪かったなどというものではない。この水準では投資のリターンがなく、資本の蓄積ができない。つまり、資本主義が終焉を迎えつつあるということだ。
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特集2
2014年『ベスト経済書』 ランキングベスト9
2014年12月27日号「経済成長」や「グローバル化」といった、これまで当然とされてきたもの、目指すべきとされてきたものを疑う書が目立つ──それが2014年『ベスト経済書』の特徴である。
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特集2
経済学者・経営学者・エコノミスト109人が選んだ 2014年『ベスト経済書』
2014年12月27日号2014年に発行された経済書、経営書、ビジネス書から、経済学者、経営学者、エコノミストの投票で優れた書を選定する年末の恒例企画。先の見えない経済状況がいまだ続く中、1位には、近代という時代そのものの限界を論じる『資本主義の終焉と歴史の危機』が選ばれた。他にも、経済、社会、企業の在り方自体を問う骨太の書が多くランクインしている。
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特集2
【Column】 ほとんど使われそうにない 日本版IFRSの効用
2014年12月20日号IFRS反対派向けの“ガス抜き”などと批判されながらも、何とか7月に公開草案の公表にこぎ着けた日本版IFRS。日本企業が使いやすいよう、IFRSの基準のうち、のれんの償却など、一部の改変を行うことでIFRS財団から「IFRS」の4文字を使うことを禁じられた。このため修正国際基準(JMIS)というのが正しい言い方だ。
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特集2
【Column】 のれん償却の議論が再燃も 期間は10年以内が世界標準
2014年12月20日号日本の会計基準とIFRS、米国会計基準の大きな違いの一つとなっている「のれん」の償却。「メーカーを中心に日本ではのれんも買収のコストと考える企業が多い」(小賀坂敦・企業会計基準委員会副委員長)からだ。
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特集2
[強制適用の行方] 世界が狙う重要ポスト 日本の選択は米国次第
2014年12月20日号米国がIFRSに対して消極的になったことで、ひとまず任意適用という形を選んだ日本。今後、日本企業への強制適用はあるのか、IFRSの基準作りに深く関与していけるのか。
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特集2
【Column】 単体簡素化で分析不能に IFRS促進策の副作用
2014年12月20日号「このままでは、“単体の簡素化”だけが進んでしまう」と憤るのは、ある証券アナリスト。ここでいう単体とは、有価証券報告書などで開示される親会社の個別財務情報のこと。上場会社の決算では、子会社や関連会社の業績も加味した連結が重視されるようになって久しいが、親会社単体の決算情報も併せて開示されてきた。
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特集2
【Part2】[新基準と日本への影響] 海運・航空・不動産が注視する 新リース会計基準の行方
2014年12月20日号IFRSの会計基準は、常に改変され続けている。そして新たな基準は日本基準に影響を及ぼす。現在、検討されているリース会計基準と今年5月に決定した収益認識基準の影響を探った。
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特集2
【Column】 わざわざ使う必要なし!? IFRS適用企業の真実
2014年12月20日号「海外投資家に日本基準について説明が要らなくなった」「海外子会社の管理がやりやすくなった」など、しばしば決算書を作成する側のメリットについて強調されるIFRS。では、投資家など決算書を利用する側はどう評価しているのか。
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特集2
[決算書の変化を読む] のれん償却なしでも営業減益 厳しめの価値評価の基準
2014年12月20日号会計基準の変更期には、比較のため元の会計基準とIFRSの決算書が同時に開示される。実際の決算情報を基に、IFRSへの移行が、見掛け上、どんな影響を与えるかを調べた。
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特集2
[超入門] 知らないでは済まされない 3分で分かる国際会計基準
2014年12月20日号今や欧州企業を中心に世界で広く使われ、会計の標準言語となりつつあるIFRS。日米の会計基準とはどう違うのか。考え方や、決算書上の表示、処理方法の違いをざっくりと解説する。
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特集2
【Part1】[増える移行企業] 50社でも時価総額70兆円 製薬・商社では主流派に
2014年12月20日号日本でも本格的な普及期に入った国際財務報告基準(IFRS)。世界の会計の共通言語だが、日本の株式市場での存在感やいかに。適用企業数や時価総額はどんな意味を持つのか。
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特集2
企業 投資家 国は IFRSとどう向き合うか
2014年12月20日号世界共通の会計基準、国際財務報告基準(IFRS)の普及が本格化している。IFRSで日本の企業の決算は、どう変わったのか? 投資家はどんな点に注意して決算書を読めばいいのか? そして、日本はIFRSのルール作りにどのように関わっていけばいいのか? 最新情報を基に検証した。
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特集3
資料編 時価総額上位170銘柄リスト
2014年12月27日号11月28日終値ベースでの対象企業の時価総額上位170銘柄。時価総額の大きい順に並べてある。
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特集3
PERで割安 配当利回りも高い下がりにくい銘柄
2014年12月27日号投資の基本の一つである、業績が好調で株価指標が割安な銘柄をリストアップした。
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特集3
注目高まる指標 ROEが高い株主に報いる銘柄
2014年12月27日号株主への貢献度を測る指標として注目を集めるROE(株主資本利益率)で銘柄分析をした。
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特集3
中間期の好決算で 業績の上方修正が期待できる銘柄
2014年12月27日号株式市場は変化を買う。最も好まれるのは業績の上方修正。その可能性の高い銘柄を炙り出した。
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特集3
米国関連売上高の比率が高く 円安で伸びる銘柄
2014年12月27日号2014年9月以降、急速に進んだ円安。15年も続きそうな円安で伸びる銘柄を選んだ。
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特集3
2015年に買っていい銘柄240
2014年12月27日号「米国関連売上高の比率が高く円安で伸びる銘柄」「中間期の好決算で業績の上方修正が期待できる銘柄」「注目高まる指標 ROEが高い株主に報いる銘柄」「PERで割安 配当利回りも高い下がりにくい銘柄」「資料編 時価総額上位170銘柄リスト」
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特集2
棚橋弘至(新日本プロレス所属レスラー)インタビュー
2014年12月13日号集客さえままならない苦しい時代も新日本を支え続けた立役者が棚橋弘至だ。新日本のエース、「100年に1人の逸材」に話を聞いた。