記事一覧:特集22552

  • 特集2
    スマホへのこだわりが招く 平井体制の終わりの始まり

    2014年11月22日号  

    言語明瞭、意味不明──。経済産業省の幹部が、平井一夫CEOが語る姿を、初めて間近で見たときの率直な感想だ。

  • 特集2
    【Column】 「Xperia」生みの親も 離れていったモバイルの窮状

    2014年11月22日号  

    9月中旬、ソニーからまた一人、優秀な人材が去っていった。ソニーモバイルコミュニケーションズで、商品企画部門・UX商品企画部統括部長を務めていた、黒住吉郎氏だ。

  • 特集2
    浮かんでは消えた無配議論 上場来初の決断への舞台裏

    2014年11月22日号  

    東京都港区のソニー本社20階。平井一夫CEOなどの首脳陣をはじめ、中枢スタッフが集まるフロアのレイアウトが、9月から変わり始めた。 East棟に部屋を構える、吉田憲一郎CFOと十時裕樹SVPのすぐそばに、財務のほか、経営企画や経営管理などのスタッフを、相次いで集結させるかたちにしたのだ。

  • 特集2
    中国通信会社にも見限られた スマートフォン事業の袋小路

    2014年11月22日号  

    9月17日。通期で2300億円の連結最終赤字の見通しと、無配を機関決定したこの日、こわばった表情で取締役会に参加している、一人の男がいた。今月16日まで、モバイル事業のトップを務めていた、鈴木国正EVPだ。

  • 特集2
    迷宮のソニーモバイル

    2014年11月22日号  

    中核事業として、ソニーの技術を結集させてきたスマートフォンが、コモディティ(汎用品)化の迷宮にはまり込んだ。事業継続に強いこだわりを持つ平井一夫CEOだが、その経営の軸はブレ続け、復活への道はいまだに見えてこない。

  • 特集2
    【Part1】 ブラジルには勝利 次はアジアに勝つ!

    2014年11月15日号  

    広範な自由貿易網や低い労働コストなど、グローバル輸出拠点として語られるメキシコの魅力は、果たして本物なのか。徹底した現地取材を基に、最新事情をお伝えする。

  • 特集2
    【Part2】 ここがツライよ! 調達、国内市場、治安

    2014年11月15日号  

    新たな自動車生産拠点として勢いづくメキシコだが、そこに死角はないのか。進出したばかりの企業、進出を検討する企業が抱える、意外な悩みについても掘り下げる。

  • 特集2
    メキシコの魅力はこうして伸ばす!

    2014年11月15日号  

    グローバル自動車メーカーの生産拠点はほぼ出そろったが、課題もまだまだ多いのがメキシコだ。果たして今後もメキシコは、「選ばれる国」であり続けるのか──。あらゆる面で自動車政策をカバーする政府当局者たちと、徹底議論した。

  • 特集2
    【Column】 工業団地でコソ泥が横行 進出企業を悩ます治安問題

    2014年11月15日号  

    気付いたときには「時すでに遅し」だった。絶対に乗ってはいけないと現地の日系企業に散々注意されていた、流しのタクシー(リブレといわれる)に乗ってしまったのである。外務省すらハッキリと「リブレには乗るな」と注意喚起している代物だ。

  • 特集2
    米国から中古車が大量流入 国内マーケットの一進一退

    2014年11月15日号  

    海外に生産拠点を構える自動車メーカーにしてみれば、現地の国内向けに販売できるに越したことはない。だが、メキシコ国内の自動車販売動向を見ると、一進一退の状況が続いている。

  • 特集2
    エドワード・ソリス(メキシコ自動車工業会会長)インタビュー

    2014年11月15日号  

    今後10年の方が、過去10年より投資が増えるとみている。20年の生産は450万~500万台に達するだろう。そのうち輸出については8割と変わらず、輸出拠点としての魅力を保ち続けると思う。

  • 特集2
    トヨタ進出は痛しかゆし? 日系サプライヤーの憂鬱

    2014年11月15日号  

    アジアの中心拠点、タイの自動車生産規模を上回ったメキシコだが、部品メーカーや素材産業の層はまだ薄い。完成車の現地調達率上昇の鍵を握る、サプライチェーンの最前線を追った。

  • 特集2
    “ビッグ5”に各社が殴り込み 中央高原のミニ・デトロイト

    2014年11月15日号  

    20世紀前半、米自動車メーカーの組立工場から始まったメキシコの自動車産業。そこに根付く欧米メーカーや日産の牙城に、後発の日系メーカーが新規参入を始めた。その最前線を追った。

  • 特集2
    自動車最大の玄関口 ベラクルス港探訪記

    2014年11月15日号  

    メキシコシティから飛行機で東におよそ1時間。大西洋に面した、とある港町に降り立った。その目的は一つ。ここに、自動車最大の“玄関口”があると聞いたからだ。

  • 特集2
    【Prologue】 Why Mexico? マツダがメキシコを選んだ理由

    2014年11月15日号  

    メキシコ中部の世界遺産都市、グアナファト。スペイン植民地時代のカラフルなコロニアル建築がひしめくこの地で10月8日、今年も世界的に有名な国際芸術祭「セルバンテス祭」が開幕した。 この祭りは、小説『ドン・キホーテ』で知られるスペインの作家、ミゲル・デ・セルバンテスの作品が、20世紀中ごろからこの地で上演されてきたことに由来する。長い歴史を誇るイベントだ。

  • 特集2
    メキシコ大躍進

    2014年11月15日号  

    今、メキシコの自動車産業が熱い。日系メーカーのほか、欧米勢や韓国勢も軒並み進出、能力増強を図っている。すでに自動車輸出台数で世界4位の地位を築いた、知られざるグローバル輸出拠点の全貌を紹介する。

  • 消費増税はどうなる?日銀追加緩和の限界

    緊急レポート
    消費増税はどうなる? 日銀追加緩和の限界

    2014年11月15日号  

    10月31日午後1時30分すぎ、衝撃的なニュースが世界を駆け抜けた。日本銀行が追加緩和に踏み切ったのだ。予期せぬタイミングでのサプライズ緩和は、マーケットだけでなく、12月末に迫った消費増税の判断にも影響を及ぼしそうだ。

  • 特集2
    来年は115~120円に 中長期にドル高円安基調続く

    2014年11月8日号  

    1ドル=110円突破で円安への悲鳴が巻き起こったが、これから円の対ドルレートはどう動くのか。金融政策、経常収支、購買力平価などから多面的に今後の推移を予測してみた。

  • 特集2
    輸出企業に偏る円安メリット 消費者に輸入物価高のしわ寄せ

    2014年11月8日号  

    これまで円安時にデメリットを叫ぶ声があまり巻き起こらなかったのはメリットが早期に経済全体に波及したからだ。今回はその波及メカニズムが目詰まりを起こしている。

  • 特集2
    原料高転嫁できず苦境の中小 円安メリット業種多い大企業

    2014年11月8日号  

    「水の入った地下室に閉じ込められている。水は注ぎ続けられ、徐々に水面が上がってくる。まだ、首元には達しておらず、呼吸はできるが、確実に天井と水面の間が狭まりつつある」 ある中堅の食品中間材料メーカーの社長は、円安の進行による食用油、香辛料などの原料高で採算が悪化している様子をこう表現する。

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記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…