記事一覧:特集10409件
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特集 Part6
【47 流通】 コンビニの“ご用聞き”が本格化 キラー商品が勝負を分ける
2014年12月27日号「奥さまへの贈り物でしたら、こちらの商品がお薦めですよ」 そう言って、コンビニエンスストアの店員が差し出したのはタブレットの端末。画面には百貨店にしかない高級化粧品が表示される。しかも、店員が営業トークを繰り広げる場所はコンビニの店舗の中ではない。あなたの家の玄関先だ。
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特集 Part8
【76 カジノ 潜入ルポ】 候補絞り込むも解禁見込み薄 海外の開業ラッシュに出遅れ
2014年12月27日号カジノ一辺倒から一歩踏み出したマカオと対照的に、全国の自治体が切望しながら、カジノ解禁が14年につまずいたのが日本だ。成立の可能性があったカジノを目玉とするIR推進法案が、14年11月の衆院解散で見送られ、解禁への動きが暗礁に乗り上げたのだ。
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特集 Part6
【52 ネット】 LINE、怒涛の新サービス 新しい収益源を築けるか
2014年12月27日号2015年の年明けから、東京の渋谷・原宿の一帯は、LINEが描いている“未来予想図”の実験場になる。ラフォーレ原宿などが並ぶファッションの中心地の一角に14年12月中旬、人気のLINEキャラクターグッズが店内にひしめく「LINEストア」が期間限定でオープン。文房具やカップなど定番商品のみならず、スワロフスキー製のクリスタルガラスをあしらった定価39万円のコニー(ウサギのキャラクター)までお目見えする。
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特集 Part6
【46 小売りの未来】 柳井 正(ファーストリテイリング会長兼社長)インタビュー
2014年12月27日号10月の決算会見で2020年に売上高5兆円、営業利益1兆円という壮大な目標をぶち上げ、世界ナンバーワンブランドを目指すと豪語するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長。成長戦略と、小売業界の未来の姿を聞いた。
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特集 Part8
【75 ヒット商品】 バブルの血が騒ぐ母親が鍵! リバイバルに商機の予感
2014年12月27日号ある日、高校1年の長女に「今、これ流行っているんだよ」と見せられたのが「ニベア」。驚いた! だって、私が子どもの頃使っていたあの青い缶じゃない。「売り切れの店、続出だよ」の言葉に、女の古(こ)の血が騒いだわ。流行に敏感でいたい、何でも手に入れないと気が済まない、あのバブルのときの血が。
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特集 Part6
【51 航空】 スカイマークは“着陸”できるか タイムリミットは年度末!
2014年12月27日号ダッチロールの様相を呈しているスカイマークは、果たして再建ができるのか──。2015年前半、航空業界の注目はその一点に集中する。格安航空で日本の航空業界に風穴を開けたスカイマークだったが、拡大路線を取り始めようとした矢先に、LCC(格安航空会社)の攻勢を受けて業績が悪化。
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特集 Part8
【74 流行】 ヒットの鍵は「体験の品質」 15年のトレンドはこれだ!
2014年12月27日号人は何にワクワクし、感動しているのか。それを知るために、博報堂生活総合研究所は「今年のときめきランキング」と題したヒット商品分析調査を実施している。その結果から生活者の心の動きを読み解き、2015年の流行の兆しを探った。
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特集 Part7
【67 3DCG】 世界のアニメ界が大絶賛! 制作会社が覆す業界の常識
2014年12月27日号2014年の大ヒット映画「アナと雪の女王」や「スタンド バイ ミー ドラえもん」には、一つの共通点がある。それは3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)を用いたアニメであることだ。
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特集 Part6
【45 自動車】 サプライヤー大再編に号砲 「安全基準」のゲームチェンジ
2014年12月27日号その企業買収は、いよいよ始まる業界大再編の号砲を予感させる、超大型の買収案件だった。2014年9月、自動車部品サプライヤー世界9位の独ZFが、同10位の米TRWオートモーティブを買収した。買収総額は約135億ドル(約1兆4400億円)。独ボッシュ、デンソーに次ぐ世界3位のメガサプライヤーが誕生した。
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特集 Part7
【66 ロボット】 高齢者や幼児の相手に最適の 人型ロボットがついに発売!
2014年12月27日号いよいよ家庭でロボットと生活する時代がやって来る。2015年2月、ソフトバンクが満を持して人型ロボット「ペッパー」の一般発売をスタートさせる。ペッパーの特徴は、世界で初めて人間の感情を認識すること。
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特集 Part7
【65 アプリ】 バートランド・シュミット(アップアニーCEO)インタビュー
2014年12月27日号日本のスマホの浸透率は米国より小さいもののアプリの収益性は上回っています。2014年4月に、グーグルの「グーグルプレイ」とアップルの「iOS」を合算したアプリ市場において、日本が米国を逆転しました。
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特集 Part6
【44 電力】 原発の再稼働数・比率が決定 電力小売り完全自由化へ前進
2014年12月27日号日本のエネルギー供給をどう賄っていくか。その具体策である「エネルギーミックス(最適な電源構成)」が示される予定の2015年は、電力・ガス業界にとって大きな転機の年になる。14年4月に出されたエネルギー基本計画では「原発比率の低減を可能な限り進め、再生可能エネルギーの普及を促進する」ことが明記されているが、11年の東日本大震災前には日本のエネルギーの3割を担っていた原子力発電が何割になるか、またLNGや石炭、再生可能エネルギーなどの立ち位置も、国としてより明確なビジョンが示される予定だ。
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特集 Part8
【73 世界遺産】 2年連続の登録決定なら 産業遺産ブームが本格化
2014年12月27日号群馬県の富岡製糸場が2014年、世界遺産に登録された。4月から11月末までの来場者は、世界遺産登録前の4倍に当たる104万人超に上る。富岡製糸場の成功に続けと、各地の歴史的な工場や鉱山といった産業遺産が鼻息を荒くしている。
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特集 Part7
【64 新技術】 ホリエモンが注目する 国家を揺るがすイノベーション
2014年12月27日号くだらないテーマですね。ただ単に私が注目している技術、というか詳しくなっていることについて述べます。なぜならこの話は、別に15年に限った話でもなく、以前から注目している人は注目しているものですし、これが流行する時期を予測するのは不可能だからです。
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特集 Part8
【72 ノーベル賞】 21世紀に入り受賞者が急増 有力候補には理研幹部も
2014年12月27日号山中伸弥・京都大学教授の、2012年ノーベル医学生理学賞受賞発表の3日後、私は山中教授との共著を刊行した。絶妙のタイミングで「事前に受賞を予想していたのか」と多くの人に聞かれた。07年に山中教授らがヒトのiPS細胞の作製に成功してから、当時まだ6年。業績を挙げてから受賞まで20~30年かかることが多く、まだ早いと考えていたので、実際に受賞と聞いて驚いた。
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特集 Part6
【43 電機】 スマホ市場は苛烈さ継続! 中小型液晶に垂れ込める暗雲
2014年12月27日号アジア最大級の開発拠点を設置──。米アップルが2015年春にも、米国外では初となる研究開発拠点を、横浜市のみなとみらい地区に設けることになった。アップルが14年9月に投入した新型「iPhone」は、発売からわずか3日間で1000万台を販売。14年7~9月期の日本におけるスマートフォンのシェア(IDCジャパン調べ)は、実に63.5%を占めるなど圧倒的な強さを見せている。
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特集 Part8
【71 STAP細胞】 検証実験は3月までに終了 問われる科学界の自浄作用
2014年12月27日号小保方氏も2014年11月まで参加したSTAP現象の検証実験は15年3月までに終了するが、再現が不可能だと確定すれば、小保方氏が「STAP細胞はあります!」と訴えた4月の記者会見時と同様の疑問や批判が、再び繰り返されることだろう。
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特集 Part6
【42 不動産】 再開発ラッシュでバブル到来! 三井不が仕掛ける日本橋バトル
2014年12月27日号日本の不動産市場に、久しぶりのバブルが訪れている。2015年は再開発ラッシュが本格化するとともに、大手不動産同士のバトルが激しさを増しそうだ。中でも注目すべきは、三井不動産の動きだ。オフィスビル街として頂点に君臨する「丸の内・大手町」エリアの大部分を所有する“丸の内の大家さん”こと三菱地所に対抗し、本拠地である日本橋の面開発を急速に進めている。
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特集 Part8
【70 感染症】 「水際作戦」には限界あり 15年も続く感染症の恐怖
2014年12月27日号「何がはやっても不思議ではない」──。厚生労働省幹部は、海外から来る感染症に振り回された2014年をそう総括する。14年は、程度の差はあれ、日本を含めた全世界が、「人類存続の危機」を想起した年となった。言わずもがな、西アフリカを中心に現在も猛威を振るっているエボラ出血熱だ。
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特集 Part8
【69 巨大地震】 首都圏直下型も確実に起きる 被害総額は300兆円に
2014年12月27日号9月の御嶽山噴火、11月の長野県北部での地震発生と、日本は改めて地震国、火山国だと思い知らされた2014年であった。20世紀を振り返ると、わが国では地震活動、火山活動とも極めて静穏な時代であった。一方で21世紀については、多くの研究者が「大地動乱の時代」と考えている。