記事一覧:特集 Part22827件
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特集 Part2
【対談】 楠木 建(一橋大学大学院教授)×ジョン・R・アルカイヤ(ディメンショナル・ジャパン・リミテッドCEO)
2017年09月23日号あまり知られていないが、グローバルの運用規模5180億ドル(約57兆円)を誇り、ノーベル経済学賞の受賞者が幾人もアドバイザーに名を連ねる、ディメンショナルという米国の投資運用会社がある。このほど、日本法人のトップを務めるジョン・R・アルカイヤCEO(最高経営責任者)と、同社の存在に注目してきた一橋大学大学院の楠木建教授に、日本の運用業界の問題点や「投資」普及への戦略を語ってもらった。
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特集 Part2
【「草食投資隊」の3人に聞くコツコツ投資の始め方】 中野晴啓(セゾン投信代表取締役社長)インタビュー
2017年09月23日号日本人の“現金神話”を物語る、象徴的なエピソードがあります。数年前に関東の一角が大きな洪水被害に見舞われました。ある郵便局では局内が水浸しになり、徹夜でATMの復旧作業を完了すると、翌日に行列ができました。
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【「草食投資隊」の3人に聞くコツコツ投資の始め方】 渋澤 健(コモンズ投信取締役会長)インタビュー
2017年09月23日号私が40歳のときに子どもが生まれました。すると、その子が成人になるときに自身が還暦を迎えることに気付き、ふと「小さなわが子のための応援資金をつくりたい」との思いに駆られました。
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【「草食投資隊」の3人に聞くコツコツ投資の始め方】 藤野英人(レオス・キャピタルワークス代表取締役社長)インタビュー
2017年09月23日号投資は難しいものです。なぜなら、人間の心がもうかるようにはできていないからです。何度やっても高値つかみや安値売りをしてしまう。初めに、こうした心の性質を理解しておいた方がよいでしょう。
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特集 Part2
不透明相場にも負けない 長期のコツコツ積み立て
2017年09月23日号あなたの残りの人生に、お金は幾ら必要だろうか。その金額を自覚した上で、資産を積み立てながら運用に回す仕組みが資産形成だ。まずは考え方の基本から押さえておきたい。
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特集 Part2
福田 猛(ファイナンシャルスタンダード代表取締役)インタビュー
2017年09月23日号大手証券の営業マンだった私が約5年前に会社を飛び出して独立したのは、金融商品を仲介するIFA(独立系金融アドバイザー)という存在を知ったとき、これが素晴らしい仕組みだと感じたからです。基本的な構図は製販分離で、事務所の家賃など経費はさほど掛かりません。
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特集 Part2
【Column】 兜町で注目「きんゆう女子。」 地味な証券街を彩る新風
2017年09月23日号女性、オシャレ、鮮やかな景観──。いずれも、東京証券取引所が位置する証券街の東京・兜町に欠けていた要素といえるだろう。そんな地味な街並みを華やかに彩る新風を吹かせようと立ち上がったのが「きんゆう女子。」という名の新たなコミュニティー活動だ。
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特集 Part2
東京五輪でうごめく慶應人脈 神宮外苑開発マップ
2017年09月16日号東京五輪に向けてにわかに動きだした神宮外苑再開発。さまざまなプレーヤーの中でも存在感を発揮するのが慶應義塾大学に連なる人脈だ。
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特集 Part2
長谷山 彰(慶應義塾塾長)インタビュー
2017年09月16日号今年4月、慶應義塾では8年ぶりに塾長が交代し、長谷山彰塾長(64歳)の下、新体制が始まった。長谷山塾長は慶應大のこれまでとこれから、沈黙を続けてきた塾長選挙について語った。
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特集 Part2
私大の雄「早慶」 おごれる者は久しからず
2017年09月16日号春キャンパスにチャイムの音 諸行無常の響きあり 金殿玉楼に虚しき色 盛者必衰の理をあらわす 蝟集のつわもの今は春の夢 おごる大学は久しからず これは、受験雑誌黄金時代に「螢雪時代」の編集長を務め、「MARCH」や「日東駒専」といった言葉を生んだ代田恭之が詠んだ歌である。平家物語風に大学の変化を切り取ったものだ。この歌のように、30年間という長い目で振り返ると、大学には大きな変化が起きている。その象徴といえば、私学の雄、早稲田大学と慶應義塾大学の2校である。
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特集 Part2
[CF]<キャッシュフロー> 本当のお金の動きを表す
2017年09月09日号財務3表の一つ、キャッシュフロー(CF)計算書は、PLやBSに比べると、比較的最近導入された。上場企業に開示が義務付けられたのは、2000年なのである。実は、PLやBSだけでは本当のお金の動きが見えないことがある。「え!? そんな欠陥があるの?」と意外に思われるかもしれないが、論より証拠、CF開示が導入される前がいかに不便だったかを知れば、納得できるはずだ。
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[PL]<原価率> 売上高に対する仕入れ値などの割合
2017年09月09日号あなたが喫茶店で500円のホットコーヒーを注文した場合を考えてみよう。500円が店にとっての「売上高」で、砂糖やミルクを入れたことなどはこの際無視するとして、仕入れ値の豆代50円が「売上原価」だ。
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特集 Part2
[PL]<利益> 売上高から費用を引いたもうけ
2017年09月09日号決算書の中でも、最もシンプルで理解しやすいのが、利益だ。利益とは、売上高から人件費や原価、税金などを引いたもうけのこと。売上高と同じく損益計算書(PL)に掲載されている。経済のニュースを見ると、売上高と同時に紹介されるのが利益だから、とても重要だ。利益が残らなければ、銀行からの借入金を返済したり、次の商品のための開発資金を得たりできないからだ。
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[PL]<売上高> モノやサービスを売って企業が得たお金
2017年09月09日号あなたがスーパーマーケットで今晩のおかずを見繕う。あるいは休日に理髪店や美容院で髪を切ってもらうことを想像してほしい。店(企業)はモノ、サービスの対価として、あなたからお金をもらう。そのお金の積み重ねが企業にとっての「売上高」である。
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そもそも決算書って何!? 財務3表がとにかく大事
2017年09月09日号働く人にとって必須だといわれるけれど、そもそも決算書とはいったい、何なのだろうか。決算書にはさまざまな種類があるが、大事なのは財務3表だ。それさえ読めればOKだ。
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[BS][PL]<連結決算> 子会社・関連会社の損益を反映
2017年09月09日号経費1.8兆円の約4.4%に当たる800億円が突如として消し飛ぶ──。3メガバンクグループの一角を占める三井住友フィナンシャルグループ(FG)が、そんな見通しを2017年5月に発表した決算説明資料の中でぶち上げた。
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[BS][PL]<のれん代の減損> 企業買収失敗の代償
2017年09月09日号新聞紙面に飛び交う話題の財務の用語は幾つかあるが、中でも、「のれん代」あるいは「のれん代の減損」は目にすることが多い。「日本郵政は2015年に買収したオーストラリアのトール・ホールディングスの減損4003億円を特別損失に計上し、最終損益は289億円の赤字」「楽天は海外事業ののれん代減損などで250億円以上の減損」といった形だ。
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[BS]<有利子負債> 利子の付く借金
2017年09月09日号企業の財務を無理やり“人”に例えてみよう。「あの人は年収2000万円もある」という場合に、年収を企業の売上高と捉えてみる。人もうらやむ高年収だが、実は「住宅ローンなどの借金が山ほどあって、年収がいくらあっても足りない」と聞いたら、その人を見る目も変わってくるはずだ。
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特集 Part2
【Column】 虎の子の生活資金を守る 定年後見据えた投資の極意
2017年09月02日号役職定年で収入が大きく目減りし、今後の家計のやりくりを考えて、投資に目を向ける人は少なくない。虎の子の資金をつぎ込む前に、まずはその高いリスクを十分に理解しておこう。
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特集 Part2
大江英樹(経済コラムニスト)インタビュー
2017年09月02日号私が50代前半のときは、60歳を過ぎたら絶対に働きたくないと思っていました。還暦を迎えて以降も仕事でしんどい思いはしたくないし、自分の好きなことをして過ごしたいと考えていたわけです。ただ、いざ定年が近づくとその考えが変わってきました。変わった要因はやはり、健康、お金、生きがい(孤独)という定年前後に訪れる三つの不安です。