記事一覧:特集 Part11222

  • 特集 Part1
    老後のカネにトラブル急増

    2013年07月13日号  

    「NISAっていう、なんだか税金がいらなくなるサービスが始まるんだって!」。首都圏に住む岡村裕子さん(仮名)は5月、興奮気味に電話してきた実家の母親を「必要ないんじゃない?」とやんわり説き伏せた。そして案内を郵送してきたという証券会社に舌打ちした。 「NISA(ニーサ)」とは2014年1月から導入される少額投資非課税制度のことだ。この制度の専用口座を開設すると、口座内で投資した年間100万円までの上場株式や株式投資信託の配当金や分配金、売却益が非課税になる。金融機関は目下、NISA口座の争奪戦を繰り広げている。

  • 特集 Part1
    正垣泰彦(サイゼリヤ会長)×坂本 孝(俺の株式会社社長)

    2013年07月06日号  

    カイゼンと流通改革で低価格を実現、1000店舗を運営する「サイゼリヤ」。異常な原価率の高さが人気の「俺のイタリアン」。常識破りの2人に対峙してもらった。

  • 特集 Part1
    【緊急対談】 山崎 元×小幡 績 乱高下相場 乗るか? 降りるか?

    2013年06月29日号  

    共に経済の専門家であり、投資家としても豊富な経験を持つ山崎元氏と小幡績氏。株式市場に大きな影響を与えている「異次元の金融緩和」に対し、相反する意見を持つ論者でもある。今後、投資家が取るべき行動を聞いた。

  • 特集 Part1
    稲盛和夫インタビュー

    2013年06月22日号  

    京セラ、KDDIを創業し、日本航空では会社更生法の適用から2年で営業利益2000億円というV字回復をやってのけた。希代の名経営者に改革の神髄を聞く。

  • 特集 Part1
    歯医者の泥沼

    2013年06月15日号  

    負の連鎖が止まらない。歯医者過剰が歯科診療所経営の悪化を招き、激化する患者争奪がトラブルを引き起こす。トラブルが患者の不信を招き、市場を弱める。歯医者たちは泥船に乗ったまま沈んでいくのか──。

  • 特集 Part1
    彷徨う投資マネー 乱高下の果てを読む

    2013年06月08日号  

    日経平均株価が1143円もの大暴落を見せた5月23日以降、株式市場の動揺が収まらない。24日は前場で反発し、上げ幅は一時500円を超えて1万5000円台を回復。しかし後場に入ると一転、先物売りが加速し、下げ幅が一時500円を超える乱高下を見せる。終値は何とか前日比128円高の1万4612円とプラス圏で引けた。

  • 特集 Part1
    【Column】 異次元緩和で日銀が動かす 「国債価格」と「金利」の関係

    2013年06月08日号  

    日銀が長期国債を大量に購入し始めたことで、長期金利が乱高下している。その仕組みを理解するためには、株価にも大きく左右される国債の価格と金利の関係を押さえておく必要がある。

  • 特集 Part1
    医学部合格に有利な中高一貫 特別講座やOB活用で対策

    2013年06月01日号  

    小論文・面接講座を設けたりOBが試験対策を助言したりと、中高一貫校は医学部受験に向け生徒にいろいろと支援をする。

  • 特集 Part1
    中高一貫校が上位独占 西日本が東日本を上回る

    2013年06月01日号  

    長崎西、刈谷、熊本、金沢泉丘などがベスト50に食い込み、公立中高一貫校の相対的な実力も見えてきた。

  • 特集 Part1
    高まるメディア不信 報道スタンス全網羅

    2013年05月25日号  

    1年ほど前のことだ、フジ・メディア・ホールディングスが、保有するグループ会社の産業経済新聞社の株式売却を、牛丼チェーンのすき家を展開するゼンショーホールディングスに持ちかけた。フジ関係者への取材で明らかになった。結局、ゼンショー側が首を縦に振らなかったため、売却話は立ち消えになったが、実現していれば、民放キー局と全国紙が系列関係にある日本のメディア業界の慣例が壊れる一大事件になっていたかもしれない。1年前の話とはいえ、フジ側にその意志があること自体がニュースといえた。

  • 特集 Part1
    津賀一宏(パナソニック社長)独白インタビュー

    2013年05月18日号  

    創業95年、経営危機に直面するパナソニックの社運を担う男がいる。津賀一宏、56歳。旧来の家電メーカーという固定概念を捨て、巨大企業の“背水の改革”に乗り出した。

  • 特集 Part1
    【Column】 クールな“切れ者”、本当は情熱家? 創業者一族以来の最年少社長の横顔

    2013年05月18日号  

    「アナリストやマスコミは、どうしてか今日は優しかった。中村(◎夫(くにお。◎は「邦」の異体字))相談役と比べたら楽勝です!」3月28日夜、都内のホテルでパナソニック幹部を集めた激励会が開かれていた。そこに津賀一宏社長が姿を現すと、わずか数時間前の中期経営計画の発表会見で見せたシビアな表情と打って変わり、笑顔で冗談を飛ばし始めたのだ。

  • 特集 Part1
    「仕事争奪戦」を制する! 変化対応力チェックリスト

    2013年05月11日号  

    多種多様な変化に直面したとき、動じず、冷静に、しなやかに対処できるスキルは汎用性が高い。あなたは「仕事争奪戦」を制することができるか。変化対応力を測定してみよう。

  • 特集 Part1
    清家 篤(慶應義塾塾長)インタビュー

    2013年05月11日号  

    労働経済学の見地に立てば、日本の仕事、職種が消滅しているとはいえない。というのも、日本の雇用は先進諸国の中では際立って高いパフォーマンスを示しているからだ。 世界的に見ても日本の失業率は4.3%と低く、若年失業率も先進国平均の半分以下だ。いわゆる正社員(期間の定めのない常用雇用者)の数も一橋大学の神林龍氏の言うように1980年代と比較して遜色ない。今まさに雇用が消えてしまう、という表現は極端に過ぎるのではないだろうか。もっとも、労働者はただ雇用されていればいいわけではない。

  • 特集 Part1
    【図1-2】 こうしてあなたの「仕事」は消失する

    2013年05月11日号  

    5つの雇用激変 「男性ミドル」にしわ寄せ

  • 特集 Part1
    新型“追い出し部屋”も登場 再就職ミドルの悲哀と決断

    2013年05月11日号  

    企業が“本気”のリストラに乗り出した。雇用調整対象の“本丸”として「ホワイトカラー」を据えたのだ。予期せぬ退職勧奨を被ったミドル世代は土壇場に追い詰められている。

  • 特集 Part1
    住まい・介護選びのフローチャート

    2013年05月04日号  

    住まいと介護にはさまざまな種類がある。あなたや家族にどれが向いているかをフローチャートで確認しよう。該当する住まいと介護について本特集で取り上げたページも参考にしてほしい。

  • 特集 Part1
    高齢者住宅市場に“新顔”登場

    2013年05月04日号  

    橋田宏さん(仮名)が、熱を出して寝ている母に寄り添っていると、玄関のドアをたたく音がした。「まもなく先生が診察にいらっしゃいますので」。声をかけるスタッフに「ありがとう」と答えながら、「やっぱりここで暮らしてもらってよかった」と独りごちた。隣の妻がその言葉にうなずいた。この日、夫婦が週末を利用して大阪から首都圏の郊外に住む母を訪ねると、風邪をひいていた。母は元の自宅から程近いところにある「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)に住んでいた。

  • 特集 Part1
    話題物件がめじろ押し 首都圏注目物件マップ

    2013年04月20日号  

    マンション用地が少なくなっているといわれる首都圏だが、現在販売中、もしくは近々販売が開始される主なマンションだけを見ても、これだけの数がある。最も激戦地となっているのは晴海や月島、豊洲、東雲、辰巳などの湾岸エリア。今年注目の物件は6月下旬から販売開始予定の「SKYZ TOWER & GARDEN」である。

  • 特集 Part1
    【Column】 消費増税vs住宅ローン減税 どちらがおトクか徹底比較

    2013年04月20日号  

    「消費増税の前と後、結局、いつ買うのがトクなんですか?」。マンションのモデルルームでは、営業マンにこう尋ねてくる来場者が少なくない。2014年4月から消費税が現行の5%から8%に引き上げられ、さらに15年10月からは10%となることを気にしての質問だ。基本的には、物件の引き渡し日がいつかによって、適用される税率が決まる。だが、建設中の未完成物件については特例が設けられており、増税実施日の半年前までに契約をすれば、引き渡し日が実施日以降となっても、契約時の消費税率がそのまま適用される。

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記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…