記事一覧:特集 Part11222

  • 特集 Part1
    減税の先に待つ大幅負担増 消費税増税シミュレーション

    2013年02月23日号  

    「国税が1500億円、地方税が1220億円程度の減税になる」。自民党税制調査会の野田毅会長はこう胸を張るが、来年には消費税増税が控えている。家計の負担はどう変わるのか。

  • 特集 Part1
    【Column】 復権した自民党税調の実務能力 政策決定は古い体質に逆戻り?

    2013年02月23日号  

    初総会からわずか18日、驚くべき短期間で税制改正大綱をまとめ上げた自民党税調。民主党時代と何が違ったのか? 一方で、政策決定のプロセスは、古い体質に戻りつつある。

  • 特集 Part1
    【SNSを味方につける】 企業と消費者の距離を縮める 新しい価値訴求メディアの活用

    2013年02月16日号  

    市場のニーズに応えることはヒット商品作りの基本だが、販売数150万本(1月15日現在)を売り上げている眼鏡チェーンのJINSのパソコン(PC)専用眼鏡「JINS PC」は違う。普段眼鏡をかけない人々に、「目が疲れているから眼鏡をかける」という新しい習慣を、ゼロから植え付けた商品である。きっかけは同社の田中仁社長が、眼科医との立ち話の中で「LEDディスプレーが発するブルーライトが目を疲労させる」と聞いたことだった。もしかすると需要があるかも……。そこから商品作りが始まった。

  • 特集 Part1
    【Column】 【未来の消費を確保する】 爆発的な集客力は折り紙付き “おせち事件”から審査は厳しく

    2013年02月16日号  

    東京都港区のアーク森ビル内にあるレストラン「CHOiCE!(チョイス)」は、オフィスビルの中にあるため平日の集客には困らないが、休日は閑散とするのが悩みだった。日にちや曜日を指定して客を集めたい──。そんな贅沢な望みをかなえたのが「グルーポン」だった。

  • 特集 Part1
    【Column】 【ネットとリアルをつなぐ】 特売情報とレシピ情報の連携で スーパーへの集客を図る

    2013年02月16日号  

    レシピ共有サイトを運営するクックパッドとスーパーマーケットによる「ネットとリアル」の連携が進んでいる。クックパッドは昨年10月、サイト内でスーパーの特売情報の配信を始めた。ユーザーは最寄りのスーパーなどを登録することで、その日の特売情報を知ることができる。特売情報からレシピ検索ができるだけではなく、逆にレシピの材料の中に特売商品があるかどうかを知ることもできる。

  • 特集 Part1
    【スマホを介して呼び寄せる】 小売業の勢力図を変える ITによる新たな購入体験

    2013年02月16日号  

    「ショールーミング」という言葉がある。店舗で現物を確認して、実際に買うのは価格が安いネットショップで、という消費行動だ。スマートフォンの普及で、いつでもどこでもモノを買える環境が整った。店舗を単なるショールームにせず、ネットへ流れる客をいかにして呼び寄せるかは、小売業にとって大きな課題だ。阪急阪神グループとNTTグループなどは昨年10月、国内最大級の実証実験を始めた。対象となるのは、阪急三番街やHEPファイブなど、関西圏の5カ所のショッピング施設。利用者に専用のアプリを提供し、ショッピングを促していく試みだ。

  • 特集 Part1
    【ゲーム感覚で惹きつける】 墨田区の商店街が驚いた! 大人向け“位置ゲーム”の威力

    2013年02月16日号  

    「最初は単なるスタンプラリーだと思っていたけど、全然違った。商店街のスタンプラリーでは、スタンプだけ押しに来る人ばかりで、店内に入ったり、物を買っていったりはしない。ところが……」東京都墨田区で屏風店を営む片岡恭一氏は、驚きを隠さない。何しろ1月17日以降、“いい大人”がスマホ片手に、店頭のポスターのQRコードを撮影しにひっきりなしにやって来る。中に入って商品を買っていく客も多い。取材の最中も続々とやって来る。自転車に乗った男性は「名古屋から来た」といい、車で乗り付けた女性は「長崎から来て、友人の車で回ってもらっている」という。とにかく、墨田区がいま、異様な事態になっているのだ。

  • 特集 Part1
    政権交代で公共工事バブル到来

    2013年02月09日号  

    「うれしい悲鳴とはこのことや。関西の業界内じゃ、“和歌山バブル”って呼んでるわ」(地元ゼネコン幹部) 紀伊半島の南西、和歌山県の南部に位置し、風光明媚な海岸線で知られる田辺市。1市4町村が合併しても人口わずか8万人余りの小さな街が、突然にぎわい始めた。

  • 特集 Part1
    藤井 聡(内閣官房参与、京都大学大学院教授)インタビュー

    2013年02月09日号  

    2010年に出版した拙著『公共事業が日本を救う』でも、巨大地震が必ず起きること、そして道路やトンネル、橋などのインフラが老朽化し危険なことを指摘してきた。日本は米国や欧州と比べても、台風や地震などの災害が非常に多い。また、これだけ国土が狭いから、大草原にまっすぐ道路を造ることができる国と比べると、工事にかかる費用は大きくなる。

  • 特集 Part1
    太田昭宏(国土交通大臣)インタビュー

    2013年02月09日号  

    日本全国のインフラは、第3ステージに入っている。第1ステージは戦後復興に伴う産業基盤整備、第2ステージは1975年ごろからの生活インフラ整備だった。そして今は、東日本大震災で国土の脆弱さが浮き彫りになり、今後も南海トラフの巨大地震や、首都直下型地震が予想されている。しかも、東京オリンピック前に整備されたインフラは、50年が経過しようとしており老朽化も進む。いわば「国土のメンテナンス」を進めなければならないステージで、命を守るための「防災」「減災」を図るインフラ整備が必要だと考え、計上した。

  • 特集 Part1
    【Column】 安倍政策後退、世界景気失速 いまだ残る“円高”のリスク

    2013年02月02日号  

    現在の円安トレンドには、二つのリスクがある。一つは“円安の行き過ぎ”、もう一つは“円高に逆戻り”である。後者の可能性も、まだ消えてはいない。要因となるのは、まず安倍政権の金融・経済政策の後退だ。安倍首相が打ち出した政策は、大胆なだけに「はたしてどこまで実行可能なのか」との疑念も多い。与党内も決して一枚岩ではない。

  • 特集 Part1
    米景気回復で来年は100円も 円安ドル高基調は長期継続する

    2013年02月02日号  

    急速な円安はどこまで続くのか。本誌編集部では10人の識者に円相場の先行きについてアンケートを実施した。目先は一服だが年末にかけ再度円安が進行しそうだ。

  • 特集 Part1
    止まらない海外投機勢の円売り 長期的な流れも円安方向に変化

    2013年02月02日号  

    安倍晋三・自民党総裁の発言から始まった円安への流れは、当初の予想を超えた奔流となりつつある。背景には、世界景気の回復と日本経済の構造変化がある。もはや簡単には止まりそうにない。

  • 特集 Part1
    日本の倒産 最新事情

    2013年01月26日号  

    倒産は増えるのか、それとも減るのか? 確かに減少基調は続くが、実は水面下ではそのリスクが確実に高まっている。

  • 特集 Part1
    Rich or Die──ネオヒルズ族のアゲアゲな生態!!

    2012年10月20日号  

    29歳にして、“月収1億円"──。巷で話題のネオヒルズ族の筆頭株、インターネット関連企業、free agent styleを率いる与沢翼会長のゴージャスな1日に密着した。

  • 特集 Part1
    経営破綻リスクが高まる互助会

    2013年01月19日号  

    契約者数約2400万人、前受金総額約2兆3000億円に上る互助会。一方で、消費者トラブルが増加し訴訟も続出。解約手数料などの負担があり、破綻の連鎖も懸念される。

  • 特集 Part1
    【Diagram】 寺・墓・葬儀社の関係と市場規模

    2013年01月19日号  

    江戸時代、ほとんどの人がどこかの寺の檀信徒となり、菩提寺と檀家が宗教的・経済的につながるように確立された檀家制度。信徒が死んだら、菩提寺の僧侶が葬儀を行い、墓に埋葬していた。

  • 特集 Part1
    花粉症とついにサヨナラ! 根治もある「舌下免疫療法」

    2013年01月12日号  

    「きれいだなあ」。大量に舞う花粉に感動の声を上げた次の瞬間、ズルリ。鼻水が出た。「これはまずい」。気付いたときはもう遅かった。外科医の岸本晃男さんはスギ花粉症を発症した。10年前、学会に出席するために千葉県の山中を車で走っていると、スギ林で花粉が舞っていた。あまりの美しさに車を止めて外へ飛び出してしまった。それが運の尽きだった。くしゃみと鼻水が止まらない。集中力が保てない。患者で溢れ返る病院で診療と手術に追われる日々なのに、こんな邪魔な症状を背負っていられない──。そう思って、花粉症に効くというステロイド治療をやってみたが、食欲減退などの副作用がいろいろ出て中止した。

  • 特集 Part1
    「電話もできる小型パソコン」 その波からは逃れられない!

    2013年01月05日号  

    1990年代半ば、企業に1人1台のパソコン環境が整備され始めた当時、「キーボードアレルギー」という言葉と共に、パソコンに馴染めない中高年層の存在が問題になった。「これからの時代、パソコンはビジネスに必須になる」と言われても、入力作業は部下にやらせて、頑なにパソコンの前に座りたがらない人たちがいた。しかし、彼らは逃げ切れただろうか。仮にギリギリ逃げおおせたとしても、後に続く世代は確かに、パソコンなしでは仕事ができなくなった。

  • 特集 Part1
    1 2013キーワード

    2012年12月22日号  

    世界経済が減速し景気が失速する中での政権交代。先行き不透明感が漂う中、日本は、個人は、どう動くべきなのか。10人のキーパーソンの言葉に、その指針がある。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…