記事一覧:連載4635件
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Key Wordで世界を読む
shale rush(シェールラッシュ)
2018年6月2日号シェールラッシュ(shale rush)、シェール版ゴールドラッシュ(shale gold rush)、黒いゴールドラッシュ(black-gold rush)──。言い方は違っても意味は全て同じ。原油高を背景に活況に沸く米国のシェールオイル業界の現状を指している。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
振り過ぎ注意! フィニッシュでピタッと止まろう
2018年6月2日号会心のショットでボールはピンに向かって一直線。「ベタピンでバーディーだ!」と喜んだら、ピンの真上を越えてグリーンを大オーバー……。こんな悔しいことはないですよね。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
29年前の歴史を繰り返すのか 日本政治を変え得る県知事選
2018年5月26日号平成元(1989)年の今ごろの政治状況といえば、4月1日に消費税が導入され、それと折り重なるようにリクルート事件の嵐が吹き荒れていた。当時の首相、竹下登は既に4月下旬の段階で89年度予算の成立と引き換えに退陣を表明したものの、後継首相の人選は難航を極めていた。有力な後継候補はいずれもリクルートマネーを受け取っていたからだ。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
AIで株価を予測して 利益を上げられるか?
2018年5月26日号人工知能(AI)が進歩して株価を予測できるようになれば、それを用いて利益を上げられるだろうか?そのようなことはできないと考えられる。
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ものつくるひと
「IT保育関連サービス『るくみー』『MEEBO』」 赤沼寛明(ユニファ取締役CTO)
2018年5月26日号開幕が迫るサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会。日本代表は前監督の電撃解任で雲行きが怪しいが、実は産業界ではある“侍”ITベンチャーが昨年、「W杯優勝」という輝かしい快挙を成し遂げていたことをご存じだろうか。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
北朝鮮が中国援助の下で生き延びる 最悪の事態もあり得ると認識すべきだ
2018年5月26日号北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は五月一六日、部下の第一外務次官、金桂冠氏に、「米国が圧力ばかりかけるのでは米朝首脳会談に応じるか否か、再検討せざるを得ない」と発言させた。
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連載小説 『シャッターがなくなる日』
第五章 稼ぐ金、貰う金 [第13回]
2018年5月26日号「瀬戸さん、電話です。また、視察したいって」成功が地元紙やウェブメディアで取り上げられるにつれ、欅屋には連日視察見学の問い合わせが相次ぐようになっていた。「あ、はい、はい……10名でお越しになるんですね。当日は何時頃到着されますか?」視察見学のやりとりだけで一日がおわるのではないかと思うほど、まったく業務がはかどらなくなっていた。
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孫家の教え
AI研究が示す「経験」から学ぶ強さ
2018年5月26日号今人工知能(AI)研究の最前線において、大きな変化が起きています。その象徴が英DeepMind(ディープマインド)が開発したAI囲碁ソフトウエア「AlphaGo Zero(アルファゴ・ゼロ)」でしょう。昨年10月にこの開発に関する論文が発表されたとき、僕はおそらく他の人以上に衝撃を受けました。
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夢の狭間で
数少ない“専門学校”チーム ダイヤの原石を磨く選手育成
2018年5月26日号社会人野球には、専門学校も加盟しているのをご存じだろうか。専門学校の野球は意外に歴史が浅く、初めて全国大会が開催されたのは1989年。しかも軟式であり、全国専門学校野球連盟は全日本軟式野球連盟の傘下にある。
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ダイヤモンド・オンライン発
「日本のカーナビ」はスマホに駆逐され滅びゆくしかないのか
2018年5月26日号日本のカーライフになくてはならない装備として普及してきたカーナビが今、スマートフォンの地図アプリの攻勢によって岐路に立たされている。カーナビ大手、パナソニックの関係者が昨今の状況の変化を語る。
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Key Wordで世界を読む
the world's fifth largest economy(世界第5位の経済)
2018年5月26日号米景気拡大はすでに9年目に入り、戦後2番目の長さを記録している。地理的な成長エンジンはどこにあるのか? 西海岸のカリフォルニア州である。米商務省が5月上旬に発表したデータによると、カリフォルニアは2017年に経済規模で英国を追い抜き、州を国として考えれば世界第5位(the world's fifth largest economy)に浮上した。
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世界遺産を撮る
キジ島の木造教会(KIZHI POGOST)
2018年5月26日号サンクトペテルブルクから夜行列車でオネガ湖へ向かった。列車を降りると明け方の空気が実にすがすがしく、バスを使わず歩いて湖畔にたどり着いた。モーターボートに乗りいよいよキジ島へ向かうと、ユニークな屋根をした建物が目に飛び込んできた。
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大人のための最先端理科
【脳科学】 たった一晩の徹夜で蓄積する!? アルツハイマー病の原因物質
2018年5月26日号認知症においては、新たな出来事を覚えること(例えば、会話の内容を覚えておくこと)が困難になったり、昔の思い出や知識が失われたりする記憶障害、自分のいる場所や日時が分からなくなる見当識障害、物事の手順を考え、それに沿ってテキパキと判断し行動するのが難しくなる実行機能障害など、心のさまざまな機能(認知機能)の低下が生じる。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
家族歴がある人ほど運動を 心疾患の発症リスクが低下
2018年5月26日号先天的な心疾患だけでなく、心筋梗塞や脳卒中にも「家族歴」がある。親や兄弟姉妹に病歴がある場合、本人が脳・心疾患を起こす確率は家族歴がない人の2~4倍に上昇。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
体を動かす順番を正しく理解しよう
2018年5月26日号近年の3W(スプーン)は、性能の進化が目覚ましく、一昔前のドライバーに近い飛距離が出る上に、ボールが上がりやすくなっています。それでも苦手な人が多いのは、芝の上のボールを直接打つクラブの中で、3Wが最も長く、ロフト角が立っている(少ない)からです。
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ものつくるひと
「双腕スカラロボット『duAro(デュアロ)』」 長谷川省吾(川崎重工業 精密機械・ロボットカンパニー ロボットビジネスセンター FAソリューション第二総括部長)
2018年5月19日号そのロボットは、携帯電話などの部品を製造するある会社のトップに“挑戦状”をたたき付けられたことから開発が始まった。「うちの工場には、なかなかロボットは入れられないなあ」。挑戦状を受け取ったのは、川崎重工業の橋本康彦精密機械・ロボットカンパニープレジデントだ。さかのぼること約4年、登壇した講演会の懇親会でのことだった。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
中朝首脳会談にポンペオ訪朝 日本抜きで進む米中の対北外交
2018年5月19日号首相の安倍晋三が描いていた大型連休明けの政権運営のシナリオに狂いが生じているのではないか。5月9日の日中韓3国首脳会談で「外交の安倍」をアピールし、その上で9月に予定される自民党総裁選での3選実現のための足場を固める──。しかし、現実は逆回り、空回りの連続といっていい。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
かつて大蔵事務次官は 強力な指導者だった
2018年5月19日号大蔵省(現財務省)元事務次官、東京証券取引所元理事長の長岡實氏が逝去された。長岡氏は、1973年に私の上司だった。長岡氏は大蔵省主計局次長、私は証券局から異動してきた主計局調査課の課長補佐。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
朝鮮半島勢力巡る歴史的闘いが展開中も 日本の野党は政治責任を果たしていない
2018年5月19日号北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の動きが派手派手しい。五月七日から八日、妹の与正氏と共に中国の大連を訪れた。習近平国家主席と共におさまった幾葉もの写真を北朝鮮の「労働新聞」に掲載し、米国に対して「僕には中国がついているぞ」と訴えるのに懸命である。
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連載小説 『シャッターがなくなる日』
第四章 批評家たちの遠吠え [第12回]
2018年5月19日号「あったまいたい……」僕はゆっくり布団からでると、水を飲みに冷蔵庫へ向かった。佐田はまだ、豪快にいびきをかいて寝ている。会社をやめると決めてから初めて地元に戻った週末、僕たちは合宿にやってきていた。