記事一覧:連載4635件
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ダイヤモンド・オンライン発
中国人が日本の「お葬式」に驚く理由
2018年6月9日号中国では今も、「死」は禁忌である。携帯電話の番号、車のナンバー、住む階などには、できれば「4」という数字を避ける。日本と同様、発音が「死」と同じだ。日本でも気にする人がいるとは聞くが、その割合は中国のほうが圧倒的に多い。
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連載小説 『シャッターがなくなる日』
第五章 稼ぐ金、貰う金 [第15回]
2018年6月9日号僕は市役所で森本と合流し、コンサルタントの藤崎のもとを訪ねていた。イメージしていた人とは違い、高齢な割にやけに丁寧な男性だった。「瀬戸さん、役所との調整や報告書の作成とかはやりますので、安心してくださいよ。役所は役所のルールがありますから、それに即してやらないと動かないんです。ね、森本さん」
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新日本酒紀行
髙清水(TAKASHIMIZU)/秋田県秋田市
2018年6月9日号毎年春に開催される全国新酒鑑評会は、独立行政法人酒類総合研究所が主催しており、今年で107年目。全国から850蔵が参加し、最大規模かつ最古の歴史を誇る。今年、金賞連続受賞15年と記録を更新したのが、宮城の「黄金澤」と、秋田酒類製造御所野蔵の「◎清水(たかしみず)」だ。
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Key Wordで世界を読む
second Brexit referendum(ブレグジット国民投票第2弾)
2018年6月9日号英国の欧州連合(EU)離脱「ブレグジット(Brexit)」は来年3月に本当に実現するのだろうか? 一筋縄ではいきそうにない。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
ティーアップを高くした分だけ クラブを浮かそう
2018年6月9日号パー3の距離は、レギュラーティーからだと150ヤード前後が多いですよね。ティーショットで使用するクラブは、ショート~ミドルアイアン。フェアウエーと違い、ボールをティーアップできる分、気楽に打てるのではないでしょうか。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
大量飲酒の健康リスク 認知症発症が3倍以上に
2018年6月9日号世界保健機関(WHO)が公表している「国際疾病分類(ICD)」の現行版ICD-10では、飲酒に関わる問題を「有害な使用」と「アルコール依存症」に大別している。「有害な使用」に相当するのは、精神的、身体的な健康が実際に損なわれているケース。社会通念に反し、社会生活や家族関係の破綻、あるいは逮捕されるような状況だけでは、アルコールに関係した問題とは診断されない。
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大人のための最先端理科
【生物】 鍵は見た目? 繁殖の可能性? 生物の「種」を分けるものは何か
2018年6月9日号「種」とは何だろうか? スズメとツバメは種が違うというように、簡単に区別できるかのように思うが、種の定義と区別は、実はかなり難しい。
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世界遺産を撮る
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(SACRED ISLAND OF OKINOSHIMA AND ASSOCIATED SITES IN THE MUNAKATA REGION)
2018年6月9日号日本で暮らして30年。だから日本に新しい世界遺産が認定されると本当にうれしく思う。昨年7月、沖ノ島が世界遺産に認定されると早速、撮影準備に取り掛かった。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
首相が加計氏に便宜との批判は疑わしい 愛媛県職員の作成文書は一体何なのか
2018年6月2日号愛媛県知事の中村時広氏が五月二一日に参議院予算委員会に提出した文書は加計学園問題を蒸し返すきっかけとなるのか。愛媛県職員が作成した文書には、加計学園側から県担当者に、「二〇一五年二月二五日に理事長が首相と面談(一五分程度)」、加計孝太郎氏が首相に「今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明」「首相からは『そういう新しい獣医大学の考えはいいね』とのコメントあり」と記されている。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
AI活用のファンドは 高収益を実現できるか
2018年6月2日号ビッグデータを用いるディープラーニング型の人工知能(AI)が、図形認識などで目覚ましい成果を挙げている。囲碁でも、AIは人間に大勝した。では、この手法を資産運用に活用できないか? そうすれば、市場の平均収益率を常に上回る収益を生むファンドを作れるのではないか? こうした期待が高まっている。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
日大悪質タックルと森友・加計 二つの問題の類似点と相違点
2018年6月2日号「真実を明らかにすることが償いの第一歩です」。まだ少年の面影が残る丸刈り頭の日本大学アメリカンフットボール部の選手がとつとつと語る言葉には説得力があった。関西学院大学との試合で悪質タックルという反則行為への謝罪と真実を語るためにあえて実名で記者会見を行った日大選手。5月23日午後、日本記者クラブの会見場はこの選手の言葉に支配されていた。
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ものつくるひと
「量子アニーリング応用研究」 田中 宗(早稲田大学グリーン・コンピューティング・システム研究機構主任研究員(研究院准教授))
2018年6月2日号田中宗が夢を懸けるのは、量子アニーリングの活用研究である。米グーグル、NASA(米航空宇宙局)などが実現に力を注ぐ革新的な領域だ。田中はこの分野で企業から引っ張りだこの若手研究者である。
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連載小説 『シャッターがなくなる日』
第五章 稼ぐ金、貰う金 [第14回]
2018年6月2日号まちの衰退具合とは不釣り合いに、昨年立派に建て替えられたばかりの商工会議所の受け付けに僕はいた。「あのぉ、10時に門馬さんにアポをもらっている瀬戸と申します。昨日、お電話した」「あぁ」受け付けの妙齢の女性は電話をかけて門馬を呼び出し、言葉少なに役員応接室と書かれた部屋へと案内した。
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大人のための最先端理科
【地球】 ジルコンが伝える地球創成 “最古の石”の発見競争
2018年6月2日号ジルコンはダイヤモンドにも負けない輝きを持つ宝石だ。身に着けると知恵や富が得られると信じられ、旅の安全のお守りでもあった。白(透明)・黄・青・ピンクなどの色を示すことからヒヤシンス(風信子)石とも呼ばれる。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
世界一辛い唐辛子にご注意 脳血管れん縮リスクあり
2018年6月2日号激辛唐辛子を甘く見ると、相当辛い目にあうようだ。米バセット医療センターの報告。一部の人に熱烈に愛されている激辛唐辛子。毎年、世界のどこかで激辛唐辛子にかぶりつく「ホットソース・コンテスト(激辛コンテスト)」が行われている。
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新日本酒紀行
小嶋屋(KOJIMAYA)/山形県米沢市
2018年6月2日号直江兼続、上杉鷹山ゆかりの城下町米沢は、武家屋敷など往時の風情を色濃く残す。この地で1597年に創業した小嶋総本店は、安土桃山時代から酒造業を営む老舗蔵だ。
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シリコンバレーの流儀
20年間進歩がない日本企業
2018年6月2日号シリコンバレーに新しく赴任した日本企業の方と話していて、驚かされることがある。私がその方の会社が過去、シリコンバレーで投資活動をして、それと連携して日本での新事業創造に意欲的に取り組んでいたことを話すと、ほとんどのケースで、その事実を知らされていないのだ。
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世界遺産を撮る
ヨセミテ国立公園(YOSEMITE NATIONAL PARK)
2018年6月2日号写真を始めてからずっと憧れてきたカメラマンの一人に、米国のアンセル・アダムス氏がいる。彼の代表作がヨセミテ渓谷をモノクロで撮ったものだ。私も一度はヨセミテをカメラに収めたいと思い、昨年10月初旬、ベストシーズンに渡米した。
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夢の狭間で
「挨拶はしたくなければ不要」 社会人に交じり活動する意義
2018年6月2日号会社登録扱いで日本野球連盟に登録されている専門学校の中でも、沖データコンピュータ教育学院は、卒業生の一岡竜司がプロ野球の広島で活躍していることもあり、九州を中心に多くの学生が入学を志願している。
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ダイヤモンド・オンライン発
“人手不足倒産”が日本経済に「いい倒産」である理由
2018年6月2日号東京商工リサーチや帝国データバンクによれば、「求人難」「人手不足」による倒産が増加しているという。いずれも件数は少ないものの、「労働力不足」で倒産する企業が増えているというのは、象徴的なニュースだ。