記事一覧:連載4635件
-
後藤謙次 永田町ライヴ!
森友・加計、北朝鮮、新潟知事選 政権の命運を決める3点セット
2018年6月16日号5年半に及ぶ長期政権を担う首相の安倍晋三にとって掛け値なしの正念場が訪れた。この10日間が安倍政権の命運を決めるといっても過言ではない。その鍵を握るのが、「森友・加計、北朝鮮、新潟知事選」という3点セットの行方だ。
-
野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
金融不正取引の検知で AIが威力を発揮する
2018年6月16日号人工知能(AI)を使っても、株価などの資産価格を予測したり、市場の平均より成績が良いファンドを作ったりすることはできない。今後できるとも思えない。本連載第906回と907回で、このように述べた。では、金融の世界でAIは無力なのか? そんなことはない。
-
ものつくるひと
「今治タオルのブランディング」 藤高豊文(藤高社長)
2018年6月16日号ハイブランドが集まる東京・銀座最大の商業施設「GINZA SIX」のすぐ裏手の一等地──。6月20日、タオル国内生産売上高ナンバーワンの藤高(愛媛県今治市)の直営店「FUJITAKA TOWEL GINZA」が、この地にオープンする。
-
櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
眼前に迫った米朝首脳会談の先見据え 拉致解決が最優先との国民世論重要に
2018年6月16日号眼前に迫った米朝首脳会談の成功も失敗もすべてトランプ米大統領次第である。米国主導で、短期間に「完全に、検証可能で、不可逆的な核の廃棄」(CVID)を行うと誓約させれば文句無しだが、六月七日時点の見通しは明るくはない。
-
連載小説 『シャッターがなくなる日』
第六章 再挑戦 [第16回]
2018年6月16日号事業がたいした成果を生まない中、その非難の矛先は市から大きな金額の委託を受けていたことが報じられた僕らに向けられていた。事前の期待が大きかっただけに、道の駅の開発自体も箱物行政ではないかと議会で批判が高まってきていた。それまで「民間主導で頑張ってきた地元チーム」だった僕たちはいつの間にか「行政に群がる悪徳コンサル一味」のような扱いを受けるようになってしまった。
-
シリコンバレーの流儀
「AIファースト」のススメ
2018年6月16日号今AI(Artificial Intelligence、人工知能)の話題が盛り上がっている。ただ、メディアでは「AIでどの仕事が奪われてしまうのか?」といった、AIによるイノベーションよりも、それによって生まれる“被害者”に焦点を絞った記事が多いのは残念だ。もっと主体的に考えられないものか。
-
夢の狭間で
新スタートを切った直後に チームを襲った熊本地震
2018年6月16日号熊本を本拠地として、九州に展開するスーパーマーケットチェーンの鮮ど市場の野球部、熊本ゴールデンラークスは、創部2年目の2007年に都市対抗へ出場するなど、顕著な実績を残して社会人野球界でも注目される存在となった。
-
ダイヤモンド・オンライン発
スマホのせいで偏差値10ダウン!? 子どもの脳に何が起きているのか
2018年6月16日号「調査によって判明したのは、スマホを長時間使用する中学生ほど、学力が下がっていくという事実です。例えば、家庭で毎日2時間以上勉強してスマホを3~4時間使用する生活を送っている生徒は、家庭学習をほとんどせず、スマホを使用しない生徒よりも、成績が低い。スマホを使用する頻度と学力の低下には、明白な相関関係があるのです」
-
深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
右足踵を浮かせて左1軸で打ってみよう
2018年6月16日号グリーン周りのアプローチで、ザックリ(チャックリ)やトップなどのミスが止まらなくなると、ボールを打つのが怖くなりますよね。この恐怖症が悪化すると、いわゆる「イップス」になりかねません。
-
大人のための最先端理科
【数学】 ミクロとマクロの世界を繋ぐ 臨界現象の統一理論の魅力
2018年6月16日号幾つかの異なる分野が交わる場所における成果は、ミステリアスで美しい。それぞれの分野の知見を他分野に移植し、新たな発見をもたらすという恩恵ももちろんあるが、何よりの魅力はそれを可能とした斬新な発想に触れることであろう。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
プロテインを摂るタイミング 筋トレ直後・食間vs食事中
2018年6月16日号レジスタンス運動(筋トレ)ブームに乗って、プロテイン・サプリメント(プロテイン)を摂取する人が増えている。問題はそのタイミングだ。一般に筋肉の増強を目指す人は、筋トレ後30~45分以内のいわゆる「ゴールデンタイム」にプロテインを飲むことが多い。
-
新日本酒紀行
月山(GASSAN)/島根県安来市
2018年6月16日号戦国時代、尼子と毛利、織田が争奪戦を繰り広げた月山富田城(がっさんとだじょう)。尼子家再興のため「われに七難八苦を与えよ」と月に願掛けをして戦った山中鹿介。悲運の物語の舞台は200年にわたり山陰の都だった。その地から歩いて10分、月山醸造元の吉田酒造がある。蔵元の吉田智則さんと杜氏の足立孝一朗さんの若き二人がタッグを組み、酒の品質向上に取り組む。今、酒蔵が減り続ける中、出荷量が毎年10%増という。このコンビで全国新酒鑑評会は5年連続で金賞受賞という実力派だ。
-
世界遺産を撮る
左江花山のロック・アートの文化的景観(ZUOJIANG HUASHAN ROCK ART CULTURAL LANDSCAPE)
2018年6月16日号2016年7月15日、左江花山のロック・アート(岩絵)が世界遺産に登録されたと聞くや否や、現地に駆け付けた。断崖絶壁に描かれた岩絵は「圧巻」の一言に尽きる。
-
Key Wordで世界を読む
Western Europe's first populist government(西欧初のポピュリスト政権)
2018年6月16日号5月下旬に世界の金融市場を震撼させたイタリア危機(Italian crisis)は過ぎ去ったのか。2010~12年のユーロ圏債務危機(Eurozone debt crisis)の再来を心配しなくていいのか。
-
後藤謙次 永田町ライヴ!
会期延長論の裏で展開される 総裁選をめぐる激しい神経戦
2018年6月9日号「過去最低」といってもいいだろう。ほぼ1年半ぶりに開かれた党首討論のことだ。5月30日午後3時の定刻の約5分前に野党側のトップバッターである立憲民主党の枝野幸男が衆院第1委員会室に現れ、首相の安倍晋三は開会2分前に着席した。早くもこの時点で中身のない党首討論に終わることが予想できた。
-
野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
AIによる金融取引が 利益をもたらさぬ理由
2018年6月9日号人工知能(AI)を用いて株価を予測したり、市場の平均より常に良い成績を実現するファンドを作ったりすることはできない。本連載第905回と906回でこのように述べた。AIは囲碁で人間を打ち負かすまでに進歩している。しかし、金融取引では、これと同じようにはいかない。
-
ものつくるひと
「遺伝子解析キット」 高橋祥子(ユーグレナ執行役員、ジーンクエスト代表取締役)
2018年6月9日号がんや糖尿病の発症リスクから太りやすさ、祖先のルーツまで、これまでは知ることができなかった遺伝情報を手軽に教えてくれる。そんな遺伝子解析サービスがじわりと人気を集めている。手掛けているのは、ジーンクエスト代表取締役の高橋祥子。遺伝子の深遠なる世界に魅せられた「東大リケジョ」の起業家である。
-
櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
お家騒動の真っ只中にある文藝春秋 論壇の中心を形成する日はくるだろうか
2018年6月9日号月刊「文藝春秋」は「中央公論」と共に輝くような雑誌だった。物書きを目指す者たちが、その両方に毎月でも記事を書きたい、書かせてもらえる力量を身につけたいと願っていたはずだ。
-
孫家の教え
子どもの英語教育に足りていないもの
2018年6月9日号新しい教育というと、「エデュテインメント」という言葉がよく使われてきました。教育のエデュケーションと、娯楽のエンターテインメントを掛け合わせた造語です。昔からこの考え方はあり、例えば人気キャラクターを用いたゲームの教材も数多く出ています。
-
夢の狭間で
社会人野球界の常識を覆す“二刀流”率いる地方チーム
2018年6月9日号大谷翔平が、メジャーリーグでも投打の二刀流で活躍しているが、社会人野球では社長と監督の二刀流で奮闘する人がいる。鮮ど市場ゴールデンラークスの田中敏弘だ。熊本県で生まれた田中は、地元の九州学院高校から明治大学を経て、1992年に名門の日本通運へ入社。