記事一覧:連載4635

  • 衝撃と瓦解(第53回)

    連載小説 ハゲタカ4 『グリード』
    衝撃と瓦解(第53回)

    2013年2月16日号  

    ベストセラー『ハゲタカ』のシリーズ4作目。作家・真山仁が金融業界の裏側を赤裸々に描き、人間の強欲「グリード」の本質に迫る!

  • ゴルフクラブは手のひらでなく指で握ると飛ぶ!

    鹿島田明宏の「脱」セオリーで飛距離アップ!
    ゴルフクラブは手のひらでなく 指で握ると飛ぶ!

    2013年2月16日号  

    飛距離というのは、打ち方だけでなく、クラブの握り方(グリップ)によっても大きく変わることをご存じですか。握り方には、「指」でクラブを握るフィンガーグリップと、「手のひら」で握るパームグリップがあります。クラブに仕事をさせて飛ばすには、フィンガーグリップがお勧め。指で握れば、クラブヘッドの重さを感じやすくなり、グリッププレッシャー(握る強さ)がソフトになるからです。

  • 社会参加や受診機会が奪われるうつ病患者への差別が助長

    カラダご医見番 ライフスタイル編
    社会参加や受診機会が奪われる うつ病患者への差別が助長

    2013年2月16日号  

    国内の年間自殺者が15年ぶりに3万人を下回った。原因・動機の分析結果は3月に公表される予定。ただ、毎年の傾向から「うつ病」が他を大きく引き離し、トップに来ることは予想できる。近年は有効率が60~70%以上という心理療法や抗うつ薬が次々に開発されているのに、なぜ歯止めがかけられないのだろうか。

  • 次のバブルが来るなら何が起こるか

    山崎 元のマネー経済の歩き方
    次のバブルが来るなら 何が起こるか

    2013年2月16日号  

    最近、雑誌の見出しなどで「安倍バブル」という表現をよく見かけるようになった。バブルは「長期的に維持できないほどの資産価格の高騰」とするのが一般的な定義だ。問題は、その最中に「今の株価はバブルだ」といった判断が可能かどうかだ。この問題については、グリーンスパン前FRB(米連邦準備制度理事会)議長のように、バブルはそれが崩壊して資産価格が下がってみなければ(確か4割くらいと言っていたと思う)、バブルだと認識できないという考えと、ある程度は認識できるはずだという考え方がある。両説の差は、経済政策の望ましいあり方と責任について異なる意味合いをもたらすので、政策論として重要だが、投資家としては、「現在形」で判断するしかない。

  • わずか1カ月で構築された安倍主導の政治報道システム

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    わずか1カ月で構築された 安倍主導の政治報道システム

    2013年2月9日号  

    第183通常国会が召集された1月28日、衆院本会議場に足を運んだ。第一印象は小選挙区比例代表並立制という現行選挙制度の持つある種の怖さだ。昨年11月の衆院解散まで議場の片隅に追いやられていた自民党の議員席が扇形の議場を大きく占めていた。今や自民党の若手ホープとなった青年局長、小泉進次郎(31)は、これまでの最前列からいきなり、最前から数えて7列目、真ん中より後ろの場所へ移動した。“大出世”である。参院からのくら替え当選組を除く115人が小泉の前方を占拠するからだ。

  • 情緒的反対論が溢れる沖縄地元紙 客観的情報をきちんと伝えるべき

    櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
    情緒的反対論が溢れる沖縄地元紙 客観的情報をきちんと伝えるべき

    2013年2月9日号  

    一月二七日、「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」実行委員会の主催で、東京・日比谷野外音楽堂で「NO OSPREY東京集会」が開かれ、主催者発表で四〇〇〇人が集った。翌日の「沖縄タイムス」「琉球新報」両紙の紙面は、右の東京集会とオスプレイ反対を伝える写真とコメントで埋め尽くされた。両紙は六~七ページ分という圧倒的な分量の紙面を割いて東京集会と反対論を報じたが、その報道ぶりは凄まじい。

  • 日銀独立性の否定は戦時経済への逆戻り

    野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
    日銀独立性の否定は 戦時経済への逆戻り

    2013年2月9日号  

    日本銀行総裁は、政府や市場とのコミュニケーションと対話を密にすべきだと言われる。その通りだ。ただし、「そして、政府と同じ目標を持ち、同じ政策を追求すべきである」という人が多いのだが、それは違う。政府との対話の結果、日銀が政府と異なる見解を持つことはあり得る。それが日銀の「独立性」である。

  • 衝撃と瓦解(第52回)

    連載小説 ハゲタカ4 『グリード』
    衝撃と瓦解(第52回)

    2013年2月9日号  

    ベストセラー『ハゲタカ』のシリーズ4作目。作家・真山仁が金融業界の裏側を赤裸々に描き、人間の強欲「グリード」の本質に迫る!

  • 左手一本で振ると正しいトップの位置がわかる

    鹿島田明宏の「脱」セオリーで飛距離アップ!
    左手一本で振ると 正しいトップの位置がわかる

    2013年2月9日号  

    大きいトップをつくれば飛ぶ、というセオリーがあるせいか、アマチュアはオーバースウィングになる傾向があります。トップでオーバースウィングになったとしても、女子プロの横峯さくら選手のように、インパクトまでにクラブが正しく戻れば問題ありません。バランスよく振れば、より遠心力が働いて飛ばすことができるでしょう。

  • 日系人対象の調査で確認降圧薬でADを予防!?

    カラダご医見番 ライフスタイル編
    日系人対象の調査で確認 降圧薬でADを予防!?

    2013年2月9日号  

    オアフ島在住の日系人を対象に加齢と疾病との関連を追跡した調査研究がある。第二次世界大戦中に軍人登録した日系人の調査から派生し、1991年に始まる「Honolulu Asia Aging Study(HAAS)」がそれ。これまで、3700人以上の日系男性を対象に追跡調査が行われてきた。死亡例は同意を得た上で、「剖検」を実施している。

  • アベノミクス相場のチェックポイント

    山崎 元のマネー経済の歩き方
    アベノミクス相場のチェックポイント

    2013年2月9日号  

    総選挙が決まってから、安倍政権の経済政策に期待が集まり、円安と株高が急激に進んだ。初めは懐疑論もあったが、今やほとんどの一般雑誌が「株価はまだまだ上がる」という論調になった。そうすると雑誌が売れるのだという。目下の市況を「アベノミクス相場」と呼ぶとして、当面のアベノミクス相場と付き合う上でのチェックポイントを挙げておこう。まず、「インフレ目標2%」がどのくらい強く日本銀行を拘束するか、その程度の機微が重要だ。

  • 人質事件の対応と相次ぐ失言で露呈する安倍政権の脆さ

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    人質事件の対応と相次ぐ失言で 露呈する安倍政権の脆さ

    2013年2月2日号  

    第2次安倍晋三政権が発足して26日でちょうど1カ月。安倍自身が「ロケットスタートを切りたい」と公言したように、日本経済は円安・株高に動く。各メディアの内閣支持率も60%台で推移し、出足は快調そのものだった。しかし、「好事魔多し」──。しかも安倍が得意分野と位置付ける外交で思わぬ展開に遭遇した。安倍を襲った試練は言うまでもなくアルジェリアの人質事件。首相就任後、初めての外国訪問先のベトナムでその第一報がもたらされた。

  • 製造業においても「減反政策」が必要

    野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
    製造業においても 「減反政策」が必要

    2013年2月2日号  

    政府は11日、事業規模20.2兆円の緊急経済対策を決定し、大型補正予算を編成することとした。この政策の最大の問題点は、対症療法的な需要追加によっては、日本経済が抱える構造問題を解決できないことだ。それだけではない。需要追加方式は、持続可能性がないのだ。以下では、まずこの点について論じよう。そして、本来必要とされるのは、需要追加ではなく、供給能力削減であることを主張する。

  • テロ犠牲者情報の開示は正しい必ずや公益に役立たせてほしい

    櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
    テロ犠牲者情報の開示は正しい 必ずや公益に役立たせてほしい

    2013年2月2日号  

    かつて私は住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の構築に強く反対した。国民に一一桁の番号を振り、同番号の下に個人情報を統合してコンピュータに入力し、全国三三〇〇自治体(当時)をつなぐ巨大なネットワークに拡大するというのが政府の考えた住基ネットだった。

  • 衝撃と瓦解(第51回)

    連載小説 ハゲタカ4 『グリード』
    衝撃と瓦解(第51回)

    2013年2月2日号  

    ベストセラー『ハゲタカ』のシリーズ4作目。作家・真山仁が金融業界の裏側を赤裸々に描き、人間の強欲「グリード」の本質に迫る!

  • ゴルフスウィングは回転でなく直線運動をイメージしよう!

    鹿島田明宏の「脱」セオリーで飛距離アップ!
    ゴルフスウィングは回転でなく直線運動をイメージしよう!

    2013年2月2日号  

    ゴルフスウィングは軸(背骨)を中心とした「回転運動」であり、トップで肩を90度回す、ダウンスウィングで腰を切る(回す)、フォローでクラブを左に振る、といった回転にまつわるセオリーが数多く存在します。それらのセオリーを信じて、忠実に実践している人が多いのではないでしょうか。ところが回転運動を意識し過ぎるあまり、飛距離アップどころか、かえって飛距離をロスしている人が少なくありません。

  • セルフメディケーションは根付くか? 医療用高純度EPAが店頭へ

    カラダご医見番 ライフスタイル編
    セルフメディケーションは根付くか? 医療用高純度EPAが店頭へ

    2013年2月2日号  

    昨年師走28日、脂質異常症・閉塞性動脈硬化症治療薬「エパデール(イコサペント酸エチル)」のスイッチOTCの製造販売が承認された。生活習慣病薬のスイッチは国内初。是非をめぐる審議会では真っ向から反対する日本医師会と、賛同する日本薬剤師会との溝が浮き彫りになった。スイッチOTCは、医療用医薬品として使われていた薬を薬局で店頭販売できる一般用医薬品へ転用したもの。安全性、有効性に問題がないと判断された薬剤に限る。エパデールは魚油素材の高純度EPA。安全性の問題はほとんどなく、今回の承認で長期の有効性が裏付けられた薬剤を手軽に利用できるようになったわけだ。

  • 読書会形式の投資勉強会のすすめ

    山崎 元のマネー経済の歩き方
    読書会形式の投資勉強会のすすめ

    2013年2月2日号  

    投資の「理解力」を身に付けるには、どうしたらいいのか。大きく分けて、独学と、グループで勉強する方法がある。強靱な知性と、自分の理解を自分で疑うことができる高度な客観性を持っている人の場合、独学でもいいかもしれないが、投資の原則にはほうぼうに誤解しやすいポイントがある。グループ学習が有効だろう。

  • 安倍内閣の政策は右傾化でなく左傾化

    野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
    安倍内閣の政策は 右傾化でなく左傾化

    2013年1月26日号  

    メディアは移り気である。変化には多大の興味を示すが、底に横たわる不変の事態には関心を持たない。「状況は昨日と同じです」ではニュースにならないからだ。株価も為替レートも、昨日と比べての変化が最大のニュースだ。政権交代も大きな変化だから、報道の注目は集まる。それによって株価や為替レートが動けば、売買によって利益を上げられるから、さらに注目が集まる。総選挙前後からの経済報道は、こうした側面に終始した感がある。

  • 自国を自力で守る姿勢を鮮明にし アジア諸国と連携を強化する首相

    櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
    自国を自力で守る姿勢を鮮明にし アジア諸国と連携を強化する首相

    2013年1月26日号  

    「中国人民解放軍を平時において積極的に活用する」「軍事闘争への備えを優先する」 これが習近平・中国共産党総書記が繰り返し強調する考え方であり、後述する中国の尖閣諸島問題に関連する対日強硬政策の主因でもある。習氏は前任者の胡錦濤、江沢民両氏と異なり、まもなく党中央軍事委員会主席のポストも手にし、政権発足当初から党と軍の実権を掌握する。前任者の二人が自らの政権を樹立した後も二年ほど、党中央軍事委員会主席のポストを手に入れることができなかったのとは対照的だ。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    〆切で積んでるエルデンリングDLC、早くクリアしなくちゃ

     大人になりゲームから離れていた私の元に結婚祝いとしてWiiが来たのは2008年のこと。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のとりこになり、エンディングでは床に崩れて大泣きし、それからずっとゲームが大好きです。今回「ゲーマーの平均年齢は37歳」と知って安堵したのは内緒です。
     生まれた子どもは知育ゲームとマインクラフト、Robloxに夢中。わが家の娯楽の真ん中にゲームはいます。
     今号の特集では、依存症の問題は取り上げませんでしたが、産業・文化・社会の中で重要性を増すゲームと、どう付き合うかを、多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。さて、〆切終わったしそろそろエルデンリングDLCクリアしなくちゃ。

  • 編集部 片田江康男

    寒さに負けないゲームのコンテンツ力

     自宅近くの公園を通りかかった際に、小中学生5~6人が公園のベンチに下を向いて座っていました。手にしていたのはNintendo Switch。お菓子や飲み物まで用意して、寒空の下で没頭していました。
     私が子どもの頃は、ゲームを持っていて、家に上がっていい友人宅に集合したものでしたが、新型コロナウイルスのまん延を経て、そんな遊び方はなかなか実現しなくなったようです。
     それにしても、寒風吹きすさぶ中でも、子どもたちを夢中にさせるゲームのコンテンツ力には脱帽です。私も読者の皆さまが夢中になる特集をお届けできるよう、精進してまいります。2025年もよろしくお願いいたします。

最新号の案内2025年1月18日号

表紙

特集日本のゲーム

半導体や鉄鋼並みの外貨獲得力を持つ日本のコンテンツ産業。その中で最大規模を持ち、成長を続けるのがゲームだ。世界市場は2028年には50兆円にも届くといわれており、外貨獲得産業として国も支援に乗り出した。一方、業界の「ゲームシステム」は急速に…

特集2役所&日銀出身の社外取締役報酬ランキング

社外の客観的な目が企業経営にとって重みを増す中、社外取締役が役人の有望な再就職先となっている。「行政経験を積み、企業経営にも一定の理解がある官僚OB・OGは貴重」との見方がある一方、「形を変えた天下り」といった否定論も。彼らが高額報酬に見合…