記事一覧:連載4635

  • 新年度1カ月後に起こる「人疲れ」克服法

    采配【第二幕】
    新年度1カ月後に起こる 「人疲れ」克服法

    2013年5月25日号  

    新年度も1カ月が過ぎた。新社会人や新入生は高揚感と緊張感が解け、新たな環境に不安も感じ始めた人もいるのではないか。プロ野球界も例外ではない。順調に走ってきた新人や若手選手が、ちょっとつまずくのも今頃だ。かくいう私も、34年前にロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)へ入団した際、こんな気持ちになっていた。「こりゃ2、3年でクビになるな」

  • 3対7の比率でフォロースルーを大きくすれば飛ぶ!

    鹿島田明宏の「脱」セオリーで飛距離アップ!
    3対7の比率でフォロースルーを大きくすれば飛ぶ!

    2013年5月25日号  

    高度なテクニックをマスターしなくても、スウィングのイメージを変えるだけで飛距離を伸ばすことができます。それはスウィングアークの比率を変えて、バックスウィング側を「3」、フォロースルー側を「7」にするというイメージです。力のかけ方もこの3対7の比率にしてクラブを振ってみましょう。体を大きくひねったり、手でクラブを振り上げたりすると「3」のバックスウィングにならないので、イメージとしては、クラブを飛球線後方に真っすぐ引くだけでOKです。

  • 【第1次世界大戦勃発】“大正新時代の天佑”で対外債権を持つ一等国に

    週刊ダイヤ 日本経済100年
    【第1次世界大戦勃発】 “大正新時代の天佑”で 対外債権を持つ一等国に

    2013年5月25日号  

    「ダイヤモンド」創刊翌年の7月、欧州で世界大戦が勃発した。当時、この戦争が「第1次世界大戦」になるかどうかは誰も知り得ないので、「欧州大戦」「欧州の大乱」などと誌面では表記されている。また、開戦当初はすぐに終息するだろうと思われていたためか、誌面に「戦争」の文字を見いだすことすら難しい。戦争が長引き、日本経済にも次第に影響が出始め、それが誌面でも取り上げられ始めたのは、1915(大正4)年の秋ごろからであった。

  • 海外メディアが安倍政権に懸念問われる近隣外交のしたたかさ

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    海外メディアが安倍政権に懸念 問われる近隣外交のしたたかさ

    2013年5月18日号  

    大型連休明けの7日早朝、1人の政治家の訃報が届いた。元官房長官の五十嵐広三(87)である。五十嵐の名が全国に知られたのは1969年。当時、五十嵐は北海道・旭川市長を務めており、日本で初めて旭川平和通商店街に「歩行者天国」を導入した。そして今や国民的な人気スポットになった旭山動物園も五十嵐が創設したものだ。

  • 物価目標達成なら経済は大混乱する

    野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
    物価目標達成なら 経済は大混乱する

    2013年5月18日号  

    日本銀行は、消費者物価上昇率2%を2年以内に実現するとしている。その実現可能性に多くの疑問があるが、問題はそれだけではない。仮に実現すれば、今度は経済の別の面で深刻な問題が起こる危険性が高いのだ。

  • 韓国の朴大統領の統治が日本にとって危機である理由

    櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
    韓国の朴大統領の統治が 日本にとって危機である理由

    2013年5月18日号  

    韓国の朴槿恵大統領が初の外遊で米国を訪れ、七日、オバマ大統領と会談した。彼女は首脳会談の席で、オバマ大統領が北朝鮮の核問題で日米韓の緊密な連携が必要だと語ったのに対し、「北東アジア地域の平和のためには日本が正しい歴史認識を持つべきだ」と応じた。首脳会談の席で他国の歴史認識を批判するという異例の姿勢は、首脳会談に続く共同記者会見でも明らかになった。オバマ大統領が「米国のやるべきこととして、韓国および日本と引き続き緊密に協力していく」と述べたのに対して行われた朴大統領の発言は、日米韓の協力を困難にするだけでなく、韓国の未来をも危うくするものだった。

  • 焼き鳥の後に味わう幸せ

    最強一皿図鑑
    焼き鳥の後に味わう幸せ

    2013年5月18日号  

    絶妙な火加減でとろとろになった卵が丼全体を覆う。濃厚な奥久慈軍鶏の卵としっとりとした鶏肉。その姿は、食べるのがもったいないほど美しい。箸を差すほどに幸せがこみ上げる。

  • 【「ダイヤモンド」創刊】数値に基づく「算盤主義」で“経済戦”の時代を先導

    週刊ダイヤ 日本経済100年
    【「ダイヤモンド」創刊】 数値に基づく「算盤主義」で “経済戦”の時代を先導

    2013年5月18日号  

    今から100年前の1913(大正2)年5月10日、「ダイヤモンド」が産声を上げた。創刊当初は月刊誌で1部10銭。当時最もポピュラーであった、たばこの「敷島」が20本入り10銭で同額であった。「敷島」は日露戦争の戦費調達の一環として1904年に発売されたものであったが、「ダイヤモンド」の発刊も日露戦争後の社会情勢を抜きには考えられない。

  • 暗黒の騎士(ブラック・ナイト)(第65回)

    連載小説 ハゲタカ4 『グリード』
    暗黒の騎士(ブラック・ナイト)(第65回)

    2013年5月18日号  

    ベストセラー『ハゲタカ』のシリーズ4作目。作家・真山仁が金融業界の裏側を赤裸々に描き、人間の強欲「グリード」の本質に迫る!

  • 誰でも「即」検索上手になれるアプリ

    デジビジ覚え書
    誰でも「即」検索上手になれるアプリ

    2013年5月18日号  

    本連載では、アプリからガジェットまで、仕事に役立つデジタル関連の情報を取り上げていく。第1回は、スマホでの検索が驚くほど効率的になるアプリ「検索ハブ」(iPhone、250円)を紹介しよう。その名の通り、さまざまな検索作業の“仲立ち”をするアプリである。

  • あのときの黒田総裁

    フロンティアの横顔
    あのときの黒田総裁

    2013年5月18日号  

    今から11年前の2002年2月。当時、財務省の黒田東彦財務官に初めてお会いした際、テレビカメラの前ではどのような話しぶりを見せる方なのだろう、と内心不安だった。ドイツの経済学の原書をも読破してしまうほどの博識だと聞いていたからだ。前任者の榊原英資氏が公にダイナミックな持論を説くことが多かっただけに、その陰に隠れたことも相まって、控えめな方との印象が強かった。が、ひとたびカメラを向けられると、穏やかながらも論点は明確で、静かに人を惹きつける「華」があった。

  • 誰にでも通ずる理屈が基本

    采配【第二幕】
    誰にでも通ずる理屈が基本

    2013年5月18日号  

    2011年11月16日、ナゴヤドーム。私が率いる中日ドラゴンズと福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズ第4戦は、2対1とソフトバンクのリードで6回裏を迎えた。ドラゴンズは、先頭の森野将彦がレフト前ヒットを放つと、トニ・ブランコ(現・横浜DeNAベイスターズ)が二塁打で続き、無死二、三塁という大きなチャンスを築く。打席には五番の和田一浩。スタンドが大いに沸き上がる中、和田は相手投手の投球をよく見極めて四球で歩く。無死満塁。一打逆転を期待するドラゴンズファンから大きな歓声が上がった。「参ったな」──。

  • 裸足感覚の追求は慎重に最新シューズで外傷リスクが増加

    カラダご医見番 ライフスタイル編
    裸足感覚の追求は慎重に 最新シューズで外傷リスクが増加

    2013年5月18日号  

    昨年末の笹川スポーツ財団の調査によれば、日本国内のランニング人口は1000万人を突破。2007年の東京マラソン第1回大会時点では、600万人前後と推計されていたので、1.6倍に増えている。ブームに乗ってシューズやウエアの種類も増えた。最近人気なのは「裸足(はだし)感覚」の再現をうたったベアフット・シューズ(以下BF)だ。5本指に分かれたタイプや、親指セパレートの足袋(たび)型など各社各様に工夫を凝らしている。

  • ダウンスウィングで右手を離すことがきますか?

    鹿島田明宏の「脱」セオリーで飛距離アップ!
    ダウンスウィングで右手を離すことがきますか?

    2013年5月18日号  

    コースに出ると、ボールに当てようとする気持ちが強くなり、ダウンスウィングで上体が突っ込んでしまう。結果、クラブヘッドが走らずに飛ばなくなる、というのがアマチュアの悪い癖です。今回はこのミスを修正して、飛距離アップを実現するドリルを紹介します。

  • コペンハーゲンで遭遇したトラウマ必至のトイレ事故

    ネンドの鮮度「デザイン目線」タテヨコナナメ
    コペンハーゲンで遭遇した トラウマ必至のトイレ事故

    2013年5月18日号  

    海外出張。トイレに入っていきなり小便器に大便が入っていたら、皆さんはどうしますか? 自分は三つの可能性を考えます。1.とんでもない非常事態に陥った2.文化の違いによる誤解3.凡ミスお初にお目にかかります。デザイナーの佐藤オオキと申します。

  • 内政順調も外交は一転視界不良大型連休が安倍の胸突き八丁

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    内政順調も外交は一転視界不良 大型連休が安倍の胸突き八丁

    2013年5月11日号  

    会期150日間の通常国会をマラソンに例えるなら、ゴールデンウイークはちょうど折り返し点に当たる。首相の安倍晋三が政権の座に返り咲いてから数えて4カ月余。安倍が発足時に宣言した「ロケットスタート」は想定以上に成功している。安倍は後方のランナーの姿が見えないほどの独走状態で折り返した。

  • 合祀を気にしていなかった中国定型化した報道はウンザリだ

    櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
    合祀を気にしていなかった中国 定型化した報道はウンザリだ

    2013年5月11日号  

    四月二二日、春の例大祭で靖国神社に詣でた。春も秋も、例大祭のときは澄んだ冷たい空気が御社(みやしろ)を包んでいるように思う。空は晴れやかな青磁色、きりりとした空気が緊張感をもたらし、祖国に殉じた人々の魂が私たちを見つめていると感じる瞬間である。それにしても靖国神社に政治家が詣でることを伝える日本のメディアの報道ぶりは少々常軌を逸しているのではないか。安倍政権の閣僚が参拝したこと、また二三日朝、多くの国会議員が参拝したことを、各メディアはさも重大な誤りであるかのように報じ続ける。国会議員を含む日本国民はむしろ靖国神社に詣でるべきであるが、そのような見方は提示せず、専ら中国や韓国が強く反発すると伝えるばかりだ。

  • 無謀な金融緩和で国債リスクが増大

    野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
    無謀な金融緩和で 国債リスクが増大

    2013年5月11日号  

    日本銀行の新しい金融緩和政策によって、これまでの日本の金融システムにあった安定性が攪乱された。株高と円安が進んでいるので、「市場は歓迎している」と一般には受け止められている。しかし、その裏で、巨大なリスクが膨らんでいるのだ。これまでの日本の状況は、次のようなものであった。日本の長期国債の代表銘柄である10年債の場合を考えると、銀行が買って7年間程度保有し、日銀に売る。金利低下(国債の流通価格上昇)が続いていたため、安く買った国債を高く売ることになり、売買益が発生する。金融機関の利益のかなりが、これによる。この状態が健全かどうかは別として、ある種の均衡状態が形成されていたのは事実である。

  • 暗黒の騎士(ブラック・ナイト)(第64回)

    連載小説 ハゲタカ4 『グリード』
    暗黒の騎士(ブラック・ナイト)(第64回)

    2013年5月11日号  

    ベストセラー『ハゲタカ』のシリーズ4作目。作家・真山仁が金融業界の裏側を赤裸々に描き、人間の強欲「グリード」の本質に迫る!

  • 巨大製薬会社の特許権にインドが下した賢明な判断

    スティグリッツ教授の真説・グローバル経済
    巨大製薬会社の特許権に インドが下した賢明な判断

    2013年5月11日号  

    知的財産権は、イノベーションへのインセンティブである一方で、消費者に価格を転嫁し社会的厚生を犠牲にしている。バランスの取れた知的財産体制づくりが急務だ

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    〆切で積んでるエルデンリングDLC、早くクリアしなくちゃ

     大人になりゲームから離れていた私の元に結婚祝いとしてWiiが来たのは2008年のこと。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のとりこになり、エンディングでは床に崩れて大泣きし、それからずっとゲームが大好きです。今回「ゲーマーの平均年齢は37歳」と知って安堵したのは内緒です。
     生まれた子どもは知育ゲームとマインクラフト、Robloxに夢中。わが家の娯楽の真ん中にゲームはいます。
     今号の特集では、依存症の問題は取り上げませんでしたが、産業・文化・社会の中で重要性を増すゲームと、どう付き合うかを、多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。さて、〆切終わったしそろそろエルデンリングDLCクリアしなくちゃ。

  • 編集部 片田江康男

    寒さに負けないゲームのコンテンツ力

     自宅近くの公園を通りかかった際に、小中学生5~6人が公園のベンチに下を向いて座っていました。手にしていたのはNintendo Switch。お菓子や飲み物まで用意して、寒空の下で没頭していました。
     私が子どもの頃は、ゲームを持っていて、家に上がっていい友人宅に集合したものでしたが、新型コロナウイルスのまん延を経て、そんな遊び方はなかなか実現しなくなったようです。
     それにしても、寒風吹きすさぶ中でも、子どもたちを夢中にさせるゲームのコンテンツ力には脱帽です。私も読者の皆さまが夢中になる特集をお届けできるよう、精進してまいります。2025年もよろしくお願いいたします。

最新号の案内2025年1月18日号

表紙

特集日本のゲーム

半導体や鉄鋼並みの外貨獲得力を持つ日本のコンテンツ産業。その中で最大規模を持ち、成長を続けるのがゲームだ。世界市場は2028年には50兆円にも届くといわれており、外貨獲得産業として国も支援に乗り出した。一方、業界の「ゲームシステム」は急速に…

特集2役所&日銀出身の社外取締役報酬ランキング

社外の客観的な目が企業経営にとって重みを増す中、社外取締役が役人の有望な再就職先となっている。「行政経験を積み、企業経営にも一定の理解がある官僚OB・OGは貴重」との見方がある一方、「形を変えた天下り」といった否定論も。彼らが高額報酬に見合…