記事一覧:連載4635件
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鹿島田明宏の「脱」セオリーでスコアアップ!
傾斜地は背骨を真っすぐにするとうまく打てる!
2013年7月20日号傾斜地からのアイアンショットは、大きなミスを犯さずに、確実にグリーンに乗せたいところです。そこで今回は、「左足上がり」と「左足下がり」の攻略術をレッスンします。傾斜地では、足場が不安定になりスウィングバランスが崩れやすくなるので、大振りはもちろん厳禁。「肩の高さ」の振り幅で、コンパクトにスウィングするのが基本です。
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ネンドの鮮度「デザイン目線」タテヨコナナメ
化粧品がまずそう!? 安心する「形状」を考える
2013年7月20日号たまにテレビをつけると、便秘解消系のお茶やサプリメントのCMが多いことに驚きます。おじさんおばさんが笑顔で「ドッサリ出ました」って、そんな報告聞きたくないですよ、ほんとに。永谷園の「広東風かに玉」のCMがその直後に流れても、さすがに食欲をそそりません。ところで、デザインにも「美味しそうな形」と「まずそうな形」があると思います。私たちは果物や野菜を選ぶとき、無意識に形や肌合い、傷み具合などからその味をある程度予測しています。これを応用すれば、工業製品のデザインについても、素材や色や膨らみのある形状など、「鮮度」の高さをユーザーにアピールすることで、生き生きとしたものが生まれるんじゃないか、と思うわけです。
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フロンティアの横顔
華僑重鎮の「人脈力」
2013年7月20日号内閣府の西村康稔副大臣は、アベノミクスについて理解してもらおうと世界中で講演している。6月28日には、浜田宏一内閣官房参与と共にニューヨークで米投資家向けに講演。今後も、数人の著名な経済学者と共に世界各地で講演を行う予定だ。そのうち、香港における講演の調整役を務めたのが、日本をよく知る香港の投資家、ヴィクター・チュー氏である。
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采配【第二幕】
指揮官は“マイナス思考”たれ 「結果」に浮かれてはならない
2013年7月20日号前回は、自分の仕事内容を結果と切り離して分析する必要性を説いた。それは選手(部下)だけではなく、監督(上司)にもいえることだ。例を挙げて説明しよう。2連勝で迎えた日本シリーズ第3戦。同点で延長に入った10回表、一死一、三塁のチャンスが訪れた。監督はベテランで器用さもある打者にスリーバント・スクイズのサイン。だが、これは相手に読まれていた。はずされたボールをファウルにしてスリーバント失敗。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
運動、血圧・脂質管理、etc. 脳卒中を予防する7つの習慣
2013年7月20日号世の中には「わかっちゃいるけど……」ということが多々ある。長年親しんできた生活習慣を変えることもその一つ。先月、医学誌の「脳卒中(Strok)」に「生活習慣を“ちょっと”変えるだけで、脳卒中の発症リスクが大きく下がる」という研究報告が載ったのだが……。同報告は米バーモント大学の内科学チームらによるもの。45歳以上の米国在住の黒人、白人、約2万3000人を対象に米国心臓協会(AHA)が推奨する7つの生活習慣の指標を使って、脳卒中の発症リスクを検討した。
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最強一皿図鑑
こだわりの日本酒と共に
2013年7月20日号上質な金目鯛をさっぱりとした薄味で煮た「金目鯛煮付」。表面の張りと美しい光沢がいかにもおいしそうだ。ふくよかな身をほぐすと、食欲をそそる甘い香りが立ち上ってくる。「酒蔵きたやま」の金目鯛煮付は、日本酒によく合う。酒が料理を引き立て、料理が酒を引き立てる。居酒屋とはこうありたいものだ。
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デジビジ覚え書
さっぱり売れないパソコンも実は大進化
2013年7月20日号パソコンの売れ行きが振るわない。Windows 8の不振が盛んに報道されているが、タブレットにユーザーが流れていることも見逃せないところだろう。そんな状況でも、夏モデルと呼ばれる最新のパソコンが登場した。特にウルトラブックが劇的に進化しているので、そろそろ買い替えを考えていた人は狙い目だ。売れ行き不振で値下がりすれば、それもまたよいタイミングだろう。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
日本よりも中国を向く 韓国の対外政策の危うさ
2013年7月13日号朴槿恵韓国大統領の中国訪問時の詳細を知るにつけ、韓国と朝鮮半島の未来が案じられる。六月二七、二八両日の北京訪問で、朴、習近平両首脳は計七時間半、会談した。中韓間には宗主国としての中国が韓国を属国として扱った過去の既視感が漂っている。顔合わせの席で朴大統領が「韓国と中国は感性が合いますね」と発言したが、かつて宗主国として支配し、二〇〇回以上も朝鮮半島を侵略した中国と、どのような具合に感性が合うのであろうか。自主独立の精神を持つ人間や国家にとってこの発言は理解できない。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
安倍が描く参院選後の課題は 族議員への対応と対中関係
2013年7月13日号どうにも盛り上がらない第23回参議院選挙が7月4日に公示された。このままでは投票率が50%を割り込む懸念もある。盛り上がりを欠く最大の理由は圧倒的な支持率を維持する与党自民党に対して中小野党が7党も乱立しているからだ。しかも、強力な選挙協力体制が組めないまま本番に突入した。とりわけ勝敗を分ける31ある定数1の選挙区選挙で、自民党好調の流れが止まらない。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
円安による費用増は すでに政治的問題
2013年7月13日号農林水産省は、円安による燃油費高騰の影響を受けている漁業者を支援するため、燃油価格が一定の水準を超えた場合に、国が価格上昇分の4分の3を負担する方針を固めた。また、牛や豚などに使われる配合飼料の7~9月販売分の価格に対して、直近1年の平均価格を上回った値上がり分を補填している基金に国が助成することを決めた。
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連載小説 ハゲタカ4 『グリード』
カタストロフィ(第73回)
2013年7月13日号ベストセラー『ハゲタカ』のシリーズ4作目。作家・真山仁が金融業界の裏側を赤裸々に描き、人間の強欲「グリード」の本質に迫る!
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週刊ダイヤ 日本経済100年
【「金解禁」問題】 議論の的となった 金解禁時の為替平価
2013年7月13日号第1次世界大戦中に金本位制から離脱していた日本であったが、1922年のジェノア国際経済会議以降、金本位制への復帰(金本位制下では金の自由な輸出入が認められるので、一般にはそのことをもって金の輸出入解禁、すなわち「金解禁」という)が本格的に議論されていった。1927年には、若槻礼次郎内閣の下で金解禁間近という動きがあったが、前号で述べた金融恐慌の発生によって金解禁はいったん頓挫した。
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デジビジ覚え書
デジタルで「手書きする」ためのポイント
2013年7月13日号夏のボーナスを狙った新製品が続々登場している。最近は、パソコンに加えタブレットにも新モデルが目立つ。デジタル製品は、シーズンごとにさまざまなトレンドが盛り込まれているのだが、今年徐々に流行の兆しを見せているのが手書きだ。ご存じのようにスマホやタブレット、パソコンさえも画面に指で触れて操作するのが当たり前になっている。さらに専用のペンを使って文字や図を書いてしまおうというわけだ。手書きは、デジタル製品がイマイチ得意ではない方にもおすすめだ。
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鹿島田明宏の「脱」セオリーでスコアアップ!
アイアンが当たらない人は ボール位置が間違っている!
2013年7月13日号今回は、アイアンとボール位置の関係についてレッスンしましょう。ドライバーのボール位置は、左脇の前、もしくは左の踵の延長線上という目安があります。しかしアイアンの場合は、数多くの番手がある上に、コース上ではフェアウェイのアンジュレーション(起伏)が加わるため、状況によって構え方が大きく変わります。このことが「ボール位置の間違い」を誘発するのです。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
飛行中に急病人が発生!! ドクターコールに75%が応答
2013年7月13日号そろそろ、夏期休暇の予定を立てる時期だろう。年末年始(2012~13年)の海外旅行客は6年ぶりに3000万人を突破したというのだから、この夏も海外旅行組は多いはず。長時間の飛行中、機内環境は健康リスクが一杯である。何といっても、機内の気圧は富士山5合目並みの低酸素状態で乾燥も厳しい。呼吸器疾患持ちは低酸素症から失神発作を起こしやすい。また、狭心症や不整脈、心筋梗塞の既往持ちは酸素の需要が増し、発作を起こす危険性がある。まして、アルコールの過飲がプラスされれば推して知るべし、である。「お客様のなかにお医者様はいらっしゃいますか?」という有名? な台詞──ドクターコールは、決してドラマの話ではないのだ。
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ネンドの鮮度「デザイン目線」タテヨコナナメ
探しものはなんですか まだまだ探す気ですか
2013年7月13日号抱えている案件数がいよいよ250を超え、1日に三つ四つデザインを手がけても追いつかなくなりました。アイデアを「考える」ヒマがないので、瞬時に「発見」しないといけません。 ところが、「確かこの辺にあったはず」の探しものが、「全く予想もしなかった」場所から忘れたころに出てくるのと一緒で、ありそうな場所に限ってアイデアは転がっていないもの。どうやらアイデアは「探さない」ほうがいいようなのです。
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最強一皿図鑑
トマトが利いた個性派
2013年7月13日号渋谷駅の西口。モヤイ像前から国道246号線を陸橋で渡り、さくら通りの坂を上る。角地の何げない雑居ビルに、人気バルの「リゾットカレースタンダード」がある。奥へと細長いフロアのカウンター18席はいつもみっしりと満席だ。グラスのワインもタパスのあれこれも“ワンコイン”が基本形。ワイワイと気の利いた小皿とグラスを重ねた後に待っているのが、店名に冠した「リゾットカレー」である。
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フロンティアの横顔
アジア人の父親的存在
2013年7月13日号マレーシアのマハティール首相は1980年代、日本の戦後の復興ぶりを見て、マレーシアに日本の小売業を誘致したいと考えた。その後、イオンが進出。以来30年がたった。現在、イオンは買収した店舗も含め、マレーシア国内で57店舗を展開している。「マレーシアに投資をするなら、イオンの周りを探せば投資案件が見つかる」と言われるまでになっている。
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采配【第二幕】
成功と失敗は紙一重 結果に惑わされない分析力
2013年7月13日号プロ野球選手の評価は、公式戦の成績で決まる。優勝への貢献度やチャンスに強いかなどプラス査定はあるにせよ、基本的には数字がすべてだ。高い成績を残したければ、人一倍練習に取り組むしかない。100本素振りをした選手に勝ちたければ、101本以上振るしかないという単純明快な世界である。ただ、いくら必死に練習しても、すべてが成果に結びつくとは限らない。私は、とりわけ分析力がものをいうと考えている。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
日本の主張に耳を傾け始めた 英国との絆を深めていく好機に
2013年7月6日号六月二六日、英国公使のジュリア・ロングボトム氏と日本の憲法改正について語り合った。彼女の関心の一つは自民党憲法改正案の意味と改正の時期だった。「朝日新聞」などの報道故か、自民党改正案は保守的過ぎないかという感じ方があるのは興味深い。自民党案は確かに「国防軍を保持する」と明記しているが、国防軍は国会と法律によって律せられる。その役割は国民、国土の防衛と国際平和への貢献で、どの国もこの種の使命を国軍に課している当たり前のことである。