記事一覧:連載4635件
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洞察 脇役が主役に変わるとき
他人が休んでいる間がチャンス 「オフは仕事を忘れろ」のうそ
2015年1月24日号「オンとオフの切り替えが大事」「オフは仕事を忘れた方が、生産性が上がる」。こんな言葉を聞くと、本当にそうなのかな、と首をかしげてしまう。
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大人のための最先端理科
【地球】 高温高圧状態を再現して 地球内部の温度を探る
2015年1月24日号灼熱のマグマを噴き出す火山。地球が生きている。そして、内部が高温であると実感させる光景だ。そう、地球の中がまだ十分に熱いことが、火山や地震の活動だけではなく、豊かな地球環境を育んでいる原動力なのだ。では一体、地球の中はどれくらい熱いのだろうか?
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
「南京事件」で米国を“洗脳”する習近平政権の邪悪な政治的意図
2015年1月17日号一月八日の「産経新聞」が一面で南京事件に関連して、「四〇万人虐殺」説を伝えた。これは米国で現在使用されている公立高校の教科書の記述だという。大手の「マグロウヒル」による同教科書には「日本軍は2カ月にわたって7千人の女性を強姦」「日本兵の銃剣で40万人の中国人が命を失った」などと記述されているそうだ。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
日本外交の今年のポイントは 米国も口を挟む安倍談話と訪米
2015年1月17日号2015年の元日以降、「戦後70年」の活字を見ない日がない。首相の安倍晋三も5日に行った記者会見で「戦後70年」に当たっての「安倍談話」を発表する意向を表明した。国内的には昨年末の「抜き打ち総選挙」で大勝を果たした安倍に死角はないといっていい。9月の自民党総裁選をめぐっても、最有力候補の1人の地方創生担当相、石破茂が不出馬を宣言。前回の総裁選で安倍と相まみえた前農林水産相、林芳正も安倍と同じ山口県出身を理由に“試合放棄”。早くも安倍の再選は動かなくなった。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
コストプッシュか 需要プルかが問題
2015年1月17日号日本銀行は、「消費者物価上昇率を2%程度にする」とのインフレ目標を掲げている。この目標は達成できるだろうか?シミュレーション分析を行うと、この答えはほぼ明らかだ。まず、期限とされている2015年4月の消費者物価上昇率は、0.4%程度になる。これは、輸入物価のこれまでの推移から、ほぼ確実に予測される。
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Key Wordで世界を読む
erasable Internet(消去可能インターネット)
2015年1月17日号ソニーの米映画子会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)へのサイバー攻撃(cyber attack)を受け、さまざまな議論が巻き起こっている。ここにきて注目を集めているのが「消去可能インターネット(erasable Internet)」だ。
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ホリエモン的常識
水素社会の“ミライ”はない?
2015年1月17日号無理やり将来性をつくろうとしているという見方が正しいかもしれません。既存の自動車メーカーは、ガソリン車のように参入障壁の大きい内燃機関技術や、それに付随するギアボックスやドライブシャフト、ディファレンシャルのような部品を多数必要とする「現状」を維持すべく、燃料電池車を普及させようとしているはずだからです。
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勝又優美の即効上達! ゴルフ再入門
「内股」スウィングでフックや チーピンのミスを直しましょう
2015年1月17日号ティーショットで、突然フックやチーピンのミスが出る、という人がいますよね。今回はその原因と対策をレッスンしましょう。球が左に大きく曲がるミスは、「膝を使い過ぎる」ことが大きな原因です。ダウンスウィングで膝を目標方向に流すように使うと、下半身が先行し過ぎてしまい、腕とクラブが振り遅れます。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
心疾患予防は減塩より減糖 1日量は25グラム以下に?
2015年1月17日号心疾患のリスクといえば、高血圧。高血圧のリスクといえば、塩分。2015年版の日本人の食事摂取基準では、18歳以上の男性の食塩摂取目標量は1日につき8グラム未満、女性は7グラム未満とされている。改定前の10年版では、男性9グラム未満、女性7.5グラム未満だったから、より低く変更されたわけだ。
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洞察 脇役が主役に変わるとき
FA改革にはドラフトを絡めよ 求められる選手と経営の共存
2015年1月17日号今回はフリーエージェント(FA)制度について考えてみたい。トップ選手が権利を行使するFA移籍は、ビジネスの世界でいえばヘッドハンティング。今オフはヤクルトの相川亮二捕手、DeNAの金城龍彦外野手が巨人に、ロッテの成瀬善久投手、日本ハムの大引啓次内野手がヤクルトに、日本ハムの小谷野栄一内野手がオリックスに移籍した。
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大人のための最先端理科
【脳科学】 ないはずのモノも見える!? 脳の宿命を知り「自分」を疑う
2015年1月17日号自分の目で見たことや経験を重んじる人と、他人やマスメディアの意見に流されやすい人──。頼りがいがあるのはもちろん、自分の体験に基づいて物事を考え、行動する人の方だろう。しかし、これはどこまで本当だろうか。
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週刊ダイヤ 日本の経営100年
【貿易摩擦】 伝統的な産業部門から 自動車・半導体へ拡大
2015年1月17日号「ジャパン・アズ・ナンバーワン」といわれた日本企業の競争優位は、海外において必ずしも高い評価を得たばかりではなかった。各国の市場で日本製品のシェアが高まるにつれて、日本の貿易収支の黒字幅は拡大し、特に欧米諸国との間で貿易摩擦が顕在化するようになった。貿易摩擦の拡大は、1981年に始まった自動車の対米輸出自主規制のような政治の介入をしばしばもたらし、一部には「ジャパンバッシング」(日本たたき)と呼ばれる事態さえ生じた。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
15年は安倍政権にとって重要な年 憲法改正に向けた議論の本格化を
2015年1月10日号安倍政権と日本にとって、二〇一五年は極めて重要な年だ。一四年末に発足した第三次政権の抱負として、安倍晋三首相は「強く誇りある日本」をつくり、「戦後以来の大改革」に「全身全霊を傾ける」決意を表明した。多くの国民が願ってきたことを明言化した決意表明は心強かった。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
橋下の維新代表辞任で揺れる 民主党による野党再編の行方
2015年1月10日号2015年の永田町は不思議な空気感が漂う中で新年を迎える。自民党議員ですら首相の安倍晋三の「奇襲解散」がいまだに「年の瀬の夢物語」のような錯覚にとらわれているかのようだ。12月24日召集の特別国会で行われた首相指名選挙はある種の虚脱感を象徴した。選挙戦を勝ち抜いた議員に共通する高揚した気分は皆無といってよかった。前3回の衆院選のような新人議員の大量当選がなかったことの反映かもしれないが、議場全体に新鮮味、緊張感はなく、いつもの法案採決の本会議と同じ空気が支配した。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
いまこそ財政再建に 正面から向き合え
2015年1月10日号総選挙を通じて明らかになったのは、「財政再建は絶望的」ということだ。安倍晋三政権は消費税増税を先送りしたが、それに対して異を唱える政党はなかった。驚くべきは、政権時代に消費税増税を決めた民主党が延期に反対しなかったことだ。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
糖尿病で脳老化が加速 血糖コントロールで歯止めを
2015年1月10日号2014年11月の「世界糖尿病デー」に合わせて国際糖尿病連合が発表したデータによると、14年現在、世界の糖尿病患者人口は3億8670万人。20~79歳の成人に限れば、12人に1人が糖尿病患者だ。日本の成人糖尿病患者は721万人で、世界ランキング10位。30年には1000万人を超えると予測されている。
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週刊ダイヤ 日本の経営100年
【ジャパン・アズ・ナンバーワン】 「解雇なし」に世界が驚く 日本的雇用調整の手法
2015年1月10日号1973~74年の第1次石油危機に続いて、1978~80年に第2次石油危機が発生した。1978年12月のイラン革命に端を発したものであり、この際にも原油価格の大幅上昇が引き起こされた。
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洞察 脇役が主役に変わるとき
選手の「価値」決める契約更改 金銭以外の“感情”を持ち込むな
2015年1月10日号オフの風物詩といえる契約更改がほぼ出そろった。プロ野球選手にとっては、来年度の給料が決まる大切な交渉の場。今回、注目を集めたのは、中日の大島洋平外野手だった。落合博満ゼネラルマネジャー(GM)との最初の交渉では、1775万円増の年俸7400万円を提示されて保留した。落合GMが就任して以来、初めての保留選手だった。
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Key Wordで世界を読む
considerable time と patience(「相当な期間」と「忍耐」)
2015年1月10日号相当な期間(considerable time)から忍耐(patience)へ──。米連邦準備理事会(FRB)は2014年12月16~17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策正常化(normalization)に向けて新たなスタンスを打ち出した。
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ホリエモン的常識
新年の抱負なんてありませんね
2015年1月10日号社長をやるつもりはありません。なぜなら、一つの仕事に忙殺されることになるからです。社長とはその会社の最高責任者です。そのため、それ以外の仕事にコミットすることは原則としてNGです。ライブドア時代に散々働き、社長業を堪能しましたので、「おなかいっぱい」という感じでしょうか。