記事一覧:連載4635件
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
多飲はお財布も身体も直撃 医療費と入院の可能性が上昇
2015年2月7日号飲酒量が多いと、医療費が高くつく──昨年12月、アルコール依存症の専門誌に金沢医科大学公衆衛生学、中村幸志准教授らの研究報告が掲載された。同研究の対象は、健康保険の被保険者で、健康診断時に毎日お酒を飲む習慣があると回答した男性(40~69歳、平均年齢53.6歳)、9万4307人。1日の飲酒量を2杯未満、2~3.9杯、4~5.9杯、6杯以上の4群に分け、1年間の追跡期間中に高額医療費が生じる可能性と、入院の可能性を検討した。
-
洞察 脇役が主役に変わるとき
堂々と頭を下げる男らしさ 広島へ復帰の新井貴浩選手
2015年2月7日号チームから出ていく選手がいれば、帰ってくる選手もいる。今シーズン、個人的に注目しているのは、8年ぶりに広島に復帰した新井貴浩内野手だ。昨シーズンは94試合で打率.244、3本塁打、31打点に終わった。阪神からは昨季の年俸2億円から野球協約の減額制限(1億円超は40%)を超える8000万円の提示を受けたが、「お金ではなく、出場機会が欲しい」と阪神退団を決めたという。そんな新井選手に救いの手を差し伸べたのが、古巣の広島だった。
-
週刊ダイヤ 日本の経営100年
【日本企業の海外進出】 ブリヂストンとDIC 大型買収で世界トップに
2015年1月31日号本格的な円高をもたらした1985年のプラザ合意を契機にして、日本の対外直接投資は急増するに至った。
-
Key Wordで世界を読む
anti-blasphemy law(反冒涜法)
2015年1月31日号連続テロ事件で襲撃された仏週刊新聞「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」が1月14日に発行した特別号。表紙にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画(satirical drawing)が再び描かれ、「神への冒涜(blasphemy)」として中東などイスラム社会で抗議の声が上がっている。
-
後藤謙次 永田町ライヴ!
中東歴訪中の安倍を狙った イスラム国の邦人殺害脅迫
2015年1月31日号オレンジ色の服を着せられた2人の日本人の間に立ち、サバイバルナイフをかざす黒服の男。衝撃的な映像が動画サイト「ユーチューブ」から流れた。黒服の男はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の一員とみて間違いないだろう。官房長官の菅義偉は2人の日本人について、すでにシリア国内で拘束が報じられていた湯川遥菜(42)と、取材のため現地入りしたフリージャーナリストの後藤健二(47)と断定した。
-
野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
円安の賃金引き下げ効果 原油価格下落で明らかに
2015年1月31日号原油価格は、2014年夏には1バレル100ドル程度だったが、15年1月中旬には40ドル台にまで下がった。数カ月で半分以下になったわけだ。1年程度の期間で見れば、異常なことのように思われる。しかし、長期的趨勢を見れば、「下がっている」というより、ここ数年上がり過ぎていたのが元に戻ったのだということがすぐに分かる。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
日本のがん医療は高水準 臓器がんの5年生存率で
2015年1月31日号昨年末、世界67カ国のがん登録データ(成人)2万5000例超を使って10種類のがんの5年生存率を比較した国際共同研究「CONCORD-2」が報告された。各国で2005~09年に診断された症例の5年生存率を見ると、日本の治療成績の良さが際立っている(ただし、日本のデータは10都道府県の登録データに限られていることに注意)。
-
大人のための最先端理科
【数学】 物理現象の理解に役立つ? 進み過ぎた数学の「秘境」
2015年1月31日号現代数学は20世紀に始まったが、それは、突出して進み過ぎた科学であった。数学というのは研究しやすい学問である。数のようにはっきりと明確に定まったものを対象としていて、しかも全て頭の中で行うことができる。
-
洞察 脇役が主役に変わるとき
よその選手と飲みに行くべきか プロ勝負を左右する個人の関係
2015年1月31日号最近のプロ野球は乱闘が少なくなったといわれる。乱闘が良いか悪いかは別にして、緊張感のある真剣勝負がプロ野球の魅力。「乱闘がないのは寂しい」というファンの声も理解できる。
-
櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
イスラム国が日本人殺害予告 事件が問う日本国の“根本”
2015年1月31日号一月二〇日に発生したイスラム国による日本人殺害予告と二億ドル支払い要求が私たちに突き付けたことの本質を考えてみたい。小欄が皆さんの目に留まるころには、事件は何らかの形で決着している可能性が高いが、事件が問うているのは、安倍晋三首相は第二の福田赳夫首相になるのかという点である。日本国の根本が問われているのだ。
-
ホリエモン的常識
マックは高価格帯に転換し 勤労意欲を高めよ
2015年1月31日号異物混入は、中国などで安い賃金で従業員を雇うことの限界を示していると思います。発展途上国に外注できた時代は価格で勝負できましたが、難しくなっているのです。
-
勝又優美の即効上達! ゴルフ再入門
「右手一本」で クリーンヒットができますか?
2015年1月31日号PW(ピッチングウエッジ)かAW(アプローチウエッジ)を右手一本で握り、腰の高さの振り幅でスウィングしてみましょう。このとき、ダフリやトップのミスなく、ボールをクリーンヒットできますか?力を入れて遠くに飛ばす必要はありません。インパクトでボールだけをきれいにヒットして、低いライナー性の打球で真っすぐ飛べば合格ですね。
-
後藤謙次 永田町ライヴ!
収まらない「佐賀の乱」の余波 減速が避けられない農協改革
2015年1月24日号「佐賀の乱」の余波が収まらない。衆院選大勝からわずか1カ月。自民党のわが世の春も佐賀県知事選の思わぬ敗北であっという間に吹き飛んだ。 「国政選挙と地方選挙は全く別物だ。地元の気持ちを無視すると手痛いしっぺ返しを受ける」 長年選挙事務に関わってきたベテラン党職員は首相官邸と自民党選対(委員長・茂木敏充)の候補者選びに苦言を呈した。副総裁の高村正彦も「負けに不思議な負けなし」と元プロ野球監督、野村克也の格言を引いて注文を付けた。
-
野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
株式の値上がり益に 課税しなくてよいか?
2015年1月24日号株価の上昇によって、株式保有者の金融資産額は、この数年間で大きく増えた。その状況は、日本銀行の資金循環統計によって知ることができる。それによると、家計の金融資産残高は、2012年9月期から14年9月期までの2年間で約141兆円増加した。増価総額中のシェアは、流動性預金が20.0%、投資信託受益証券が21.1%、株式・出資金が41.6%(うち株式が24.2%)、保険・年金準備金が13.4%だ。
-
櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
仏週刊紙襲撃事件で 世界が団結でも お寒い日中韓の「言論の自由」
2015年1月24日号イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載したフランスの政治週刊紙「シャルリー・エブド」をめぐる言論、表現の自由の戦いの激しさに、私たちは何を読み取るべきだろうか。事件は一月七日に発生。シャルリー・エブド襲撃で風刺画家五人を含むジャーナリスト八人、全体で一二人が殺害された。
-
週刊ダイヤ 日本の経営100年
【プラザ合意】 日本を襲った円高不況 素材型産業に深刻な打撃
2015年1月24日号1980年代半ばから進行した急速な円高は、日本企業の経営行動に大きな影響を及ぼした。円高のきっかけとなったのは、1985年9月に米国ニューヨークのプラザ・ホテルで開催された先進5カ国蔵相会議(G5)が、国際協調による円高誘導を決めたことであった。この「プラザ合意」以降20世紀末までの時期に日本経済は、円高不況からバブル景気を経てバブル崩壊に至る激しい変転を経験することになった。
-
Key Wordで世界を読む
safe haven bid(セーフヘイブン買い)
2015年1月24日号世界経済が混乱するなどで先行き不透明感が増すと、決まって繰り返される投資家行動(investor behavior)がある。「セーフヘイブン買い(safe haven bid)」だ。セーフヘイブンとは直訳すれば「安全な避難地」であり、金融用語としては米国債(U.S. Treasuries)など安全資産(safe assets)を意味する。この意味で、セーフヘイブン買いは「安全資産買い」と訳してもいいだろう。
-
ホリエモン的常識
ピケティ本に意味なし! 努力で成果は挙がる
2015年1月24日号私はトマ・ピケティの『21世紀の資本』を読んでいないし、特に読むつもりも予定もないので偉そうなことは言えないのですが、読んだ人の感想を聞く限りでは、貧しい人たちが「そうだ!」と言ってしまうような内容のようです。
-
勝又優美の即効上達! ゴルフ再入門
フェアウェイウッドはソールで芝を長くこすると当たります
2015年1月24日号フェアウェイウッド(以下FW)を手にすると、なぜかボールの頭をたたいてしまいトップのミスが出る、という人が少なくないようです。FWは幅が広いソールを活用するために、「レベルブローに払い打つ」のがセオリーですよね。しかし、芝の上にあるボールを直接払い打とうとすると、どうしてもすくい上げる動きが加わってしまいます。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
片足立ち、できますか? 連続20秒以上で分かれ道
2015年1月24日号家庭で簡単にできる脳疾患リスク検査をご紹介しよう。片足立ちが、それ。昨年末に報告された京都大学附属のゲノム医学センターによる研究から。同センターの田原康玄准教授らのグループは、遺伝子情報から疾患リスクを読み取り、診断に役立てる研究を続けている。今回は、表に現れる現象から疾患リスクを知る方法を検討した。