記事一覧:Book Reviews 目利きのお気に入り419件
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Book Reviews 目利きのお気に入り
やりたいことを成し遂げる 組織と人への実践アドバイス
2018年6月9日号出版社の刊行予定表を見ると、今秋から「平成本」が多くなりそうで、その“初陣”を飾ったのが『平成史』。佐藤優さんと近代思想史の慶大教授にして音楽評論家としても著名な片山杜秀さんが、平成に起きたさまざまな出来事を思想史や文化史、政治史の文脈の中で整理していきます。
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仮想通貨の最新アンチョコ ゴリラ研究第一人者の視点
2018年6月2日号分かっているようで本当は分かっていないことがたくさんあります。今の私なら、まずはベーシックインカム。
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身近に引寄せられる将来技術 仕事から広がる未来への視点
2018年5月26日号決済サービスの「ペイパル」やデータ分析会社「パランティア」の創業者で、米シリコンバレーで最も大きな影響力を持つ投資家集団「ペイパル・マフィア」の中心的人物であるピーター・ティールに迫った評伝が『ピーター・ティール』。
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覇権を握るプラットフォーム ビジネスモデルを解き明かす
2018年5月19日号フェイスブック、ウーバー、ペイパル等々。この10年であっという間にビジネスの覇権を握ったのが各種のプラットフォームビジネスで、それらの全貌を明らかにしているのが『プラットフォーム革命』です。
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4月オープンの実験書店で 取り組むヒントをくれる書
2018年5月12日号おかげさまで4月24日に、池袋駅西口のエソラ池袋にビジネス書の専門店をオープンしました。単なる新店開店ではなく、天狼院書店のビジネスモデルの課題を突き詰め、進化させるための実験店でもあります。
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どのコーナーに置こうか迷う 縦横無尽のクリエイター評伝
2018年4月28日号2020年は大阪万博から50年、この3月からは万博のシンボルとなった(正式なシンボルは別)「太陽の塔」の内部公開も始まりました。『「太陽の塔」新発見!』は、万博を知らない世代でも「絶対に見に行こう」となるに違いない著作です。
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人生を生き抜く総合知の基盤 ゴーン氏の問題解決力の根底
2018年4月21日号『埼玉県立浦和高校』は、母校での学びの振り返りにとどまらず、人生を生き抜くために用意されている「知と教育」の在り方を示した好著です。後輩と保護者向けの2回の講演と質疑応答、校長との対談で構成されています。
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多様な読み方ができるAI本 仮想通貨をめぐる現場ルポ
2018年4月14日号『AI vs.教科書が読めない子どもたち』はきっと、読む人によって多様な感慨を持つ著作だろうと思います。AI(人工知能)に絡むニュースでは、「もうそんなレベルまで来ているのか」と驚かされることが多いのですが、本書は、「AIでできること」と「AIを支える技術」を区別して考えなければならないと言います。
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AI時代に生き残るための人間ならではの力を高める
2018年4月7日号今情報があふれる割にその実態がつかみにくいAI(人工知能)。『AI vs.教科書が読めない子どもたち』には、AIの能力についての現状が正確に書かれています。「ロボットは東大に入れるかプロジェクト」を主導してきた著者は、AIの能力の限界を知り、翻って人間しか持っていないもの──「基礎的な読解力」の重要性に気が付きます。
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現場が自ら考え行動する 組織文化と目標共有のヒント
2018年3月31日号おかげさまで天狼院書店は少しずつですが業容を拡大し、マーケティングだけでなくマネジメントの構築が必要になってきました。社長としての私が社員に求めるのは「自らの手で」です。そのためにどんな組織文化が必要なのか。その一つの答えを示してくれたのが『トップも知らない星野リゾート』でした。
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睡眠・勉強の術と職場の問題 新たな会社生活のための本
2018年3月24日号ここ数年、食事術や身体強化術など“フィジカル系自己啓発本”が流行りで、睡眠術本もありますが、本書は「ベスト・オブ・睡眠術」といえます。トップアスリートたちを指導してきたスリープコーチが、究極の睡眠をもたらす7つのルールから説き起こし、90分を1こまとする1週間単位の睡眠術などを教授します。そのどれもが論理的でシンプルで、腹に落ち、難しくない。自身の眠りの状況やライフスタイルと照らし合わせながら改善できるのがお勧めの理由。睡眠術本選びで悩んだら、迷うことなく本書を。
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風邪をひかない工夫と対策 心待ちにしていた本の答え
2018年3月17日号刊行案内があってから心待ちにしていたのが『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?』。昨春、育休を終えて職場に復帰してから、本当に悩ましいと感じていた問題に答えをもらえると思ったからです。
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孤独の育み方の目からうろこ 心に刺さる「仕事の工夫」
2018年3月10日号残念ながら平昌五輪では「レジェンド」は不発でしたが、8回連続での五輪出場自体が驚愕かつ敬服すべき事実です。レジェンド自らが、その体と心の強さの秘密を明かしたのが『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』です。
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日本のものづくりの活路 都市論で問い直す日本の変化
2018年3月3日号高い技術力を誇りながら競争優位を見いだせないでいる日本のものづくり。失敗学の畑村先生が、現場を訪ね、現場に触れ、現場の人と議論して活路を探ったのが『技術の街道をゆく』です。
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四大文明の成り立ちと思考 絵画の背景をつかむ教養本
2018年2月24日号生産性向上の一つの壁になっているのが「日本的コミュニケーション」です。根回しや結論が出ない会議等々。『ラクして速いが一番すごい』は、このコミュニケーションを見据えて、ラクに、速く、正確に仕事を進める方法を分かりやすく説明します。
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静かに売れるアマゾン戦略本 もっと売れていい成功の法則
2018年2月17日号強烈な個性と特徴故に絶大な支持者がいる一方で批判者も多く、それでも「批判上等!」とわが道を行く人たちを描く『オリジナリティ』。鮨、日本酒、和食、フレンチ、農園から15人のプロフェッショナルが登場。
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麻薬撲滅のための経済学思考 アピールと説得の理論と方法
2018年2月10日号今回の一押しが『ハッパノミクス』。英「エコノミスト」誌の記者が、中南米の麻薬ビジネスの実態をレポートします。単なる潜入ルポではなく、実は麻薬カルテルが、私たちが知るグローバルビジネスと同じ手法を使うと指摘し、麻薬撲滅には経済学的な対策が必要だと訴えます。
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真のリーダーシップを教える 幕末の名代官の一代記
2018年2月3日号NHKの大河ドラマの影響もあって幕末ブームです。かく言う私自身もはまっているのですが、最新刊で一押しが『英龍伝』。警察小説の旗手であると同時に歴史小説でも遠大な世界を描いている著者による、伊豆韮山藩の名代官、江川太郎左衛門英龍の一代記。
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書店店頭でも人気の投資本 日本株の先導役の手口を学ぶ
2018年1月27日号「弱者切り捨て、競争至上主義…竹中先生のお考えは古いんじゃないですか?」「全部言ったな!!」。師弟だからこその突っ込みと本音が満載の対談本が『最強の生産性革命』。一見堅苦しく感じられる「生産性」が、実は人生を豊かで楽しいものにするという考え方をベースに対談が進みます。
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納得のインデックス投資本 名古屋発・個性派企業の知恵
2018年1月20日号過去の相場を振り返れば、申・酉年で跳ねた相場の果実が手に入るのが戌年なのだとか。ならば12年後の果実を目指して読んでおきたいのが、『お金は寝かせて増やしなさい』。著者は個人投資家ですが、インデックス投信のブロガーとして著名で、本書の内容も「この通りやっていれば問題はない」と感じるほどしっかりとしています。