記事一覧:Book Reviews 目利きのお気に入り419件
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Book Reviews 目利きのお気に入り
複雑に絡み合う現実の課題 「関係性」から本質を捉える
2012年5月5日号「関係性」をキーワードとする好著が相次いでいます。マッキンゼー出身の著名コンサルタントが新たな関係性分析を示した『循環思考』、古典の趣さえある『エコロジー的思考のすすめ』、元毎日新聞記者の著者が現在のマスメディア界の問題を書いた『「当事者」の時代』。
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成功の裏には模倣あり より素晴らしいものを創る秘訣
2012年4月21日号『模倣の経営学』は、三省堂書店でもじわじわと動き始めています。『35年間に38回のミリオンセラー〈100万個販売〉を達成した男』は、どうしても、このタイトルで手に取ってしまいます。『座右の銘 意義ある人生のために』をヒットさせたチームが今度は、『こども座右の銘』を刊行しました。
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中国撤退ラッシュの現場報告 池上本「伝える力」の真骨頂
2012年4月14日号今月の私の一押しはまず、『だまされて。』。『池上彰のやさしい経済学〈1〉しくみがわかる』は、数ある池上本の中でベストの部類に入ると確信します。『模倣の経営学』は、「よいところはまね、悪いところを反面教師にするには倣い方の作法がある」といいます。
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新しい価値を創造するための 発想法とマーケティング指南
2012年4月7日号『ビジネスモデル・ジェネレーション』は好調で、ぜひ手にしてほしい著作です。『コトラーのマーケティング3.0』は、刊行から1年半を経てなお平積みとなっています。『コトラー…』と同じころに刊行され、こちらも平積みが続くのが『ビジネスで一番、大切なこと』。
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「住まう」「働く」「生きる」が 同根であると気づかされる3冊
2012年3月31日号1年前は私も帰宅難民となり、お店で一夜を過ごしたのを思い出します。今回は東日本大震災後、“住まうこと”は“働くこと”“生きること”と別事ではないことに気づかされた3冊のご紹介です。
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テスト販売で驚きの売り上げ ビジネスモデルと職の分析本
2012年3月24日号出版にもテスト販売という手法があり、そこで驚きの売り上げを見せて本格販売を迎えたのが『ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書』と『10年後に食える仕事 食えない仕事』。
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ビジネス創造の助けとなる 腑に落ちる教訓と独自視点
2012年3月17日号哲学者は難解な言葉だけで哲学を語るわけではないし、数学者は数式だけで数学を語るわけでもない。『なぜデザインが必要なのか』をめくっていると、そんな思いを強くします。
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明治の賢人・英傑が指南する 処世の術とお金の使い方
2012年3月10日号今年、生誕150周年を迎える新渡戸稲造の三つの著作、つまり『世渡りの道』『修養』『人生読本』から、彼の思想の神髄を伝える部分をアンソロジー風にまとめたのが『運命を拓きゆく者へ』。
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社会を変える大きな力にもなる 身近な“なぜ”からの発想
2012年3月3日号今回は「身近な“なぜ”から始める」、そんな読みをしてみた3冊です。
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新たなライフスタイルは何か 併せ読めば考えが深まる2冊
2012年2月25日号今回はまず、併せて読んでいただきたい2冊をご紹介します。
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結果を出すリーダーとは? 新任マネジャーのための心得
2012年2月18日号まもなく春の人事異動のシーズンです。マネジャーへと昇格する人も多いのではないかと思いますが、そんな新任マネジャーにお薦めの3冊があります。
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民主主義をとらえ直す試み 新時代の「統治」「政府」を提起
2012年2月11日号まもなく東日本大震災から1年。震災は今まで日本社会を動かしていた“システム”の問題、“情報”の透明性・正統性などの問題を露呈しました。同時にソーシャルネットワーキングシステムによる「民」からの自治が、大きな役割を果たしました。
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成果をきちんと上げるための ビジネスマン向け売れ筋本
2012年2月4日号今月は、三省堂書店神保町本店の売れ筋から興味深い3冊をご紹介しましょう。
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家庭と仕事を両立させるための 時間を上手に使うコツ指南
2012年1月28日号家庭と仕事を両立させるために、時間を上手に使いたいというのが働く女性たちの願い。それを応援してくれるような手帳術はないかと思い悩んでいたら、ドンぴしゃの著作が出ました。女性社長としてテレビ出演でも知られる著者の思いは、私と同じでした。
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漂う閉塞感に立ち向かい 自らの足場を問いかける書
2012年1月21日号「頑張ろう日本」のかけ声と裏腹に、閉塞感や喪失感のようなものが漂っています。その事態と時代をただ呪うのではなく、自身の自立と併せて変えていく。ヨーロッパにおける若者たちの異議申し立て運動の支えとなった『怒れ!憤れ!』が翻訳されました。
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小売りに携わる人たち必読 商売の神髄は気づかいと習慣
2012年1月14日号小売りの店長さん必読の新著が相次いでいます。
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アナログの力、思考の技術 「考える」を考えるための良書
2012年1月7日号「考えるということを考える」。考えるを考えるための新しいコンセプトの良書が相次いでいます。
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熟議前提の民主主義に限界 新たな可能性を開く大胆構想
2011年12月24日号著者も「夢を語る」と言って恥じず、大胆な構想を示しているのが東浩紀さんの久びさの試論『一般意志2.0』。
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現代社会とグローバリズムを 読み解くための「資本論」
2011年12月17日号リーマンショック後の2009年、市場主義万能への対抗軸として“プチ・マルクスブーム”が起きました。そして今冬、注目すべき著作の刊行が相次いでいます。