記事一覧:カラダご医見番 ライフスタイル編405件
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
プロテインを摂るタイミング 筋トレ直後・食間vs食事中
2018年6月16日号レジスタンス運動(筋トレ)ブームに乗って、プロテイン・サプリメント(プロテイン)を摂取する人が増えている。問題はそのタイミングだ。一般に筋肉の増強を目指す人は、筋トレ後30~45分以内のいわゆる「ゴールデンタイム」にプロテインを飲むことが多い。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
大量飲酒の健康リスク 認知症発症が3倍以上に
2018年6月9日号世界保健機関(WHO)が公表している「国際疾病分類(ICD)」の現行版ICD-10では、飲酒に関わる問題を「有害な使用」と「アルコール依存症」に大別している。「有害な使用」に相当するのは、精神的、身体的な健康が実際に損なわれているケース。社会通念に反し、社会生活や家族関係の破綻、あるいは逮捕されるような状況だけでは、アルコールに関係した問題とは診断されない。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
世界一辛い唐辛子にご注意 脳血管れん縮リスクあり
2018年6月2日号激辛唐辛子を甘く見ると、相当辛い目にあうようだ。米バセット医療センターの報告。一部の人に熱烈に愛されている激辛唐辛子。毎年、世界のどこかで激辛唐辛子にかぶりつく「ホットソース・コンテスト(激辛コンテスト)」が行われている。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
家族歴がある人ほど運動を 心疾患の発症リスクが低下
2018年5月26日号先天的な心疾患だけでなく、心筋梗塞や脳卒中にも「家族歴」がある。親や兄弟姉妹に病歴がある場合、本人が脳・心疾患を起こす確率は家族歴がない人の2~4倍に上昇。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
帯状疱疹は予防できる時代に 50歳以上はワクチン接種を
2018年5月19日号疲れがたまると暴れだす「帯状疱疹」。加齢もリスク因子で50代以降に発症率が上昇し、60代でピークを迎える。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
資産損失ショックは健康リスク 無資産なみに死亡率が上昇
2018年5月12日号この数年、社会・経済的な貧困は健康を損なうことが広く認知されるようになった。健康的とはいえない食生活やヘルスリテラシーの低さ、家計に占める医療費の低さなど理由を挙げれば切りがない。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
セクスティングと10代 家庭での話し合いが必要
2018年4月28日号セクスティング、という言葉をご存じだろうか。sex(性的な)+ texting(メッセージのやりとり)からの造語で、スマートフォン(スマホ)などを介して性的なメッセージや画像をやりとりする行為を指す。恋人同士のポジティブなコミュニケーションから、リベンジポルノ、いじめ、ハラスメントまでさまざまな側面を持つ。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
子供のエナジードリンク摂取 米国スポーツ医学会が警告
2018年4月21日号欧米では販売を薬局に限定するほか、18歳未満の青少年に対する販売を禁止する法律や条例が施行されるなど、一定の制限を設ける動きが広がっている。今年3月にも、米国スポーツ医学会が公式声明として、小児の摂取に対し警告を発した。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
世界各国のパンを比較 意外に塩分が高いと判明
2018年4月14日号英国の減塩推進団体にルーツを持つ「塩と健康に関する世界行動(WASH)」が世界32の国と地域で流通する食パン──白パン、全粒.混粉パン、ナン、ピタパンなどの平たいパンを調査した結果、100グラムあたりの塩分含有量が最大2.65グラムもあったのだ。これは海水の含有量に匹敵する。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
高血糖で認知機能が低下 健康的な生活が脳を守る
2018年4月7日号高血糖が血管の内側を傷つけ「血管の障害」を引き起こすことはよく知られている。血管の内側は血液が流れやすいように「内皮細胞」でいわばコーティングされているのだが、高血糖に曝されるとコーティングが剥がれ、機能が損なわれてしまう。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
心筋梗塞の自覚症状は? 吐き気や腹痛、男女差も
2018年3月31日号報道によると、ドラマの収録後に共演者と食事に行き、ホテルの部屋に戻った時点で「腹痛」を訴えたという。その後、搬送先の救急病院で亡くなられた。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
親友に接するように… 完璧主義者は自分に優しく
2018年3月24日号春は新しい環境への期待と不安が混在する季節だ。ことに完璧主義の人は、不慣れな環境に置かれると頭から「こうあるべき」「ねばならない」と自分を追い詰めてしまう。自己批判を繰り返し抑うつ状態になるほか、失敗への不安を無意識に避けようと与えられた課題や仕事を先に延ばしてしまう。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
片頭痛持ちは脳・心血管に注意 特に診断後の数年間は節制を
2018年3月17日号日本の片頭痛人口はおよそ840万人、1対3で女性に多い。発症年齢は男性20~30代、女性30~40代が最も多く、慢性的な片頭痛に悩む現役世代は少なくない。また、女性はホルモンの関係で10代の発症率が男性のおよそ3倍にもなる。10代の少女が「頭が痛い」としょっちゅう訴えるようなら、学業に支障がでる前に頭痛外来を受診するといいだろう。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
シリコンバレーの贖罪? 元役員らがネット依存警鐘団体
2018年3月10日号インターネットやスマートフォン、ゲームの「病的な影響」を指摘する研究が相次ぎ、社会問題化している。今年1月には米アップルの大株主である機関投資家が、「過剰なスマホ使用が子供の心身の健康にどう影響を及ぼすのか」を調査するよう同社に要請。放置すれば「スマホ依存」がますます社会問題化し、同社の株価に打撃を与えかねない、というのだ。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
急性虫垂炎の治療は手術? 薬? 果たして外科医が選ぶのは……
2018年3月3日号ひと昔前は「盲腸炎」と呼ばれていた急性虫垂炎。大腸からちょこっと突起している虫垂が炎症を起こし、腸内の「悪玉菌」による二次感染が生じる。「切るべきか切らざるべきか」。外科手術のリスクは怖いが、抗菌薬治療は再発リスクがある。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
花粉症シーズンスタート 今年の飛散量は多い? 少ない?
2018年2月24日号昨秋、まったく異なる花粉飛散量予想をたて話題になった「日本気象協会vsウェザーニューズ」を覚えているだろうか。簡単にまとめると、日本気象協会の予報は「前シーズンより飛散量が多く、東北地方は前年比190%、関東甲信は同160%、東海近畿は同120%」。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
高い平熱は1年死亡リスクと関連? 男性も基礎体温を測ってみよう
2018年2月17日号一番身近な健康のバロメーター「体温」。少しでも37度を超えると「熱がある!!」と騒ぐ男性は多く、インフルエンザや風邪の症状を大げさに訴えたがる男性をやゆする「man flu」という言葉があるほどだ。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
トマト2個で肺機能を守る 「前」喫煙者でも効果あり
2018年2月10日号あまり意識しないが呼吸機能も30代から衰え始める。たとえば、息を思いっ切りはき出した際の「瞬間最大風速:ピークフロー」は年齢とともに減速し、肺活量や換気能力もじわじわ低下する。中高年以降にランニングや登山などきつめの有酸素運動がしんどくなるのは、心機能の低下に加えて、肺機能の衰えが影響するからだ。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
ナッツを食べて心疾患を予防 1日30グラムのお手軽健康法
2018年2月3日号ダイエット食品として人気のナッツ。一時の流行と冷ややかな男性が多いだろう。ところが1日30グラム程度のナッツを食べていると、心筋梗塞の発症リスクがぐんと減るらしい。米ハーバード大学公衆衛生学栄養学部門の報告から。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
ついに薬もIoT 胃液センサーで服薬管理
2018年1月27日号昨年秋、米国食品医薬品局(FDA)が服用センサー内蔵の経口薬を承認した。日本でも発売されている統合失調症の治療薬「アリピプラゾール(製品名:エビリファイ)」に0.5ミリ四方のセンサーを組み込んだもの。