記事一覧:カラダご医見番 ライフスタイル編405件
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
11月14日は世界糖尿病デー 1型糖尿病への理解を
2018年11月10日号糖尿病の95%は生活習慣の乱れや肥満が原因。しかし、およそ5%の患者は、自分の免疫細胞に血糖をコントロールする「インスリン」を分泌する膵臓のβ細胞が破壊される自己免疫疾患の「1型糖尿病(1DM)」だ。そのほか、まれにウイルス感染や遺伝子異常に関連する1DMもある。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
乳がんサバイバーの食事は? 糖質を控え、アブラナ科の野菜を
2018年11月3日号10月は乳がん啓発のピンクリボン運動期間で、街中にピンク色が溢れていた。期間中は、早期発見のみが注目されがちだが、近年は就労支援や生活指導など「その後」の毎日を支える動きが盛んになっている。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
プチ整形をする理由は? 自分自身の心地よさを追求
2018年10月27日号日本でも中高年の「プチ整形(美容整形・医療)」希望者が増えているようだ。果たして、その動機は──。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
男性は風疹ワクチン接種を 先天性風疹症候群を防げ!
2018年10月20日号関東圏から始まった風疹の流行が続いている。子供の病気と勘違いされやすいが、患者の9割は20歳以上の成人だ。特に学齢期にワクチン接種を中断された30~50代の男性が、全患者の3分の2を占める事態になっている。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
10月10日は目の愛護デー 中高年は眼の健診を
2018年10月13日号日本人が人生の途中で視覚を失う原因のトップは緑内障だ。少々古いが、日本緑内障学会が岐阜県多治見市の住民を対象に行った疫学調査「多治見スタディ(2000~01年)」によると、40歳以上で緑内障と確定診断された人は5%だった。普通に生活している中高年の20人に1人は中途失明リスクがあるわけだ。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
1日30品目神話は過去の話 米国心臓協会が声明
2018年10月6日号1985年、当時の厚生省が提唱した食生活指針に「1日30品目」というものがある。ようは多品目をバランスよく食べましょう、ということなのだが、実は、この「30」という数字にはこれといった根拠はない。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
ブリーフvsトランクス 妊活するならどっち?
2018年9月29日号米ハーバード大学公衆衛生大学院の研究グループは、2000~17年にマサチューセッツ総合病院の不妊治療センターを受診した男性656人(年齢中央値35.5歳)を対象に、下着と精巣機能との関連を調査。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
ほどほどの炭水化物で長生き!? 置換え分は植物性の食材で
2018年9月22日号昨今、すっかり悪役が定着した「炭水化物(糖質)」だが、極端に制限しても、死亡リスクが上昇するようだ。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
妊活・避妊もアプリの時代に 米FDAが医療機器として承認
2018年9月15日号米食品医薬品局(FDA)は、排卵周期に基づくバースコントロール法であるリズム法に基づくアプリ「Natural Cycles」を承認。世界で初めて同種のアプリを「医療機器」と認めた。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
飲んでも飲まなくても? アルコールと認知症リスク
2018年9月8日号認知症リスクと見なされる「飲酒」だが、全く嗜まないのもリスクになるらしい。先日、英国医師会雑誌に認知症とアルコール摂取との関連に関する「ホワイト・ホール2試験」の結果が報告された。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
入浴で循環器ケアを 睡眠不足ケアとで一石二鳥
2018年9月1日号科学誌「PLOS ONE」に載った愛媛大学の研究によると、中高年期の日本人は週に5回以上の入浴で動脈硬化リスクが低下し、血中BNP(心臓に負担がかかると増えるホルモン)の上昇が抑制されるようだ。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
小学生男子は現役アスリート 親は無理せず「給水所」役に
2018年8月25日号仏クレモン・オーヴェルニュ大学の研究チームは、8~12歳の男子12人と、19~23歳の一般成人男性12人、そして19~27歳の男性アスリート13人を対象に、年齢ごとの運動能力、運動後の回復力を比較した。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
孤独を感じる遺伝子 肥満との関連も示唆
2018年8月11日号今年初め、孤独担当大臣を新設した英国から孤独と遺伝子に関する知見が報告された。英国では、人口の1割以上にあたる900万人が日常的に孤独を感じ、その3分の2が生きづらさを抱えているという。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
フクロウ族は死亡リスク 朝型へどう切り替える?
2018年8月4日号フクロウ族は早起き鳥より死亡リスクが高いようだ。米ノースウェスタン大学の研究チームは、遺伝子型と生活習慣、環境との関連を調べる「英国バイオバンク研究」から、睡眠に関する質問に回答した43万3268人(平均年齢56.5歳、男女比はほぼ1対1)を抽出。睡眠パターンと疾病リスクの関連を解析した。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
ヒトの知能は低下しつつある? 遺伝要素より環境要因が関係
2018年7月28日号巨大脳を獲得することで独自の進化を遂げてきた人類。従来の仮説では、進化の歩みはとどまらず、人類の知能指数(IQ)は20世紀の間も着実に上昇したといわれている。この現象は世界35カ国の知能検査データを解析し、「人類の知能指数は、上昇し続ける」と結論したニュージーランド・オタゴ大学のJ.フリン教授にちなみ、「フリン効果」と呼ばれている。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
酸味はあなたを大胆にする ここ一番に梅干しを!!
2018年7月21日号日本人は成功より「失敗しないこと」を重んじる傾向があり、失敗を避けようとリスクに背を向け、何もしない、という本末転倒な行動に出がちだ。病的なリスクテイカー(リスクを冒す人)になる必要はないが、長い人生、あえてリスクを取るべき場面は幾らでもある。すくむ足を一歩進めるには、どうしたらいいのだろう。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
30歳男性の3人に1人!? 定年までに2型糖尿病を発症
2018年7月14日号日本では30歳の男性社員の3人に1人、女性社員の5人に1人は、65歳までに2型糖尿病になる可能性があるらしい。関東、東海地方に本社を置く国内12企業と社員およそ10万人が参加する「J-ECOH研究」では、糖尿病歴がない30~59歳の男女、5万3828人(男性4万6065人、女性7763人)の追跡データを解析している。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
身長と死亡リスクとの関係 高身長の男性はがんに注意
2018年7月7日号国立がん研究センターなどが実施しているJPHC研究は、生活習慣とがんや脳・心血管疾患との関係を調べている。そのJPHC研究から、「日本の成人男女は、身長が高いと脳卒中で死亡するリスクが低く、逆にがんで死亡するリスクが高い」という結果が示された。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
高血圧は血管内治療の時代へ? 腎デナベーションって何
2018年6月30日号利尿薬を含め、3種類以上の降圧剤を飲んでいるのに、目標値まで血圧が下がらない人を「治療抵抗性高血圧」という。今までは薬を重ね、生活習慣を厳しく管理するしか手だてがなかったが、高血圧を外科的に治療する「腎デナベーション」が実用化目前にある。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
アトピー性皮膚炎の最新治療 健康な皮膚の「常在菌」を移植
2018年6月23日号近年、健康な人の常在菌叢を患者に移植する治療法が注目されている。米国では、多剤耐性菌による腸炎の再発予防に腸内細菌叢の移植治療が承認され、院内感染の拡大抑制に効果を上げた。このほか、過敏性腸症候群、クローン病などの炎症性腸疾患に対する腸内細菌叢移植の研究も盛んだ。