記事一覧:カラダご医見番 ライフスタイル編405件
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カラダご医見番 ライフスタイル編
ワクワクvsイヤイヤ 就寝前の気分で睡眠に違い
2013年7月27日号子どものころの夏休み。滅多に会わない従兄弟たちと遊び回り、つい夜更かしをして怒られた経験はおありだろうか。興奮醒めやらず布団に入ってもなかなか寝つけない──。米テキサス大サウスウエスト医療センターの研究者によると、「人を含めたほ乳類はワクワクしながら起きているか、イヤイヤ起きているかで入眠までの時間が違う」という。米国立科学アカデミー論文集掲載の研究報告から。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
運動、血圧・脂質管理、etc. 脳卒中を予防する7つの習慣
2013年7月20日号世の中には「わかっちゃいるけど……」ということが多々ある。長年親しんできた生活習慣を変えることもその一つ。先月、医学誌の「脳卒中(Strok)」に「生活習慣を“ちょっと”変えるだけで、脳卒中の発症リスクが大きく下がる」という研究報告が載ったのだが……。同報告は米バーモント大学の内科学チームらによるもの。45歳以上の米国在住の黒人、白人、約2万3000人を対象に米国心臓協会(AHA)が推奨する7つの生活習慣の指標を使って、脳卒中の発症リスクを検討した。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
飛行中に急病人が発生!! ドクターコールに75%が応答
2013年7月13日号そろそろ、夏期休暇の予定を立てる時期だろう。年末年始(2012~13年)の海外旅行客は6年ぶりに3000万人を突破したというのだから、この夏も海外旅行組は多いはず。長時間の飛行中、機内環境は健康リスクが一杯である。何といっても、機内の気圧は富士山5合目並みの低酸素状態で乾燥も厳しい。呼吸器疾患持ちは低酸素症から失神発作を起こしやすい。また、狭心症や不整脈、心筋梗塞の既往持ちは酸素の需要が増し、発作を起こす危険性がある。まして、アルコールの過飲がプラスされれば推して知るべし、である。「お客様のなかにお医者様はいらっしゃいますか?」という有名? な台詞──ドクターコールは、決してドラマの話ではないのだ。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
非喫煙、非飲酒でも要注意 その胸の痛みは喉のがん?
2013年7月6日号頻繁な胸焼けは、鼻の奥から声帯にかけた「咽頭・喉頭」のがんを引き起こすリスクがあるようだ。がん予防学の専門誌に掲載された米ブラウン大学の研究から。同研究では、ボストン在住の咽頭がん患者468人、声帯にがんが見つかった患者163人と一般住民とを比較した。参加者は胸焼け症状の頻度、がんの家族歴のほか、咽・喉頭がんとの関連が深いとされる喫煙と大量飲酒に関する質問に答えた。また、同性・異性愛にかかわらずオーラルセックスで感染し、咽頭がんを引き起こす「HPV16」については、血液検査で感染の有無を確認している。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
人工甘味料でも糖尿病リスク ダイエット飲料の過飲に注意
2013年6月29日号健康的、のコンセプトで次々に登場している「ダイエット飲料」。特に人工甘味料を使ったカロリーゼロ系の炭酸飲料はすっかり定着した感がある。ところが、最近人工甘味料に関する警告的な研究報告が相次いだ。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
睡眠不足と前立腺がん 長時間の眠りでリスクが低下
2013年6月22日号先日、米国のがん専門誌に睡眠と前立腺がんとの関連についての調査が報告された。 調査では67~96歳のアイスランド・レイキャビク市在住の男性約2000人を追跡。参加者は事前に(1)睡眠薬を服用しているか、(2)ベッドに入っても寝つけない、(3)夜中に目が覚めて再び眠ることができない、(4)朝早くに目覚めてしまい再び眠ることができない、という質問に回答してもらった。5年間の追跡調査中に前立腺がんと診断されたのは6.4%だった。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
うつ病のセルフケアは運動で 単独でも薬と併せても効果的
2013年6月15日号一種の適応障害である五月病。こじれるとうつ病に進む恐れもある。うつうつとした気分や何をしても楽しくない、無関心といった気分が一日中続き、なおかつ2週間以上継続するようなら要注意である。早めに手を打つことが大切だが、かといって薬は飲みたくない。そういう方は、運動療法を試してみよう。
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ピーマン、トマトで発症予防 ナス科の植物の健康パワー
2013年6月8日号米イリノイ大学の研究者らが米国がん学会専門誌に報告した研究によると、トマトと大豆製品を一緒に摂ると、別々に食べるよりも前立腺がん予防効果がアップするらしい。研究者らは、遺伝子操作で100%前立腺がんを発症するようにしたマウスに(1)トマトパウダー、(2)大豆胚芽、(3)トマトパウダーと大豆胚芽、(4)トマトも大豆も抜きの一般食のうち一つのパターンで餌を与え、その効果を観察した。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
目覚めの一服はリスクが大!? 最低でも31分は我慢すること
2013年6月1日号先日、米ペンシルベニア州立大学の生物行動学講座の研究グループから「目覚め直後の一服は、肺がんや口腔がんの発症リスクを高める」という研究結果が、専門誌に報告された。調査は全米健康栄養調査に参加した成人喫煙者、約2000人から採取した血液サンプルと喫煙習慣を分析。その結果、その日最初のたばこを起床後30分以内に吸う人は、31分以上たってから「最初の1本」に手を伸ばす人よりも、たばこ特有の発がん物質の血中濃度が高かったのである。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
赤身肉は是か非か カルニチン論争勃発!?
2013年5月25日号健康のために、と霜降り肉より赤身肉を勧められる昨今。ところが、先日「ネイチャー医学」に赤身肉を日常的に食べると、動脈硬化性疾患リスクが高まる、という報告が載った。米クリーブランド・クリニックの研究者らが赤身肉に含まれる「カルニチン」に注目。動物実験と人を対象とした追跡調査から、カルニチンは腸内細菌に分解される過程で、動脈硬化を促進する「TMAO(トリメチルNアミンオキシド)」と呼ばれる物質を産生することを突き止めた。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
裸足感覚の追求は慎重に 最新シューズで外傷リスクが増加
2013年5月18日号昨年末の笹川スポーツ財団の調査によれば、日本国内のランニング人口は1000万人を突破。2007年の東京マラソン第1回大会時点では、600万人前後と推計されていたので、1.6倍に増えている。ブームに乗ってシューズやウエアの種類も増えた。最近人気なのは「裸足(はだし)感覚」の再現をうたったベアフット・シューズ(以下BF)だ。5本指に分かれたタイプや、親指セパレートの足袋(たび)型など各社各様に工夫を凝らしている。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
長距離はカフェインをお供に 一般常識に科学的根拠
2013年5月11日号長距離ドライブの安全を守る研究報告を一つ。先月、医学誌「BMJ(オンライン版)」に報告された研究によれば、長距離ドライブの際にお茶やコーヒー、カフェイン含有錠剤などを飲用すると、交通事故のリスクが6割減少するという。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
主に心疾患死リスクが低下 毎日のイワシで寿命が2年延長
2013年5月4日号米国内科医師会の年報に載った報告によると、ドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)など、ω(オメガ)3系脂肪酸の血中濃度が高いほど、全死亡リスク、特に心疾患死が低下するようだ。調査研究対象は、米国在住の平均年齢74歳の健康な男女、2692人。血中脂質や心血管疾患のリスク因子を調べ、1992~2008年の間、追跡した。期間中に半数以上の1625人が死亡、そのうち心血管疾患死は570人だった。また重度~軽度の心臓病が合計730例、同じく脳卒中が406例で認められた。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
顧客サービス業は要注意 バーンアウトと心臓病リスク
2013年4月20日号日本で燃え尽き症候群(バーンアウト)というと、大きな課題を克服した後の空虚な心身状態、と捉えることが多い。しかし、これは誤用。本来は医師や一部の営業職など高いスキルとモラルを要求される顧客サービス業従事者に特有の症状を指す。このバーンアウトが心臓病のリスクになる、という研究が米精神身体医学会の機関誌に報告された。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
日本発の調査研究から 緑茶とコーヒーでStop! 脳卒中
2013年4月13日号先月、米国医学誌「Stroke:脳卒中(オンライン版)」に日本の国立がん研究センターと国立循環器病研究センターの共同研究結果が報告された。それによると、緑茶とコーヒーを習慣的に飲む人は、脳卒中の発症リスクが低下するという。同研究は、1995年と98年に別々に行われた研究の参加者、8万2369人を平均13年間にわたり追跡調査。年齢は45~76歳で、男女比はほぼ半々、参加当時にがんや心血管系疾患の既往はなかったが、追跡期間中に3425人が脳卒中を発症していた。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
睡眠不足でアルツハイマーに? 生活のリズムと寝室の見直しを
2013年4月6日号何年か前、米ワシントン大学の研究グループが「睡眠不足はアルツハイマー病(AD)の発症要因」という研究結果を報告した。マウスの睡眠を意図的に奪って観察した結果、ADの発症の一因とされる「アミロイドβ(いわゆる老人斑)」の脳内蓄積が促進される、というのだ。今年3月、同じグループから英国の医学誌「JAMA神経学」に、今度は人を対象とした研究の続きが報告された。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
糖尿病予備群に朗報? 強い運動なしでリスク減少
2013年3月30日号糖尿病の発症予防には週に150分以上のウオーキングなり何なりが効果的。わかっちゃいるけどムズカシイ…と半ば開き直っている諸氏に朗報か?今月初めに欧州糖尿病学会の機関誌「糖尿病学」に報告された研究によれば、1日の生活の中でじっとしている時間を90分減らすだけで、2型糖尿病の発症リスクを週150分の運動効果に匹敵するほど、下げられるという。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
冷たいご飯で大腸がんを予防 コンビニ弁当は温めず、が正解?
2013年3月23日号お弁当、温めますか? お昼時のコンビニでは当たり前の会話。ところがここに疾病リスクが潜んでいるかもしれない。コロラド大学・がんセンターの研究グループが消化器病の専門誌に発表した研究によれば、「すし飯やパスタサラダなど、加熱後に冷ました炭水化物に含まれる“難消化性デンプン”は大腸がんを予防する可能性がある」らしい。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
サプリも適正量を守って カルシウム過剰と心疾患リスク
2013年3月16日号米国ほどではないが「疾病予防」「健康増進」目的でサプリメント(サプリ)を愛用する人が増えてきた。昨年公表された厚生労働省のアンケート調査によれば、50代以上の約3割が日常的に健康食品・サプリを利用している。購入時に最も重視するのは、「効能・効果」と「成分含有量」。一方で「安全性」に対する関心は低かった。サプリは無害、というイメージが強いのだろう。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
血管内治療の優位を示せず 脳卒中の勝負タイムは4.5時間へ
2013年3月9日号数年前、急性虚血性脳卒中(脳梗塞)の新たな救世主として話題になった「血管内治療」。脳血管に詰まった血の塊を動脈血管内から機械的に直接取り除いたり、薬で溶かすことで脳血流を再開通させる方法だ。脳卒中発作から6時間以内の治療で、後遺症の改善効果を発揮する。