記事一覧:カラダご医見番 ライフスタイル編405件
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カラダご医見番 ライフスタイル編
ADHDに「ゲーム療法」? 2製品が臨床試験へ─米国
2016年6月4日号テレビ(ビデオ)ゲームは子供の発達に悪いという認識は根強い。しかし、米国ではADHD(注意欠陥多動性障害)の症状を改善する「医療用」ゲームの承認を目指す臨床試験が始まっている。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
健康生活の王道は「食」 食事バランスガイドと死亡率
2016年5月28日号知名度は低いが、日本には国が“推奨”する食事の指針「食事バランスガイド」なるものが存在する。2005年に厚生労働省と農林水産省が策定したもので、「主食(ご飯など)」「副菜(野菜、キノコ類、イモ類など)」「主菜(肉、魚、大豆製品など)」「牛乳・乳製品」「果物」の5グループについて、1日あたりの摂取量とバランスが示されている。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
長期の避難に備えて弾性ストッキングを用意
2016年5月21日号熊本地震で注目された「エコノミークラス症候群」。車中避難中だった女性の死亡確認に続き、複数の方が病院へ搬送された。エコノミークラス症候群は、狭い空間で長時間同じ姿勢を取ることにより血液の流れが滞る状態。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
眼底検査で何がわかるの? 眼疾患、だけではありません
2016年5月14日号検診でなんとなく受けている「眼底検査」。実は血管の障害を外からじかに確かめられる唯一の検査法だ。眼底は文字通り「眼の底」。透明な組織である角膜の窓から光を当て透かして見ると、底を走る網膜血管や視神系の末端がはっきり見える。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
マインドフルネスで腰痛改善 認知行動療法と同じ効果
2016年4月30日号最近、ビジネスマンの間で話題のマインドフルネス。集中力が高まりパフォーマンス向上が期待できる、らしい。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
歯磨きが心血管疾患を予防? 毎食後で発症リスクを軽減
2016年4月23日号どうやら、お口の健康を守ることは心臓を守ることにもつながるらしい。今年はじめ、「歯磨きと心血管疾患のリスク因子との関係」をテーマにした日本の調査研究が英国医学会誌のオープン・アクセス版に報告された。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
がん=生存時代の就労を支援 治療と仕事の両立に指針
2016年4月16日号今年はじめ全国がん(成人病)センター協議会加盟16施設の治療成績をまとめた「がんの10年生存率」が公表された。全部位、全ステージ(病期)をまるめた生存率は58.8%。大腸がんを例にすると、転移がない早期なら98.8~84.4%、リンパ節転移がある進行がんでも69.6%が10年を乗り切っている。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
睡眠不足でスナック菓子を渇望 大麻並みの快楽で体重増加
2016年4月9日号睡眠不足がスナック菓子への渇望や過食を誘発することはよく知られている。その背景には、カンナビノイドと呼ばれる神経伝達物質の増加があるようだ。米シカゴ大学の研究から。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
糖尿病患者の降圧目標値は? 140mmHg未満が良いらしい
2016年4月2日号この数年、血圧の管理目標値が緩くなっている。日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2009年版」の降圧目標値は「135/85mmHg未満」だったが、5年後に出た14年版では「140/90mmHg未満」に修正された。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
コーラ1缶で薬の吸収率がアップ? 肺がん治療の分子標的薬
2016年3月26日号コーラ飲料が、肺がん治療に欠かせない抗EGFR抗体薬の薬効を向上させる、かもしれない。オランダの研究から。抗EGFR抗体薬は、がん細胞を増殖させる分子の働きを抑え、進行を食い止める分子標的薬だ。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
先に寝ていて、の一言で 妻の2型糖尿病リスクが減少
2016年3月19日号睡眠が不規則になるシフトワーカーは2型糖尿病発症リスクが高いことが知られているが、睡眠が不規則になると夜勤とは関係ない中高年女性の2型糖尿病発症リスクも上昇するようだ。米ピッツバーグ大学の研究から。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
理由はわからないけれど… 先進国では認知症が減少?
2016年3月12日号認知症が増加している。しかし、米国の疫学研究「フラミンガム心臓研究(FHS)」によると、先進国の認知症罹患率が減少し続けているらしい。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
イチゴとオレンジはEDに効く 「いかにも」サプリより効果的!?
2016年3月5日号イチゴといえば、乙女チックなアイコンの代表格だが、実は男性の性機能の健康に寄与するらしい──米国の臨床栄養学専門誌に掲載された報告から。野菜や果物に含まれる抗酸化物質「フラボノイド」は健康に良いことが知られる。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
がんの10年生存率を読む 長期戦か短期決戦かで生活設計を
2016年2月27日号がん診療、研究を実施する国公立病院など32施設が加盟する全国がん(成人病)センター協議会(全がん協)が28種類のがんの10年生存率を公表した。1999~2002年に診断と治療を受けた約3万5000例のデータで、これだけ大規模な情報公開はわが国では初めて。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
高齢者の服薬適正化にGL 安易な多剤併用に警鐘
2016年2月20日号時に老親が服用している薬の多さに驚く──「逆に身体に悪くないの?」と。実際、高齢者の緊急入院の3~6%は薬剤が原因といわれ、75歳以上の後期高齢者では15%を超える。背景には、加齢に伴う代謝能力の低下や多剤併用による「思わぬ副作用」の発症がある。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
下剤は脳・心血管疾患リスク!? 背景にストレスや運動不足
2016年2月13日号便秘がちで下剤を使用している人は、脳・心血管疾患リスクが高いようだ。大阪大学医学部公衆衛生学教室の研究から。本研究は1988~90年に、心血管疾患や脳卒中の既往がない日本在住の男女7万2014人(男性2万9668人、女性4万2346人、40~79歳)対象のデータを基にしたもの。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
ジャガイモは煮物で 2型糖尿病とフライドポテトの関係
2016年2月6日号米や麦、トウモロコシと並ぶ「世界四大作物」の一つであるジャガイモ。近代以前は飢餓・戦争時の救荒作物として多くの命を救ってきた。しかし、飽食の現代では他の3作物と同様に「悪役」のレッテルが貼られそうだ。大阪がん循環器病予防センターと米ハーバード大学公衆衛生大学院の共同研究報告から。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
世帯所得で違いがはっきり 不健康な食習慣と飲酒習慣
2016年1月30日号昨年末に発表された「国民健康・栄養調査(2014年)」によると、世帯所得で生活習慣や歯の本数に違いがあるという。本調査は厚生労働省が毎年実施しているもの。今回は、重点調査として世帯の所得を200万円未満、200万~600万円未満、600万円以上に分け、所得と生活習慣との関連を調べている。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
高脂肪食でシナプスが消失? 動物実験での話ですが……
2016年1月23日号米ジョージア医科大学の報告によると高脂肪食は脳の免疫系を担う「ミクログリア」の暴走を促し、脳機能を損なうらしい。ミクログリアは、白血球の代わりに脳内の免疫機能を担う細胞。通常は監視役に徹しているが、神経細胞(ニューロン)に異常が生じると、ニューロンの成長因子を分泌して修復を促す。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
抗がん剤の価格差は最大4倍以上 世界保健機関が18カ国で調査
2016年1月16日号この数年、抗がん剤の高騰が問題になっている。昨年末に報告された世界保健機関とオーストラリア公衆衛生研究所の共同調査では、経済状態と医療制度が類似している18カ国間でも、最大388%の価格差があることが判明した。